幸せに』の作文集

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幸せに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/1/2026, 9:06:48 AM

『幸せに』

「やっぱり桜は綺麗だなぁ」桜が咲く夜、独りの少年が桜を見ていた。
「いやぁ、お前は花より団子だろ〜」
「あぁやっぱりばれちゃってたか!」
友人は僕の肩を掴みながら言った。
「僕はちょっと思いだすんだよ、あの日の事」
「あぁ、あの日か俺の母さんが他界した日だろ?」
「お前が死ぬほど泣いててさ、僕まで泣きそうになったよ」
「はは、そんな事いうなよ!母さんはきっと天国にいったさ!」
「わかってるんだ、わかってるんだけど…」
「なんだ!なんか言いたい事があるなら言えよ!」
「僕寂しいよ、お前がいなくなって」
「なに言ってるんだよ!俺はここにいるよ!」
「お花置いていくから成仏しな、親友」
そこには沢山の花があった。
「な、なんだこれ…」
「じゃーな樹」
「待ってくれ!なんで置いていくんだ…!!」
あぁ、そうか。俺は母さんが死んだ日に飛び降りたのか。母さん、俺成仏できないよ…天国で待っててくれ。
「なぁ、親友。幸せにな、死ぬなよ」
そう言われた気がした。

桜は散る事を知らなかった。

4/1/2026, 8:59:07 AM

「しあわせになってね」
今日貴方の前から命の燈火ごと消えるわたしは、この言葉が重い呪いになることを知っている。

4/1/2026, 8:51:31 AM

友達が結婚した。
華やかで、厳かで、けれど温かく柔らかい。そんないい式だったと思う。
新郎のスピーチで、彼はずっと幸せそうにはにかんでいた。
彼女を幸せにするのだと何度も繰り返して、キラキラした将来への展望を紡いでいた。
皆笑顔で、新郎新婦の幸せを祈るように温かい雰囲気だった。
僕一人だけが、笑っていなかった。
僕と彼、共通の友達は僕のことを心配して様子を伺ったりしてくれていたけれど、曖昧な笑顔に包んで全部隠してしまった。
皆が感動で泣いているのに、僕は、僕だけは、どうしようもない喪失感と、安堵と、得体の知れない感情が渦巻いている。
それがどうにも気持ち悪くて、口角を保っていられなかった。
何度も何度も魔が差しかけた。
香典を包む時、いつか別れるように四万を包みかけた。
素直に祝える気がしなくて、いっそ黒のネクタイで行ってやろうかと思った。
そんな、非道で馬鹿みたいな考えが頭を埋めて、でも怖がりな僕は結局その全てを実行することは無い。
受付の時に二人の幸せを願った口があまりに悍ましくて、でもどう見たって二人はお似合いで、口から出せなかった本音が雫となって目を覆った。
彼らはきっと、僕なんかがいなくなったって、たくさんある人生のパズルのピースが一つ欠けるだけなのだ。
気になりはしても、それが致命的な何かになることは一生無い。
でも、僕が今日失ったのは彼との全部だった。
僕の人生のパズルの根底を成していたピースが、ごっそりなくなった。
不安定になって、上にたくさん積んでいたはずの平穏が崩れていく。
白い箱に丁寧に包まれたバームクーヘンは、甘くてきっと美味しいのだろう。
僕は、やっぱりそれを食べることはできなかった。
友達の家庭の幸せと一緒に、カビて腐って、手も付けられなくなればいいと、そんなお呪いをかけてしまった。

テーマ:幸せに

4/1/2026, 8:51:04 AM

テーマ : 幸せ

 グラスに注いだ少量の熱湯を浴びて、コーヒーは静かに香り立ち、のんびりとフィルターから滴り落ちていく。蒸らすために数十秒待ってから、また少量注ぐ。これを悠長に何度か繰り返す。これが、しばしオアシスで寛ぐための温かい儀式。
 1日の始まり、ふとした瞬間、仕事と仕事との隙間、家事が一段落した後、幸せもしくは不幸の前後など、タイミングは様々。一息つける余白さえ、人生の所々で見つけられるのであればきっと、人は充分に幸せを堪能できる。

