好きな本』の作文集

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好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/16/2024, 3:52:06 AM

好きな本

好きなほんは、いつまででも見れる
でも、そんなに好きでは無い本はいつまででも見れるわけ
でわない、人間だって同じた、

6/16/2024, 3:47:35 AM

赤毛のアン

夢見る少女アンとアンを囲む人々のお話

ページを捲る度に書かれているアンの豊かすぎる感情の描写は当時の私に伝わったし刺さった。
自分はアンほどの感情表現をするタイプではなかったし、する必要もなかった(と思う)けれどアンの世界に引き込まれていたと思う。

後に女の子の母となった私は、学校の朝読書用としてこの本を選び娘に持たせた。当時の自分のようにこの物語の世界観を楽しんでもらいたくて。

読了後娘が本についてどのように感じたのか、聞くことはしなかった。親子だけれど感性は違う。育ってきた背景も違う。自分が好きだった本を子どもに伝えて触れさせることができた。それだけでひとつの達成感を得ていたのだろう。

6/16/2024, 3:44:59 AM

好きな本

雨音「あっありがと、すごく面白かった!」
私は想いを寄せているクラスの男の子からすすめられ、借りていた本を返した。
晴「ホントに?!良かったぁ〜、そっかぁ〜、僕は主人公が犯人を問い詰める所が好きなんだけど、雨音はどこが好き?」
雨音「ん!?えーと、私もそこが1番好きかなぁ〜」
晴「えっそうなんだ、やっぱりそうだよね!」
雨音「うんうん、そうだよね」

私はよく自分がわからなくなる。
自分が好きなものってなんなのか?
私は昔から周りに合わせてばかり、今回もそうだ。
この人から好かれたい、、嫌われたくないがために自分が興味のない推理小説を読んで好きになろうとしている。
これは正しいのかな?

6/16/2024, 3:43:40 AM

芥川龍之介の「河童」 好きな本だ

人間社会に絶望してた僕はこの本と出会い
人間社会の絶望なんか笑い飛ばそうぜ!
というメッセージを受け取った

6/16/2024, 3:43:25 AM

本というのは世界への扉と鍵だ。
いつも自分が望む世界へ連れて行ってくれる。
だから本が好きだ。現実は酷く辛く苦しいけれどそれがより人を成長させ本の世界を一層深めてくれる。
怖くたって面白くたって綺麗だとしても本質は何も変わらずただ人々の根幹にある想いを呼び起こしてくれる。
世界は自由にできている。
どんなに人が私たちを縛りつけようが心は自由だ。
だから今この文を読んでいる人はやがて価値観を変えるような本に出会うかもしれない。
私の運命を変えたのは「聖書」という一冊の本です。
お題好きな本
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今回はストーリーではありません。
すみません

6/16/2024, 3:41:26 AM

『好きな本』

好きな本は人それぞれ

小説?漫画?絵本?ラノベ?

みんなそれぞれ違う本が好き

さぁ、君も自分の好きな本を見つけに行こう

6/16/2024, 3:40:57 AM

何回も読めるよね

 面白いし
 頭の中で想像する事ができて
 鮮明で
 
 好きで何度も読んだ
 だからこそ見つけられる伏線も増えて
 著者がこだわったであろう表現の仕方も
 癖も
 見つける度にハマっていく

 好きな本って読めば読むほど
 また好きになっていくよね

 
 私は小説の読まず嫌いなので本当に好きな本しか読まなくて、それを数年何回も読み返しすことが多いです。読み返した時以前には気づかなかった事に気づきますます好きになるって言うサイクルが起きてます笑。他の本も読みなさいとよく言われます笑。
 今日もここまで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『好きな本』でした。

6/16/2024, 3:34:24 AM

僕のずっとそばにいて
何もかも連れていってしまう風からも
何もかも流れていってしまう雨からも
包みこんでまもってくれる

僕を眠りにいざなうときは
こころが落ち着くような
優しい言葉で
いろんなうたをきかせてくれる

僕がいつもはまってしまう
泥沼からもすくいあげてくれて
「大丈夫」
と笑いかけてくれる

僕の好きな本は
そんな本だ

6/16/2024, 3:33:30 AM

好きな本は、
汐見夏衛様…春恋 君とわたしの7日間(角川文庫)(他の著者の方もいます。蒼山皆水様、望月くらげ様
      小鳥居ほたる様、櫻いいよ様、汐見夏衛様)(いろいろなジャンルの話があるから飽きない               
      で読める。全部恋愛の話ではある。)  
      
      さよなら嘘つき人魚姫(親に縛られていたりする人にオススメかも。)
      
