『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「待ってて」 #277
私じゃないとだめであってほしいから
待ってて。ちゃんと、大好きだよ。
そうやってまた、あなたを縛らせて
『待っててね』……そう言ったのに君はどんどん先へ進んでしまうんだね。
昔は君と二人で勉強も運動も競い合っていたのに、僕が少し躓いてる間に君は先へ先へと行ってしまった。
どんなに後ろから待って待ってと追いかけても、君は振り返ることなくついには頂点へと辿り着いてしまった。
僕は君の遥か下。とても惨めだった。
勉強も出来て運動も出来る人を周りの人間が放っておくわけがない。
だから君の周りにはいつも人だかりが出来ていた。
たまたま廊下ですれ違った時、君は僕に一瞥もせずに『頑張れ』なんて無責任な言葉だけを吐いて人の輪の中へ入って行った。
……もう僕は君を追いかけない。
だから君も待たなくていい。
さようなら。かつて友達だった人。
大好きだったよ。
坂の途中で
ほどけた靴ひも
君の影が遠ざかる
車が追い越す
街を
おおきな夕日が包み込む
今はまだ不安なことも多いけど
やりたいことを気の済むまでやって
日々を楽しく生きるから
今度会ったら
たくさん話をしよう
だからそれまで待ってて
貴方にずっと片想いをしていて
1度振られても想っていた。
それでも仲良くはできていたけれど
貴方からの返信が減って
冷められたなって気付いて
アタックすることは諦めた。
ただ好きでいた。
それからしばらく経って
貴方からアタックされた時は
驚いたけど嬉しかった。
待っててよかったって。
貴方を好きでいてよかったと思えた。
けれど1ヶ月も経たずに振られてしまった。
「君は悪くない、俺が悪いんだ」って。
そんな腑に落ちない終わり方あるのだろうか。
私よりいい人なんか居ないのに。
可哀想な人。
もう私は待てないからね。
待たないよ。
それに
もう貴方にとってのいい人には
なれそうにないから。
「待ってて」
その言葉は、きみを閉じ込める鍵
私はそれを知ってて戦争へと赴いたのだから
狡い男だ
私が死んでも泣く必要はない
内側から鍵を壊して出てお行き
#待ってて
題:待ってて
あのとき あなたは 待っててと
やさしく あなたは 言いました
けれども あなたは 来なかった
待てども 待てども 来なかった
あなたが あのとき 来なかった
りゆうも きもちも わからない
わたしは いまでも わからない
それでも じかんは ながれゆく
待ってて
私って必要?
誰かの役に立ててる?
邪魔しかしてないんじゃないかな
私がいることでプラスになることなんてあるのかな
いつもみんなを待たせてばっかり。
「ちょっと待って」が口癖で
「待ってて」って言われてばっかりで
迷惑かけてはみんなの成長を妨げる害でしかない。
考えれば考えるほど害悪だ。
私なんていなければ、みんなもっと幸せだったろう。
いくら待っててもらっても、
私が皆に追いつけるはずないのにね笑
待ってて
『僕、大人になったらみさきお姉ちゃんと結婚する!』
『そっか、じゃあ…ゆうた君が18になるまで待ってて』
僕が5歳頃に約束した事、今も覚えてるかな
僕が一つ年が上がるたびに聞く内容は同じだった
『まだ駄目なの?…なんで18才なの?』
『まだ待っててね、これからゆうた君も、素敵な人が見つかるかもしれないし』
僕の18の誕生日が近づいた頃、僕は真剣に結婚について考えていた
最悪な出来事が起こった
昔、お姉ちゃんと一緒に遊んでいた子に聞いた話で
“みさきお姉ちゃんが事故で亡くなった”って
…僕、13年も待ってたんだよ、みさきお姉ちゃん
「待ってて」
