子供のように』の作文集

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子供のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/14/2023, 1:10:21 AM

子供のように

◯月◯日

彼はいつも僕を見つけると
一目散に駆け寄ってくる。
特に何も言わずひたすらに。
僕に触ると毎回

「タッチ!次は君が鬼!」

と言い、途端に笑顔になって
さぁっと離れてく。

これを追いかけずにいると
拗ねた顔で戻ってくる
追いかけていくと
殊更笑顔になって逃げていく。

毎回毎回何が楽しいのか
それでも
子供のようにはしゃぐ彼を
自由な箱庭で飼い続ける。


◯月△日

今日も彼



        ずたずたに切り裂かれ
       とても読める状態じゃない。




△月 日

彼はまるで子供のように
無邪気で
無垢で
残酷だ
彼はまるで
悪魔のようだ
死んでしまう
このまま続けるのは危険だ
処分を検討し始めてもいい頃だろう。

10/14/2023, 1:07:08 AM

子供のように


幼馴染みが僕にはいる。

実家が隣だから子供の時は公園や空き地でよく遊んだ。

今は、お互いに色々あって別々の場所で暮らしている。

けれど時々、連絡を送ってはお互いの状況を確認したりしている。

今日も連絡して久々に地元に帰って、買い物でもしようと言う話になった。

 
また、地元で子どものように遊べたらいいな。

10/14/2023, 1:06:07 AM

子供のように。思えば子供の頃はなんの不安もなかったな。

 体も精神も健康だった。今はどちらもぼろぼろだ。子供のように生きたくても現実がそれを許してくれない。

 大人になってなにかいいことがあっただろうか。生まれてきてなにかいいことがあっただろうか。

 なにもない。人生は虚無だ。なぜ虚無なのか。金がないからだ。

 金がないとなにもできない。ただ労働で人生を消費していくだけだ。

 人生は辛い。なぜ生まれてきてしまったのか。生まれてこなければ苦痛を感じることもなかったのに。

10/14/2023, 12:53:08 AM

子供のように笑う

それが私だ。

だから彼も好きになってくれたんだと思う。

いつだって笑ってその場を明るくしていたから

私の周りには人が集まってくれたんだと思う。

もしも私から笑顔が消えたなら

子供のように笑わなくなってしまったら

きっと私には何も無くなってしまうんだろう。

そんなことも心の中で思いつつ

今日も私はみんなの中心で笑う





─────『子供のように』

10/14/2023, 12:40:36 AM

幼馴染みと指先が少し触れあっただけで、妙な空気が張りつめる。そのまま繋いでしまえばいいのに、もう子どものようにはいかない。

あれだけ大人になりたいと思っていたのに、
年を単純に重ねてもいつまでも子どものままでいて、変なところで大人だと感じるをえなくなってしまったのだと実感する。

言葉の数を知るほど無口になる。
人の心がわかるようになるほど触れあうのが怖くなる。愛を知るほど痛みが増える。

たとえ幼馴染みだとしても、男女であるというだけで大きな意味が附随されてしまうし、それに応えなくてはと身体のどこかで感じているのかもしれない。二人きりでどこかに出かけるのにも、ただ指先を触れあわせるのにも、そこに理由を求められている。「距離感おかしいよ」と言われる。お互いに恋人がいればなおさらだ。

複雑な関係ではなかったのに、そんな風に思うだけ、私が変わってしまったのだ。さっき指先が
重なったのにも「ごめん」と咄嗟に呟いていた。何が「ごめん」なのかわからなくても。あれだけ切望しつづけてきた大人になってしまった。

もう子どものようには。

10/14/2023, 12:40:29 AM

「しゃきーん!」
駅のホームで、まだ小学生にも満たないような子供がはしゃいでいた。
土曜日だからだろうか、今日は家族連れや主婦の姿が多い。
僕は今日も仕事。
いつもと同じ時間に家を出て、慣れた道を通り駅まで来た。
でも、……そろそろ疲れてきたな。
毎日毎日、朝から晩まで働いて、くたくたになりながら家に帰った頃にはスーパーも閉まりかけ。
趣味を楽しめる時間を睡眠に充てて、朝まで寝たらまた仕事。
ようやくやってきた休日だって、体がだるくて起き上がる気力もない。
「こら、大人しくしなさい!」
母親が叱ると、子供はギャーギャー泣きわめきだす。
僕もあの子供のように笑い、泣けたなら。
もっと楽になれたのだろうか。
そんなことはないと知りつつも、今なお泣きわめく声を響かせる子供を、妬んだ。


