『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題l:幸せとは
【今、不幸ではないですか?】
(創作)
お金と顔ほど結論の出ない真理はないと思う。そして幸せとも切っても切れない永遠の問題。
富豪が「お金と幸せは関係ない」と言っても嫌味にしか聞こえないし、逆に貧乏人が「お金より大事なものがある」と言っても負け惜しみにしか聞こえないだろう。
顔もそう。
美人や美形が「大事なのは心の綺麗さだよ」なんて言えば憎悪が湧くし、不細工が「人間は顔じゃない」と言うと憐れまれる。
間違ったことは言ってない。でも「間違ってはない」ことは誰も救わない。
お金があっても幸せになれないことがある。顔が良かったことで辛い目に遭うこともあることを私たちは本当は心の奥底でうっすら知っているし、それに安堵している嫌な自分もちゃんと自覚している。
この二つは必ずしも幸せの“担保“になるとは限らない。借金になることすらある。
理不尽、不公平、不平等、宝の持ち腐れ、
意味わかんない。でもどこか清々する。その「幸せ」を使いこなせなかった人を。
生きているうちに幸せをゲットしにいくことが幸せなのか、生きているうちにもう幸せを知らずうちに手にしていることが幸せなのか、
それとも幸せはそもそも「不幸の予告準備」なのだろうか。
もしかしたら幸せはなんなのか、と考えられる時間があることが一番幸せなのかもしれない。
『幸せとは』
誰にも掴めない、白昼夢のような陽炎。
手を伸ばすほど遠い、蜃気楼のような幻。
手にしている時は気付けない、当たり前という名の奇跡。
幸せとは
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2024.1.5 藍
ふかふかの布団。
42度のお風呂。
炊きたてのご飯。
丁寧に淹れた珈琲。
ソファーで眺めるドラマ。
コンソメパンチ。
コタツで食べるアイス。
喃語で話しかけてくる息子。
毎日の小さな幸せ。
『幸せとは』
目前の敵を倒すこと。それがお国のためになると考えて生きてきた。相手の息の根を止めるときに喜びを覚えてからは躊躇が無くなり、さらに多くの敵を倒せるようになった。仲間からは気味悪がられたが、今となっては変えようのない自分の性になってしまった。
湿度の高い密林に暑さが加わり、部隊の仲間の数が半分にも満たなくなったころに戦争に終わりが告げられる。祖国に帰ってきたときに空襲と新型爆弾で多くの国民が亡き者にされたと知り、何万という人間を顔も見ずに殺す手段を取って戦争を終わらせられたことにとてつもなく腹が立った。自分がそれだけの敵を倒せたなら、その喜びは如何ばかりだろうか。銃剣を握りしめられたなら良かったが手元にそれはなく、軍刀すらもない。自分の幸せはこの国のどこにもなく、今や誰にも許されない。それを形作ったのはこの国であるというのに。
ふふ、と笑いが漏れた。
幸せとはラカンの言う対象aに
折り合いを付けること何じゃないかな?
抽象度の高い概念って何か深淵なものとして
価値があると漠然と感じるけど
それをあえて一旦おいといて
より具体的なものに目を向ける方が
なんかいい気がするよ たぶんだけどね
一瞬の喜び
或いは占いの上位
或いは幸せを知らない事
幸せとは
学生時代に聴いた言葉で、未だ印象的なものがある。
学期末ごとに控えた試験さえなければ、聞き流すことも多く、板書を追うばかりだった倫理の授業でのこと。
先述の通り、さして興味も薄く聴いていたものだから、一体誰の名言だったのか。偉人の名前をとんと思い出せないのがお恥ずかしい。
それでも、分かりやすく噛み砕いて教えてくれた恩師の言葉の一節だけは今も覚えている。
人生とは、例えるなら錆び付いた指輪である。
錆が多く、辛く苦しいことが多くとも、一瞬でも光り輝く、宝石のような幸せな時間があるのであれば、その人生は輪を巡って、何度でも繰り返す価値のある有意義なものである。
かれこれ十年以上も前のことなので、恩師の言葉も、そもそもの偉人の言葉としても、ニュアンスや意味までもが曲がってしまっているかもしれない。
そうだとしても、
困難にあるとき。
悩み立ち止まるとき。
度々思い返すもののなかに、この言葉がある。
学生の頃はここまで記憶に残るとは夢にも思わなかった。
