『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな本。
私は昔、活字を読むのが苦手だった。
でも、中学生になった頃、クラスには話せる人がいなくて、一人小説を読み漁るようになった。
それから、活字が好きになった。
小説が好き。
だって、その世界に入り込めるから。
自分だったらこうするって、考えて。
現実逃避ができるから。
もう疲れてしまったから、現実逃避をする。
もう、現実のことなんて何も考えたくない。
将来のこと、勉強のこと、仕事のこと。
怒られてばかりで。
注意されてばかりで。
呆れられてばかりで。
もう、何もかもが怖くて。
注意されるのも、怒られるのも目に見えてる。
だから、それで傷つかないように自分で自分を罵る。
私は承認欲求の塊だから、頼まれた仕事は断れない。
どんなにやることが多くて精一杯でも、断れない。
仕事を引き受けて、実行して、失敗して、注意される。
その繰り返し。
間違えてばっかりで、失敗してばっかりで。
承認欲求を満たすどころか、怒られてしまう。
もう、やだ。
何もしたくない。何も考えたくない。
何もかもに疲れたんだ。
死にたいんだ。
助けて欲しい。
でも、もう、どうすればいいか分からなくて。
人に相談して余計に傷つくのが怖い。
人を心配させたくない。
心配されるのが気持ち悪いって感じてしまう。
もう、生きてる余裕なんてほどんどなくて。
でも、死ぬ勇気なんてなくて。
だから、なんとなく生きてる。
普通になりたいけど、なれない。
もう、どうしようもなくて。
八方塞がりだ。
君がいなくなってからもう1ヶ月。
部屋の片付けをしていたら君人の思い出の品が
沢山でてきた。中でも印象的なのは好きだった本だ。
少し埃の被った大きなシミの特徴的な本だった。
それを抱き上げた瞬間。君とのたくさんの思い出が
蘇ってきた。脳裏に焼き付いて消えないのだ。
この思い出は無理して忘れなくていいんだ。君が
優しく問いかけてくれているような気がした。
その事が私の心を
軽くしてくれた。
私は無理して忘れない。君のことをずっと覚えている。
私がずっと覚えていれば君は私の心の中で生きていける
2024/6/16 好きな本
『好きな本』
私に好きな本があるように
誰かにとっても
私の描く物語の本が
あなたの好きな本になりますように
そこには才能や経験が必要?
無理なら、
自分の物語がこれから出会う貴方に
届きますように
今夢中になって読んでいる本
大河ドラマ「平清盛」ノベライズ本
台本に基づいて書かれた小説
今さらである。
ドラマは10年以上前に放送されたものだが、
オンデマンドでこの数ヶ月、
数話ずつ毎日観ていた。
松山ケンイチの清盛に魅了された!
50話観終わった後も
清盛と離れたくなかった
図書館に行って、1〜4巻全てを1度に借りた
何がそんなに良かったのか?
当時の日本語が美しいのだ。
無駄がない
それを活字で読むことの快感
全てのセリフとナレーション
(源頼朝役の岡田将生)
読みながら、さらに深く清盛の世界に入っていく
有難いことに、読みが難しいものは
フリガナがついている
家系図も冒頭にある
似たような名前の登場人物には閉口するが、
映像を思い出しながらの読書。
これも終わってほしくない。
さて、松山ケンイチ出演の朝ドラで
清盛〜!とでも呼んでおくか。
「本」
捨てられず積み上がった本を邪魔だなと思う。
端を折られたページには、
その時の私の断片が取り残されているみたいで、うれしくない。
言葉は息をし続けて、変化する。
変色した紙の上で、
かつて踊っていた言葉は、また踊り出す。
あぁ、なんて、きれいだ。
淹れたてのコーヒーでも飲もう。
赤面する孤独を味わおう。
私は行きつけの図書館がある
その図書館の本の中で特に気に入っている本がある
だけど、今日はそのお気に入りの本が無かった
「(誰か借りてるのかな、)」と思い、受け付けの人にその本を誰か借りていますか?と聞いたら
「そんな本この図書館にはありませんが、」と言われた
おかしいだって昨日だってこの図書館に来てその本を読んだんだもん無いなんて有り得ない、、、
私が気に入っている本の題名は、
太宰治の「人間失格」