4/1/2026, 8:42:16 AM

雨上がりの桜が散って、少し水分を含みながら舞わずに落ちてゆく花弁を横目に、宗介は千代の後ろをゆっくりと歩いていた。千代の着物は桜に似た淡く明るい色だったのに対して、宗介のものは青が深く入った着物だったので桜がぴたりと着いている様子が、第二の桜の趣を感じさせた。
千代は子どもらしい無邪気な性格であり、宗介は彼女の母がそんな彼女を叱っているのをよく見た。然し宗介は彼女が桜の幹よりもずっと深い芯を心に持っていることを知っていた。
そんな幹に彼は長らく凭れかかっていたので、彼女が咲かす花の匂いも落とした花弁の形もある程度は知っているつもりだった。
こんなに長くいるのに此方に顔を向けない彼女は、顔も可愛らしい上、笑顔がまた無邪気さを感じさせるので将来何処へ行ってもやっていけると、確信はなけれども彼は何となくその様な気がしていた。

桜が舞う。花弁が落ちる。
千代が笑いながら桜を追いかけて駆けていく。
宗介はこちらを一度も振り返らない彼女の後ろを追いかけながら、心に悲しさと名残惜しさが滲ませた。
もし今自分が彼女の行く道と違う道に進んでもきっと彼女は気づかないだろう。

色々考えても結局彼女に着いてゆくのは、彼女とまだ一緒にいたいのか、それとも彼女の行く方がどうしても正解に見えてしまうからだろうかという問いは宗介の中ではまだ形を成していなかった。


多分、千代は放っておいてもずっと幸せの中で暮らしていくだろう。そもそも彼女自身が幸せそのものであるのだろう。
そんな事は分かっていながら後ろから彼女の幸せが永遠である事を願ってゆっくりと彼女だけを追っていた。
幸せになって欲しいのは彼女なのか、将又自分なのか
宗介は考えてもいなかった。
ただひとつ、散った桜は街ゆく人に踏まれて
ぐちゃぐちゃになっていた。

其れを第三の桜の趣ととるかは宗介次第である。

4/1/2026, 8:40:49 AM

私は幸せになれない。そう感じていた。
将来への漠然とした不安。無駄に高いプライド。他者嫌悪と自己嫌悪を繰り返し、幸福だという感情を無碍に扱っている。

私は精神が弱いのでこの苦しみから逃れようとして薬を服用した。

一度、とてもたくさんの量の薬を飲んだことがあった。
その時、私は死神というものを初めて認識した。
何かが私を見ている視線があったのだ。死へ手招いていたわけではなく、ただじっとこちらを見ていた。私はその視線がとても怖かった。


         —-
         ⚪️



死に対しての恐怖を突きつけられた。この世には死よりも怖いものはない、生きたい、どれだけ無様でも、生きていてはダメな人間だと思っても私は死ぬぐらいなら生きていたいと思った。
その薬の効果を乗り切り、死神も見えなくなった頃。生きていることがどれだけ幸せであるか思い知った。
死ほどの不幸なんてないのだ。
死は皆恐れているものなのだと

自分の生をわずかに肯定し始めた。

4/1/2026, 8:34:26 AM

好きな人には幸せであってほしい
辛いことが少しでも少なく、
穏やかで優しい日々を過ごしてほしい

それだけで私も幸せだし、
好きな人の幸せに貢献なんてできたら
もっと幸せ

4/1/2026, 8:33:09 AM

はあ。そうですか。そう言えばそうでしたね。
たしかに最近は人生が甘すぎた。
最近こんな思いをしてこなかったから忘れていたけれど。
やはり世界は、俺が楽に幸せになるのを見たくないらしい。

4/1/2026, 8:24:56 AM

終わってしまってから幸せに気づくことが多い。過去ばかりを見てしまう。きっと、今を大切にできていないということなのだと思う。時間を巻き戻す力が欲しい。もしくは、その瞬間に幸せを実感できるようになりたい。

