『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【好きな本】
「好きな本は?」
と聞かれたら、結構悩む。
僕はボカロを元にして作られた本を多く持っている。ゲームが元になった本も多く持ってる。
あと好きなゲーム実況者様のエッセイ本も持ってる。
悩むな。
1つに決めれないし、1番好きな本とは聞かれてないから種類ごとに答えることにする。
ボカロを元にしたのは【ド屑】
ゲームが元になったのは【twistedwonderLAND】
エッセイ本は【ありあまるファンタジーを】
漫画だったら【魔界の主役は我々だ!】
普通に小説なら【カーネーション】
かな。
あと1つオススメしたいのがあるけど、個人情報を言うことになるから言わないでおくよ。
No.30『好きな本』
私は、本を通して作者の気持ちが伝わってくる、そんな本が好きだ。
私は物語を書くにあたり、そのストーリーの中に私の考えなどを踏まえて書いている。
だから私にとって、物語というものは一種の武器なのだ。いや、武器は言い過ぎかもしれない。しかしそれと同等のものを持っていると私は思う。
さて、次はどんな物語を書こう。どんな本に出会おう。今から楽しみだ。
〝 好きな本 〟
好きな時に、好きな本を読む。
人生の中で楽しい時間。
あっという間に物語の世界へと吸い込まれる。
こんな主人公が現実に居たらな、なんて
想像してしまうんだ。
本の世界くらい良いよね…?
今の私は出会ってきた言葉たちでできているな、と思う。
人に言われた言葉や心に残る歌詞やCMのキャッチコピーなんかも。
その中でも一番割合を占めているのは、やっぱり本。
何度も読んだ好きな本から得た言葉たちは特に私の土台になっている。
言葉って自分の中で一度意味を咀嚼して頭の中で考えるから、残りやすいんじゃないかなぁなんて感じている。
そして本を読んだときは言葉と同時に感情も湧き上がってくるからなおさら!
その上好きな本なら何度も読むからさらに倍々に自分の中に取り入れちゃう。
もちろん、愛くるしく美しい言葉ばかりじゃない。汚くて嫌悪感があって目を背けたくなるようなものもある。
それでも私の中に残る、私を形作ってくれる言葉をたくさん得たくて今日も好きな本を読んでしまう。
私の本棚には、好きな本が詰まっている。
好きな本には、買ったお店や当時の日常生活の思い出も記憶されている。
手に取ると、物語の内容と一緒に思い出も蘇る。
この本は、読書嫌いだった私が、クラスの好きな子と共通の話題を見つけるために頑張って読み切った。口下手すぎて結局何も話せなかったけど、ここから読書の魅力に取り憑かれたのだ。
この本を買った時、お気に入りの本屋の店主さんに話しかけられてびっくりした。レトロでノスタルジックな雰囲気に包まれた店内で、本を選ぶのが楽しみだった。もう、閉店してしまったけど。
この本は書店でバイトしていた頃、お客さんがレジに持ってきて、ジャケットイラストのあまりの美しさに一目惚れしたんだった。スーツを着た三十代くらいの男性だったのが意外だった。閉店が近づいてお客さんが減った隙に新刊の棚に近づいて、血眼になって探したっけ。
この本も、あの本も。手に取ると一つ一つ思い出が鮮明に蘇る。どれも未だにクスッとできたり、懐かしい気持ちになれる。とても大切な本の思い出だ。
『好きな本』
・6『好きな本』
グラウはスキュラの為になら地上の喜びを、
それ以上のものを海に持ち込めると思っていた
海の神の一員ならそれくらい出来て当然なのだから。
しかし好きな本を持ち込めるか?とスキュラ聞かれ
考えた末に海に書庫を作ろうかと考えた。彼女の為だけの海の図書館だ。
海底にスキュラの好きな詩を刻んだ岩を置くのもいいかもしれない。
しかし海の中で読書?