【好きな本】
ファンタジー ミステリー ほのぼの
大好きなものがたくさんある
本屋さんで見かけると
手にしてつい 購入する
気づいたら
まだ読んでいない本が
たくさん重なっている
早く読みたいな
わくわく どきどき
私の夢は 部屋を本でいっぱいにすること
少しずつ少しずつ
好きな本が 増えていく
絵本も読むし、小説も読む。
好きな本は、たくさんある。
どれが1番とかはないけど。
貴方と2人でいるときに、読む本が1番好き
好きな本。
世界を彩るのは、多彩な人と物とその他だ。狂おしいほど自分本位な人生が、一番読み応えのある日記となる。
私は日々の隙間で本を読む。ミステリーでもファンタジーでも、恋愛でもホラーでも。面白そうだと感じたものに手を伸ばし、味見し、飲み込む。
僕は限られた祝日を使って本を書く。社会問題でも、人間の性でも、動物モノでも、何か伝えたい理由を持って文字におこす。
結局、何を好きになって、好まない事を隠すのかは、その時と自分による。全ての人が嫌いでも、自分だけが愛せるなら、それは名作で愚作だ。
こんな短い文章さえ、受ける感覚も違うし、感じ取る内容も違う。その隙間を魅せるように、文を綴るのが好きなのも、私ということだ。
好きな本を探そう。
もしくは、好きな本で進もう。
好きな本
特に思い出さない
せっかくテーマをもらっても
なかなか具体的なことを
言えない。
振り返れば、何となく
生きてきた
ある意味、平和に
生きてきたこと
なんだろか
でも、何か知りたいと
思った時には
本わ読みたくなる
本にするためにページを
多くとっていると感じる
ことがある
今やすまほで読める時代
本当にテーマにあった
ことだけわかりやすく
書いてもらったら
いいのではないか
可能なら字を大きく
【好きな本】
昔から本が好きだった。厚ければ厚いほど、古ければ古いほど好きだった。ずっしりと手にかかる重み。古い紙特有の香りに、めくるたび立つパリパリとした音。
少し大きくなったら、現代物の小説も、文庫本も好きになった。小さい本は、その中に世界がキュッと詰まっているような気がする。ミニマムな私専用の世界。家に引き篭もる勇気がない私は、本の世界に閉じこもった。
それからまたしばらく経った。私はやっぱり自分の世界で生きるのが下手みたいで、周囲からの圧力によって早々にして自分の世界を捨ててしまった。いい成績と、いい仕事、ひいてはいい給料。周りに溶け込むために、いつか閉じこもるのをやめてしまった。
でも、挫折したとき。うまく行かないとき。不意に本を読みたくなった。1日10分くらい、少しずつ、少しずつ読み進めた。電車の中だったり、布団の中だったり、読んでいるうちに机で寝落ちしたり。それでも本は手放せなかった。
本当は、閉じこもるツールじゃなくて、自分を表現してみたい。本物のどん底にあって、一晩中泣いて、私は本当の願いに気がつけた。
書いてみよう。綴ってみよう。今、私はもう一度、言葉に向き合おうとしている。この叫びが、誰かの心に届く日が来ますように。私の描く世界が、誰かの支えになれますように。
好きな本
[オードリー・ヘプバーン永遠の言葉120]
魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
その名言が心に刺さる
世界の恋人と呼ばれる彼女は、私も当時、5歳ぐらいから
オードリーへプバーンのことを魅力的な女性だ。と
思っていた。
その他にも、
[だから自分を変えたのです。ダイアナという生き方]
ダイアナ元妃も波瀾万丈な生き方をした女性だった
そして、なによりもダイアナ元妃が
ディズニープリンセスの世界から飛び出てきた
リアルすぎる[シンデレラ]だと思い込んでいた自分もいた。
ダイアナ元妃のことを[シンデレラ]と呼んでいたときもあった。私にとって海外の王族の中で、
1番キレイな彼女。
アマゾンプライムビデオでも、ダイアナ元妃関連の映画を視聴したこともある。
故。三浦春馬が著書した[日本製]も愛読している。
日本製を読んでいると、長崎県の壱岐島が出てくる。
彼が、実際に訪れた場所、長崎県の壱岐島に
私も旅行したことがある。壱岐島は、私の母の祖母の
出生地、出身地であり、壱岐島は何処にあるんだろう?
