『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに戻って来た故郷は、どこか冷ややかな空気に包まれているように感じた。
小さく溜息を吐く。何年も帰ってはいないのだから当然だとは思いながらも、寂れ排他的になった故郷には落胆に似た感情を抱いてしまう。
戻らなかった方が良かっただろうか。それとも足繁く帰ってきていたのならば、こうして居心地の悪さを感じることもなかったのか。
どちらにしても今更なことを考えながら、角を曲がった時だった。
「――あれ?」
一瞬だけ、見知った小さな影が見えた気がした。
視線を向ける。神社へと続く石段の上。最後の数段を上る少女の後ろ姿を見た。
思わず息を呑む。学生時代の、密かに好きだった同級生と瓜二つだった。
彼女だろうかと思い、だがすぐに違うと内心で否定する。
あれから何年も経っている。おそらくは、彼女も立派な大人へと成長していることだろう。
ならばあの子は彼女の子供だろうか。痛む胸に気づかない振りをして、その場を後にした。
家について一息ついてから、何気なくその話を母にした。
「あぁ、あれは違うわよ」
どことなく冷たさを感じる響きの声で母は答えた。不思議に思い母に視線を向けると彼女はどこか悲しげに、それでいて恐れているかのような目をして、自分が家を出た後の話をしてくれた。
自分が見たあの子は、どうやら同級生の子供ではなく彼女本人らしい。何故か彼女は学生時代の姿のまま成長が止まってしまったのだという。
原因は不明。最初は何かと不憫に思っていた周りも、何年も変わらない彼女を気味悪がり次第に距離を置き始めるようになり、ああして人気のない所で過ごしているようだ。
「そんなことがあったんだ」
茶菓子に手を伸ばしながら、小さく呟いた。
彼女のことを思い、自然と眉が寄る。教室でいつも誰かと楽しそうに話している姿が脳裏を過ぎて、彼女は寂しがりだったはずだと思い出した。
せんべいを齧りながら、彼女が好きだった甘いお菓子をいくつか取る。ポケットに入れて、立ち上がった。
「ちょっと出てくる」
「そう?夕飯までには戻ってきなさいね」
母の言葉に適当に答えを返し、家を出た。
神社の石段を駆け上がる。
息を切らせ最後の段を上がり、神社を見回した。
「いない……」
彼女の姿が見えないことに密かに焦りに似た気持ちを感じながら、神社の奥へと足を踏みいれた。
とても静かだ。虫の声すら聞こえない。そのせいか、心臓の音がやけに大きく聞こえる気がした。
境内を外れ、昔子供たちの遊び場だった秘密の場所へと向かっていく。生い茂る木々から伸びる枝葉を潜り、草を踏みしめるとがさりと音が立った。
「――誰?」
懐かしい声がした。
「久しぶり」
そっと声をかける。
振り返る彼女は記憶の中と全く同じ姿で、けれどあの頃とは違い怯えた目をしてこちらを見つめていた。
思わず立ち止まる。他者を拒絶する小さな姿に、強く手を握り締めた。
「大人は嘘ばかり吐く」
「え……?」
ぼそりと吐き捨てれば、彼女の大きな目が困惑を浮かべて瞬いた。
それに何でもないと首を振り、一歩距離を縮める。
途端に、彼女はびくりと体を震わせた。けれどそれ以上に拒絶の反応はなく、もう一歩距離を詰める。
少しずつ、彼女の反応を見ながら近づいていく。そして時間をかけて彼女の側まで近寄り、腰を下ろした。
「覚えてないだろうけどさ、一緒のクラスだった」
彼女の方を見ずに、そう呟く。視界の端で彼女が目を瞬き、ほんの少し笑みを浮かべたのが見えた。
「覚えてる……すっかり大人になっちゃってたから、すぐには分からなかったけれど」
「そっか」
彼女の方を見て笑った。けれどまだ目は合わせない。代わりにポケットに手を入れチョコレートを取り出すと、静かに彼女へと差し出した。
細い指が、ゆっくりとチョコレートを取る。かさ、と包装紙が音を立て、甘い匂いが鼻腔を擽った。
「――おいしい」
「よかった」
それ以上は何も言わなかった。彼女も何も言わず、静けさが辺りを包んでいく。
どれだけそうしていただろう。空の青に朱が混じり始めた時、彼女は微かに声を漏らした。
「帰りたくないな」
