巡り会えたら』の作文集

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巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/3/2023, 5:10:23 PM

【巡り会えたら】2023/10/04

拝啓、名前も顔も知らない誰か様。
この手紙を読んでいるということは、僕はあなたに手紙を届けたことになります。

と言いますのも、僕は今とある実験をしているんです。
それが今行っている、『知らない誰かに手紙を届けたら返事は来るのか』というもの。
昔アメリカだかどこかの子が実際にやって、成功していたこともある実験です。
なので勝算はあります。
僕の実験は九割方成功すると思います。
ただそれにはあなたのお力添えが必要なんです。

だから名前も顔も知らない誰か様。
もしよければ僕を探してくれませんか?
そして見つけた暁には、僕と友だちになってほしいです。
どうかこの短き命の尽きるその前に、僕と巡り会ってください。

10/3/2023, 4:50:13 PM

お題「窓から見える景色」
※数日前のお題です





恐らく異世界転移したのだと思う

森の中の古びた小さな家で、ルカのいれてくれた甘いミルクティーを飲みながら満花はそっとため息をついた

ルカが住んでいるというこの家は木造の可愛らしい家だった
外観は随分古い家のようだったが、中に入ると案外傷みが少なく、それどころか築浅の家のようである
ちぐはぐで不思議な家だ

「ご両親はお仕事?」
「いない」

家には自分達以外に人の気配がなく、ルカ自身がミルクティーをいれてくれたので何気無く聞いてしまった

「ここには俺一人で住んでる
父親は物心ついた時からいないし、母親は俺が四歳くらいの時に蒸発した
今、生きてるのか死んでるのかも知らない」
「ぁ…ごめん…ね」
「別に」

ルカは淡々と話すが、ミチカは激しく後悔して居た堪れなくなった
ルカは十一歳との事だが、その年齢にしては相当落ち着いている
満花の方があたふたしてしまって「気にしてないから」とルカに呆れ顔で言われた

カタリと椅子を引いて向かいに座ったルカの前にはミルクティーはない
「ルカくんの分は?」と聞いたが、「俺はいい」と言われた

「この国は…いや、もう世界中がそうらしいけど……
ほとんど雨が降らない
そのせいで争いは絶えないし、沢山の人が紛争のせいだけじゃなく、病気や事故で死ぬ」

ルカの家に来るまで森の中を歩いてきたが、満花の知っている森とは随分かけ離れていた
地面は草花が全く生えておらず乾燥でひび割れていたし、木々は枯れ果ててしまい、そうなると勿論動物の気配もなかった
どちらかというと、砂漠と言われた方がしっくりきた

「俺は魔法で水をある程度生成出来るけど、それが出来ない人やそもそも魔力を持たない人の方が圧倒的に多い
漠然と雨がもっと降れば良いのに、とはずっと思っていた」

窓の外に視線を投げたルカの美しい横顔に一瞬惚けてしまった
可愛らしい顔つきだが、大人びて見える瞬間もあって、甘く爽やかな色気すら感じる
大人になれば女性に言い寄られて困る程の、それはそれは現実離れした麗人になるのだろうとぼんやり思った

「それで少し前に買った本に載っていた、陣を使った召喚魔法を応用して、水の神様を呼ぼうと思った
そうしたら、ミチカが現れた」
「……ごめんね
私はその水の神様じゃないと思う
何か特別な力を持った存在じゃない、普通の人間だよ」

ルカは視線を満花に戻すと静かに見つめた
陽光を受けてキラキラと小さな光が煌めく青色の瞳に吸い込まれそうになる
ルカはしばらく黙って満花を見つめていたが、やがて僅かに首を傾げて「そう…かな?」と溢すと再び窓の外に視線を向けた

「…ミチカを元の世界に帰す方法は必ず見つける
巻き込んでしまってごめん
なるべく早く帰せるように努力するよ
とりあえず、ゆっくりしてて」
「…ありがとう…よろしくね」