そして、その時は、まだ彼が、
奈緒子という映画の撮影地として訪れた場所だと
知らなかった。まだ当時、社会の授業で、都道府県を
習っていなくて、カメラで壱岐島の写真を
納めていた。けれど、彼が撮影された場所で
偶然に写真を撮っていたので、春馬くんとの何かしらの見えない特別な縁があったのかな?と、
【ありがとう。春馬くん】
と、上を向いて彼に伝えている。
カフェ、喫茶店、美術館などでセクシーな女性の絵が
飾っているのを今でも忘れない。
その人は、マリリンモンローだと知ったときは、5年後
マリー・アントワネット関連の本も、地元の図書館で
何度も読んだことがある。映画も。
なかなか本屋で彼女の本が
見つからない。彼女の肖像画から見て、
ドレスのセンスもオシャレだし、最後は裁判で
1票の差で、ギロチンで斬首されてしまったけれど…
私は、マリーアントワネットが好き過ぎて、
スプリングスホテル名古屋で、マリーアントワネットの
アフターヌーンティーも美味しかった。
マリリンモンローと、マリーアントワネットの本が発売されていたら買いたい。
私の心に響く
マンガの世界だと、
好きな漫画全巻もある
[ヒカルの碁]
主人公のヒカルと、平安時代の棋士の幽霊
藤原佐為とのコンビと、
ヒカルとアキラとのコンビも好き。
アキラが千と千尋の神隠しに出てくるハクに似ている。
そして、藤原佐為が成仏するシーンは今でも
泣けてしまう。
僕のヒーローアカデミア25巻の
死柄木弔オリジンを買いたい。
読んで、鑑賞物として飾りたい。
本は私にとって想像力を豊富にするために本は
あると思うんだ
「好きな本」
好きな本は、サスペンスかなぁ?最近は、あまり読む事がない。
昔は、学校の図書館で、よく、本を読んで、借りたりしてたなぁ。
近所には、図書館があるので、また、本を借りて読むとしょう。
読みたい本はたくさんあるのだけれど、
今の私は参考書しか開いちゃダメみたい。
だってママが言ってたんだもん…
#好きな本
__そうして再び巡り会う為の長い旅が始まったのでした。
パタリと本を閉じる。
良い話だった……。つい先日図書室で久々に好みの本を見つけたと思ったら、内容も結末が気になってついつい読み進めたくなるような素敵な内容だった。
一つ疑問があるのは、この本が作者名も出版社も何も書かれていない不思議な本だと言う事くらいか。
本の表紙をさらりと撫ぜ、ぼんやりと窓の外を眺める。
もしかしたら私も大切な人に再び巡り会う為にこの星に生まれた、とかだったりして。
と、先程読んでいた本の物語を追想するように突拍子も無いことを考えてみる。
「なーに読んでたのっ!」
「うわぁ?!びっくりした!」
突然後ろから友人に抱きつかれ、ふわふわとした思考が現実に引き戻される。
「あれ、それこの間久々に見つけたーって言ってた不思議な本?読み終わったんだ?」
「そうそうたった今ちょうど読み終わってさ。…あ、そうだ!是非読んでみてよ。すっごく良い話だったんだから!」
「えぇー気にはなるけど、私が本読むの苦手なの知ってるでしょ?内容だけ教えてよ。」
「も〜こういうのは自分で読み進めるから良い物なのに。……仕方ないなぁ。」
そうして物語のあらすじを友人に話していると、ちょうど通りかかった先生に呼び出された。
「ごめん、ちょっと行ってくるね!後で続き話すから!」
「はーい、行ってらっしゃーい」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈┈
……静かになった教室で、先程まで彼女が読んでいた本をそっと持ち上げる。
もしも、この物語が実話だって言ったら彼女は信じてくれるだろうか?
「………………ようやく、巡り会えたんだ。」
ポツリと呟かれた言葉は、誰に届くこと無く空に消えていった。
#好きな本
「どんな本が好き?」
唐突に聞かれた質問に答えを窮した
好きな本って……
結構その人の好みがバレちゃう
いや、薄い本の好みを聞かれたわけじゃないけど
だからといって当たり障りないものを言って
つまらないと思われるのも
「うーん
そ、そうだなミステリとか?」
あー当たり障りのない答えをしてしまった
と後悔して数秒で次の後悔の波が寄せてきた
「どの作家が好き?」
わたしのすきなほん
ああっ これいいな
これ たのしいな
よんでいて いつまでも あきない
いつまでも いつまでも よんでいる
そんなにいつまで よんでいるのかと
おもわれるくらい よんでいる
あけてとじておいて また あけてよむ
あけてとじて あけてとじて
いつまでも いつまでも あきない
あけてとじて あけてとじて くりかえし
なんでか いつまでも よんでいる
なんで いつまでも よんでいるの
よんでいても また すぐ よみたくなる
まるで ほんがよんでいるように よみたくなる
よみたくなって よみたくって かんどうする
ほら また ほんがよんでいる
ほら また ほんをよんでいる
かんじて ほしがる
かんじて うごく
かんじて よんでいる
かんじて おもう