4/1/2026, 8:19:01 AM

幸せに生きた

そんな言葉を信じられるほど、私は子供じゃなかった
窓を流れていく景色に緑が多くなるほど彼女の笑顔が脳裏に浮かび、吐き気がした。

社会人3年目の私は初めて法事で有給をとった。一泊二日で地元に帰り、中学の時の親友の葬式に出る予定だった

上司はもっと休みを取ったらどうだと言ってくれたが、そんな長い時間彼女の死と向き合ってはいられなかった
それほどには親しい相手だった。

五日前、母から連絡が来た。淡白な文言だった。
「美春ちゃん、亡くなったらしいよ。自殺だって」

自殺。自分で、死ぬ。

首吊りかな?と思ってる間に葬式に出る予定が私の人生に加わった。地元にいく新幹線のチケットも財布に加わった。

そこから今この瞬間までそれ以上の感想が浮かばないのは、美春の死に化粧よりわざとらしいほど強く引かれたアイラインが浮かぶからか。

美春は自由な人だった。
濃いアイラインもそう。教師に殴りかかる度胸もそう。
「ダサい!」と叫んで私の前髪を切る笑顔もそう。

頭の硬い私はそんな美春との出会いが、人生の分岐点になったとはっきりと思ってる。今ファッション関係の仕事に就いているのが何よりの証拠だ。

奇想天外の彼女の良き友人であったと自負していたし、彼女もまた私の良き友人だった。

そんな場違いな自信も遺影の前で打ち砕かれた。

なんで、なんで。
そんな疑問が鼓動と共に全身に巡った。時間が経つにつれ鼓動は大きくなり、全身をめぐり、顎の裏が震えた。
周りは今までに見たことのない配色をして、空気に気持ちの悪い動きがあるように感じた。


何も出来ずに葬式は終わり、私は美春のお母さんと話すことになっていた。

「今日は来てくれてありがとうね」
「いえ、別に、、、」

美春のお母さんと話したのは今日が初めてだった。
何度も家にお邪魔して、泊まったりもしたのに、だ。
美春曰く「自由な人だから!私と一緒!」らしい。
実際海外に飛び回って仕事をしてるらしく、日本に帰ってきたのは久しぶりらしい。
麗奈、と名乗ったその人は、雰囲気が限りなく美春に似ていた。

「恥ずかしい話、私は美春の事を何も知らないの。仕事もあったけど、お互いに話をするような関係じゃなかったし、、、」
「、、、美春が死んだ事はどうやって知ったんですか?」

一瞬ぎゅっと眉間に皺を寄せて、涙を堪えるようにした後、ゆっくり話してくれた。

「美春自身から、連絡が、っあったの」
「え?」
「お酒でも呑んでたのか、やたらテンションが高くて、『楽しんだ!もう死ぬわ!』って。何かの冗談かと思ったわ、、、」

「すぐに電話は切れてしまったのだけど、すごくやな予感がして、飛んで帰ってきたの。そしたら、、、」

「すみません、こんな事を聞いて、」
咽せるように涙を流す麗奈さんに釣られるように悲しさといつものが溢れてくる。それと一緒に怒りも溢れてくる。もう死ぬ、なんて。なんて身勝手なのか。

おそらくこまめに手入れをしているのであろう背中をゆっくりさすった。彼女の鼓動が伝わってきた。
しばらくすると「ありがとう」と涙を拭いながら顔を上げた。

「よかったら、美春の話をしてくれない?中学の友達なのよね?」
「えぇ。えっと、、、美春は、、、その、、、」

私は急に舌が回らなくなった。美春のせいで働かなかった頭が美春を思い出す事で働き始めたからだ。

ど、どうしよう。どこら辺を話せばいいのだろう。
いじめっ子殴って停学になった事などの問題の数々を、この人はそもそも知っているのか? 
死人に泥を塗る事は忍ばれる。だが、泥をなくして美春を語れない。

「美春、は、、、幸せそうな、人でした。そう。幸せに生きる!ってのが、美春の口癖でしたし」

おどおどと、ありきたりな事を言う私を不思議そうに見てくる視線が痛かった。だが、自分の中では言葉が美春の姿を作っていくのを感じた。

「学校をサボって、川に行ったことがあったんです。本当は海に行きたかったんですけど、お互いにお金がなくて、」
「あの裏山の川で?よく、、、」
「当時はなんでも楽しかったんです。コンビニでジュースを買って、川に入ったりして、一晩中騒いでたら夜が明けてて」

視線が下に落ちる。懐かしい。

ああいう遊びは大抵美春が提案した。だけどその日は私が行きたいって言ったんだ。なんでだっけ、、、

「遊んでたところから朝日がよく見えて、二人で眺めました。そこで美春が、、、」

そうだ。思い出した。その日は美春の口数がやたらと少なくて、わかりやすいなと思いつつ遊びに誘ったんだ。

なんで、なんで落ち込んでたんだっけ。
とても大切なことだった気がする。
朝日をみる美春の横顔がありありと思い出させる。

そこで何をしたんだっけ。

「えっと。それで、美春が何か言ったの?」

パチンと目の前が開けた。
五日前から萎んでいた私の体が内側からぐーっと膨らむような感覚がした。空気が体の中に入ってきたり

そうした途端、涙が溢れて仕方がなかった。
体の深いところから声が出て、胸が引き絞られるように痛んだ。
これだけ泣いた事は今までの人生でなかったから止め方がわからなかった。

