『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
奇跡をもう一度
いま私が生きてるのは奇跡
幾度となくそう思った
私に恩恵をもたらしてくれた人やもの
それらは奇跡
もう一度、叶うなら
恩恵を感謝と共に返したい
もう二度と起こり得ないのだと知った。
万華鏡が同じ光景になるのは天文学的な確率のように、今見えた光景は、もう、二度も、見ることが、できない
これはまだゲーム始めたての頃だった。周年のガチャでたった11連でピックアップをフルコンプをした。
「おい、その運くれ!!」
と友人に言われたのだが、いまだにそれ以来のは起きてない、多くて2つ。これはもう二度とこない出来事だと天井をしながら感じている。
あーあ競馬で3連単当たっただとか、マーク問題を適当に書いたら全問正解への運を使ったと考えたら…!もちろん、今考えれば推しなので良いのだが。
「さて、今日で7周年。この日のために必死に貯めてきたんだ。」
課金?してない、課金の沼は恐ろしいと聞くからね。今回のピックアップにも推しがいる、今まで推しをコンプリートしてきたんだ!絶対に、取るぞー!
「ごはんよー!来なさーい!」
と、いったんアプリを閉じてご飯を挟む。流石に食事の時にスマホはちょっとお行儀がアレだからね。
ご飯を食べてしばらく家族とテレビを見ていた。よくあるクイズ番組、頭の良い人が多答クイズで世界の偉人をすらすらと答えている。
『奇跡、奇跡の全問正解!!なんと、○○、これまで誰も成し遂げたことのない完全防御!!』
奇跡、はっ!?とリビングをドタバタと抜け出して自室で携帯を取り出してアプリを開く。まだ、ガチャ画面のままだ。高鳴る鼓動が部屋の空気を包む、そして引くボタンを押す。
…あれ?全然ロードが終わらない、不安と期待を感じ三分が経過。まだ、終わらない。と思ったら、いつもの画面へ。最低保証の演出が昇格に変わる。さあ、あの奇跡をもう一度!また、見せてくださいお願いします神様仏様運営様!!
よっしゃーーーーー!!!
Miracle comes twice.
奇跡をもう一度
ストック
たそがれ忘れてたから一緒にストック
奇跡をもう一度
「奇跡」とは何なのだろうか。
「マジ奇跡だわ」なんていう言葉を簡単に口にするけれど、『常識ではありえない、不思議な出来事』なんてそうそう起こるものではない…と思う。
「奇跡」というとプラスなイメージがあるけれど、『常識ではありえない、不思議な出来事』ならば、少しよろしくないことでもいいのだろうか。
まあ、もう一度と願うことはないのかもしれないけれど。
その意味で言うと、私の人生に一度だけ、「奇跡」と呼べる出来事があったかもしれない。
小学校4年生の夏休み、私は田舎で神隠しにあった。
信じていただけないだろうが。
旅行中、トイレから戻ったら両親がいなかった。
かわりに着物を着た長い髭のおじいさんがいて。
両親の居場所を尋ねたら、獣道を指差して「あっちに行ったよ」と言われた。
さすがに怖くて、借りてた自転車のところまで行って待ってたら、5分ぐらいして両親が駆けてきた。
「どこ行ってたの」と半ば責めるように聞いたら、「こっちのセリフ」と言われた。
両親はどこにも行ってなかったらしい。
あの時、もし自分が恐れ知らずで、獣道の方に両親を探しに行ってたら、、、とよく考える。
実を言うと、私はこの奇跡をもう一度、と思っている節がある。
「人生の好きなタイミングに戻れますよ」と言われたら、迷わずこの瞬間を選ぶだろう。
まっすぐ獣道の方に突き進んでやるのだ。
またはそうだな、おじいさんともっと沢山色々なことを喋ってみてもいいかもしれない。
いい歳してそんな妄想をひろげているが、私に霊感などというものはないから、多分また行っても無理なんだろう。
あのときは、たまたま何かの波長が合ったに違いない。
少し寂しい気もするが、それも運命だ。
またいつか、もう一度、と思える奇跡に出会えるだろうか。
自分がこの世にいることが奇跡なのでは、というのは一旦置いておいて。
奇跡をもう一度
朝、目が覚めると、太陽の光が私の目に刺さる
眩しくってたまらないけど、それが朝の良さだと思う
ベッドから降りて洗面台に向かい、支度をして部屋から出る。
そのまま街へ出ていく。相変わらず商店街は賑わっていて騒がしい
お気に入りの店に入り、商品を眺める
ポーション、ポーションの材料、杖、魔法動物…
やっぱりここの店は品揃えがいいな
この世界は魔法が当たり前だ。
何故か?分からない。私以外の人間はね
私は知っている。
それは、1人の魔女が奇跡を起こしたから。
人類で初めて魔法に成功した彼女は、魔法が当たり前の世界にした。
自分だけが特別なのは嫌だったんじゃないかと私は思っている。
私はその魔女の子孫だ
なぜ記憶にあるのかは分からないが、謎の遺伝というやつだろう。魔法があるのだから不自然では無い
私は研究をしている
魔法を消す奇跡を起こす研究
何故そんなことをするのか?