きっとこれからもこの言葉を思い出し、また道しるべを貰うのだろう。
願わくば。忘れてしまったかの偉人の名を、いつかまた知りたいものである。
(2024.01.04 title:003 幸せとは)
幸せとは
幸せとは、誰かと共に過ごすこと。
食べ物があること。
寝る場所が、家があること。
居場所があること。
家族がいること。
友達がいること。
相談相手がいること。
恋人がいること。
など思いつくが、それぞれ当てはまっても、私の心は満ち足りない。
私にとって幸せはなんなのだろうか。
どれだけ考えてもその答えが出てこない。
確かに、ご飯もある。お菓子やゲームなど好きものを買うお金もある。趣味をする時間も多少ある。家族だっている。友達だって、いざと言う時の相談相手だって、職場だってある。
しかし、私自身、欲深い為か、幸せだと感じることは0に等しい。
私の心は不完全である。
幸せとは
人それぞれ。
失ったときに幸せだったんだなと気がつく。
普段から、ああ幸せだな。と気がつく人は、
沢山の苦労をしてきた人。
何が幸せなのかを知っている人。
…ってとこかな。
paki
幸せとは
幸せなんか僕にとっちゃわからない、ただ生きているだけでとか物が食べられているだけでとか当たり前を当たり前に出来ているだけでとか皆は言うけど。僕にとってはそれが当たり前でカップラーメンを食べて煙草を吸っているだけの人生なにも幸せだと思えない。
職をなくし学がなく居場所もない僕をこれを幸せと呼べるのだろうか。
外に出ればにこにことした笑顔で歩いているJKや家族が歩いている。そんな人たちを見ていると僕はとても幸せを感じられない
「あなたがそんな人だなんて思わなかったわ」
「僕もだよ。君とは分かり合えない」
「本当に残念だわ」
ママはパパを睨みつける。
パパはママの迫力にちょっとビビっていたけど、謝ることは無かった。
「君こそ、なんでショートケーキのイチゴを最初に食べるんだ!
意味が分からない」
パパの言葉を聞いて、ママは説明するようにゆっくりと話し始めた。
「ケーキの甘さを最大限味わうためよ。
最初にイチゴの酸味を味わうことによって、ケーキの甘みを引き立たせるの。
そうすることでケーキを幸せに食べることが出来るわ」
僕はイチゴを最初に食べて、ケーキを食べてみる。
なぜかは分からないけど、最初にイチゴを食べるといつもより甘くなった気がする。
なるほど、ママの言い分は正しい。
でもパパは怖い顔のままだった。
パパは分からなかったらしい。
「ふん、理解できないな」
パパはママの説明を鼻で笑う。
パパはかっこいいと思っているみたいだけど、はっきり言ってダサいからやめて欲しい。
「ケーキを甘くする?
何言っているんだ、ケーキは最初から甘い。
だから最後に口直しでイチゴを食べることで、ケーキの甘さをリセットする。
メリハリをつけることで、自分が幸せだってことを噛みしめるのさ」
僕はケーキを食べてから、イチゴを食べてみる。
なぜかは分からないけど、お口の中がすっきり爽やか。
なるほど、パパの言い分は正しい。
でもママは怖い顔のままだった。
ママは分からなかったらしい。
「ありえないわ。
甘さをリセットなんて……」
ママは目を細くしてパパを睨む。
ママがかなり怒ったときの顔なんだけど、夜に眠れなくなるからやめて欲しい。
僕は、パパとママ、どっちも正しいと思う。
でも二人とも、自分が正しいと言って喧嘩をやめない。
長くなりそうだから、自分のケーキを食べよう。
どうやって食べようかな。
すると、パパとママが、突然僕の方を見る。
「そうだ、お前はどう思―あれ?」「そうよ、あなたはどう思―あら?」
パパとママはキョトンとした顔で、僕の近くにある何も載ってない2枚の皿をじっとている。
パパとママの、ケーキが載っていた皿だ。
ゆっくりと僕の方の顔を見る。
マズイ。
僕が二人のケーキを食べたことがバレてしまった。
なんとかごまかさないと……
「うーん。僕はケーキをたくさん食べるのが幸せかな」
健康なこと
ご飯が美味しいと感じられること
あったかいお風呂に入れること
お気に入りのボディクリームを使うこと
自分の時間があること
縦列駐車がうまくいったこと
食べ放題に行くこと
ひとり旅をすること
お気に入りの洋服が着れること
背伸びしてちょっと大人っぽい靴を買ったこと
自分を気にかけてくれる人がいること