子供のように

10/14/2023, 12:32:20 AM

子供のように


子供のように泣いた

人の人生を左右する事情に絡み
子供の正義感を通す為に
悪事を悪事とすることに
とまどいながら大人(社会人)の
対応をした

安堵と複雑な思いが入り混じり
大人と子供がいる中で
子供のように肩を揺らせ泣いた

10/14/2023, 12:30:49 AM

『子供のように』

私立日賀志高校、七人しかいない演劇部の一年生。

あぁ、今日はここで上演するんだ。
観客席のドアを開けて、降りている緞帳を見た。

ワクワクした。
緊張した。

だけど、自分にできることをやりきりたかった。
今まで何度も何度も重ねてきた練習。
先輩から貰ったアドバイス。
きっちり全て受け止めることはできなかった。
だけど、今の自分に表現できることを。
人物を生かす。
台詞がないときでも動く。
客の目は惹かずとも、「私」は生きているから。
紙の上の存在ではないことを
今日、証明する。

10/14/2023, 12:23:34 AM

#子供のように

僕の妻は笑う時子供のようにきゃらきゃらと笑う。

体調が良くない時はその声が頭に響くこともあって勘弁してくれよ、と思うこともあるけど、それでも彼女のことが好きだから、僕は彼女の笑う姿を最後まで見ていたいんだ。

ねぇ、わらって

彼の、夫の最期の言葉は私に笑って欲しいというものだった。

だから、涙が目に溜まってたけど、それを拭って笑いかけた。

彼はありがとうと言ってそのまま目を閉じて二度と目を開けることは無かった。

10/14/2023, 12:15:19 AM

子供の様に笑った

子供の様に泣いた

子供の様に割れた

『シャボン玉』

10/13/2023, 11:59:59 PM

『子供のように』

 目が覚めると、周りには馴染みの顔が一様に自分と同じように困惑した表情を浮かべていた。
 私も含めた彼らは、冥界の嘆きの壁の前に集結し、その力をもって壁を破壊したが、同時にその余波で自分たちの肉体も消滅したはずだった。
 自分の手をじっと見る。冥王に一時的に蘇らされた時の仮初めの肉体ではなく、正真正銘自分の肉体のようだった。
 ふと、自らの体にアテナの小宇宙を感じた。これは、アテナの御力によって蘇ったということなのか。それはつまり、アテナがハーデスに勝利されたということだろう。そうであれば喜ばしいことだ。
 だが、私はこれでいいのだろうか。芝居とはいえ聖域を裏切り、あまつさえ禁忌の技を駆使し仲間を葬った。そんな私に蘇る資格などあるのだろうか。そもそも、一度死んだ者が再び生を得るなど――
「カミュ!」
 私の考えは、私を呼ぶ声に中断された。振り向くと、満面の笑みを浮かべたミロがこちらに駆け寄ってきていた。身構える暇もなくミロは私に抱きつき思わずよろめくが、すんでのところでその場に踏ん張った。
「ミロ……」
「オレたちが蘇ったってことは、アテナと、氷河たちはハーデスに勝ったということだな!」
「……きっと、そういうことだろう」
「やったな! おいカミュ、こんな時までクールぶってないでもっと喜べよ!」
 私の肩に腕を回してそうまくし立てるミロの子供のように無邪気な笑顔を見ていると、私の細かい疑問や葛藤などどこかに行ってしまった。私は微笑む。
「そうだな。私も、また君に会えて嬉しい」
 嘘偽らざる気持ちを素直に述べると、ミロは照れたようにはにかんだ。

10/13/2023, 11:29:46 PM

20日目


子供のように笑う彼女が、優しく、微笑みかけるような彼女の笑顔が俺は大好きだった。

末期の癌にかかった彼女を亡くして3年。

笑顔で

「私のことは忘れて幸せになってね」

と言った彼女の目には涙が浮かんでいた。

3年たった今でも初恋だった彼女を忘れられない。

やんちゃだった俺をみんなが見捨てる中、彼女だけが俺の事を叱ってくれた。

その時、俺は心の中でこの人だけは大切にしよう。と初めて思えた。

そんな大切な彼女を亡くしてしまった。

彼女が空を舞った初雪の日、その日は俺にとって消えることのない永遠につ続く日になった。

10/13/2023, 11:19:35 PM

子供のように無邪気だった君は

いつの間にか私より大人になっていた

ちょっと寂しいけど嬉しい

次会う時はもっと大人になってるかも

楽しみだな

また会えるといいけどね


〈子供のように〉

10/13/2023, 11:03:39 PM

今回のお題は『子供のように』

今思えば、わたし子供のように
ハチャメチャすればよかったなって
後悔が残ってる。
恋もできたら、したかったな
これからもずっと時のスピードが
早くなっちゃうと、怖いな、、、、。
頑張って、時の流行りに従って
子供のようにハチャメチャ
できるように頑張ろう。