泣くのを耐えたような声音。
それだけで十分だった。
「俺と来るか?」
そう言って彼女と目を合わせた。その目にはもう、恐怖の感情は見えなかった。
「――いいの?」
戸惑う彼女に、いいよと返す。一呼吸おいて、でも、と付け足した。
「俺と来たら、子供のままではいられなくなる。大人になってしまえば、元には戻らない」
「うん。分かってる」
微笑みを浮かべ、彼女は頷いた。
「もう、ここにはいたくない。ここで大人になるのが、ずっと恐ろしかった。外でなら、ようやく私は大人になれる」
「――分かった」
彼女の頬を涙が伝う。その滴を拭い、彼女の目を見て告げる。
「必要なものだけ持って、ここにおいで」
「必要なものなんて何もない。全部捨ててしまいたい」
俯く彼女の悲しみの深さに歯噛みしながら、何も言わずに立ち上がった。
神社へと戻り、足早に家へと向かう。石段を駆け下りながら両親への説明を考え、必要ないかと笑う。
適当に仕事があるとでも言えばいい。自分はもう大人なのだから、正直に話す必要はどこにもないだろう。
考えるべきことは、彼女とのこれからだ。勢いで彼女を連れ出すことになってしまったが、ちゃんと言葉にしなければいけない。
一緒に来るかと言ったのは、子供のままでいる彼女にただ同情した訳ではないのだから。
20260512 『子供のままで』
子供のままで
2026/5/13日(水)今日の夢日記
〇〇は、宇宙でスーパーマリオギャラクシーのような
宇宙庭で淡いピンク色のローブロンタントを着て
淡いピンクのトークハットをかぶっている
江藤新平さん(1834〜1874年)
幸徳水秋さん(1871〜1911年)
少年少女たち、年老いた老人たちを
招待していた
まるで園遊会のような光景
床は毒虫が一匹とも居ない
黄緑草が生える日本庭園
そして雲の床も多く存在する床
転んでもクッションとして血が出ないよう
ケガ一つもさせない床設定
そして睡眠ヒーリングが流れている
遠くには
死柄木弔、岡田以蔵命、豊臣国松公、豊臣秀吉公
怨霊と恐れられた菅原道真公、平将門公、崇徳天皇が
集まり〇〇の徳をどうするかを話し合っていた
岡田以蔵命『金は自然と入る』
豊臣秀吉公『〇〇の金、[徳]を見守るかの?』
死柄木弔『じゃあ〇〇の徳、このままで良いんだな?』
菅原道真公『自利利他してるのぉ』
崇徳天皇『〇〇に災いをしない』
平将門公『うむ、そうしよう』
豊臣国松公『〇〇の徳が2億を超えてる!!』
フラワーアートから姿を出した〇〇は
手を優しく振りながら会釈をして微笑む
近くには若い女性天人と、阿弥陀如来様がいる
〇〇『金は我が物ではない。
国の為、世の為、人の為に動くモノです』
少年『それが何だ!』
少年は大きなナイフで〇〇を傷付けた
〇〇のローブロンタントが赤いグリッターのような
キラキラした鮮血がドレスに染み付くが
その恐怖を笑顔に変えた〇〇は慣れている心と身体の
痛みに対して少年を微笑みながら見つめて
自らの鮮血を両手で触れて鮮血は消えた
〇〇『徳どれが良い?』
少年『徳を選んで良いの?』
〇〇『もちろん』
〇〇は、阿弥陀如来様以外の側近の天人女性
たちに声をかけて
〇〇の徳[淡いピンクと水色の徳]を少年に渡す行為をしている
〇〇『これで良いかしら?』
少年『徳が多いよ』
〇〇『この大きさの銀の徳で良いのです』
少年は少し動揺して〇〇は少年の胸元をそっと触り
彼の心に徳を入れた
スースーと木のベンチ近くで砂金のような毛布をかぶって熟睡して古銭を持つ志村新八がいる
豊臣国松公『この子(志村新八のこと)白目で面白い』
サッサッ………
〇〇『江藤新平様』
江藤新平『はい』
〇〇は慈愛をするように自然と言葉が出た
〇〇『愛する我が家族たちに会えましたか?』
江藤新平『はい会えました子供もスッカリ大人でした』
江藤は〇〇に恩返しとして丸い光を出して
彼女に差し出した
〇〇も彼に対して大きな微笑みで〇〇が貯めた大きな
徳を粒々交換しようと銀色の徳の玉を持った
江藤新平『私には………とても………』
〇〇『そんなことを、おっしゃらないで………』
佐賀の乱で処刑された江藤だが
その恐怖だっただろう最期を抱えていたのだろうか?
