『始まりはいつも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
始まりはいつも
始まりはいつも、
私から。
初めて出逢った君に、
声をかけたのも。
「友達になれるよね」って、
手を差し出したのも。
心の中で膨らんだ、
君への恋心を言葉にしたのも。
全部、全部、私から。
始まりはいつも、
私から。
朝の挨拶も。
何気ない会話も。
愛の囁きも。
全部、全部、私から。
そして。
君と喧嘩して、
暫く、険悪になったけど。
その、仲直りのきっかけも、
やっぱり、私から。
ねぇ。
偶には君から、
私に声をかけて。
そして、
君の心の中を教えて。
君の我儘を聞かせて。
君から私に甘えて。
始まりはいつも、
私から。
…じゃなくて。
始まりが、君からの、
「愛してる」が、
聞きたいんだ。
始まりはいつも、薄々と理解できていた。
視線、声色、接触の頻度、距離感。その全てで相手の好感度が手に取るように見えていた。とはいえ、こちらからは用でもない限り話し掛けない性分であった為、わかっていて当然ではあったのだが。
愛想笑いで世間話を続け、頃合いを見て相手の懐に入り込む。呆気ないほど単調な大人の駆け引きだった。
ホテルのソファで煙草を吹かす頃には恋人面したオトモダチが出来上がっている。
見る目のない奴だと、内心見下す。
しかしその滑稽な執着と単純さは何とも虚しい己の空いた心を慰めた。
一生、本当の意味では交じ合うことはないのだろう。
終わりさえいつも、薄々と理解しているから。飽きて離れていくその時までは素知らぬ振りして相手しようか。
始まりはいつもあなたから
有難う いつも私を導いてくれて
私が今いきているのはあなたのおかげ
始まりはいつも君から。
『おはよう!』
『…っ!お、はよ…』
朝から勢い良すぎてちょっとびびる。
でも、今日は僕から。
「おはよ、」
そう彼女の後ろから声をかけたら、彼女は絹糸のような綺麗な髪をなびかせてこちらを振り返る。
ぱちりと眼が合って数秒。
事を理解したのか顔が熟れた林檎みたいに赤くなって、口をぱくぱくする彼女を見て僕は満足した。
「おはっ、よう…!」
さらに僕以上に吶る挨拶にいよいよ笑ってしまう。
ああ、やっぱり今日も彼女が可愛い。
これから話す事も昨日書いたものと同じく実話です。
(私は現在中学1年生です。)
これから話す内容は中学1年生になってまだそんなに経ってない頃の出来事です。
私は数え切れないほどの猫を飼っていました。
私の家族は皆猫が好きなので、道端で鳴きまくっている猫を拾って持ち帰ったりして、育てていました。結構な数の猫さん達でした。
でも、
今は4匹くらいになってしまいました。
凄く悲しいです。
その中でも一番のお気に入りだった子が居たんです。
その子の名前は「もっちゃん」と呼びます。
理由はモップみたいでフサフサしていたからです。笑
そのもっちゃんがつい最近空へ行ってしまいました。
居なくなる4日前から姿を消していました。いくらもっちゃんと叫んでも出て来なくて、凄く落ち込んでいました。
でもやっともっちゃんが姿を現してくれました。
諦めずに叫び続けたらやっと帰ってきてくれました。
凄く嬉しかったです。でも帰ってきてくれた時のもっちゃんの姿は、
凄くボロボロでした。あんなに元気だったのに、この日は元気がありませんでした。体はボロボロで、ヨレヨレになって歩いてました。
とりあえず、食べ物と飲み物を上げました。でも食べてくれませんでした。飲み物すらも飲めない状態でした。
死んじゃうのかなって心配で心配で泣いてしまう程苦しくて、でもその子の前で泣いたらだめだと思い、家族もいたし、なので、泣く寸前でしたが我慢しました。
ですが、その子を見ているともうだめで、その子から一旦離れて、大泣きしました。声なんて我慢できませんでした。ずっと泣いていても意味がないと思い涙を消して帰りました。でもまたもっちゃんを見ていると苦しくて仕方がありませんでした。我慢したかったけど、我慢できませんでした。もっちゃんの前で泣いたら駄目だって泣かないようにしていたのに、、、。
泣いている私を見たもっちゃんは、ヨレヨレになりながらも頑張って自分の足で私の膝の上に乗ってきてくれました。動くのもしんどいと思うのに、頑張って私なんかの為に慰めに来てくれました。それにもっと苦しくなりました。もうその日は大泣きでした。我慢なんかできるはずもなかったです。しばらく一緒に居ました。
何度も何度も私はもっちゃんに、「居なくならないで。まだ生きてなきゃだめ、」と言いました。もっちゃんは呆れながらこっちを見てました。笑。もうその後は息を引き取りました。最後までこんな弱い飼い主でごめんね。一緒にいてくれてありがとう。って声を掛けました。心の中で。声に出したくても泣きすぎて声が出ませんでした。笑
凄く悲しかったし苦しかったです。辛すぎました。
その日だけではなく、この出来事を書いている今も泣いています。笑
こんな夜中に迷惑過ぎますね。笑
ちゃんと泣き止みます!笑
もっちゃんとはまだ一緒に居たかったけど、私の心の中にはずっと今も居てくれてるので。ちゃんと声もかけてあげてます。この声が届いているかはわかりませんが。届いていたら嬉しいです。
明日も明後日も強く行きます!!皆さんも強く生きていきましょう!