「え?え?どうしたの?」
麗奈さんは大層驚いただろう。いきなりこんなになきだしたのだ泣き出したのだ。

「美春がっ、美春は、言ったんです!あの時に決めたんだ!」
「落ち着いて?美春は何をいったの?」

さすってくれる麗奈さんの喪服の裾を無遠慮に掴んで、それでもなお言葉を重ねた。
溢れて溢れて仕方がなかった。

「美春は、幸せだったんでだったんです。幸せに生きれたから、死んだんです」
「幸せだったから?」
「はい、、、はい、、、!友達が、居て。楽しい事をして、お酒を飲んで。おしゃれを、っして。幸せにっ生きたから、、、美春は、、、」
「美春が?でも美春お酒は、、、」

麗奈さんは心底わからないという顔をしていた。
この人にはそれがわからないのか、と一種の軽蔑じみた感情が湧いた。

感情がぐちゃぐちゃだった。安堵、喜び、悲しみ、失望
ただひたすらに美春の為に泣いた。

川で遊んだあの時、美春が言ったこと。

『決めたの。私幸せに生きる。したい事、やりたい事、全部やる!そして、死んだ後も幸せになれるって思ったとこで死ぬ!』

なんだよそれ。そう思ったし、そんなような事を言った気がする。美春はパッとこっちを向いて、ニカって笑った。

『どうせ死ぬんだよ、人間』
『そうだね』
『だからいいところで、死にたくない?』
『いい死に方をする為に、生きるって事?』
『それは違う〜!』
『つまりどういうことよ』
『いい生き方をするから、いい死に方ができるの!いい生き方ってのは、自分に嘘をつかないってこと!』

少し、溜めて。真面目な顔して、向き直る。

『だかだからさ。あんたも人生、いいように生きよ?』

なんだよ。まじめぶるなよ。
その言葉を大切に、今後の人生を、生きるしかなくなるじゃないか。

美春だって、嘘ついてるじゃんか。
死にたかったんでしょ?本当は。私と出会うずっと前から。

美春の人生に誰が何がどういうふうに関わっているか知らなかった。言ってくれなかった。きっと美春自身も、そんな事は大して気にしていなかったから。
美春の最大の関心は、幸せにいきること。ただそれだけだった。

死んだと聞く一カ月前、美春と電話した時を思い出す。

『私もあの町から出てね!こっちで就職したの!都会ってすごい!今、人生めっちゃ幸せ!あんたは?』
『ふふ。私も幸せだよ。おかげさまでね』

あの時の満足そうな笑い声。
美春はあの時本当に幸せになったのだ。

川で見た横顔が、遺影の笑顔に変わっていく。

ぼんやりと、不幸だったのだ。美春は。
でも私や他の人と出会って、世界を見て、本当の意味で幸せになれたのだ。だから、死んだ。

馬鹿野郎。お前はほんとに馬鹿だ。
あまりの馬鹿さに言葉に出来ない。
懐かしさすら感じる。
そうだ。これは、私を殴る父親の前に立ちはだかった時と同じ馬鹿さだ。

幸せになって終わりじゃないんだよ。そんな簡単なことすら、教えてやれなかった私はもっと馬鹿だ。

「美春。幸せに、生きたんだね」

でも、一言くらい言ってくれてもよかったよ。
気づかなかったら、どうしたんだよ。

自分の不甲斐なさ、無力さに力が抜けた。
美春の馬鹿さに、愛おしさに笑みが溢れた。


幸せに生きよう。そう思った。

幸せの先もあるって事を教えてやろう。

だから今は、泣かせてほしい。

親愛なる友人の死後を幸せにしてやる為に。

4/1/2026, 7:53:31 AM

幸せに
きっとそう
幸せに生きられているはず
けれどどこか
自分の人生を生きている気がしなくて
間違いなく幸せだと思える出来事の時は
エスプレッソの強烈な苦味のように
一瞬だけ感情がやってきて
あとはずっと
眠っているのかそれとも起きているのか
全くわからない中途半端な世界を生きているだけ
友達はそんなにいないし
恋愛は基本上手くいかないけど
自分が思っているより
大事な人は沢山いるはずだから
横浜・中華街の善隣門の言葉を心に刻んで
いつかたどり着くはずの桃源郷を夢に見る

4/1/2026, 7:39:17 AM

「不器用ですから…どうか、幸せで」
昔、高倉健さん出演のそんなCMがあった。
君にとっての幸せってなんですか
僕にできることはありますか

#幸せに

4/1/2026, 7:38:49 AM

『幸せに』 225


幸せになりなさいとは言うけれど
今の私は幸せちゃうのん?