      青に沈む君にこの光を(スターツ出版文庫)(短編小説集。他の著者は、春田陽菜様、夏代
      灯様、夜瀬ちる様、汐見夏衛様)(結構前に読んだからあんま覚えてないけど最高なのは
      絶対です。)
      
      ないものねだりの君に光の花束を(角川文庫)(展開が予想できないからある事実が発覚する
      とめっちゃ感動する。うわ~そうゆうことか!え、すごすぎない?どうやってこんなの考え
      たの汐見様?!となります)(普通になりたい男の子のある意味とは、、、、みたいな感じ)
      
      傷だらけの僕らは、それでもいつか光を見つける(いじめの話で、とても感動した気がす 
      る)(前に読んだからあんまり覚えてないけど、紺くんイケメン、可愛い。)
      
      夜が明けたらいちばんに君に会いにいく(夜君最高、天才、感動、イケメン。夜君は読ん
      ほうがいいよ。世界が変わる。言いたいこと言おうって気になれる。強くなれる。読みす
      ぎて少しセリフ言われたらたぶん答えられるw汐見様の本で最初に見たのが夜君なんだけ
      ど、これと同じくらいはあってもこれ以上に最高な話はないと言い切れる。絶対に読むん   
      だ!読んで損はない!シンプルに青磁好き。イケメン。)(言いたいこと言えない人、作り笑                         
      いしてる人にオススメかも。シンプルに世界の見方が変わります。考え方変わる。)  
      
      夜が明けたらいちばんに君に会いにいく〜Another Stories〜(いろいろな人の視点から
      茜や青磁が見れる。あとお兄ちゃん意外とイイ奴だった。青磁のその後や茜のその後が見   
      れる)
      
      あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(これはね〜死ぬほど泣ける。お母さんも泣い
      てた。戦時中の日本にタイムスリップしちゃって、その日本で特攻隊員の人に恋をすると 
      いう話。彰からの手紙は涙なしでは読めない!家で読んだほうがいい。学校で読んだらや  
      ばい奴だと思われるぐらい泣ける本。)(これ読むと、給食残さず食べれて給食出ると謎に   
      彰を思い出してまた泣きそうになる。)(これも読んだほうがいいよ!映画見た人もね!)

      やばいwww多すぎて2時間くらいかかりそうだから、まとめると、スターツ出版文庫と
      角川文庫らへん見ておけばだいたい全部揃うけど、たぶんないのもあると思う。

      これだけは言っておく。汐見様、いいよ様、夜空様、すべての著者様は推せます!
      汐見様の本にハズレはない。全部読んでもハズレはない。
      スターツ出版文庫の本は、世界を変える。人生を変える。とにかく恋愛小説神。
      汐見様が書いている話が一つでもあるなら、短編小説集も読みましょう!汐見様が書いて   
      いない本があっても買いましょう!汐見様は神様です!スターツ出版文庫様は神です!
      スターツ出版文庫様の本たちに囲まれると幸せを感じます!

      まとめて、それぞれの著者様の読んだほうがいい本でも紹介します!

汐見夏衛様は、夜が明けたらいちばんに君に会いにいく、あの花が咲く丘で君とまた出会えたらなど
冬野夜空様は、一瞬を生きる君を僕は永遠に忘れない。
櫻いいよ様は、いぬじゅん様とのコラボ小説、きみの知らない十二ヶ月目の花言葉
いぬじゅん様は、君がくれた1/2の奇跡
音はつき様は、夜に溶けたいと願う君へ、大嫌いな世界にさよならを(音はつき様の本他も読んでみた  
       い)
miNato様は、君がくれた「好き」を永遠に抱きしめて
水瀬さら様は、残酷な世界の果てで、君と明日も恋をする
湊 祥様は、たとえもう会えなくても、君のいた奇跡を忘れない。
ユニモン様は、僕は花の色は知らないけれど、君の色は知っている、君がひとりで泣いた夜を、僕は全  
       部抱きしめる
永良サチ様は、君がいなくなるその日まで、100日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたきみへ
       (サチ様最高!)
小桜奈々様は、またね。〜もう会えなくても、君との恋を忘れない〜
望月くらげ様は、神様がくれた、100日間の優しい奇跡        
櫻井千姫様は、70年分の夏を君に捧ぐ      
此見えこ様は、僕を残して、君のいない春がくる
ぐらいですかね〜!まあ、全部いい本なんですけど。
あと短編小説は、読んだほうがいい!読みやすいから、小説読むの苦手な子も見れると思う!

