『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好きな本と言うか僕に『本当の愛』をわからせてくれた本
加藤諦三さんの本の中の記述
別れた旦那さんが新しく家庭を持った。
我が子に逢いたくて逢いたくて
その家のそばまで来てしまった母親
遠くの木陰からそっと我が子の笑顔をみて涙した。これでいい。。。
母親は心の中で絶対に逢わないことを誓った。
子供がいつか私を探しにくるまでは、、。、
私は本が大好きだ。基本、ジャンル関係なく、気に入ったら何でも読む。
学校への切符でもある。読んでいれば話しかけてくる人もいないし、話す必要もない。
ゲームをしているより、本を読んでいる方が褒められる。
ぼーっとしているより、本を読んでいる方がいい子だと言われる。
人とまともに話せなくても、本を読んでいれば凄いねと言われる。
何も出来なくても、分厚い難しい本を読めば勉強するよりも感激される。
読書家って響きが好きだ。本を読んでいるだけで、国語が出来るようになる。漢字が読めるようになる。
声が小さくても、発表が苦手でも、私は私だ。
お休みなさい。(朝ですが、)
好きな本
青木和雄さん、吉岡多美さんの
『ハッピーバースデー』が好き。
乙一さんの
『きみにしか聞こえないCalling You』が好き。
あさのあつこさんの
『バッテリー』も好き。
小学6年生で図書委員になったのをきっかけに本を読むようになった。友だちとオススメの本を紹介し合うのが楽しかった。中学生になっても、本を好きなのは変わらなくて、学校の図書館に出入りしていた。
そして、大人になるにつれて、読まなくなった...
小学生の頃好きだった漫画は色々ある。
1番最初に思いついたのはコナンの8巻のレモンティーの話。
小学生ながらに切ない気持ちになった事を今でも覚えてる。
レモンティーの存在もその頃に知ってそれからよくレモンティーを飲むようになった。
この話だけは大人になった今でも何となく覚えてるところが多い。
「ねー聞いて」
僕の一日はそんな彼女の言葉から始まる。
本好きな僕らは朝一番に推し本を語り合う。
「おはよ。今日は何?」
彼女は笑いながらでも答える。
「今日はねぇ、『龍に希う』だよ」
ニコリと笑いながら答える彼女に僕は首を傾げる。
「それって『恋う』って漢字?確か明治時代の妖系だったよね?」
彼女は瞳をきらめかせ答える。
「やっぱり君なら知ってると思った!!そうなんよ!ちなみに私は希望のこいねがうのほうがしっくりくるなと思う」
「あーわかる。あの物語に合うよね」
毎日、毎日なぜ飽きないのかと友人に時々聞かれる。むしろ僕はなぜこんな楽しい時間を飽きると思うのかが疑問だ。
友人は「だってお前ら本の話しかしねぇじゃん。話題が尽きたらどうすんだよ。てか、男女の友情は成立しねぇ!!!」なんてほざいてるけど。
でも男女の友情は成立しないって言うのは僕も共感。だって僕は彼女が
「好きだし」
そうポツリと呟いていた。
あ、やばい。今言うつもりじゃなかったのに。そう焦って彼女を見るとその焦りは吹っ飛んだ。
いつも桃色に染まっている頬は紅葉のように真っ赤だし、耳もそうだ。目は潤んでいる。可愛すぎやしないか?