グラウは元木こりで字が読めず書けなかったのでキルケーに相談することにした。あの魔女なら自分の力になってくれるだろう。
【続く】
"好きな本"
数年前、入院中回診に行く度文庫本を開いていた。
キャスターの付いたテーブルの上にはいつも数冊の文庫本が平積みされていた。
ブックカバーを付けていて、いつも「何を読んでいるんだ?」と聞いていた。そうして聞いたタイトルをメモして調べていた。三回程繰り返して、三冊とも著者が同じだと気付いた。
その後に聞いたタイトルも、調べるとやはり同じ著者。
五年前と変わっていなくても、どんな僅かなものでも、大我を知りたい。
だから閉店間際の本屋で、最初に聞いたタイトルの文庫本を探して買った。
休憩の合間や待ち時間に少しずつ読み進めた。読み進めて少しずつ分かってきた。
大我は頭を使うものが好き。その中でも詩のような描写の書き方をするものが好き。
まだ一冊だから外れているかもしれない。それでも気付いた時、胸郭内が喜びに満ち満ちていたのを覚えている。
その後も読み進めて三冊目を読み終わった時、あの時の気付きが間違いじゃなかったと分かった。
二冊目を読み出した頃「そういや最近聞いてこねぇな」と言われた。
「沢山の文庫本を平積みにしていたから、読書家なのかと思い気になって聞いていた」
「じゃあ退院したら、お前の好きそうなやつ見繕ってやんよ」と約束した。
退院日の予定を開けて、当日本屋に出かけた。「フィクションは?」「恋愛ものは?」「いっこコメディ……?」など、沢山の文庫本を手に取って裏表紙を見ながら聞いてきたり呟いたり、小一時間悩んで「これだ」と一冊の文庫本を手に取って渡した。
「性格的にミステリー。けど俺と違ってファンタジー色強めのやつが好みだと思った」
表紙はまるで絵画のようなイラストで、大我が読んでいたものと違う。勿論表紙に書かれている著者も違う。
だが、綺麗な色彩や細やかな輪郭に惹かれた。
気付けばそのまま受け取って、レジに持って行っていた。
数年経って本棚の小説が増えた今でも、以前に買った著者やジャンルの違う本と俺の為に選んでくれたその一冊は、俺の大切で好きな本だ。
掃き出し窓の近くに椅子とサイドテーブル。
それとコーヒー、これは積まれた小説を読み溶かすときには必須だ。
晴れの日でも雨の日でもコーヒーの香りが広がる空間
は気分を落ち着かせてくれて。
私はこんな時間を大切にしたい。
『好きな本』
背表紙が緑色の本を見ると思い出す。
近くの本を取りにきた彼のことを。背伸びして取ろうとした私を助けてくれた。
横から伸びてきた腕は長くて、近づいた体からは汗の臭いがした。
「せんせー、さようならあ」
「はい。さようなら」
本好きが高じて図書館司書になった。
十分くらい歩いたところに小学校があるため、利用者は小学生が多い。昼間は大人も訪れる。
小さかった頃と違って今はすべてデジタルだ。
セルフレジで買い物をするように最初に利用者カードを通して借りる本のバーコードを読み取る。
小さなカードに名前を書くことは、もうなくなった。
彼と出会い、時々話をしていた頃は名前を書いていた。
クラスと名前が知りたくて同じ本を借りたこともあった。好きな本の傾向が似ていたこともあるけれど。
でも名前が多くて特定はできなかった。
中学二年のとき、卒業生の中に彼を見かけるまで、ひとつ年上だってことも知らなかった。
胸に残ったのは緑色の背表紙。
カタカナが入っていたような気がするものの、仕事でたくさんの本に触れるうちにおぼろげになってしまった。
彼のことも、好きな本も。
色を頼りに今日も淡い期待を胸に書架へ向かうのだった。
好きな本
おばけのてんぷら
西の魔女が死んだ
透明な夜の香り
獣の奏者 全十巻
寝る間も惜しんで夢中になることを教えてくれる
文字が読めて、書ける現代に生まれたわたしは幸せ者だ。
好きな本
私が本を好きになったきっかけの一冊は
『ベルカ、吠えないのか』
凄い面白くてどんどん読めた。
そこから私は本が好きになって、
今はABC殺人事件読んでる。
好きな本
子供の頃から、読書が好きで…と言うか、活字が好きで、手当たり次第、読み漁っていた…学年が進むにつれて、ジャンルも広がり、5年生の頃には、有名企業の経営者の本や、法律相談の本、大人用の百科事典何かも読んでいた…
勿論、小説もラノベから古典迄、色々読んでいた。
読書が好きになったきっかけは、矢張り、教科書に載っていた読み物で
阿川弘之のきかんしゃやえもん
千葉省三のチックとタック
スーホーの白い馬
なんかがあった。
好きな作家だと、新美南吉、山口瞳、芥川龍之介、内田百閒…上げればきりが無い…
人見知りの激しい私に、色々な世界を教えてくれた本の世界が、何よりの贈り物…
折り紙で作ってくれた
小さな絵本
「おかあさんのさんぽ」
やさしく
あたたかく
すっぽりと包んでくれる
大きな絵本
〇不思議古書店
読書が大嫌いだった自分が大好きになったきっかけ
リアルからかけ離れてるものが好きだった自分には
結構ささったいい作品
〇さよなら嘘つき人魚姫
1番好きな本かも
家庭環境が似てて共感するところが多かった
読んでいくうちに救われてる気がして涙が出たよ
家庭環境で悩んでる人に一度は読んでもらいたい
そういえば好きな人もよく本読んでるっけ
今度おすすめ聞いてみようかな
その勇気が出るか分かんないけど!