魔法があったって無くたって、根本は変わらないから
世界から戦争は無くならないし、人間がいる限り問題は解決しないから。
なら、物騒な魔法は消すに越したことはないでしょ?
奇跡をもう一度起こすために、私は机に向かった
【約束の季節】
7月になり、世間は夏休み気分を纏い始めた。
テレビでは連日「熱中症に気をつけましょう!」という使い慣らされたフレーズが連呼されている。
プチッ。
テレビの電源を切った。
私は不登校なのであまり外に出ない。
クーラーのよく効いた部屋で過ごしているので、あまり季節を感じない。
ただ、窓から差し込む太陽の強烈な光は、夏の到来を感じさせるような気がする。
夏、かぁ。
5月におばあちゃんと電話をして、東京―オトウサンの生まれ故郷であり、おばあちゃんが住んでいる場所―に行くと約束した。
約束の夏が来たのだ。
にも関わらず、私は未だに東京に行く計画を立てていない。
行きたいのはやまやまだ。
むしろ、この家に居たくない。
先月、お母さんと喧嘩してからというものの、家での居心地が悪いのだ。
お母さんと話をしなくなってしまった。
だから、家に居たくない。
だけど、東京に行くタイミングが掴めないまま、こうしてずるずると予定を引きずっているのだ。
いつ行こうかなぁ。
黒く固まったテレビを眺めながら考えた。
私は、またオトウサンの日記のことを思い出していた。
―――――――――――――――――――――
2010/10/15
病気が進むばかりだ。
「死ぬことに悔いはない」という内容の歌を書いた覚えがあるが、
やっぱりこわい。
最愛の妻、娘、両親に会えなくなること。
もう歌えないかもしれない恐怖。
もし奇跡が起こってくれたら、病気なんか心配しないで、また大切な人と笑って過ごすのだ。
叶ってほしい願いほど叶わないものだな。
辛いなぁ。
―――――――――――――――――――――
オトウサンは強くないと知った。
ただただ、自分の身に降りかかる奇跡を信じて耐えている、人間なのだ。
「先生」という生き物がいると思いがちだが、「先生」は一人の人間である。
それと同じように、オトウサンだって一人の人間なのだ。
しかし。
どれだけ日記の内容を考察しようとしても、今の環境ではオトウサンのことを知るのに不十分だ。
現にお母さんは協力的ではないし、オトウサンは東京で晩年を過ごした。
そして何より、オトウサンのことを一番知っているおばあちゃんはが東京にいる。
東京に行かなければ、全てを知ることは不可能だと思って、だから東京に行く約束をしたのだ。
なのに、私は目を逸らそうとしている。
このままでは、いけない。
そう思っていた矢先、またお母さんと喧嘩することになろうとは、この時の私は思いもしなかった。
あの奇跡をもう一度。
あの興奮と歓喜をもう一度。
あの時越えられなかった壁を越えるために。
頂きからの景色を見に行こう。
いざ、尋常に勝負。
#奇跡をもう一度
奇跡をもう一度
?
