『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見てみぬふりをするくらいなら、私は寂しさと共に生きていく。
今までもこれからも、あなたが私の一部なことに変わりはないから。
ああそうだ これだけは覚えておいてね。
どれだけ寂しくなったって、あなたのこと、忘れてなんてやらないわ。
「寂しさ」
推しが卒業発表してからずっと寂しさが強くなった気がする…もう推しには逢えないのかな?#寂しさ
家族に理解してもらえない寂しさ
何をやっても認めてもらえない寂しさ
頑張ったて比較されて褒めもらえない寂しさ
それが一生心の傷
今君が隣に居ない寂しさ
君が隣にいたら袖引いて『ごめん今だけ』と
君に軽くしがみついて泣き顔隠すように
泣いてしまう。
来年、再来年と君の中には私がいるといいな。
私は君とずっと一緒の幸せが見えるよ。
寂しさ
「……今日も帰り遅いんかな、」
あの日から随分経って
特に異常もみられることなく、退院できた。
でもやっぱり、精神面では不安が多くて
本調子じゃないから、家にいていいよって
かいはいってくれたけど
料理は苦手やし、掃除は好きやけど
そんなこと終わったらやることもなくて、
「……タイミング悪、」
かいは仕事が順調みたいで、最近帰りが遅いんよね
「……もう19時か、帰るのもっと後やしな、」
分かってる。仕事が大事なのも。
俺のためにたくさん働いてくれてるのも。
知ってるよ、全部知ってる。
頑張りは俺が一番分かってる。
でも、もっと側にいてほしい。
少しだけ、かいを独り占めしたいし、
仕事で疲れたかいを癒したい
日に日に疲れてるかいをみて、
何も出来ない自分を責めてしまっている。
「……もう、寝よ、
かいの、ふく、」
かいの服が落ち着くから
服と一緒に、寂しさも抱えて、眠りに落ちた。
気付いたら、もう日が回っていて
まだかいは帰ってきてなかった。
「…っ、かいっ、」
寂しさと、不安で涙が溢れてきた。
ガチャ、と玄関のドアが開く音。
「れんっ、ごめん遅くなった……
ぇ、れん、どうしたの、?」
そういって、駆け寄って抱き締めてくれるかい
あぁ、かいの疲れをとりたいのに、
かいに心配かけて、もう嫌や。
「…ううん、何もないよ。仕事で疲れとるやろ?
はよ風呂入り?待っとるから。」
「……うん、」
少し経った後、かいが風呂から上がってきた。
不意に後ろに温もりを感じた。
「……ねぇ、れん?
何かあったなら、俺に言ってほしいな。
大丈夫。迷惑だなんて思ってないよ。少しずつで良いから。」
そんなこと言われたら、言うしかないやん、
「…っ、寂しかった、不安やし、、
かいが、仕事頑張っとるんも、俺のために、
毎日遅くなってくれとるんも分かるけど、、
仕事なんかより、側おってほしい、それに、
頑張ってるかいのために、何もしてやれんのがいやや、
わがままで、ごめん、」
申し訳なさにまた涙が溢れてくる。
「……れん、ごめんね。ずっと、れんのためって思ってたことも、れんにとっては辛かったよね。ごめん。
ちゃんと、休みも取ってれんとの時間も、自分の時間も大切にする。俺は、れんといるだけで幸せだし、
側にいてくれるだけで嬉しいから、れんはそのままでいて良いんだよ。迷惑なんて思ったこと無いから。
今日はもう、一緒に寝よっか。明日と、明後日休みとるから、2人でゆっくり過ごそう?」
ほんと、かいには叶わんな、
「……うんっ、かい大好き、いつもありがとおな、」
そういって、かいを抱き締めて
「…ずっと、これからも一緒な?」
今日の寂しさは、明日の幸せに変わる
寂しさ
寂しさってふとしたときに気づく。
おもってなくても。
一人は寂しくありません。
でも、『一人は寂しくないの?』と聞かれると
寂しくなります。
目の前にいるあなたが、
私を独りにするからです。
寂しい歌詞、曲、
寂しい景色、寂しげな花、
そういうのが好き
寂しげな人もいい。
寂しさ。
貴方の前では強がって見せたけど
本当は気づいて欲しいの
私の本当の気持ちに…
「寂しさ」を埋めるには、人との関わりが大事になる。無理に人を求めず、今はただじっと堪えていれば、いつか少しずつ埋まっていく。
「あ!今学校帰り?」
「うっす……」
小さい頃は「大きくなったら結婚してね!!」なんて言ってくれていたのにな…なんて寂しさを感じる。
まあ高校生の思春期真っ只中にも関わらず、無視せず会釈してくれるだけすごいことだけど。
そうぼんやり考え事をしながら歩いていたから目の前に自転車が迫っていることなんて気づかなかった。
「あぶないっ!!」
あと寸でのところで自転車と衝突する、その瞬間誰かに腕を引っ張られ抱きしめられる。
「もう!ぼんやりしない!昔っから変わらず危なっかしいんだから!!」
隣の家の歳下の幼馴染もこんなに立派になって…と今考えるべきではない思考に落ち着く。
「…やっぱり俺が守らないと。」
231219 寂しさ
もう別れましょ
あたし気づいちゃったの
ベッドであなたに抱かれてる時より
ソファでパグたんを抱いてる時のほうが
寂しさがまぎれるって
寂しさ、ときたもんだ。
はて、生涯にわたって寂しい気持ちと無縁な人のあるだろうか?