社会のなかで認められること
本を読んだり映画やドラマを見て涙すること
手作りの何かを貰うこと
学べる環境があること
帰る場所があるということ
夢や目標や野望ができること
大切な存在があるということ
誰かに愛されること
手を繋ぐこと
“ありがとう”を貰うこと
好きな人と言いたいことが被ったこと
夜空を見て綺麗だと感じられること
好きな人に好きと言えること
ラブソングが心にしみたこと
自分のことを大事にできること
幸せの物差しは人それぞれ違う
他人からはそんなことで?って言われることでも、その人にとっては幸せなのかもしれない
小さいことに幸せを見いだせるほうが、幸せは長続きすると思う
とりあえず、世界中の人全てに共通している幸せなことは、
“生きていること”
どうか貴方の暮らしが早く平穏なものに戻りますように
昨晩、レタスしゃぶしゃぶというものをした。レタスをさっとお湯にくぐらせてゴマだれやポン酢につけて食べるもので、お手軽でとても美味しい食べ方だ。さすが農家さんに教わった食べ方なだけはある。
新しいレシピが人生に一つ追加された幸せ。あなたにもお裾分けできればもっと幸せ。
: 幸せ
幸せとは_9
私は小さな幸せが好きです。
空に雲が一つもないから珍しい ラッキー。
今日は天気雨だな珍しい ラッキー。
あの人が笑ってくれた 嬉しい。
あの人が褒めてくれた 嬉しい。
私の周りは幸せがいっぱいです。
私は大きな幸せは好きではありません。
失うのが怖いからです。
それでも今日ついてないなって時は
きっと自分から無意識に避けているだけ。
そう思います。
明日も良い一日になりますように。
幸せとは お題
温かいごはんを食べられること おいしい(๑´ڡ`๑)ごはんを食べられること
ふかふかのお布団で寝られること 洋服を着れること 学校に行って勉強したり友達と話せること
疲れたら休むことができる 安心できる居場所があること 家族や友人が居ること
他にもいろんなことがあると思いました。
1人で生きられるようになるためにいろんな人に支えられて今日も支えられながらみんな生きていると思いました。
不安なことや心配なことがある場合は友人や家族に相談ができること。
ちゃんと息が出来ること
心から美しいと感じられること
愛らしいと感じられること
心が純粋で繊細であること
空や風を感じられること
感動出来ること
感謝出来ること
幸せなこと
幸せって何だろう?ふと思ったんだけど、全然わからない!もしかして平和なことかもしれない!だって戦争起きてたら全然平和じゃないもの!他はなんだろう?また考えよう!がんばるぞ!ー
2024年1月5日。
絶望初詩
肺が漆黒に染まる
朝夕暮れ昼でさえ
微動だにしない人を
微細さに屈した私を
僅かな光であった
数秒前貴方を知るまで
浙江省紹興市
酒に酔えども
彷徨いはない
黒龍江省哈爾浜市
彼に酔えども
流離いはない
身が掻き毟られる
身体は熱を失ない
そのまま落ちぶれ
希望も一つもない
黒く潰された絵が
今日まで色のない
唯一の闇だったが
それを私は白くし
真実を見抜けない
起きて陽を浴びて
夜毎に髪を洗って
希望の水を浴びて
苦労を水の泡にしても
私は躊躇いがなかった
自らを生とし
死を理性の崩壊としたことを
寧ろ崩壊すれば良い
優しく導こう
君を絶望へと
彼に靡かせ
君を奪おう
漆黒の扉に
縛られた椅子を
蹴ることもない
そうと知って
そうするのだから
【幸せとは】
すごいボロ屋でも雨風しのげて、とりあえず食べるものもあって、ほどほどのお金もある。特に病気もなく、心身共に病んでない。
それを幸せといえば幸せ
でも世の中をぐるっと見回せば…
豪華な家に贅沢な料理、使っても使いきれないお金を持ち、もちろん体も健康。
そんな家を見たとき今の私も幸せと心から思えるのだろうか?
母の口癖は
雨風しのいで飲んで食べていければ良い。
上見て励め、下見て暮らせ。
だった。
まさしくそんな暮らしをしている自分。
家、食べ物、お金…
ただ、それらは目に見えるものの比較
それなら目に見えないものはどうなのか?
見えるから比較してしまうけど
見えないものも劣っているのか?
負け惜しみかもしれないけれど目に見えないものは豊かであると、そしてそれが幸せの物差しなのだと思いたい。
幸せとは
見えないものの豊かさだと