彼に少年のように胸元をソッと触り徳を入れた
〇〇『もう大丈夫ですよ』
江藤は、お辞儀をして涙を溜めていた
〇〇『私に教えてくれてありがとう』
江藤『有り難き………』
〇〇の足音〜〜〜テテテ………
〇〇『幸徳水秋様』
幸徳『は………はぃ………』
幸徳水秋は自らの後悔を心の中に溜めていた
幸徳(私は何てことを………)
〇〇『銀の徳をどうぞ差し上げます』
〇〇の表情は江藤新平と同じくらいの微笑みで
幸徳水秋に対しても怖い顔ではなかった
顔をあげた瞬間に〇〇は胸元をソッと触り徳を優しく
入れた
天人『次に行きましょう』
〇〇は、歩く姿勢や話すスピード、笑顔を自然と人々の魂にみせる
1人のお婆さんが〇〇の方へ杖を突いて
〇〇を見たいが為に歩いて行くが転んだ
その瞬間を見た〇〇は、お婆さんのところへ駆けつけて
床の雲みたいなクッションを膝に充てて
天人から銀の液を膝にかけた
〇〇『私がいます』
ただ、ずっと、お婆さんの近くで膝の手当てをする
〇〇は我が家の祖母みたいに近づく
〇〇の近くの志村新八は………
〜志村新八の夢の中[宇宙が舞台]〜
志村新八が歌うミルク
爆裂愛してる替歌
〜爆裂、公、公、公を入れて?命でも良いから
なんで僕は公が入らないの?貴公子になれるのに〜
トクベツ〜トクベツ〜トクベツ
夢の中の死柄木弔(お前バカか?)
クスッと笑う死柄木弔
志村新八は寝ながらボソッと言う
『貴公子になれるのにぃ………』
既に貴公子の豊臣国松、崇徳天皇などが聞いていた
2人(面白い人)
白目で起きた志村新八は髪がボサボサで半目になった
志村新八『…宇宙…てか僕以外全員穏やかな顔なんです
けどぉー!』
小鳥の鳴き声で
また寝た志村新八だった
【終】
また不思議な夢を見て夢日記しました
更新が遅くなりました
✧子供のままで。
子供のままでいたくはない。
僕が子供の頃に少年野球の練習したら、水を飲むなとコ−チに指示された。
そんな馬鹿な事を大人達は子供に押し付ける時代だった。
何も悪い事してないのに、見知らぬ爺に怒鳴りつけられたりされた。
昭和は暴言、体罰が当たり前。
実家は農業だし、手伝いは楽しくなかった。
しんどいだけだった。
僕なら、仕事は辛いけど頑張るとご褒美を貰えて、やりがいを得るようにしたり、なるべく楽しいようにする。
親はサラリーマンが良かった。
僕も今の時代の子供のように優しく育ててもらいたかった。
だから、五十代の今の方が幸せだ。
様々な経験をしたし、日々努力しているので、仕事でもプライベートでもお叱りを受ける事はほとんどない。
欲しい物は、Amazonでいつでも何でも買えるし、休日は好きな事が出来る。
ただ、老化による外見や体の衰え、記憶力の低下が辛い。
なんと、可愛い女の子の名前も覚えられなくなった!