待っててほしい、なんて私のわがままかもしれないけれど。でも、寂しがり屋で人見知りな君のことだから、あっちでも寂しくしてるんじゃないかなって思うんだ。私がいないと、いつも寂しげな顔をしていたから。
眩い太陽に手を伸ばした。少し高いところに行くだけで、こんなにも太陽が、空が近くに感じる。
君と離れて数週間。お土産話のネタはないけれど、あなたと共に過ごせるのならそんなものはなくてもいい。
たとえ行き先が地獄でも、君が隣にいるだけで私には天国に思える。
だからもう少しだけ待っててほしい。
「待ってて」
「待っててね」
と言ってどこかへ走っていくあなた
小さなただいまの前のお約束
ほんの少しの寂しさと心配を胸に 信頼の灯りをそっとつけて暖をとる
ささやかな別れとも言えない別れ
不安というには大げさだけれど 私の心は確かに揺れている
小さなあなた 頼りない足で 大きな地球の上に立っている
公園の端であなたはしゃがみ込んだ
まだ箸も持てない不器用な手で何かを探している
私はただ見守る
日々 出来ることが山のように増えていくあなた
今日は初めて 自分の意思で 私から離れた
この間まで 私の腕の中だけが世界の全てであったはずなのに 今のあなたは私と同じ世界の広さを感じてる
もしかしたら 私よりもずっと あなたの世界の方が広いかもしれない
あなたは必死に落ち葉をかけ分けてる
ふふふ 帰ったらまずはお風呂に入らなきゃいけないね
私は待っている
どんぐりでも虫でも泥団子でも葉っぱでも
あなたからのプレゼントを心待ちにして
あなたの成長にほんのちょっとの寂しさを感じながら
あなたが健やかでたくさんの幸福を見つけられるよう
願いながら
小さな冒険からの「ただいま」を待っている
待ってて
ベットに座って、雨が降っている外を眺める。
みんなが授業を受けているなか、一人保健室にいた。
望んでなんていないのに、体は言うことを聞かなかった。先に進む授業に焦りを感じながら横になる。
安心なんて程遠い、悔しさと無力さで泣きそうになった。
「待っててね。」
誰も何も言っていないのに私の心に勝手に現れては、その言葉は自分の焦りを隠すように自分勝手に叫ぶのであった。
今はまだない羽を広げて飛んでるつもり
待ってて
「待ってて」
ー待っててー
「そこで待ってて、
私は逃げない。
過去に戻ろうとも
未来に行ってしまっても
私は私を生きる。」
私が嫌いな私も私で
私が嫌いなあなたもあなたで
今を生きてる。
その先なんてどうでもいい。
ハッピーエンドだろうが
バッドエンドだろうが
そこに私はいないから。
覚えているのは
待ってて、と伝えた「私」の側に
いてくれた人。
待つ理由をひたすらに話していた人は
そのあと来なくなって、
忘れてしまった。
「人を信じることが大切だ。」
ばかり言われていては
人を信じる心が綺麗な私?
そんなものを求めてしまうけど
ある時
誰かといる時の私を、
それを感じて、受け容れて、信じられた時
待ってて、と言わずとも
君は待ってるだろうし、私も待つだろう、
そう思えた。
【待ってて】
tenpo pini ni la sina toki e ni: sina o awen lon tenpo lili.
tan ni la mi wile awen, mi ken tawa.
mi awen taso e sina la mi pilin ike ala.
ni li tan seme?
ken la mi sona e ni: sina kama tawa poka mi. ni li lon.
ken la tenpo kama lili la mi kama kute e kalama noka sina.
mi kute e kalama pi nimi mi tan sina.
mi awen taso e sina.
tan ni: sina toki e "o awen."