ルカは立ち上がり、部屋の片隅に積み上げられた本の山を漁って、熱心に読み始めた
恐らく満花を元の世界に帰す為、早速動いてくれているのだろう

温かいミルクティーを一口飲むと、甘くて優しい味がして、少し心が落ち着いた

ルカの家に辿り着くまでに満花はすぐには元の世界に帰せないのだと既に聞いていた
そもそも異世界を繋いで行う転移魔法とは大昔に禁忌魔法とされており、それについて記された本などは全て処分されてなくなってしまったのだという
転移魔法…空間移動魔法ともいうらしいのだが、所謂テレポーテーションは現在でも存在していて、その中のいくつかの陣を応用して満花の世界とこの世界を繋ぎ、そこから更に異世界からの転移魔法をルカが成功させてしまい、今ここに満花がいるという訳らしい

魔法のある世界に転移するなんて漫画とかアニメのような話だ
満花がそれを聞いて思った感想がこれだった

確かに、これからしばらく知らない世界で知らない文化を持つ知らない人たちの中で暮らしさなければならないという事に不安がないわけではない
しばらくこの世界にいることになれば、働き口を探して、働いてお金を稼ぎ、住む場所を探し、生活の基盤を整える必要があるだろう
知らない世界でのそれがどれだけ大変な事なのか、学生の満花でもなんとなく分かる
だが、『どうしても元の世界に帰りたい』と思えないのだ
もちろん、帰れるものなら帰りたい
でも、帰れないのならそれでもいいとも思っている
満花にとって、元の世界とはその程度のものだったのだろう
どうしても帰りたいと思えるような大切なものが元の世界にないのだ
(…何て空っぽな人間なんだろう、私…)

ルカが見つめていた窓の外を見ると、枯れた色のない景色が広がっていた

10/3/2023, 4:46:40 PM

巡り会えたら
あぁ私の愛しい子
早く会いたい、会いたくてたまらないの
もう8ヶ月。
大変だったけど、それでも愛しい子我が子だから頑張れたの
お腹を蹴ると、あぁ生きてるんだなと実感が湧く

お母さんは私には居なかったからこの子の気持ちは私には分からないかもだけど、長く長く一緒に居たい。そう思ってるわ。



あ、そうだわ。この子妹になるの
素敵でしょ?
姉妹ってどんな感じになるのかしら?
この子達が少し育ったらおしゃれさんになるのかな
それともスポーツ?突然やりたくなったりしてね?

あぁ楽しみ。
不安も沢山あるけれど、それでもとても楽しみなの。
どんな子に育つのかしら。






おかあさんねぇおかあさん
わたしのおかあさんは、いつもひとりごとをいってるの。ちいさなおなかをさすりながら。
わたしにいもうとができるんだって。
でもわたしびょういんできいたの。







あかちゃん、しんじゃったって
貴方の妹はは夏咲ちゃんっていうのよって
えがおでいうの。
もうやちんもはらってないから、おおやさんはおこってる。
おかあさんねぇおかあさん
なんかいよんでもへんじがないの。
おかあさんのあしがういてる

とんでるんだわ!!たのしそう。
いいな!
いいな!
おかあさんわらってるみたい。





もうせみもなかないの。
おなかがへったよおかあさん。
おかあさんおかあさん
えがおがかわいかったおかあさん。
いまはかわいくないの。


あれから何年も経ちました。
私は15歳。
高校生になります。
私は叔父に引き取られ、安定した毎日を過ごしています。
あの時、何をしたら良かったんでしょうか。
まだ3歳の私には分かりませんでした。