たまに電車に乗車して、若い女性と仲良くなるきっかけがあっても「あと30歳若ければ声かけるけど諦めます」と自分に言い聞かせて撤退してます。
ああああ……。
年相応の楽しい生き方をしよう。
子供のままで
自分がまだ生まれてもいない頃に、この自分と背丈が変わらない人間が息をして、それから自分と出会うまで生き続けてくれていたと思うととても言い表し難い感情が溢れる。ソファに横に座っている距離を詰めて、じっと顔を見つめる。どうしたの、なんて苦笑するその下がる眉毛を観察しながら無言。だって、そのまま伝えたってきっと笑われるし、まともに受け取ってくれないだろう。自分が生まれてもいない頃に、綺麗な幼稚園教諭でさっさと初恋を済ませてしまった彼を恨めしく見つめる。
近所の遊んでくれるお兄ちゃんはいつの間にか憧れの人になって、忙しくて遊んでくれないお兄さんになって、そのいつの間にか追いついた小さい背丈さえ愛してやろうと思わせてくれる特別な人間になった。しかし、いつまで経っても彼にとっての自分は子供のままらしい。その恩恵にあずかってちゃっかり甘えちゃう時だってあるけども、いい加減自覚してほしいのだ。お前がかわいがっている目の前の人間はもうすっかり成人した大人なのだと。ただ、それを理解させるのも怖いのだ。自分が大人だと分かってしまって、もし興味を無くされたら?他にかわいがるべき対象の若くてかわいくて素直な子が現れたら?いくら歳上の綺麗なお姉様好きの彼だって、例外が目の前にいるのだから靡かないとは言い切れない。ただ、一生その例外が自分だけであってほしいと言うのは、まだ自分を子供だと思っている彼にとってかわいい我儘で済むだろうか。子供扱いされるのは癪だが、かわいいかわいい子供のふりをしてうっかり取り返しのつかない約束をさせてやろう。
「ねぇ、一生のお願いがあるんだけど。」
子供じみたその口調に彼は愛おしそうに笑い、優しい目で自分の言葉を待った。一生のお願いなんだから、断るのは無しね。
「おはよう」
朝、家のドアを開けると仕事から帰って来たらしい5つ年上の隣りの彼と出くわし、にこりと笑って挨拶された。
「…おはよう。そっちはいま帰り?」
「そそ。おにーさんはしっかり労働して今から寝るとこですよー」
黒服にチャリチャリと飾りつけたアクセサリーが鳴る。
「香水臭い。またオンナと同伴?」
何となく気に食わなくて攻撃的な物言いになってしまう。
それでも彼は少し困ったように笑って。
「まぁ。お仕事デスカラネー。子供は気にせず勉強頑張ってらっしゃいな」
ひらひらと手を振ってよこした。
その態度にむかついてその手を咄嗟につかんで引き寄せる。
「だから、子供扱いするなって言ってるだろ」
俺の突然の行動に驚いて一瞬動きが止まった彼だったが、またいつもの余裕たっぷりの笑みを浮かべて
「はいはい。わかったわかった」
掴まれてない方の手で俺の髪を優しく撫でた。
「だから…!!」
咄嗟に頭を引くとともに掴んでた手を離してしまった。
にやにやと余裕たっぷりにこっちを見てるのが憎らしい。
「もういい」
そのまま彼に背を向けて歩いて行こうとすると後ろから名前を呼ばれる。
勢い任せに振り向いて睨みつけると、
「気を付けて行けよー。いってらっしゃい」
なんて俺の好きな笑顔で言われてまたむかついて思いっきり目線を外してそのまま早足で学校へと向かう。
後ろからまた追いかけてくるように声が掛かる。
「寄り道せずに行けよー」
だから!!