いや、奇跡はいらない
だって奇跡は起こってない
とにかく一度でも二度でも
三度でも、何度でも言う
戦争反対、爆撃中止
殺戮中止、世界平和。
題【奇跡をもう一度】
(登場人物→莉緒、隼人、和樹)
「ん?莉緒?こんな時間までどうしたの。」
「あっ。隼人くん!えっとね、自習?かな。」
「そうなんだ。分からないところとかある?」
「おー。教えてくれる?」
「まぁ、分からないところがあるなら。」
「ある!ここの、問5と問7と問9…かな?」
「たくさんあるんだね(笑)」
「あっ、ごめん!そんなに時間ないよね。」
「いや。良いよ。教えるの好きだし。」
「そう?じゃあ、家庭教師さん、よろしくお願いします!」
「はい。」
・・・
「ありがとう!分かりやすいね。」
「そっか、良かったよ。」
「えっと。その、」
「なに?」
「あっ、やっぱり、大丈夫。」
もう~!告白ぐらいで…、でも、私なんかが無理だよ。
「?」
「ありがとね。家庭教師。」
「なんだよそれ(笑)」
「じゃあ。帰ろっか。」
「だね。」
こんな2人の幸せな『奇跡をもう一度』ください。
奇跡をもう一度
道端の草になんか目に留めないと思ってた天上人が、何を思ったか萎れた雑草に声を掛けた、あの記念すべき奇跡の起きた年月日。
「これ、飲みます?」
と差し出されたどこまでも透きとおって未来までも見通せそうな天然水という名の御神水。命の水とはこのことか。日照りに降る天からの雨とはこのことか。
何が起きたかも解らずにただ恵みの雨を頂き、一瞬の風たる天上人を見送ったあの夏の日。
あの奇跡がまさかもう一度起きるのならば、次こそはこの一生を賭けてひとこと踏み出しましょう。
もしまたこの道をあの方がお通りになるのなら。
一人凛と咲く孤高の百合の花が、太陽の熱を一身に受けて花壇の世話をしていた、あの忘れるはずもない奇跡の年月日。急いで近くの自販機に走り一番怪しくなさそうな断られにくそうな水を買って、ありったけの勇気を振り絞って目の前に立った。
「これ、飲みます?」
なんて陳腐で滑稽で、気の利かないひとことだろう、時間が戻せるなら戻したい。穴がないなら掘ってでも入りたい。
「…ありがとうございます…」
なんとたおやかな百合の花は美しく微笑まれることか。女神の微笑とはこのことか。もの言う花とはこの人のために生み出された言葉だろうか。
あまりのことに何も言えずに立ち去ったあの夏の日。
もしもう一度あの方がまたあの場所におられるのならば、次こそは気の利いたひとことを口に出しましょう。
もし斯様な奇跡が今一度起きるなら、それを運命と変えてみせましょう。
※奇跡をもう一度
鏡よ、鏡よ、鏡さん
お願いだから
私を写してくださいな
悪役を押し付けられて
それでも生き続け
とある娘を恨む役目を担う
そんな私を慰めて 救って 助けて
まるで
夢物語のように
夢でまた逢えるくらいを奇跡としあなたの去った世で目を閉じる
題-奇跡をもう一度
奇跡。なかなか無い、偶然起こることを奇跡と皆思っているだろう。それはそうだと思う。だけどどうか、私たちがここにいることこそ本当の奇跡なのではないだろうか。これまで生きてきた中で、楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと、幸せだったことをたくさん経験していると思う。だが、そんな過去があったからこそ今ここに、この場所にいるんだと思う。
だが、例外もいる。それは、内山だ。アイツはおかしい。なぜ、あんな昭和をまんま擬人化したような性格の人間が、なぜ、私たちの高校にいるのだろう。本当におかしい。もし、過去に戻れるなら、私は内山を見つけ出し、東京湾に沈めたい。
奇跡をもう一度。
お母さんが倒れた時に
「奇跡をもう一度」って
皆んなで祈ったら
奇跡が起きた。
そこからの
4年は
本当に余韻だったのかも?
ハガキを書いて
写真も動画も
たくさん録った。
【奇跡をもう一度】って
本当に幸せな時間だったなぁ。
うちやまの涙は奇跡と言っていいだろう。
それは何万年ぶりの出来事だった。
あることを行ったことでうちやまは涙
したのだ。
その光景はさぞ美しかったのだろう。
だが、私は見ることが出来なかった。
悔しくてその日から寝付けていないのだ。
だから私はその奇跡をもう一度、
次は私の手で掴み取ってみせると、
誓おうと思ったがやめた
えっ?なんて?