長文にはなってしまいましたが、見てくれると幸いです。
では、おやすみなさい!☺️
始まりはいつも君からだった。
どこに行こう? 何をしよう? いつも聞いてきてくれる。
カフェに行こうと言えば直ぐに調べて提案してくれる。
遊園地に行ったら地図を開いて色々道順を決めてくれる。
何をするにも君は僕のことを考えてくれている。
だから始まりはいつも君からだったけど、これだけは僕からがいいんだ。
今日のデートはいい所に行くから、オシャレしてきて欲しいな。
始まりはいつも
選挙が始まった
とりあえず与党に過半数
取ってもらいたくない
誰がなっても同じてよく聞くけど…
なら自民党やなくて良くない?
もはや奴隷国家の日本
大日本帝国のがマシに思える
日本人に生まれて良かったと
これだけ技術を持ってる国
自分は頭悪いけどひとつだけ
確信をもって言える
国を運営している人たちに
頭の良い人は居ない
ていうか本当に日本人が
国運営してるんやろか?
なんか乗っ取られてない…
外国人良く見かけるけど
何で自国民を雇わないのよ
本当に不思議な国です
始まりはいつも
背水の陣からの第一歩だよ
一歩前にでれなければ
命無くす人がどれだけ居るか…
国を運営する人へ
ちゃんと世の中を見てください
宜しくお願いします
始まりはいつも突然だ。
そんなありふれた言葉に騙されたりはしない。
予兆は、いつだって、そこにある。
ただそれを、見ないフリをしていた。
気づかないフリをしていた。
本当は全部ぜんぶ分かっていたのに。
始まりはいつも突然なら、終わりだって突然だ。
始まりはいつも、終わりはいつも、
目をつぶっていた自分のせいだと分かっていたのに。
<お題:始まりはいつも>
テーマ「始まりはいつも」
始まりはいつも突然だけど
ハサミで切り落としたら
この繋がりは途切れるのかな
雨が降り出しそうな時、いつも同じ匂いがする。
懐かしくて、どこか寂しいような。
雨男だと自覚したのは、小学生の頃だった。
楽しみな行事の日はたいてい雨で、まれに見る不運な学年だと言われていたらしい。
雨が降っていると、バスは遅れてやってくる。しかも、ここのバス停には屋根がない。
『いやー、降りましたね』
『雨といえば、降る前は鳥が低く飛ぶそうで』
なんなんだ、この男は。大雨の中、傘越しに話しかけられているこの状況は。
『私、晴れ男なんですよ』
『雨男は雨に降られることが多い人じゃないですか。私は、雨上がりを見ることが多いんです』
「それは雨上がり男では?」
しまった。間を埋めてしまった。
『雨が上がるって、晴れるってことでしょ?』
雨か晴れか、ゼロヒャク思考なのか?