誰もがどこかに抱えているであろうその想い、お題にするのも野暮な気がしないでもないけど…。AIの学習題材なら有益…かもしれない。
寂しさから受けてしまう心的ダメージは大きい。たぶん、とても大きい。生きる気力とか、生きてゆくモチベーションとか、根幹の部分に強く作用する感情だと思う。寂しさはまた、その性質故に、それを癒やすものへの敏感さを持たせる。人を愛したり、何かに邁進したり、痛みを学んだり、優しさという「質」を心の中に育んだりするきっかけをもたらすことも多いと思う。
私も昔、寂しさに取り憑かれていた時期があった。「この世の誰も、私を必要としていない。都合よく使える奴がここに居るから“役割を果たす便利をアテにして”いるだけで、別に私という存在じゃなくても、自分にとって同じ程度に便利ならそれが誰だろうがかまいやしないのが、この人達の実際なんだろう。“私”がここに居るかどうかなんてどうでもいいのだろう。私である意味も無ければ価値も無い。ならばこの世に居ることに意味も無い。…もう、やめようかな、生きるのもしんどいし…私、帰ってもいいよね?」…などという感覚に捕まっていたのだ。当時、私を「死んでいないだけの人生だけど継続してここに留まる」ことに繋ぎ止めてくれていたのは、子どもだった。子どもはまさに、私のグラウンド・アンカーだったのだ。子どもの存在が私を繋ぎ止めてくれている間に、私はその寂しさから脱出することができた。平たく言って、「自分だからこそできること」があると気づいたからだ。寂しい気持ちに、あまりにも集中してしまっていたが故に、見えていなかったものが徐々に見えてきた。
私は、自分の両目に「寂しさがメインのVRグラス」を掛けていたのだ。自分が世界をそのようなものだと思い込むと、まるで証拠を集めるようにこの目は関連する事柄ばかりをピックアップした。それが世界のすべてではないと知らせるほんの小さな間口に、手を伸ばしてみた自分、ちょっと褒めてやらんでもない。その時の私の心は静かだった。静かな心は大いに働く。静かで、感情の揺らぎも静まっているときに、自分を取り囲むものを素直に見てみることは、きっと何か重要なことに手を伸ばせる。
昔放送していたテレビドラマで、「ウサギは寂しいと死んでしまう」とか言っていたが、たぶんウサギは死なない。人間のほうがよほど、そのリスクを持っていると思う。自分が流した涙の溜まりに沈む前に、自分の心が流す血の温みが失せる前に、静かな心で「見る」と、新しい風の中に自分を見つけられるかもしれない。
寂しさ____
2023/12/19
1人でいる子。椅子に座ってじっと本と睨めっこしている子。本当は読んでるんだろうけど、私にはそうとしか思えなくて。心のどこかで「あぁ寂しそう」だなんて思ってる自分がいて。
だから、1人でいたり、あまり話せないような子にたまに話しかける。そうやって誰か1人の人に話しかけてる自分に対してどこか、あぁ私って優しいな、なんて感情がある。自分が上でいられる、自分が優しくていい人でられるのが心地いいと思ってしまうんだ。
「友達が多くて明るいのに、私たちみたいな日陰にも気づいてくれるの。クジラだけだったよね」
高校を卒業して、たまたま中学の時の友達と会った時にその言葉を言われた。
違う。そうじゃない。私は、本当は最低の人間で、酷い人間で自分のことしか考えてないようなやつで。そんな言い訳を言葉にした。感謝されることじゃない。逆に責めてほしい。その方が何千倍も楽だ。
それを口にしてはいけないのはわかっている。でも、自分でもなんて言ったかはあまり覚えていなかった。ただ自分はそんないい人間じゃないということを伝えたかった。
「で?」
小さな小さなガラスでできたハートにフックが引っかかってヒビが入った。涙が溜まる。
「で?」
更にガラスみたいなハートをカチカチと小さな音を立てて何回も系で強く引っ張る。涙が出る。
「えっ、そうやって仲良くなるのは普通の自然になる友達と何か違うの?」