私もこのアカウントで短編小説書いているので、見てください!
でも最近はお題が難しいからあまりかけていないけど、最初の方は完結してるのでそちらを見てください!
皆さんこれからもどうかよろしくお願いします!

6/16/2024, 3:14:50 AM

「意外と、何書くか、迷っちまうお題よな」
某所在住物書きは己の部屋の本棚を見つめて、一冊取ってはチラ見し、戻しを繰り返していた。
好きな本、すなわち食い物と酒と、一応薬と植物も。飲み食いに関する蔵書は計何冊になるやら。

「『誰の』好きな本か。好きな『何の』本か。好きな本『をどうするか』。なんなら好きな本『を書いたひと』のハナシも書けるし、好きな『電子書籍の』本『がサ終で読めなくなった』とかも」
毎度毎度、アイディアは出てくるけど、書けねぇ。
物書きは本を棚に戻し、今日もため息を吐く。

――――――

最近最近の都内某所、某アパートの一室、夜。
部屋の主を藤森というが、何のおとぎ話やら、
不思議な物言う子狐が部屋に来て、藤森の膝の上にお座りして、大きな絵本を読んでもらっている。
子狐はアパートの近所の稲荷神社に住まう狐で、その絵本は子狐の好きな本、好きなおはなしのひとつ。
何冊も持ち込んだわりに、何度も読んで読み終えては、それを「もういっかい!」藤森にせがんだ。
子狐いわく、「子供ってそーいうもの」。
どーいうことか、藤森には分からなかった。

「昔々、あるところにあった大きな花畑を、」
白と白と白。ユリによく似た形の花が、見開きいっぱいに描かれた美しい場面から、
ぱらり1枚、厚紙のページをめくる。
「人間が壊して慣らして道をひいて、家とお店を建てて、欲望渦巻く街に変えてしまいました」

次の見開きに描かれているのは、意図的におどろおどろしく描かれた黒い空、いわゆる昔々の昔話に登場する民家、恐ろしく描かれた人間、
それから、ひとりだけ光って見える「白い誰か」。
くわぁ、くあぁ。コンコン子狐は恐ろしい絵に怖がって鳴き、耳をペタリ、尻尾をくるり。
藤森に数秒しがみつき、また絵本を見る。

ぱらり1枚、次のページへ。
前ページで描かれていた「白い誰か」が、悲しみと憎しみで、泣いて、怒って。そして「欲深き人間ども」を、強大な力でやっつけるのだ。
 
「花畑に鎮まっていた花のおばけは、花畑を壊されて、悲しくて、うらめしくて、どろりどろり。
『おのれ、おのれ!欲深き人間どもめ!』
花のおばけはたちまち花の怨霊になってしまって、花畑を壊した人間を、次々こらしめ始めました。
えい! えい!
花の怨霊は強いので、そんじょそこらの陰陽師も、お坊さんも、刀や弓を持ったひとも、
えい! えい!
簡単に、やっつけてしまうのでした」

ここまで読み、ページをめくってきた藤森。
ちらり膝の上に座る子狐を見る。
コンコン子狐は、この後からの展開がお気に入り。
「そんじょそこらの人間」の手に負えないほど暴走してしまった花の亡霊を、2匹の狐が鎮めるのだ。
その2匹が子狐の祖父母の若い頃だという。
本当だろうか。藤森には分からなかった。

はやく、はやく!次を読んで!
展開を知っている子狐の心はクライマックスに向けて高まり、尻尾などビタンビタンのベシンベシン。
藤森の腹を何度も何度も叩く。
ぱらり1枚。次のページへ。

「このままでは、全員やっつけられてしまう!
人間たちがワンワン泣き出した、そのときです!
深い深い森の中から、金色に輝く3本尻尾の雄狐と、銀色に輝く2本尻尾の雌狐が現れて、
えい! えい!
花の怨霊を、すっかりこらしめてしまいました!

くわー、くわぁー。金色雄狐が言いました。
『花のおばけよ。お前の悲しみは、もっとも。
しかしお前はやり過ぎたし、やりかたも間違えた。
おまえは怒りに任せて、人間をいじめたのだ』
くわー、くわぁー。銀色雌狐が言いました。
『弱い人間を、いじめてはいけません。
人間がお前の愛するものを壊した以上に、
お前は人間の愛するものをいじめ過ぎたのです』

『なんということだ。なんということだ』
2匹の狐に叱られた花のおばけは、すっかり怨霊の悪い力が抜けてしまって、深く反省しました。
『たしかに私は間違えた。やり過ぎた。私はどうすれば、人間たちにごめんなさいができるだろう』」