待ってて(オリジナル)(異世界ファンタジー)
(お題:「花束」の続き)
闘技場で戦う毎日から解放され、自由になった。
突然得た自由に戸惑ったが、とりあえず寝泊まりできる部屋と、少しのお金と、外の知識を得た。
ここは、空高くそびえるバベルの塔、その60階層。
各階に様々な研究施設があり、上層ほど優秀な者がいるという。
なので、各階層、易々と行き来はできない。
チーム戦を共に戦った後、行方知れずとなったライを探して、リンクとレッジは聞き込みを開始した。
やがて、彼は今この階層におらず、かつては観戦側にいて、おそらく上層階からの客だったであろう事が判明した。
「そんな人、牢に放り込んで戦わせる?!」
「まぁ、変人っぽかったしなぁ…」
レッジの言に異論なく、思わず納得してしまうリンクであった。
問題はふたりが上層に行けない事であった。
許可が降りない。
正攻法では、100年くらい奉仕して色々と役立って、キメラレベルをあげないと上に行けないという。
なので、レッジは塔の壁面を登ることを提案した。
「…レッジって空飛べたんだ?!」
「いや?飛べないけど?」
地上60階である。落ちたら命はない。たぶん。
外壁に足場はなく、定期的に見張りが飛んでいた。
「俺が先行して、良いところで頑丈なロープ垂らすから、登ってくるといい」
置いていかれるかと思ったが、そう提案してくれて、嬉しかった。
レッジは隠密の技に長けていた。
各階層、不法侵入を果たし、警報を避け、情報を収集し、食料や衣服をくすねてくる。
おかげで半年ほどかけて順調に80階まで到達した。
緑豊かな光差す庭園で、ふたりはついにライと再会した。
「ライ!」
駆け寄ると、こちらを振り向いた彼は不思議そうな顔をして、
「どなたですか?」
と言った。
姿も声も名前もそのままなのに、ふたりの記憶を持っていなかった。
衝撃のあまり問い詰める事もできず、すごすごと隠れ家に帰り着いたふたりは、途方に暮れた。
「あいつ、もしかして複数いるのか?」
「だとしたら、俺らを知ってるライをどう探すか」
「手当たり次第見つけて声かけていくしかないか」
とはいえ、そっくりさんも気にはなる。
彼の元に何度も通っているうちに、彼と共にいる盲目の結界治癒魔法師、ヨウと友達になった。
やがて陰謀に巻き込まれ、ヨウの命が危うくなった時、三人はまた力を合わせ、彼女を救出したのだった。
その間の、言動も、思想も、ふたりが知っているライそのものであった。
(本当に別人なんだろうか?)
リンクは疑問に思う。
そして事件が終息したところでまた、ライが消えた。
理由はヨウが知っていた。
彼は情報を集める器であると。
もっと上層に彼を使役している人がいて、その人の研究の一環らしい。
「だからたぶん、あなた方の記憶が抜かれてしまったんだと思います」
おそらく次は私の記憶も、と、ヨウは悲しそうに言った。
「何だそれ!!」
リンクは吠えた。
怒りがふつふつと湧いてくる。
「ライは納得してるのか?」
レッジが聞くと、ヨウは、
「そういうものだと思っているみたいです。でも、最近は毎回ぽっかりと心に穴が空いたみたいな気持ちになって、訳もわからず寂しいって言ってました」
「はぁ?!あいつ!!」
「記憶は取り戻せるのか?」
リンクは激昂したが、反対にレッジは冷静にヨウに聞いた。ヨウは少し考えて、
「おそらく。記憶を流す器があるって言ってましたから、残ってはいると思います。逆流させれば戻せるんじゃないかと」
「よっしゃ!」
リンクはガッツポーズをし、レッジはヨウの手を取り、一緒に行こうと誘った。盲目の彼女を守る人が必要で、それは自分たちだろうとふたりは思っていた。
足手纏いになる事を心配したヨウだったが、結局は一緒に来てくれる事になり、嬉しそうに笑った。
リンクは心の中でライに語りかける。
待ってろよ、ライ。