違う。違う、はず。だって、罪悪感から生まれた友情と利益から生まれた友情は違う。でも、それってどっちも友情なのかな。言い訳をしたいのに、違う理由を言いたかったのに、出た結論はどっちしろ最低な友情だということだけ。
「そっちの勝手な罪悪感で、こっちのいい思い出塗りつぶさないでよ」
ガラスに開いた半径5ミリぐらいの穴にフックの糸が思いっきり引っ張られて割れそうになる。涙が溢れる。
そっちの勝手な罪悪感とこっちのいい思い出。
私から生まれた罪悪感はあっちにはいいことになっていて。初めて、考えが止まった。本当の本当に答えが出ないと思ったから。
優しさ、優しいふり。
何が違うかなんて相手の捉え方と自分の意思で変わってくる。そんなのわかってる。でも、私や楓にとっての優しいって言われることは全部優しいふり。
クズで最低みたいな私たちに取っての優しいふりをして、勝手に自己肯定感上げて、また優しいふりをして勝手に罪悪感を感じる。
最後に、「クジラ、1人で寂しそう」と言われた。
自分が思っていたことなのに、言葉にされると罪悪感とはまた違って心の痛さがあって。自分が思っていた罪悪感の言葉を他人から言われることが1番苦しいのかもしれない。自分を責めて出る涙と他人から責められて出る涙は雫の形が全く違った。
そして、他人から「1人で寂しそうだから」と自分が優しさのふりをしていた魔法の言葉を呪いの言葉だと言われて、今更気がついて、一番最低なのは私だったということにやっと気づいた。
出逢いから 別れのはじまり
私彼が また出来た
懐かしい君と別れた最後に 私に
好きな人と結婚
したらいけないのかよと
車のハンドルにぎり
クラクションな頭をうなだらせ
叫び クラクション音ととまに
最後の言葉通りに生きてますか
私は戯れの恋を繰り返し
婚期ものがして 独身
君からの結婚しよう
二人で遠くに行こうも
愛していたから 遠ざけた
違うか 君みたいに強くないから
背をむけたんだよね
君とは本屋で 待ち合わせ
懐かしい 想い出 場所は
変わりゆく 本屋はとうに
閉店 今は美容院店に
そこで 髪 カットしたら
本屋閉店 切ない淋しいは
断ち切れるかな なんて
バカなこと考えたり
無理なのにだから入るはしない
忘れたくないくらい愛してる
たから1人カラオケは
君が 唄っていた歌を
唄い 温かさや!
悲しいと泣いてしまう
自然なような 愛をいつも
与えられて いたから
君が今だに1番愛しているのに
戯れ 一応好きな人を
恋人 彼と なっても
彼に恋しい淋しいもあるのに
彼といながらさえ
君とは違う 彼から手を繋ぐ
君じゃない 思う
好きです なんてしながら彼の繋がれを繋ぎ握るのに
内心が 懐かしい君の手 形
指がながく キャシに細身体なのに
綺麗な男性の手をしていなとか
脳裏なか 浮かぶのに
出逢いから別れ 人絆さの別れ
何回繰り返したら
1人きり でも 淋しいは
無くならないの
誰かと 恋しても
懐かしい君を1番愛してる
君と 今なら あの頃の
私の背負うしかなかった
運命 は 変わり 軽くなった
だから 君とまた愛される
なら 絆 途切れた ままだと
解ってる 未来人生
想い出さえ 鮮明とならなくなる
想い出の場所まで
変わる 私の気持ちは当たり前に
お構いなく
軽く戯れに
恋気持ち 恋しい淋しいも
本当だから
淋しくていい
そしてその淋しいは
生きてく未来なか
1番愛され 愛した彼を
まだ 記憶なか 会える
ちぎれる絆 いくつ 体験しても
死ぬも1人 永遠の別れがないが
ない 知っていても
淋しいを
私は まだ まだ 多々
恋愛彼も 恋しいが
あまり 私を好きだわ
無い わかる
懐かしい1番に好きな愛する人
忘れない ながら
繋がる 絆は 奇跡完璧100%以上
よりはるかにない 未来
真剣な恋愛や結婚はないまま
もう 戯れ恋と 淋しい
埋めさ
1番愛してる懐かし
君 私なか 永遠に有難う
幸せなように
眠れない夜なんかには、つい、つまらないことを考えてしまう
静寂な部屋で、ぼんやりとした寂しさがふつふつとわいてくる
私は、赤ん坊のように、愛されたかった