『好きな本』
様々な本を読んで
本の中の世界に入り込んでみよう
本の中は色々ある。
明るい世界、暗い世界─
良い結末か悪い結末か。
どうなるのかとドキドキしながら読む時間は
ものすごく幸せなひととき。
現実とは程遠い、本の世界。
文字いっぱいの書籍を手に取ってさ
ほら、君も本の世界においでよ
「好きな本」
なんか最後の方、怖そうな感じなっちゃいました(笑)
今回のお題は、「好きな本」。
私、小説大好きなんです📖
はっきりいって本は、昔は大っ嫌いでした。
文字だらけで読む気にもなりませんでしたね。
でも、万能な友達に小説を勧められて、
読んでみました。そのときはいやいや読みました
けどね(笑)そしたらもう止まんなくて。
そのときから本に目覚めました⭐
読んで読んで読みまくって今に至ります。
「好きな本」
ミステリーや
探偵物
ホラー小説なんかが好きな
私がもっとも
今、
読み応えのある
好きな本は
あなたが主役の
分厚い本です
あなたってば、
心理状態が簡単なようで
どこか複雑で
突発的な行動をするから
推理するのが難しくって
ハラハラ、ドキドキ
しながら少しずつ
読み進めていくの
多分、一生の娯楽だと思うの
こんなにも私を
楽しませてくれるのは
あなたが主役の本で
私の好きな本
【ラブ&ピース】
この言葉が嫌いだ。世界はバッドエンドで溢れている。
「いつも何の本を読んでいるの?」
友人が聞いてくる。ここで普通は本の内容を簡易的に話すのだろう。しかし、俺は答えられない。
「適当だよ。でも、ハッピーエンドものが多いかな。」
これは嘘。いつも読んでいる本はバッドエンドもの。しかし、ここで正直に答えたら、後々面倒な事になる。厨二病だとか、陰キャだとか、色々言われる事になる。それだけは避けたい。だから、俺はいつも嘘を付く。
本は好きだ。本には真実も嘘も、正も誤も決められている。現実よりもよっぽど分かりやすい。俺もこんな世界に行きたい、そう思わせてくれる。それに比べて現実はどうだ。叶わない理想を並べるだけ。都合の悪い事には目を向けず、いつだって自分たちが正しいと思い込んでいる。実に狂った世界。しかし、こんな世界に俺は感謝している。本という生きる糧を見つけさせてくれたのだから。
ハッピーエンドよりもバッドエンド。正義よりも悪。何故これほどまでに、惹かれてしまうのだろうか。いつしか俺は、自分もこういう道を歩きたいと思っていた。きっとこの気持ちは、誰にも認められない。しかしそれこそが悪というものだろう。
「死。それこそが、人生のバッドエンドだ。」
俺は自殺をした。しかし、俺が求めていたものではなかった。死ねば、バッドエンドだ。そう思っていたのに、実際にやってみても何も思わない。そうか、分かった。きっと俺はどこかで死を望んでいたのだ。だから、願いが叶って喜びしか感じていないのだ。違う、これではハッピーエンドだ。俺の好きな本は、物語はバッドエンドだ。俺の終わりもバッドエンドで終わりたかった。
基本的に本は読むのは得意じゃない
なんとなくで買った借りた本は
中途半端なまま物語を終わらせてしまう
でも本を読むと自分の中で何かが変わっている
最後まで読むと特に
主人公と同じように喜んだり悪役の境遇に涙したり
その感情の起伏さえ楽しい
だから私はたまに本を読みたくなるんだ
お題「好きな本」
はると 「俺、みかん嫌いなんだわ。みかんあげるよ」