子供扱いするなって言ってるだろーが!!!
たかだか5歳の差ぐらいなんだってんだよ!!!
(子供のままで)
風に揺れるブラウスの袖が、開いたアルバムを撫でて脇に置く。皺だらけのその手を変わらず美しいと私は思う。
「子供のままでいられたら良かったなあ」
夕陽の沈む川面を見つめて、あの日もあなたはつぶやいた。
——いつか夢を叶えたいって、そうやってずっと夢見てたかった。知りたいことは 風に揺れるブラウスの袖が、開いたアルバムを撫でて脇に置く。皺だらけのその手を変わらず美しいと私は思う。
「子供のままでいられたら良かったなあ」
夕陽の沈む川面を見つめて、あの日もあなたはつぶやいた。
——いつか夢を叶えたいって、そうやってずっと夢見てたかった。知りたいことは分からないままで、知りたくないことばっかり分かっちゃう。
こちらを見ない横顔を、何十年も前のあなたを、何度も何度も夢見ていた。いまも好きです、前よりずっとと、声にできずに心で叫んで。
写真のなかで咲くのと同じ桃のつつじが揺れている。記憶から抜け出たような白いチョウが私の身体をすり抜けて、庭を横切って飛んでいった。
『忘れられない、いつまでも。』『モンシロチョウ』『愛を叫ぶ。』『子供のままで』
子供のままで
子供のままでいたかった?
子供のままでいられたら、もっと 純粋な自分でいられた?
子供のままだったら、
それはもう困ったことになるわね〜笑
子供っぽい、って人もいるけど
それはそれで本人大変かも〜!
自分は?子供のままでいるなんて
イヤだ!
身体も心も加齢するから、人生味わえると思ってるから。
"子供のままで"
右肩の色落ちしてる蒙古斑
消えてないから触れてもらえた
水面に映る私が静かに崩れていく。
囁くような雨が肩を濡らしても、私はそこに足を縫い止められている。
幼い頃、この湖に私は落ちた。
冷たい水の底に魚がいるのか気になって、桟橋から覗き込んでいたのだ。どうしてか、家族は誰も気づかなかった。
春の湖は夜の底よりも暗かった。刺すように冷たい水が肺に流れ込み、視界が眩んだ。小さな泡が夢のように泳いでいた。
私はあの時に死んだはずだったのだ。
でも、唇に柔らかく触れるその感触で目が覚めた。そよ風が濡れた肌を撫でる。呼吸は緩やかに整っている。湿った苔の上に、私は横たわっていた。睫毛が重なる近さに、男の子の顔がある。
少しずつ遠ざかるその顔を、私はおぼろ気な心地で見つめていた。小さな彼は、水晶玉が埋めこまれているかのような生気のない瞳をしていて、滑らかそうな頬も蒼白く透き通っていた。
どこか懐かしい顔だった。
「僕の半分を、君にあげたからね。」
あどけない声で、そんなようなことを言っていた。
「君の命はもう定められている。そのときが来るまでは、水辺に近づいちゃいけないよ。」
「でも、時が来たらまたここへおいで。僕はいるよ。君がいつまでも、子供のままでいてくれるなら。」
夢か現か。
遠い日の記憶が、雨音に混ざり降り注ぐ。
身体が芯まで冷えている。雨は地面を打ちつけるほど強くなったが、それでも私は動けない。
夫に叩かれた頬だけが熱を帯びていて、現実の深度は図り知れぬままにただそこにある。
ここが私の終着地だと思っていた。
まだその時ではないのか。
4才になったばかりの娘が、家で待っているからか。
少年の姿は二度とみえない。
『子供のままで』
スペースだけ🙇🏻♀️
連日すみません💦
お題『子供のままで』
よく分かりました。
大人になったとて、人間的に良くなるわけではないと。
図体だけ大きくなり、歳を重ねるだけだと。
家庭環境やいじめなどでトラウマを抱えたまま、大人になると余計に拗れることも。