上官なのに思わずタメ口で返してしまった
いや、だから、あの、ダメだって
迎えに来れないらしい
はあ?ふざけんなよ
マジでぶん殴ってやろうかと思った、けどなんとか留まる
いや、課長が言ったんじゃないすか
あそこまで頑張ればなんとかなる、必ず迎えがくる、だから頑張れ、って
そうだよな、俺もね、きっと迎えに来てくれると思ったんだよ、
だけどダメだって
お金ないから自分らでなんとかしてって
部長謝ってたよ珍しく
ゴメンね、だって
ゴメンね、じゃねえよ、クソ豚部長が
怒りを堪えて振り返る
だから俺、言ったんすよ
無難に引き返した方がいいんじゃないですか、て
いやあ、だって
助けに来てくれると思ったんだもん、今回のはさすがに
だもんじゃねえんだよ、だもん、じゃ
お前が行けと、言うからこっちに向かったんだよ
そのまま地球に帰ったら責任取らされて恥かくから保身の為に月に向かえつったんだろうが、と言いかけて止める、
今コイツに言っても仕方がない
で、どうするんすか?
んー、帰るしかないよな、地球に
ないよな、じゃないんだよ
いちいち腹が立つ、運転できん癖に簡単に言うな
月に向かう途中、僕ら二人は宇宙で彷徨った
計器の故障で通信が途絶え、船を動かすには手動で操作するのみ
目標が大きい地球に帰ろうと進言するも、大丈夫だから月へ向かえと命じられる
速度と距離をメモ紙で計算し
月の座標と地形情報を思い出しながら
豆粒単位の着陸地点を捉え
レバー一つで操縦した
課長はそんな最中、隣で頑張れ、頑張れと応援してくれていた
そんな奇跡の月面着陸を果たした、ばかりである
さっきの人生最高のハイタッチを返して欲しい
月面から眺める地球は恐ろしいほど美しい
こうなったら自力であそこに帰ってやる
コイツと二人であの奇跡をもう一度
『奇跡をもう一度』
奇跡をもう一度
手術は無事成功した。
ベッドで眠る息子を見つめながらうるさい心臓を
なだめるように手に当てる。
重い病気を患った息子の命は長くは持たないと
先生に言われた時は目の前が真っ暗になるほど絶望した。
けれど、時間と息子が諦めない気持ちを教えてくれた。
どうにかできないものか、私はあらゆる手を尽くして
息子の命が助かる方法を模索した。
優秀な医者への手紙、動画サイト、SNS...
自分で出来ることはとにかくした。
そしてついに、息子の病気を治せる医者が
名乗りあげてくれて、診断後すぐに手術へと移行してくれた。
手術ができる医者と出会えたのは奇跡だ。
手術が成功したのも奇跡だ。
あとは...息子が目を覚ましてくれれば
どれだけ喜ばしいことか。
ここまでもわがままなのは充分わかっている。
でももう一度...奇跡をもう一度だけください。
うるさい心臓の鼓動と心電図の音だけが病室に響き渡る...
語り部シルヴァ
(奇跡をもう一度。)🦜
これは
僕の、お母しゃん、から
貰った本なんだけど。🦜
・隨分古い本で、
「ある小さな雀の記録。
人を慰め、愛し、叱った、
誇り高き
クラレンスの生涯。」🦜
✣内容は簡単に云うと
第二次世界大戦中
瀕死の雀が老ピアニストに
助けられ生きた、
12年の生涯を
書いた本で、実話なんだね。🦜
✣小さな生き物への
愛情と奇跡。🦜
【こんな奇跡がもう一度
起こる事を、
僕は信じてるから
機会が有ったら
読んでみてね。】🦜
#奇跡をもう一度
運命なんて信じない
自分も周りも信じない
そんな生き方ばかりして来た
そんな私に出逢いは
奇跡なんだと教えたキミ
その出逢いから何を受け取るのか
受け取らずに通り過ぎるのかは
お前次第だよと言ってた
失くした後で気がついた
キミとの出逢いこそ奇跡だったと。
キミに言えなかった
ありがとうとごめんね
もう一度奇跡があるなら
キミにまた逢いたい
さりげなく過ぎてく時の中で…