「……っなんで…っそーゆことを…今っ!!いうの!!」
真っ赤な顔でポコポコ怒られても痛くない。むしろもっと見せてほしい。可愛いから。でもこれ以上怒らせるとめんどいからやめておく。
「ごめん。でも気づいてたでしょ?」
にやりと笑うと彼女は赤い顔を隠して座り込んだ。
「………ぅぅう」
「隠さないでよ。可愛いんだから」
この2年間、彼女の好みはだいぶ知ってきた。
少し気だるげな人が好き。本が好きな人が好き。言葉でも行動でもそれとなく愛を伝えてくれる人がいい。身長は同じくらいでも良い。話しやすい人が好き。僕みたいなタイプが好き。
全部、朝のあの時間で知ったことだ。
愚かな友人はそれを無駄だと鼻で笑ってたけど。ざまぁみろ。僕は彼女と両思いだったようだ。
「で?君は?」
「………、いいたく…ない」
僕が口をとがらせると彼女は目を泳がして僕を見る。
「あした……明日の放課後紡書店に行こ?一緒に。そん時に言う……じゃだめ?」
僕のこの片思いは明日までの苦労なようだ。ねぇ、僕君のタイプだと思うよ。だから、
「いーよ。そのかわり、明日は僕のおすすめね」
「…ん」
頬をあかめながらコクリと頷く彼女に目を細め僕は笑う。
その時の友人
「……おまえら…ここ教室だし。まじリア充滅べ。てかおせぇよ。まだ付き合ってねぇとか距離感バグりすぎだろ」
彼女の友人
「…!!!!!ついに!!みたかこら!!6年間の片思いが…!!やばい泣きそう…」
クラスメイト
「まだ…つきあってなかったんだ」
クラスメイト2
「うそ…だろ…」
#好きな本
好きな物語が短編集の中にあるものだから好きな本って言っていいものか。だから好きなお話。
好きな本
「好きな本」
高校生のとき、荒井良二さんの「あさになったのでまどをあけますよ」を見てから絵本が好きになった
とはいえ熱心に読み比べてまわっていた訳ではなく、気になったタイトルだけをなんとなく読んでいた
しかし子どもが絵本を読む年頃になり、自分が手にとらなかったような絵本も読む機会ができた
おかげさまで、多分私は背景が素敵な絵本が好きなんだな…という傾向がなんとなく見えてきた。最近は「バムとケロ」が読みたくてしょうがない
ヤメピをずっと眺めていたい
好きな本
今から見つけたいと思う。
面白いとかはあるけど、何回も読むほど好きな本には出会ってない。
好きな本は、化け物が人をバクバク食べるような、グロい描写のある本だ。
化け物と化け物が、人を取り合って、人がちぎれる。
大きな化け物が人をバクッとひと飲みにする。
小さな化け物が人を少しずつ、ついばむ。
人にフォーカスをあてたら、ひとりひとりドラマがあって、悩んだり笑ったりしていて、家族がいて、友だちがいて、人ひとりが死ぬだけで、多くの人が涙するのに。
化け物はバクバクと人を食べていく。
男だか女だか、わからないうちにどんどん食べていく。
ドラマも涙も笑顔もひと塊になって、あっという間に化け物の腹におさまる。
なんと痛快。
私のこともひと飲みにしてくれ。
ドラマも涙も笑顔も、もういらない。
雨が降りそうで降らない。
泣きたくても泣けない。
どんよりと曇った空は、私の心を現しているようだった。
『あいまいな空』
泣きたい。
二回目である。こうやって、投稿を忘れてしまったのは。
でも、一回お題は見ていたのだ。その時思い浮かばす、後回しにしてしまったのが良くなかった。忙しくてそのまま忘れてしまった。
後回しにするのは良くない。
思い浮かばなかったら本を読もう。好きな本を読むと、わくわくする。本の世界の情景が、色鮮やかに浮かんでくる。影響されて、自分も書きたくなる。頭に文章が浮かんでくる。
そうしてまた次から、忘れずに自分も書こう。自分なりの物語を。
『好きな本』
好きな本が古本屋に
並んでいるのを見ると
少しうれしくて
少しせつない気持ち
良い出逢いがありますように
好きな本はいつもそばにいて欲しい。
あの子が側にいる時くらい安心するの。
私が言葉にできなかった
渦のような感情を
綺麗な言葉で教えてくれた
ずうっと昔に書かれた本
(好きな本)
小説を読んでいると、嫌な思い出が蘇る。
でも、でもね、私は読み続ける。
その嫌な思いでは過去の思い出であって、私、信じてるんだよ。
それは、前世の記憶も思い出せるかもしれないってことを。こんなに過去の嫌な思い出を掘り返させるくらいなら、過去の記憶も記録されてるはず!