自分の加害には無自覚で自分は被害者だと、思いながら人を傷つける、母がそうでした。
子供のように自分が一番辛くありたい、自分を一番気にしてほしい、それを行動原理にする貴方は子供のままですね。こんな、中身が子供のような、未成熟な人間と行為をした父を尊敬しますよ。それが母となり、子の給料を集り、交通費がないと縋りつく、これまでに類を見ない逆転現象。
貴方のお陰で大人への幻想は、無事、打ち砕かれました。
けれど、よかったと思うのです。
幻想を打ち砕かれた時のこんな人だとは思っていなかったと、無責任な他責をするような人間にならずに済んだのですから。貴方は人生楽しそうだと私に言って聞かせた。
楽しそうと楽しいの違いも見分けられないのですね。
そもそも何故、一瞬だけを見て人生楽しそうだと言えるのですか。作品を一瞬だけ見て批評してるような物だ。
人の言葉なんぞに意味はなく、主観であり、信じるに値しない物なのだけれども、意味があるかないかも、個人の判断基準に寄るもので、その判断基準には趣味嗜好、機嫌、など様々なものが関係している。好き勝手に意味がある、意味がない、と批評家気取りをすればいい。
誕生日がくるたびに年齢だけどんどん上がっていく。でも心のどこかでは追いつけてない自分がいて、年相応になれてない部分がたくさんある気がする。子どもというには違う でも大人にもなりきれてない今の私はどこにいたらいいんだろうか。ほんとはずっと子どものままでいたかった 気づいたら悩みがなにかしらある中でずっと生きてきたけど、もう少し楽に考えられてた頃に戻りたい。無邪気で純粋な心がなくなったわけじゃない ただちょっと濁っただけ、抱えてる荷物が多すぎるだけ…そう思いたい
「子どものままで」
: 子どものままで
ママ、今度の日曜日、ご飯食べに
行くから、空けといてね
パパには言っとくから
じゃあいってきます
分かった、いってらっしゃい
スーツが馴染んできた背中に
くっつけるように返事を返す
早速カレンダーに印をつけようと…
あっ、そうかぁ~
第二日曜日、忘れてた…
ふふふっ! 楽しみだわ
さあここよ、入ろう!
とっても雰囲気のよい空間に
これまたとってもいい匂いが漂う
ママは何にする?
メニューの中に並ぶ誘惑の文字たち
落ちつくのよ、私!
これだ、決めた!
お子様ランチにする!
言うと思った
娘は嬉しそうに目尻を下げている
いや、大人しかいないのにお子様ランチって
注文受けてくれるのか?
私の心は、子どものままで止まってるの
今もなお、ピュアなのよ
ただ精神年齢がひく…イタァ…
じゃあ注文するね
母なんですけど、お子様ランチ1つと
じゃあパパは…
パパはオムライスだから、いいね?
は、はい…
私はハンバーグで
かしこまりました
周りのお客さんの顔を見ているだけで
めちゃくちゃ美味しいのがわかる
期待が高まっちゃうじゃないの…
お待たせいたしました
お子様ランチでございます
き〜た〜、私のお子様ランチ!
わぁ~、オムライスに海老フライにハンバーグ
夢の共演じゃないの〜
自分でも目がキラキラしているのがわかる
その中でも一際私の目を奪ったもの それは…
誇らしげに一旒の旗を掲げているプリン
旗には見覚えのある丸い文字で
お母さん、いつもありがとうと記されている
プリンがドヤ顔をして私を見ている
なんでプリンがドヤ顔なのよ…
嬉しいのに泣けてきた
オトナ仕様のお子様ランチに
手書きの文字
なるほど、そういうことなのね
よぉ~し、いただきます!
うん、どれも美味しいし、最高だね
やいプリン、自分は食べられないって
思ってるでしょ?