わたしのすきなほん
ふみあき
「好きな本」
小学生から中学生の頃、学校が嫌いだった。
そんな私を救ってくれたのは、本たちだった。
学校で嫌なことがあったら、本の世界へ逃げた。
今でも、当時読み込みすぎて
ボロボロになった本を大事にしまっている。
辛かった学校という場所へ一緒に通ってくれた
私の大切な親友(好きな本)たち。
本当にありがとう。
## 好きな本
佐藤さんは、小さな町の図書館の司書でした。彼は50代半ばの男性で、優しい眼差しと穏やかな笑顔が特徴的でした。佐藤さんの薄くなった髪は白髪混じりで、いつもきちんとした姿勢で本棚の間を歩き回っていました。彼にとって本は宝物であり、訪れる人々にその魅力を伝えることが彼の生きがいでした。
ある日、佐藤さんは図書館の片隅で小さな男の子が泣いているのを見つけました。男の子は8歳くらいで、ぼさぼさの黒い髪と大きな茶色の瞳をしていました。彼の名は健太でした。健太は新しい学校に転校してきたばかりで、友達ができずに寂しい思いをしていました。
佐藤さんは静かに健太に近づき、優しく話しかけました。「こんにちは、どうしたのかな?」
健太は涙を拭きながら答えました。「友達ができなくて、いつも一人なんです。」
佐藤さんは微笑み、本棚から自分の大好きな本を取り出しました。それは『星の王子さま』でした。「この本を読んでみないかい?僕も子供の頃、よく読んでもらったんだ。とても素敵な話なんだよ。」
健太は目を輝かせながら本を受け取りました。表紙には小さな王子様が砂漠に立っている絵が描かれていました。「ありがとう、おじさん。でも、僕、一人で読めるかな?」
佐藤さんはにこりと笑いました。「大丈夫、一緒に読んでいこう。少しずつでいいんだよ。」
その日から、健太は毎日図書館に通い、『星の王子さま』を佐藤さんと一緒に少しずつ読んでいきました。物語の中で王子様がいろんな星を旅する様子を聞くたびに、健太の顔には笑顔が戻っていきました。それから健太は他の本にも興味を持ち、来る日も来る日も図書館に通いました。
その日も健太は図書館に来ていました。『星の王子さま』を読み終えた彼は、新しい本を探して本棚を歩き回っていました。すると、同じくらいの年齢の女の子が近くの本棚で本を探しているのが目に入りました。彼女の名は美咲で、茶色い髪のポニーテールと明るい笑顔が印象的でした。
健太は一瞬迷いましたが、勇気を出して話しかけました。「こんにちは。何を探しているの?」
美咲は振り向き、少し驚いた様子でしたが、すぐににっこりと笑いました。「こんにちは。私は魔法の本が好きなんだけど、どれが面白いのか分からなくて。」
健太は少し緊張しながらも、自分が好きな本のことを思い出しました。「『ハリー・ポッター』シリーズはどう?すごく面白いし、魔法の話だよ。」
美咲の目が輝きました。「本当?それ、聞いたことある!でもまだ読んだことないんだ。」
健太は本棚から『ハリー・ポッターと賢者の石』を取り出し、美咲に手渡しました。「これ、すごくいいよ。最初の巻だから、ここから始めるといいよ。」
美咲は本を受け取り、感謝の意を込めて微笑みました。「ありがとう!一緒に読む?」
健太は一瞬驚きましたが、すぐに喜びがこみ上げてきました。「もちろん!僕ももう一度読みたいな。」
二人は図書館の一角に座り、一緒に本を開きました。ページをめくりながら、健太と美咲は物語の世界に引き込まれていきました。時折、好きなキャラクターや場面について語り合いながら、笑顔を交わしました。
その日から、健太と美咲は毎日のように図書館で一緒に本を読むようになりました。他の子供たちも彼らに加わり、自然と新しい友達の輪が広がっていきました。健太は、自分が勇気を出して話しかけたことで、こんなにも素敵な友達ができるとは思いもよらなかったのです。
数年後、健太は大人になり、自分自身も司書になりました。彼は子供たちに自分が愛する本の世界を紹介することが、最高の喜びだと感じていました。健太はいつも心の中で、あの日佐藤さんが見せてくれた優しさと本の魅力を忘れませんでした。
”好きな本“
10代の頃はサスペンスものが好きで
お小遣いを貯めては単行本を買い
まるで自分が探偵にでもなったかの
ように、夢中になって推理していた
20代になり私は次第に恋愛小説に
はまっていった
まるで自分が主人公のヒロインに
なったかのように
非現実的な恋愛に憧れた
30代になり私はエッセイにはまった
いろんな分野の人達の体験や
思いに興味が湧き
笑ったり、泣いたりしながら読んだ
40代には癒し系の本を
手に取るようになっていた
自分がどう生きるべきか
自分がどうしたいのかが
わからなくなってつまずいた時に
誰かに
“大丈夫!あなたはあなたのままで良い”
と言ってほしいかのように
読み続けていた
そして50歳になって
私はどんな本を手に取るのだろう?
今まで私に寄り添ってきてくれた
大切な私の大好きな本の
背表紙を思い出しながら
また新しい本に出会う為に
今日も本屋さんに立ち寄ってみよう