……そも、幸せとはなんぞや?

4/1/2026, 7:28:43 AM

ハッピ−エンド。

青い瞳の来客編 最終回

屋根上生活13日目 1時50分。

トルコ猫は、屋根の右端で身を乗り出してホテルを見ている。
あの男が来るのを今か、今か、と待っている。
空腹に耐えかねているのだ。
アイツは22時に出勤なんだから、その時にすぐ俺にエサを持ってくればいいんだよ!
なのに、こんな時間まで待たせやがって!
アイツが猫ならパンチ喰らわしてるよ!
まったく奴は優先順位を分かってない!
まずは俺に挨拶をしてからエサを献上する。
これは常識だよ!
俺が美味しい物をお腹いっぱい食べて幸せになれば、みんなハッピ−になれるだよ!
まったく分かってないな!
猫は1日2食以上なの!
なのに奴は1日1食しかくれない!
しかも、魚の切り身一切れだけ!
こんなもん足りねえよ!
俺はスリムで美麗なトルコ猫様なんだよ!
ダイエットは必要ねえんだよ!
このままじゃ、栄養失調で倒れちまうよ!
奴曰く、環境に配慮してとの事だけど、いいんだよ!そんなもん!
人間に掃除させておけばいいんだよ!
すると、男が自動ドアから脚立を持って出て来た。
「エサちょうだい!お腹空いた!」
俺はニャー、ニャー、ニャー鳴いてアピールした。
男はゆっくりと瞬きをして、脚立を壁にセットして登ってきた。
そして、キャットフ−ドが入った容器を屋根に置いて降りて行った。
香ばしい匂いが漂ってきた。
俺はキャットフ−ドにがっついた。
美味い!
こんな美味い食べ物があるのか!
俺はキャットフ−ドを平らげた。
俺は脚立を片付けて、ホテルに帰ろうする男を屋根から追いかけた。
「もっとちょうだい!食べたいよ!お腹が空いているんだよ!頼むよ!」
男の背中に向けて叫んだ。
男は振り返り、笑顔で手を振ってホテルに戻って行った。
なんだよ、畜生!ケチケチしないでくれよ!
どうなってんだよ!
うん?キャットフ−ドの匂いがするぞ。
トルコ猫はキャットフ−ドの容器がある場所に戻った。
匂いを辿ると、屋根下の室外機にキャットフ−ド入りの容器が置いてある。
距離にして約150cm。
や、野郎!あんな所にエサを置きやがって!
ふざけるんじゃねえぞ!意地悪にもほどがある!
猫様を舐めんじゃねえぞ!
トルコ猫は、前足からダイブして着地を決めた。
その後、キャットフ−ドを食べ尽くした。
みたか!俺様が本気をこんなもんよ!
てっ!あら!?もしかして屋根から降りられた…。
自力でできちゃったね…。
……しまった!39日間無駄に過ごしちまった!!
(猫だと3倍の時間経過になる)
トルコ猫は跳躍し、塀を蹴った反動で地上に降り立った。
たった今から、失われた分を取り戻すぞ!!
そして、トルコ猫は何処かへ走り去った。