ここからが、クライマックス。
反省した花の亡霊を、金の雄狐と銀の雌狐、つまり子狐の祖父母が不思議な力によって、
毒として人間をいじめ、薬として人間を助ける、白いヤマトリカブトに変えるのだ。
花に変じた花の亡霊は、2匹の不思議な狐のおかげで今も、己の愛した花畑のあった場所に建てられた稲荷神社で、人間を見守り続けており――

「……ふぅ」
藤森は続きを読まず、絵本をぱたり。
電池が切れたコンコン子狐、数度目の絵本リピート朗読の果てに、とうとう寝落ちてしまった。
大好きな本の読み聞かせは、これでおしまい。
就寝子狐はフカフカクッションのベッドの上へ。
「好きな本を聴きながら寝落ち。贅沢なことだ」
夢の中の子狐は答えない。ただ幸福に腹を上下させ、時折寝言を吠えるだけである。

6/16/2024, 2:54:29 AM

好きな本

失はれる物語
という話が好きだねー。

事故にあって、右腕の皮膚感覚意外全ての
五感を失った主人公に愛する妻が一生懸命
右腕に文字を書いて愛を伝えるんだけど
切ないよねぇ。

事故の前に夫婦喧嘩をしてたって書いてあるん
だけど主人公は謝りたい気持ちでいっぱい。
でもどうすることも出来ないってところが
泣けました!今話したのがあらすじである
序章なんだけど、ほかにも
「神に愛されていた」
「アルジャーノンに花束を」
「成瀬は天下を取りに行く」って話が好き!
っていう私のただの雑談話でーしたー!!!

6/16/2024, 2:50:22 AM

有名な作家の本を借りるべく図書館に行った
僕の地元の図書館はそこそこの広さがあるのできっとあるはずだ!と思い探してみるが全て借りられてしまっているのか1冊も見当たらない
アニメを見て面白かったから本を読もうと思ったのに…
落ち込みつつぽっかりと空いた棚を眺めていると隣になかなかに中2心をくすぐられるタイトルの本を見つける
冒頭を軽く眺め読みやすい文章であったのでそのまま借りてみることにした
日本人作家にしては珍しく少女のバトルもので僕は夢中になって読んだ
高校にあがるにつれ読書から離れ大人になった今では手軽な漫画やSNSのタイムラインを眺めるくらいしかできなくなっていた
読書 地味に体力というか頭と心を使う趣味だったんだなぁとか思いながら目当ての雑誌片手に本屋をぶらぶらしていた
ふと昔好きだったあのアニメの作家の新作はどんなものかと探してみると隣には懐かしい名前も一緒にならんでいた
その瞬間僕は少し涙がにじんだ
あの時好きだった作家が今でも変わらず書き続けていたこと、変わらずそこにい続けていたこと
僕のためではないし僕だってたまたま覗いて見つけただけのはずなのに何故か嬉しくて思わずその本を買ってすぐに帰った
大人になると好みが変わってしまうがあの人は変わらず面白くて魅力的で今もそこにいた
そんな誰に言えるでもない けどたしかに僕の心を満たしてくれた幸福を君に届けられて良かった
こんな僕の幸せを読んでくれてありがとう

君にも幸あれ

6/16/2024, 2:49:35 AM

好きな本、好きな頁に栞を挟んで
大切な本棚に仕舞いこむ
私の宝物、いつでも思い出せるように

6/16/2024, 2:48:19 AM

「好きな本」

私の好きな本は身近に沢山ある。中でも一等好きなのは私の一番すぐ近くで紡がれていく物語だ。
自分の醜い物語までもがそれによって明るく照らされていくような気持ちになる。私の物語ではきっと彼が主人公で私が脇役のようだ。でもきっと彼の物語は彼自身が主人公でキラキラしているのだろう。そんな彼の物語の小さな部分に私がいるのならどれだけ幸せなのだろう。こんな風に考えてしまうからきっと私は自分の物語を好きになれないのだろう。

6/16/2024, 2:24:16 AM

題【好きな本】

私はこの本が大好きなんだ。
だって、この本がなかったら、いまの夫に会えていなかったから。
だからこの小説が大好きなんだ!