でもたまに思うのは、あの時私の妹が、夏咲が産まれてきれいれば。と考えてしまいます。
夏咲はこんな私の事を許してくれるでしょうか。

―巡り会えたら―
裏話:個人的には逢えたらのが良かったなぁと思っています笑
内容については、全くの素人ですのでご了承くださいませ。
※叔母の実話を元にしてます。

10/3/2023, 4:44:50 PM

【お題:巡り会えたら】

一見すると
絶対に合わない二人が

生涯で無二の存在に
なることがある


映画
「グリーンブック」
「最強のふたり」、
そして
「ドライビング・MISS・デイジー」

気が合って
交流が始まったのではなく

たとえば 仕事など
有無をいわさずに
組まされた関係から始まり

いつしか
他には置き換えがたい存在になる

そんな相手との巡り会いは
意外に多く この世の中に
起きているのではないだろうか

実際に 上記の
映画のうち2つは
実話を基に作られているそうだし

思えば私も

絶対に合わなそうな
タイプ同士ながら
当時 仕事で関わって以降
なんか妙にウマが合い
いまだに交流している

そんな人が たしかに
いるのであった

友人や恋人など
選択の余地があれば
絶対に近づかないようなタイプ同士
といったところだろうか

なぜ、そんな間柄が
生まれるのか

タイミングと縁が関係するほかに

自分では、自分のことを
意外にわかっていないから
なのではないかと思う

自分と真逆の相手を通して

実は 自分が好むこと
求めていたことを実感したり

嫌いだったものに
意外な魅力を発見したりと

これまでとは
まったく違う角度から
物を見る機会に
恵まれるからではないか

では 2人が正反対であれば
そういう間柄になりやすいか
というと、そうでもない気がする

心の奥底、根本部分に
2人がある程度
同じものを持っていないと
成立しないだろう

ちょっと くさい言い方かも
しれないが

たとえば
不器用なところがあったとしても
人に対しての誠実さとか
他人の痛みに無関心かどうか

お天道様が見てる
という感覚が
なんとなくでも わかるかどうか

といったようなことだと思う

その部分で
互いの感覚が近ければ

年齢や性別、人種や貧富の差など
環境の違いは
互いの壁には なり得ない

人類 皆 きょうだい
ならぬ
宇宙 皆 きょうだい
だって 難しいことではないだろう

上記 3つの映画では
彼、彼女らの人生を通し
そこに触れることができたように思う

10/3/2023, 4:44:42 PM

#巡り会えたら…

大好きだった
心から愛してた
大切にしてもらった
幸せだった
でも…
運命のいたずらで
離れ離れに…

最後に
約束したね
旅の終わりに
また逢うことを…
今度巡り会えたら
絶対離さないと…

だから…
今は辛くても
前に歩いて行ける
貴方を心に住まわせながら…

10/3/2023, 4:34:19 PM

【巡り会えたら】

 僕は小さな小さな命を持ってこの世に産まれた。
 小さな、というのは何も比喩的な表現ではない。本当に小さな命なのだ。
 僕は、僕よりも小さな命を食べて暮らしていた。それはぶんぶんと飛び回るハエであったり、草陰にじっと構えるバッタであったり。そいつらが目の前に現れたら、備わった鎌で餌を捕らえ雁字搦めにするのだ。
 そんなある日、僕は恋に落ちた。同種のメスだ。豊満なフォルムに大きく愛らしい複眼。一目惚れだった。僕たちは番となり、本能が赴くままに交尾をした。
 交尾中、彼女はじっとこちらを見つめていた。少し照れて僕も見つめ返す。彼女のクリクリとした複眼は、僕の顔を一つひとつの個眼に反射して映し出していた。
 すると、突然彼女がその強靭な鎌で僕を押さえつけ、頭の端を顎で噛み砕いた。ごきりと僕の頭が割れ、中を満たす体液が溢れ出す。しゃくしゃくという咀嚼音が谺する。彼女は美味しそうに僕の一部を食んでいた。
 僕はふと、ヒトという生物について思い返していた。生物界を支配していると言っても過言ではないヒトという種族は、番になると生涯愛し合い連れ添い続けると聞いた。
 体液が溢れ死がその際まで差し迫っていることを感じる。もし違う形で君と巡り会えたなら。例えそれが叶わぬことだったとしても、そう思わざるを得なかった。

10/3/2023, 4:32:43 PM

尊敬する上司がいて、
切磋琢磨する同僚がいて、
出勤するのが楽しみになる程可愛いコがいて、
サービス残業がない
そんな職場に巡り会えたらいいのになぁ
あはは



巡り会えたら

10/3/2023, 4:32:17 PM

列車の窓のそばのひかりでついうとうととし、まぶた越しに夜が明けるときつい、きみを思い出してしまった。そうしてやっと、間違いなくこの恋は手放してはいけない恋だったと気づく、ぼくはにぶくて愚かだった。自分の生まれついた故郷を見てもらいたいのはいまにもあとにもきみだけで、ぼくはいまからなにも持たずにきみのもとへもどります。

10/3/2023, 4:27:13 PM

ぴくりとも動かなくなった貴方を置いて、私は駆け出した。
後ろは振り返れなかった。振り返ってしまったらきっと、貴方に縋ってしまうと思ったから。

逃げろと、君だけは生きろと貴方は言った。

だから私は何としてでも生き延びなければならない。刺すような胸の痛みも、貴方を置いていく罪悪感も、とめどなく頬を濡らす涙も全て、あの館を包む炎の中に閉じ込めて。

これから先貴方は私の隣にはいない。
次に会えるのも何百年先か分からない。
もし会えても、今世のように気づけないかもしれない。

でも、それでも。


また、どこかで巡り会えたら。



その時は、





…その時は。

10/3/2023, 4:22:27 PM

この星で生まれ落ちた数億という人間の中から偶然巡り会ったその人へ、君はどんな色の糸を結ぶ?