「曇りのままのこともありますよね」
本当の晴れ男は、曇りを晴れにする人――。
『曇りかー、盲点でした』
『小さい頃に骨折して学校休んだことがあって。1週間くらいかな。戻ったら久々に長雨が止んで、凄いね晴れ男だねって。そこから何十年も自分は晴れ男なんだって思ってました』
「でも、晴れ男がいないから雨が降ってたってことなんですかね」
『まあ梅雨の時期だったんで、次の日はまた雨だったんですけどね』
……それは雨上がり男だろ。
『お、晴れ…いや、雨上がってきましたよ』
「ほんとだ、鳥も飛べますかね」
――高くなくても、飛べたら何でもいいか。
『鳥も飛べるし、雨上がり特有の匂いがあります』
雨上がり特有の…。雨が降る前の匂いとは違うんだろうか。
『バス、来ませんね』
「晴れたことだし、歩きましょうか」
始まりはいつも、貴女の温かい笑顔ですね。
そこから、新しい人との関わりが始まります。
どうか、怯えて引きこもらないでください。
貴女は人と関わってこそ、より輝くのです。
始まりはいつも私からだった。
話すときもDMをする時もぜんぶわたしからだったのに君は急にDMしてきたりでんわをかけたりいっしょに学校登校しよ??って誘ってきたりあなたもいろいろと変わったんだね今では両思いだよ🎶🎶😻😻
いつもそうだね。
その子中心でまわっていくんだもんね。
僕は違う。僕は、いつもいつもいつもいつもいつもいない存在のようになって。
隣にいる僕が、どれだけ惨めに、どれだけ死にたがるのか知りもしないくせに。
親だってそう。「妹の方が我慢してる」?
じゃあ僕はしてないって言うの?僕も僕なりに、なんだって我慢してる。
してるつもりのはずなのにな。
本当に、これ以上生きても無意味。
ならもう死んだ方がいっその事いいか。その方が、みんなすっきりするだろうし。
今までだってそうなんだよ。
始まりはいつも僕じゃなくて誰かで。僕はその人に照明を当てて。
僕じゃなくて、彼や彼女。彼奴の方が、よっぽどすごくて。僕なんかとは、比べ物にならなくて。
僕なんかよりも、彼奴が映る方がみんな、喜ぶんだって。
僕は本当に、脇役で。
脇役よりも悪役かもしれない。誰かを傷つけやすいから。
分かってるんだよ、僕は恵まれてるんだって。
ご飯はある、冷たいだけ。周りの人はいる、本当は見られてないだけで。感情は出せる、出そうと思えばね。
僕よりも辛い人なんて、この世の中何万といる。ご飯もろくに与えられなくて、食べられない人。
誰も見てくれなくて、ずっと孤独でいらなきゃいけない人。
感情も何もかも失って、もう気づけば手元は何もない人。
そんな人達よりも僕はよっぽど幸せだって分かってる。だから、簡単に辛いとか苦しいだとか言っちゃいけないんだって。
じゃあその人達はどうなるのって話になるもんね。
分かってるんだよ、ちゃんと。
『始まりはいつも』
始まりはいつも同じ…
始まりはいつも違う…
それは人それぞれ
なのに…ある大人は同じだと語り
ある子供は違うと語る
始まりはいつも…
「なんだっけ…」忘れてしまうものだってある
分からなくなっていつもが分からなくなる
始まりのラインが人よりもっとズレて遅くなる
それでも…それでもラインを同じにしたくて
無理やり揃える
そうすれば、「始まりはいつも同じ」と言える
それが出来なければ?
出来なければ「始まりはいつも違う」と言える
人と同じ始まりはいつもじゃなくて良い
始まりはいつも元から違うのだから
始まりはいつも
始まりはいつも突然だ。
金曜日の放課後、部活に行こうと廊下に出る。
すると同じ部活の友達と、見覚えのある女の子。
確か少し前、趣味が同じと別の友達から紹介された子。
せっかくだから声をかけて、少し話してみた。
言ってしまうまでの一瞬。数分もなかった気がする。
でもその一瞬で思えたの。仲良くなれるな、って。
これからきっと、また話す機会はある。つくれる。
まだ始まってすらいない友情、期待してみようかな。
あなたの出逢い
寂しさを埋めるために、枠行くだけのつもりで居た
でもいつの間にか好きになってた...
あなたになにかあるとご飯さえ喉を通らなくなってた
あなたとの一言で嬉しくなったり泣いたり舞い上がったり
私は気づいたらあなたの手のひらでコロコロ転がされてるw
気づいたらあなたの声聞かないと落ち着かなくなってた...