                
               完。 

猫の命を助ける為に給餌しました。
ご理解の程、宜しくお願い致します。

4/1/2026, 7:28:14 AM

幸せになっちゃいけない人なんて
1人もいないからね

不安になったらここにおいで

4/1/2026, 7:11:15 AM

あなたのその目が好き。

暖かい腕が好き。

柔らかな髪が好き。

低い声が好き。

幸せそうな顔が好き。

でもその幸せに私は必要無いようですね。

遠くから、見守らせてくださいね。

できたら、私に気づいてくださいね。



「幸せに」ўциа

4/1/2026, 7:09:13 AM

幸せに
「幸せになってやるもんか」
誰かへの仕返しにそう心で呟く
囁くならまだカッコいいのに
心の中で割と大きな声で呟いている自分て
ダサい、頭悪い、誰得?そう自分は損をしている
怒りに任せて自分に損な事を言っている
自分が幸せにならなくても困る人はいない
だけど…薄々気が付いている
少しは悲しんでくれる人がいる事を
甘えてる、拗ねている、駄々をこねている
「そんな事を言って欲しくない」と
誰かに言って欲しかったんだ
本当に仕返しで言うなら「幸せになってやる」でしょ
だから…ここは少し大人になろうよ
言って欲しい自分に
『そんな事、言うなよ
幸せになれよ、ひとまずビールでも飲んで
喉を喜ばせたらどうだ』
「幸せになってやるもんか」と心の中で吐き捨てた相手の背景を少し考えてみよう
何かあったのかも知れないじゃないか
言葉にしなくて良かったと心から思った

4/1/2026, 7:02:26 AM

#幸せに
お幸せに。
こんな言葉、いままで何度も聞いた。自分のことでもう手一杯なのに、うわべだけの取り繕った言葉もう聞きたくない。
みんな自分のことしか考えてないのに、心なんかこもってない言葉を掛けてホントバカみたい。それだったら何も言わなければいいのに。
だから私は嘘なんかつかない。何も言わない。
それが誰も傷つけないように私ができる唯一のこと。
絶対にうわべだけの言葉なんか掛けない。本当の気持ちを伝える。

4/1/2026, 6:55:11 AM

カメムッシ曹長...このたびは心温まる退官セレモニーをありがとう

ハッ!カメムッシ幕僚長!こちらこそ長きに亘る任務遂行...誠にお疲れ様でございました!

こちらこそ...そして

ハッ!何でしょうか?

カメムッシ幕僚長就任...おめでとう

ハッ!ありがたき事ではありますが...未だ実感が湧いていないのが現実問題として存在しています!

それはそうだ...曹長からいきなり幕僚長就任は前代未聞だからね

ハッ!幕僚長そして同じく退官される陸将・陸将補の皆様方が《これからは若い世代の時代...従来の組織にとらわれず新しい風を入れチームカメムッシをより進化させていく時が来たと幹部で意見を一致させた》とのお話を聴き...とてもありがたき事と同時に入隊した若いカメムッシたちにもチャンスがあるということを教えていただき一同感謝でございます!

嬉しい言葉をありがとう...ところで話があると言っていたが...

ハッ...実はその...

ん?どうかしたかね?

妻カメミに第二子となる生命が宿りまして...

...おぉ!それはおめでとう!

ハッ!ありがとうございます!長女カメナが誕生してから程なくのことで...ジブンも妻からサプライズ報告があった時には幕僚長就任打診のお話と同じく衝撃が走りました!

本当に喜ばしいことだ...でもこれから少し大変となるね

ハッ!今は妻の両親・義父カメタそして義母カメコが妻そして長女のサポートをしてくれています!

あなたは両親に先立たれているからね...奥様のご両親がご健在なことは何よりだね

ハッ!義両親もジブンを実のムスコのように接してくれているので...とても幸せであります!

うん...それは良かった

ハッ!ところで幕僚長...

どうしたかね?

そろそろ...でしょうか?

もう間も無くだと思うが...おお

ハッ!家主様の愛車【かめうす】が見えてまいりました!

幕僚長退官日に...ここの家主とも別れとなるとは

ハッ!これも何かの縁のようなものでしょうか?

そうだね...家主は我々カメムッシやムッシたちにとても優しく窓へと見送ってくれた

ハッ!今まではコースイ的スプレーやガムテープなどなど馴染みの撃退をしてくる家主様でしたから...

でも家主は何だかいつもより疲れている表情だね

ハッ!情報によりますと家主様は昨日は町外の温泉旅館で最後のひと時を過ごしたようでありますが...

うん...もしかしたら引っ越しで疲れているのかも知れないね

ハッ!でもこれから家主様は約300キロという長距離移動...安全に到着することを祈るばかりであります!

そうだね...おお!あれは...

ハッ!住宅関係者のようです!明け渡しの最終確認でしょうか?

それではカメムッシ次期幕僚長...念の為に少し物陰に移動したほうが良いと思うのだが...

ハッ!...ですが...

ん...どうしたかね?

やはりまだ幕僚長は慣れません...