10/13/2023, 10:58:16 PM

だって
ぼくは拗ねちゃった
ぼくは
土日になるとやりたいこと集中出来ず
嫌になるのに
キミはお仕事を一生懸命に
がんばってくれてて
おれはどうすりゃいいんだ?
メイクはした。
キミからのLineも色んなことで気が散って
返せなかった。
何も出来なくて
色々しようとして
身動き止まっちゃうんだ。
唯一してるのは
BENIの音楽を聴いてること…

なんで、おれ
こうなんだ、
話す友達も気分なんかじゃない
キミのLineの気分でさえない

キミと話してたい気分なんだ。
キミと全部思ってること
言えたら…

泣いたよ
あいたくて

10/13/2023, 10:54:26 PM

だんだんと
こうあるべきが外れていくと
自然体になっていく
無邪気になっていく
子供のように
目の前のことを楽しむ
この瞬間だけに生きられる


         〜子供のように〜

10/13/2023, 10:46:59 PM

★子供のように★


泣いたり、笑ったり、怒ったり。
喜びや幸せの感情すらも、大人になるにつれ、押し殺す術を身に付けていく。
人前で泣いたら恥ずかしいとか。
人前で激情したら大人げないとか。
人前で飛んで喜んだらはしたないとか。
もちろん、時には我慢も必要。
だけど、子どものように素直な感情を出せたならって思う時もある。
どんな大人だって、子どもの頃はあったんだ。
誰もがみんな、喜びや悲しみを素直に出せる世界だったら、世の中って今とは少し違うものになっていたのかな。

10/13/2023, 10:24:50 PM

『子供のように』


 子供のように笑う君が好きだった。
 無垢な君なら、僕を受け入れてくれるだろうという打算で付き合った。

 けれど、今の君はどうだろう。
 目を伏せて、唇を閉じたまま緩く口角を上げる姿は、まるで大人のようだった。
 初めて見る年齢相応の笑顔だった。

 あぁ、何を知ってしまったんだろう。
 僕が本当は、悪い人間だと気付いてしまったのか。

 君は、“騙してたんだね”とは言わなかった。
 静かに、「別れよう」とだけ、口にする。
 それは一重に、君の優しさだった。

 涙がこぼれる。
 こんな僕でも、浅ましい打算で君と付き合った僕でも。
 いつの間にか、子供のように声を上げて泣いてしまうほど、君を愛していたみたいだ。

10/13/2023, 10:16:59 PM

【子供のように】

 日の落ちた薄暗い生徒会室を覗き込めば、各部活からの予算申請書類をテキパキとチェックしている君の横顔が目に飛び込んできた。真剣そのものな表情は、普通の者であれば話しかけることすら憚られるほどに怜悧で鋭い。誰しもが認める文武両道の優等生さまは、家柄も良ければ顔立ちも整っていて、欠点のない完璧な生徒会長なんてクラスの子たちが噂するのもわからなくはなかった。だけど。
「ねえ、他の生徒会の子はどうしたの?」
「用事があるって言うから。僕が一人でやった方が早いし」
 いかんせん付き合いの長い身だ、今さら集中モードの彼へと話しかけることに躊躇など感じない。問いかければ視線を私へと向けることもなく、君は淡々と応じた。放たれたセリフに思わず眉を顰めて、君の手の中の書類を奪い取る。
「あのね、人を上手く使うのも君の仕事でしょ。すぐ楽なほうにサボろうとするんだから」
 やれやれとため息を吐きながら苦言を呈すれば、君はようやく私へと顔を上げた。その唇が不満げに尖っている。まったく、これのどこが完璧な生徒会長なのか、誰か私に教えてほしいくらいだ。
「うるさいなぁ。君は僕の指導役か何かなわけ?」
「はいはい、文句は歩きながら聞くからとっとと帰るよ」
 促せば不機嫌そうな表情を隠そうともせず、君は立ち上がる。まるで子供のように拗ねてみせる君のこんな姿、きっと私しか知らないんだろう。頭をもたげた仄暗い優越感を心の奥へと封じ込めて、私は君の背を押した。

10/13/2023, 10:05:07 PM

おばあちゃんが好きでした
      笑顔がチャーミングでした
      ソファーでボクが寝てると
      布団を何枚も掛けてくれた
      おばあちゃんが好きでした
      夜中に眠れなくなった時は
      おばあちゃんの部屋へ行き
      一緒に眠ってもらいました
      ボクが大人になる頃のこと
      おばあちゃんは旅立ちます
      見えない世界へ引越します
      おばあちゃんは生きてます
      ボクの心の中でいつの時も
      おばあちゃんが笑ってます
      大きな向日葵の花のように
      美しく咲き誇ってるのです
      そうしてボクも笑うのです


          『子供のように』

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