6/16/2024, 2:18:18 AM

高校生活を孤独にてれんこてれんこ過ごしてた頃。
きっかけは忘れたが、三国志のサの字も知らないのに
なんか三国志のシミュレーションゲームをやっていた。
その話をイトコにしたんだっけかな?そしたらほどなく
イトコが「吉川三国志」を全巻8冊まとめて貸してくれた。
最初は本の量におののいたが、読み始めると
別に慌てて読んだわけでもないのに
一週間を待たずに読み終わってしまった。
ゲームで気に入って使ってた武将の扱いに
笑ったりイラッときたり。
あ、この一族こないだ数珠繋ぎに首刎ねちゃったよ
次は彼らの繁栄物語にでもしてみるべとか。
突然出てくる地名も位置関係をだいたい把握できたし。
で、結局イトコに返すまで全巻20回以上は読み返した。
よかった場面は数えきれない程見返したな。

今のところ私の記憶にある本を読んだ回数一位は
ダントツで吉川三国志である。ゲームきっかけとはいえ。
あれ、でも本当に好きな本だったのかな?
ま、嫌いならこんなに読んでないか。

(好きな本)

6/16/2024, 2:11:13 AM

好きな本(生理的要因)


彼女とは、遠距離とはいかないまでもなかなか頻繁には会えない距離にお互い住んでいる。
社会人になりたての一人暮らし同士、それでも忙しい合間を縫って家の行き来に勤しんでいたのだが。

ある日唐突に、その事件は起きた。

 
「ねえ。何これ」

―――久し振りに会ったその日。
近所のコンビニで酒とツマミの買い出しに行き、部屋で一人待っていた彼女は、俺が帰って来るなり憤慨した。
「? 何をそんなに怒って………って、だぁぁーーー!!!」
………人はパニクると素っ頓狂な声を出すらしい。
俺は光の如く彼女の傍に駆け寄るなり、すかさずそれを回収した。

「なななな、何してんだ!!」
「何って、帰って来るまで少し掃除しようと思って。そしたら出てきたの、それが」
俺が必死で背後に隠すそれ、に彼女が冷めた目で視線を移す。

「違う、これはそういうんじゃねえ!」
「え? この期に及んで言い訳するの?」
「う、浮気じゃねーから! 誓って!」

………母親に見つかった時の高校生の反応ってこんな感じなのかしら。と、姉妹育ちの彼女は冷静に思案する。
「………そんなのわかってるわよ、遠距離みたいなものだしそうそう会えるわけじゃないし。風俗や他の誰かで補われるより健全だってことくらい」
「お、おう。だよな、そうだよな」

―――よりによって彼女に見つけられた最悪な事態。どうにも陳腐な弁明しかできず、これをどう収拾させるか、穏便に済ますかにだけ俺は全力を注ぐ。

「ま、まあ事故みたいなもんだと思ってくれれば、」
「………別に不満があるわけじゃないのよね?」
「は?」
「だ、だからその」
わたしとの関係、というかそういう行為に対してというか。

頬を赤く染めて濁す彼女が、皆まで言わせるなと顔を背ける。

不満……… 考えたこともなかった。

「違う。それは断じて、誓ってもいい」
「………。なら、いいんだけど」

―――なまじ離れているから、誤解が生まれるのかもしれない。
不安になるのも当然だ、ただでさえ一人暮らしの不透明さがあるのにこんなもの見せられた日には………。
ではこの疑心暗鬼。解くにはどうしたらいい?

「言葉じゃどうにもならないと思うんだよな」
「ん?」
「やっぱりこういうのはさ、」
「んん?」
じりじり体を寄せてくる彼に、彼女が雲行きが怪しくなってきたと後ずさる。

「肌を合わせて確かめないと」

その刹那、彼女の手のひらが空を切った。

―――ばか、とか誘ったわけじゃない、とか怒りか羞恥か最早わからないほど真っ赤になって喚く彼女を尻目に、俺は痛ってぇと頬を抑えてしゃがみ込む。

いやそりゃなくない?

不貞腐れる俺に、彼女はずいと手を伸ばすとその両頬を包み込んだ。

「だってまだ、早いでしょ?」

恥じらうように潤んだ瞳に、俺は目眩を覚える。
今にも襲いたい衝動をなんとか堪え、俺はただ頷くと―――その柔らかい体を壊さぬよう、緩く大事に抱き締めた。


END.

6/16/2024, 2:10:57 AM

自分を貫いてきた人
試行錯誤から確かなものを見出した人

そういう人が書いたものに
触発されるときもあるし
そうじゃない自分が悲しくなるときもある

どんなときでも好きな本は
自分の可能性を信じさせてくれるもの
わたしは大丈夫だと安心させてくれるもの

6/16/2024, 2:08:22 AM

強く印象に残っている本は

もう名前も忘れていた

だけど、面白い話だったという

記憶だけが強く残っている

小学生の私には

本がこんなに面白いんだと

強く衝撃を受けた。

あの本は、

私の好きな本





─────『好きな本』

6/16/2024, 2:06:11 AM

好きな本と

好きな紅茶と

好きなクッキーと

好きな人と。

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