赤ん坊のように、泣きたかった
枕を濡らしながら、迎える朝の光を合図に私は、瞼を閉じる
多分私は、ウェンディにはなれないのだと思う。
ネバーランドに行ったら最後、戻って来ないだろうから。
「皆さん、拍手で迎えましょう!」
司会の声がして、会場内が拍手で埋まる。会場入口の扉が開け放たれ、友人とその旦那が ──新婦と新郎が入場してくる。
おめでとう。お幸せに。あちこちからお祝いの言葉が飛ぶ中、私は拍手もまばらにジッと友人を見ていた。ピンクの髪飾りをふんだんに使って髪を盛った赤いドレスの友人は、まるで知らない人のようだった。
皆、大人になっていく。知らない人になっていく。
私はまだ、明日のテストの話だとか、部活をサボろうだとか、そんなくだらないことばかり言っていたあの頃にいるのに。周りは私を置いていく。
どうして、大人にならなければならないのだろう。どうして、子供のままでいてはいけないのだろう。
拍手が収まる頃、私は会場を出た。エントランスホールのソファーに座る。
煌びやかなのに誰もいないそこは静かで寂しくて、今の私のようだった。
はやく埋めたくなるもの。
時が長くなればなるほど満たされにくくなる。
孤高なままで、知らないままでいれば苦しくなることはないって分かっている。それでも、求めるから苦しくなる。
お題:寂しさ
私は部屋に一人でいて、すごく寂しい気持ちになる時があるの。でも、だからといって家族のところへ行くととても疲れる。寂しい時ってどんな時?って自分で考えたりするけど大体が疲れてる時とか、嫌なことがあった時っていう答えが出てくるの。別に一人でいることが寂しいと感じることではないし、疲れている時は大体一人でおりたいと思う時なのに。
みたいな書き方でいいのでしょうか…
今日、初めて書かせていただいたのですがやはり自分の気持ちを綴るのは難しいです。
これから少しずつですがお題に沿って書いていこうと思います。もう少しこうしたらいいよなとあれば教えていだだきたいです。ここまで読んでくださってありがとうございます。
今日のお題は『寂しい』でした。
君に会えない寂しさを感じてるのは僕だけみたい、
いつからだろうね、
こんなにすれ違うようになったのは
あの頃に戻りたいよ、
『音で伝えて』
宮澤 碧
注意)ほんのりBL ただの友情のつもりがふんわり確かにそのように見えるので
ドンドンドンドンと何かを叩く音が断続的に聞こえる。
一体何度目だろうか。
俺はとうとうドアを開けた。
「何やってんだ、うるさいぞ」
弟と目が合う。
「ほら通じた」
「ほんとだー」
もう1人と目が合う。それは俺の友人だ。
「ね、なんて聞こえた?」
「なんて、そりゃ騒音だろ」
「もっと繊細にとらえてよ」
「何かを叩く音」
「弟君にね、何かを表現して叩いてみてって言われたんだ。君には伝わるからって」
「で、どんな意味を込めたの?」
「寂しいって」
「…騒音だ。騒音。騒がしいだけだった。寂しさなんて微塵も感じなかった」
「もっと情緒的な感想はないの?」
悪戯半分悲しみ半分の親友をよそに弟が身を乗り出す。
「でもすごいよね!ちゃんとこの音は兄貴を呼び寄せたんだから」
「なるほどね!さすが僕たち。小さい時からの阿吽の呼吸は伊達じゃない」
「兄貴じゃなくてもいずれ近所の誰かがうるさい!って来てそうだったよね。だからこの音はちゃんと誰かを呼び寄せて1人を2人にする寂しさを解く魔法がかかってたんだ」
こいつの『さびしいよ』が、ちゃんと俺を引き寄せた。音として騒音だから来てみたけれど、不思議なものだ。
「でも、表現って難しいね。僕の寂しいは、ちゃんと言語として捉えてもらえるほどには音に気持ちがのらないんだから。僕はドラマーを尊敬するなぁ。物を正確に伝えるのは難しいよ」
「そりゃ、プロだもん。ね、じゃぁ、練習とかしてみちゃう?また兄貴を引き寄せたりして」
「また来てくれるかな。でも別の人にも伝えてみようか」
俺はどこかモヤモヤして、至極真っ当なことを言うしかないような気がした。
「うるさいからやめとけ」
2023/12/19
お題 寂しさ