なのに、私は思い出せない。思い出そうとしているというのに、思い出せない。いいや、思い出させてくれない。
それなのにね、安心する。
きっと私の前世は、すごく楽しい思い出がなくて、反対に辛い思い出もなかったんだと思う。
だから思い出せないんだよね、でも私は思い出すまで読み続ける。
たまに、どうでもいい場面の過去を思い出すんだもん。だから思い出せる気がする。
何冊も何冊も読み続けているのに、思い出せない過去の記憶は、私に必要のないものなのだろうか。
好きな本
本、正直よまないからな〜
愛読書、恥ずかしながらないです
喫茶店で週刊誌を斜め読みくらい
古本屋で買うけど、それも読めない
そんな程度だね
『好きな本』
恋愛、ミステリー、ホラー、ファンタジー。絵本も好きだし、哲学的なのも好き。
それを読んでいる時だけは、現実から目を背けられるから。物語に没頭していると、まるで自分がその登場人物にでもなったような気がして、好き。
幼い頃から本を読み続けているせいで、友達も数少ない。でも、居心地が悪いなんて思ったことは無かった。本だけが、私にとっての生きがいだ。
開くたび、ここだよ、と指で確かめながら、いつもそれがわかるたび、鏡みたいにしんとした湖にいる
『好きな本』
好きな本
幼い頃、家が貧しかった俺は、
殆ど本を持っていなかった。
それでも、俺には、
お気に入りの本があった。
少年が不思議な世界に迷い込み、
様々な冒険をする話だった。
時が流れ、俺は大人になっていた。
忙しい日々に忙殺され、
本を読む余裕なんて無くなっていた。
だから。
『好きな本、何かな?』
お前にそう聞かれた時、
俺は、答えに困ってしまった。
子供向けの本の名を、
大人の俺が答えるのは、
恥ずかしかったが、
子供の頃に好きだった、
あの冒険物語の名を答えた。
するとお前は、満面の笑顔で、
『俺もあの本、好きだよ』
と言ってくれた。
その日から。
俺はあの本がもっと好きになった。
幼い俺と、少し前の俺の、
大切な思い出が詰まった、
俺の『好きな本』。
大好きな本だった
その本が完結するまでは死ねないって、それで死なないでいられた
その本がどんな未来に進んでも、全てが愛おしくてその本と向き合っている間だけ、私は幸せという物を噛み締めていた
でもある日、その本を手放した
裸足で踏むパラペットは冷たくて驚いた
下を見たら怖くて死ねなくなるから、前だけ見て足を外す、まさにその瞬間
背後に強く引っ張られて、尻餅をついた
「まだ、終わってないんだけど?」
そこには、会うのは初めてだけど、自分のこと以上に知っている少女が私を見下ろしていた
「ねぇ、私を生み出した責任とってから死んでよ......」
「うん......そうだね、全て終わらせたら一緒に死のう」
僕は再び筆を取った
タイトル「私の本」
『好きな本』
悪役令嬢の住むお屋敷には
広々とした図書室がある。
天井高い吹き抜けの空間には、
幾重にも重なる本棚が立ち並び、
迷路のように入り組んだ書架の小径を進むと、
柔らかな光が射し込む
落ち着いた窓際の席や、
居心地の良い書斎が広がっている。
暖炉の燃え盛る火が揺らめく書斎で、
悪役令嬢は赤いベルベットの椅子に
身を預け、茉莉花の香りが満ちる
空間で読書に耽っていた。
本日のお茶は九狼城から仕入れてきた茶葉で、
"花茶"と呼ばれるもの。
透明な急須の中で咲く花の姿は
何と可憐なことか。
時が止まったかのような
静謐な空間に聞こえてくるのは、
ページをめくる音と穏やかな息遣い。
「あなた方はどんな本がお好きなんですの?」
不意に悪役令嬢が、執事のセバスチャンと
メイドのベッキーにこんな質問をしてみた。
「わたしは恋愛要素のある作品が好きですね!
禁断の恋や運命の出会いみたいな話に
弱くて……」
頬を紅潮させながら語るベッキーに、
「わかります、わかりますわ」
と共感する悪役令嬢。
「セバスチャンはどうですか?」
「特にこだわりはありません。
小説、自叙伝、図鑑……自分にはない知識や
考え方が得られるものは、どれも興味深いです」
彼は沈着な声でそう答えた。
ふむふむと頷く悪役令嬢に
「お嬢様の好きな本は何ですか?」
とベッキーが尋ねる。
「私?私は悪女が転生して成り上がる物語や
復讐を企てる作品が大好物ですわね」
ほほほと笑う悪役令嬢の膝元には、
月刊連載中の『どすこい!ナスビくん』
の単行本が置かれていた。
かくして三人は、芳醇な古書の香りと
甘美な花茶の香りに包まれながら、
好きな本の世界に浸り、
穏やかな一時を過ごしたのであった。