...次期幕僚長!

...ハッ!どうされましたか?

わたしは既に退官セレモニーを受けている

...

厳密に言えば今日までは幕僚長としての任務となるが...

...

明日からはイチカメムッシとして存在する

...

厳しい物言いとなるかも知れないが...

...

わたしに遠慮せず自覚を持って欲しい

...

あなたもどうわたしと接すれば良いか分からないかもしれないが...

...

明日からのチームカメムッシ幕僚長は...あなただ

...

あなたの決断が...

...

チームカメムッシ全員の路しるべとなる

...

その事を心に留めておいて欲しい

...

あぁ...そうだね

...ハッ?

これからはわたしのことを...

...

長老と呼んでほしい

長老...ですか?

還暦のジジイだ...それが一番わたしに合う

ハッ...しかし...

...次期幕僚長

...

よろしく...おねがいします

...ハッ!では

...

明日からカメムッシ長老と呼ばせていただきます!

イヤ...今でも大丈夫だが...

イエ!お言葉を返すようでありますが...

...

長老は明日からであります!

...

本日まではチームカメムッシ幕僚長として任務中であります!

...

ですので...

...

本日までは幕僚長と呼ばせていただきます!

...次期幕僚長

ハッ!

やはりあなたを幕僚長として推薦して良かった

...

あなたは新しい風を起こすカメムッシ

...

大丈夫...次期陸将・陸将補たちもあなたをサポートしてくれる

...幕僚長

ん?何だね?

失礼な立ち振る舞い...誠に申し訳ございませんでした!

おいおい...そんな氣を使わず...おお

ハッ!幕僚長!家主様の住宅の明け渡しが終了し...いよいよ出発の時であります!

...チームカメムッシ全員で見送りだね

ハッ!しかしカメムッシ士長が...

士長は家主に何度もティッシュで外へと見送られているからね...感慨深いものがあるのだろう

士長...最後は家主様の姿を焼き付けたほうが...

次期幕僚長...

...

流したい涙は止めずにしておいた方がいい

...

流しきって...

...

悲しみを浄化させる

...

それが明日からのチームカメムッシの活力となる

...幕僚長

あぁ...ジジイのヒトカメムッシごと...

...

聴き流して構わない

イエ...

ん?

素晴らしいお言葉...誠にありがとうございます!

そうかね?...おお

ハッ!カメムッシ幕僚長!かめうすがゆっくり移動を!

さぁ別れの時だ...チームカメムッシ皆で見送ろう

ハッ!家主様...6年間に渡り我々チームカメムッシ並びにムッシに親切に接していただき誠にありがとうございました!実は《うヒヒ...珠玉の迷エッセイが創造出来た!日頃の妄想が功を奏した...そうだ!次は時々室内に現れるカメムッシさんたちの組織的なエッセイを創造しよう!こんなマニアックなエッセイ執筆するのはワテくらいか?でも愉しいんだ...確かにここの町は僻地だし買い物公共交通機関も超不便!だけどそれがあったから今のワテがおる...だから色んなことあったしこれからも色んなことあるけれど...それでも生きていかなければならない...だって故郷にはまだ還ることは出来ない...何故なら諸先輩がたは[まだアカンで]言うとるから...あっまた趣味な独り言を...でも誰も聴いていないからいいよね》...ジブン聴いてしまいましたことを此処に懺悔させていただきます!そして明日から新生チームカメムッシ幕僚長としてチームカメムッシそして家族をより大切に日々邁進いたします!家主様の新生活が実り多きものとなるようチームカメムッシ全員心より応援しております!それでは家主様が大好きな挨拶で次期幕僚長としてこの場を締めさせていただきます!皆...いくぞ!せーの...


ほなサイナラー!!!

4/1/2026, 6:54:01 AM

幸せに/幸せにしたい

朝目覚めたとき
やわらかな寝顔から
まだ夢見ている顔で起きてきて
目を擦っている子に

顔を洗ってらっしゃい、
というときの語尾を柔らかくしたり
家を出るときに焦らせたり
怒った顔をしないようにする

毎日気を付けているつもりで
やってしまう親のミス

我が子が悲しい思いをしないで
笑顔で暮らしてくれること
その笑顔に救われている自分
をちゃんと感じたい

保育園に迎えに行ったとき
楽しかったと自然に言える
親子でいたい

幸せにしたい
その柱が
背中を支えてくれてる

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