10/3/2023, 4:07:30 PM

ずっと苦しいの
愛の味を知ってしまった頃から
親に友達に恋人に、「大好き」をもらった日から
一度、愛情の大切さ、脆さを知ってしまったから、常に心が満たされてないと安心出来ないの。
もし、もしね、そんな我儘な私に愛をくれる人がいるなら、居てくれるなら、どんなものでも投げ捨てて会いに行きたい。
ねぇ、もし神様が居るなら教えてよ
私に運命の人はいるの? 
いるのだったら、
早く「巡り会えたら」いいのにね

10/3/2023, 4:05:46 PM

小さい頃から小狡い奴だった。俺のランドセルに石詰めるし、人のベッド占領するし、過去問貰ったこと言わないし。社会人になって会えないと思っていたのに、偶然入った定食屋。隣の席がこいつだった。しばらく話している中で、「おれ、お前に色々迷惑かけてたよなあ」と言われた。昔からお前の隣で食う飯は美味いよ。

(巡り会えたら)

10/3/2023, 3:59:10 PM

巡り会えたらまた会いたい。
また遊ぼう笑ったり泣いたり昼寝したり散歩したり
かわいかわい私の家族のわんこ。
めちゃ大好きだけん夢の中にはたまに顔だしてよ!

10/3/2023, 3:56:39 PM

運命の人と巡り会えたら、どうなるのだろう。

触れるだけで指先が痺れるように熱くて。

重ねた唇には、かすかな甘さが残るのかもしれない。


一枚の板を挟んだ世界は、あまりにも幸せそうで。

うつむいた先には、剥げかけたネイルが見えた。


私は、そちらで生きていないから。

白馬の王子様なんていないことは、とうの昔に知っているのに。


【巡り会えたら】

10/3/2023, 3:37:02 PM

巡り会えたら

あの場所で出会い
あの場所で別れ

時間が過ぎ
季節が巡り
年月が流れ

それでもまた
あの場所で
巡り会えたら

次は大切に
離さないよう
傷つけないよう
大事に
大事に

君の隣に

10/3/2023, 3:31:28 PM

題:巡り会えたら

運命の人が居るとして、

今巡り会えていたら、

今の人生は変わるのだろうか。

運命の人と会えたからといって、

私の人生を変える事は出来ないのだろうか。

変わっているのか、変わっていないのか、

未来を知らない私には分からない。

だから一つ一つの感情を

大事にする。

10/3/2023, 3:26:30 PM

【巡り会えたら】#64
運命の人という者に【巡り会えたら】
幸せなのだろうか。
いつまでも答えが出ないであろう疑問を
天色の空に問いかけた。
ああ、きっとまだ自分は未熟だ。
またこのテーマに出会えたら
見つめ直して、続きを書こう。
現実逃避の出来ぬ今日を過ごした。

10/3/2023, 3:16:12 PM

巡り会えたら

たくさん話をして、あの時のように戻りたい。
その覚悟はできている。
巡り会えたら奇跡だ。

10/3/2023, 3:11:54 PM

この転職は

失敗

ではないと思う。










細かい色々は
勿論あるけれど

仕事行くのが
辛くはないし
人間関係も悪くなくて
給料だって
思ってたよりかは
貰えてる。


でも

きっと
それは

正社員
じゃないから。






正社員で

心の不調を抱える程
仕事が辛くなくて

人間関係も悪くなくて

ボーナスも貰える




そんな
職場
ないのかなぁ。


#巡り会えたら

10/3/2023, 3:11:16 PM

必要な物事はベストなタイミングでやって来る
さぁ準備しとかなきゃ


✳︎巡り会えたら✳︎

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