周りからは‘’バカ?”って言われるけど
私はバカでいいと思ってる
だって世界中の誰よりもあなたを愛してるもん
あなたからさえ‘’こいつバカって思われるぐらい
愛してるよ
ドキドキする
初めて会って話した時
ストレートなあなたの眼差しに
疑う心つゆ知らず 真夜中のラブコール
最初は相手にしてなかったけど
いつの間にか あなたのペース
ドキドキする
本当は こんなことしてちゃいけない立場だってわかっているのに
閉店したあとのボックス席で
わたし、あなたとキスしてるの
あなたに沢山話しかけられるようになった頃
誰にでも言ってるんでしょ、って
高みの見物してる気分で
ハマることはないと思ってた けど
心のどこかで
ハマらないようにしないと、って思ってた
思ってたのにな
あなたの目を見てると ダメだった
振りほどけなかったどころか
あなたの膝にのっかって
夢中でキスしてた
あのとき わたしの欲しい言葉をくれたから
あのとき すぐにラブコールくれたから
あのとき、好きかも、って言ってくれたから
だから、ドキドキするの
いまあなたみたいな人が目の前に現れたら
また同じ道を辿って
どうしようもなくハマってしまいそうで
◇始まりはいつも◇
始まりはいつも
あなたから
臆病でごめんね
_始まりはいつも
始まりはいつも
毎朝の「おはよう」や、毎晩の「おやすみ」はないけれど、そろそろ話したいなと思うタイミングで話しかける。「何してるの?」とストレートに聞くのは緊急性があるように感じるし、監視してるようで重たい気がするから、まずはじゃんけんを挑んでみる。そして、「電話したい」と素直に言うのは恥ずかしいからお決まりのスタンプを送り合う。まるで素顔を隠して相手の様子を伺い突撃のタイミングを見計らうハンターのような気分になる。会話の始まりはいつも慎重になっちゃうけど、話し始めれば夜中から次の日の夕方までずっと。いつか、じゃんけんもスタンプも必要なくなる日が来るのだろうけど、それも寂しいね。
休日の夕方、俺は買い物を終えて帰ろうと店から出た。外は夕陽が光っていてカラスがカーカーないている。
俺は夕暮れという時間帯が好きになれない。
何故ならこの時間帯にいい思い出がないからだ。
車に乗れば老人が邪魔なところを歩き出し、小学生の登校班が横切り、渋滞に巻き込まれる。
そして自転車に乗れば人通りが多く、運転しにくい。
河川敷を歩けばホームレスがいて穢らわしい。
俺がこの時間帯に機嫌がいいということは絶対にない。
それに反して朝はいい。朝5時に起きて夕陽を見ながら軽食を食べ、ジムにいき、プロテインを味わう。飴玉を舐めながら歩いて帰宅しシャワー。想像しただけで最高の時間だ。朝は賢者しかいないのだ。
しかし、7時ともなってくると、主婦やらリーマンやら生意気な中学生らがだらしなく起き初めて鬱陶しいのだ。
俺はそれだけこの2時間の差は大きいと思っている。
しかし、嫌いな夕方にはいい事もおこりやすい。
例えば、美人が目の前で転けて助けてあげたら飴玉を貰ったり、白猫を見たりだ。
それに、夕方を過ぎれば夜だ。夜になれば俺は地下街にある小さなBARに行く。そこには酒友達とでもいうか。
歳も違うし、酒の好みも違うが少なくとも週3で常連通し言葉を交わす。その時間も朝と同じくらい好きなのだ。
しかし、やはりそうポジティブに考えても夕方は嫌いだ。どうしてもって訳じゃないが、子供の頃から遊びから帰らないといけないという理由で嫌いだった。だから時が経つにつれ意味もなく「嫌い」が膨れ上がっていったような感じだ。
まぁ、こんなこと考えているうちにもう家に着いたので良しとしよう。
まぁ。こんな俺にも人妻ってもんだ。妻だけには目がないのだ。
俺は妻に尋ねる。
「俺がプロポーズしたの、いつだったか覚えてる?」
「そりゃ覚えてるよ!六月の二十八日、私の誕生日の夕方だよね?」
「よく覚えてるな。」
「なんで夕方だったの?ディナーの後とかだったらロマンチックだったのに」
「あぁ、夕陽でお前が光ってその横顔があまりに綺麗で、結婚しようって言っちまったんだよ。それに、嫌いな夕方が好きにできるチャンスだと思ってな」
「もうそんな大袈裟なぁ!!」
妻は嬉しそうにするが、しきりに不思議な顔をして、夕方は今も嫌いじゃない、どういうこと?と聞いた。
「あぁ、おかげで、お前と過ごす六月二十八日の夕方だけ好きになったよ」
「なにそれ、抽象的(笑)」
二人で少し笑ってからまた、日常に戻る。
俺は夕方は嫌いだが、夕日は好きだし、妻が好きだ。
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なんか変に極端な話になってしまった..