一瞬顔を引きつらせたプリンを
容赦なく胃袋におさめていく
いやぁ~、本当に美味しかったよ
でしょ、また来ようね
今日は私の奢りですから〜
パパの分は後で貰うね
は、はい…
冗談だってば
帰りにケーキ買っていこうよ
美味しいお店があるから…
3人で並んだ帰り道
少し暖かな5月の風が
私たちをゆっくり追い越していった
桜月夜
子供の頃は、初めて知ることがたくさんあって、その度にワクワクした。遊具なんかなくても、その辺の石でもずっと遊ぶことができた。早く大人になりたいと思いながらも、子供のままでいたいと思う気持ちもあった。
大人は大変そうだった。満員電車に揺られて、辛そうな顔をしている。朝早くから、夜遅くまで働いて、家でも自分の世話は自分でしなくてはいけない。楽しそうな大人なんて、周囲にあんまりいなかった。
大人になって、夢ばかり語りながら、ふわふわと生きていると、いつまでも子供のままでなんて言われる。生きるために一生懸命だ。現実が辛いと思うと、そんな世界ばかりが広がっていく。
もし、小さなことでも、初めてするようなワクワクする体験を自分にさせ続けたら、その一部分だけでも子供のままでいられるだろうか。
「子供のままで」
「子供です!」
「ええと、お客様、その……」
「私は子供です! ほら身長だってこんなに小さい!」
「しゃがまれていますよね」
「声だって高くて!」
「作ってますよね」
「小3向けの計算ドリルもやってるんです! 脳トレに!」
「小学生は脳トレ目的でドリルはなさらないですね。……あの、後ろの方も待たれているので、入場料を払って頂けますか。大人一名」
「嫌だあああ高いよおおお!! なんで夢の国の入場料が現実的なんだよおおお!!」
某ネズミの耳カチューシャをつけた小太りの中年男性が、警備員に引きずられて列を抜けていった。
気持ちは分かるよ……。
【お題:子供のままで】 ※フィクションですよ〜
#子供のままで
あの日漕いだブランコ
あの目線で見たこの世界は
透き通って見えた
子供の豊かな感性を
失いたくないと思ってしまっているのは
大人に近づいているサインなのだろうか
ずっと、子供のままでいい
ずっと、子供のままがいいと
ずっと、ずっと、思っている
子供のままで
■ 小説(ファンタジー、師弟、弟子視点)
師匠の体は依然、子どものまま。
もう一カ月になる。
副作用だとしても長い。
扉を開ける。
師匠が椅子の上で、棚の上段へ手を伸ばす。
「取りますよ」
トレーを近くに置く。
そばに行って、後ろから手を伸ばす。
一冊、引き抜く。
「これですよね」
少し姿勢を低くする。
師匠が受け取る。表紙を見る。
眉が寄る。
「あれ、違いました?」
「……ふん」
師匠は椅子を降りて机へ戻る。
椅子を、もと位置に戻す。
トレーへ戻る。
まだ温かい。コーヒーを運ぶ。
カップを机に置く。師匠の手元に寄せる。
師匠が開いた本を横にずらす。
皿ごとカップを口元に寄せる。
視線がこららに向く。
「顔に出ているぞ」
トレーで顔を覆う。
肩が、震える。
「すみません……」
たぶん師匠の眉は、深くなっている。
もう少し、このままで。
(後書き)
ショタより、ショタ化した師匠が好きでした。
今日は気圧が高いー
→ヤベッ!
中身が子どものままの主人公の昭和物語の設定作ってたら、こっちを書くのを忘れてた!
テーマ; 子供のままで
子供のままで
ただ キミとこのまま
笑いながら
生きていけたらいいのに
子供のままで5/13
子供はとても不自由だと思う。
いつも親の監視下で、やりたいことをやりたいだけなんて、させてもらえない。
それが、自分のためだとしても納得いかないんだ。
だからつい、寄り道や探検をしちゃうんだ。
だって、自分だけでどこまでも行ける気がしてわくわくするから。
でもね、大人になって、やりたいことをやりたいだけできるようになったら、このわくわくがなくなっちゃうと思うと、ずっと子供のままがいいな。
って、思っちゃうんだ。