私たちとの事を、あれこれ思い出させてやる。
だから寂しいなんて言うな。
これからずっと、皆で一緒にいよう。
そうなれば、きっと楽しい。
―待ってて―
「――――」
その言葉は約束というより、
僕の中でひとつの季節みたいに居座った。
終わりが来ないまま、
ただ、居続ける季節。
最初の頃、僕は、
時間を数えていた。
あとどれくらい。
あとどれくらいで。
あとどれくらいしたら。
でも、ある日、
数えるのをやめた。
数えても、
減っていかないことに気づいたから。
「待つ」という行為は、
未来に向かうものだと思っていた。
でも違った。
待つというのは、
同じ場所に、
何度も自分を戻し続けることだった。
僕は、
新しい景色を見ても、
新しい人に会っても、
どこかで必ず、
この場所の温度を探してしまう。
ここじゃない、と確認して、
また、戻ってくる。
君は、
きっと覚えていない。
あのとき、
どんな声で言ったのかも。
どんな顔で言ったのかも。
もしかしたら、
本当に、
何気ない一言だったのかもしれない。
でも私は、
その何気ない一言を、
ここまで持ってきてしまった。
捨てる理由が見つからないまま。
あの日の言葉は
時間とともに薄れていく。
写真みたいに
色褪せて
ぼやけて
削れて
あの日、君が何と言ったのかも曖昧になった。
それでも。
君は。
どこかで誰かと時を過ごしている。
僕は。
ひだまりのような君の笑顔を探し続けている。
記憶から切り離そうとしても離せない。
君は僕の唯一の存在だったから。
僕には君しか居ないから。
でも、
君にとって僕は背景の一部。
僕を選ばなくても他の人がいる。
それが、とてつもなく憎い。
ずるい。
ずるいよ。
僕を選んでよ。
僕の心には君が根をはっている。
種を植えても、根だけが伸び続けて、どれだけ待っても花が咲かない。抜いても意味を持たない。
僕じゃだめ?
僕には君しかいないんだよ。
ねぇ、
幸せにするから。
僕は君をずっと待ってるよ。
帰ってきてよ。
「待ってて」って君が言ったんだから。
おねがい。独りにしないで―――
題名:【廃墟の花壇】
待ってて
自分だけを安心させて相手を不安にさせる言葉
このアプリって固定ファンとか付くんですかね?
お気に入り機能あるし、ファンがいてもおかしくはかいよな。こんなどうでもいい書き込みにファンが居るなら、自分は幸せ者過ぎますね。そのファン一生愛しますよ。どこの誰だか知らないですけど、まあそこが「書いて」の良い所だけどさ。
突然ですが!LINEの余白って気にしたことあります?
17文字で2行目に行くようになってるんですけど、18文字で送ると1文字だけ2行目に行ってしまって謎のダメージを負うんです。この前犯したダメージは「結婚詐欺するだけで一億は安いものだぜ」これ「ぜ」って絶対要らないのに間違えて送ってしまった。日々のちっちゃな悩みです。
だからいつもLINEを送る時葛藤してます。どこの文字変えたら17文字ぴったりだろうって探してます。「こんな事考えてる自分可愛い過ぎ!」とか脳内でほざいてるので、いつもツッコミを入れて平常を保ちます。
だって常識人ですからね。
待ってて(?)
気になる彼の先輩が、この場所に彼が困っていると教えてくれた。
「彼を助けてあげてくれる?」
そう笑顔で修理代を先に払ってくれる。
ちょうど手が空いているのは私だけで、私が彼をどう思っているか、知らない……よね?
「早く行ってあげて」
彼の先輩は私の心を見通すように柔らかく微笑んでくれた。
気づかれているのかもしれない。
だとしたら、私はこの人に背中を押されている、そう思った。
私は深呼吸をして心を決めて彼の先輩を見つめた。
「はい、行ってきます!」
私は急いで出かける支度をして職場を出て、バイクにまたがった。
待っててください、今行きます!
おわり
六三八、待ってて