あやと 「まじ?みかん大好きだわ!代わりにいちごあげるわ。苦手なんだよね〜」
、
、
、
4年後
はると 「俺、彼女冷めたし、嫌いなんだよね。あげるわ」
あやと 「よっしゃ!なら、200万嫌いだからあげる。」
「好きな本はなんですか?」
その質問を聞いて、私は笑顔のまま凍りついた。
途端に、気持ちが冷凍庫に放り込んだご飯のように、すうっと冷める。
同時に理解する。この男は読書家ではない。
初対面だぞ、私ら。
込み上げてきたその言葉を飲み下して、私は聞いた。
「貴方はどんな本を読まれるんですか?」
「僕はですね!…社会人になってからというもの、結構実用書を読むなあ…」
自慢げに男が挙げたタイトルは、どれも何十万冊も売り上げた話題の本ばかりだった。
うわ、つまらねえ。
口元まで湧き上がってきた言葉を飲み込む。
別に、話題の本はつまらなくない。
話題の本を読むのが悪いわけではない。
話題になったり、誰もが買ったりする人気本はやはり、それなりに傑作だし、傑作でなくとも、その時代に沿っていたり、時制のニーズを捉えていたりで、駄作だとしても十分楽しめる。
だが、その本質を楽しむわけでもなく、まるで自分に酔っ払ったようにただ流行を追いかけて、そのタイトルだけを自慢げに目の前の女に披露する、その鼻持ちならないインテリ気取りがつまらねえ。
私は黙って、手元の肉を切り分ける。
パートナー探しとはなんとつまらないものだろうか。
世間の人々は恋愛に夢中で、多数の人々はある程度の年齢になると、こぞって結婚報告を待ち望む。
そして、婚活だの、恋活だの、意気揚々と話し合う。
蚊帳の外に出た人間に対しては、もう良い年なんだから、と決まってそれらをせっつく。
そこまでのものとはいったいどんなに楽しいんだ、そう思ってマッチングアプリを始めてみたら、コレである。
つまらない。会う男、会う男つまらねえ。
趣味は読書とプロフィール欄に書いていれば、大抵の人間は判を押したように同じ質問をする。
「好きな本はなんですか?」
早いんだよ!と怒鳴りたくなる。
活字中毒バリの読書家にとって、好きな本とは何千何万冊の中のほんの一握り。
それに感じたものが、衝撃だろうと、心地よさだろうと、面白さだろうと、その本は、自分の心の奥深い、柔らかいところに刺し込んできた本だ。
つまり、自分の本質を形成している本なのだ。
そんなものを出会った数秒の、まだ敵とも味方とも、真面目とも下心を持っているとも分からない、目の前の奴に曝け出せるだろうか?
いや、できない。
そしてそういう人間に限って、自分の読書歴は声を張り上げて発表したがる。
そういうところも神経を逆撫でする。
お前が好きなのはその本ではなくて、その本が好きなお前だろ!
腹から迫り上がってくる言葉を押し込める。
勢い余った手がグラスに触れ、カチンと音が鳴る。
そそっかしいところあるんだね、目を細めて奴が言う。
私は曖昧に微笑んで、それを黙殺する。
心の内では、何度目かも分からない溜息が漏れている。
退屈な時間は恐ろしく長く感じた。
次のお誘いを丁重にお断りした帰り道、思わず、天を仰ぐ。
空には、雲に隠れた月の端が、小さな三角形に見えている。
家に向かって歩き出す。
「…プロフィール欄の趣味、もう別のにしようかな」
そんな私の、つまらない呟きを、黒く霞んだ雲だけが聴いていた。