『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽の下で、洗濯物を乾かしたい。
いつもこんな事ばかり言ってる(笑)。
「太陽の下で」
わたしは生まれながらに醜い子
容姿は歪で肌には大きな痣がある
誰もわたしを見なかった
あからさまに目を背け
眉根を寄せて忌み嫌う
誰もが全身でわたしの存在を拒絶する
わたしはここにいるはずなのに
わたしはどこにもいなかった
わたしは常に膝を抱えて道端に蹲る
ここにいるはずなのにどこにもいないわたしは
どこに居ればいいかもわからなかった
けれどなるべくわたしは外に出るようにした
特に空が澄んだよく晴れた日は
だって家の中は暗いし寒い
たとえ誰に見向きもされなくても
よく晴れた日は座る地面があたたかくて
降り注ぐ陽光が
柔らかに視界を明るく照らしてくれるから
「もし、そこのあなた」
わたしがいつものように道端にいると
ふいに呼び掛けられた
「ちょいと道をお尋ねしたいのですが」
わたしを呼んだのは旅の人のようだった
旅人の声につい顔を上げてしまったわたしは
慌てて長い髪を下ろして顔を隠す
「おや、すみません。驚かしてしまいましたか?」
「ううん、違うの。わたし醜いから。あまり見てもいいものでないの」
わたしがそう言うと
旅人が不思議そうに首を傾げる
「ぼくは朝からずっと道に迷っていました。ここであなたの姿を見つけて、どれだけほっとしたことか」
ふいに旅人は微笑んだ
「むしろ、ぼくにとっての光明です。あなたに会えてぼくは幸運だ」
旅人の笑顔が眩しくわたしの目に映る
何故だろう
今日は一段とお日様の下が心地良い
【太陽の下で】
太陽の下で
なんでもわかってるように
ふるまっていたから
なにもかもが説明できると
思っていたんだ
少し大人になって
そうしてることが
子供っぽく思えて
全てわかれる訳じゃない
そんなふるまいに
なにもかもが言葉に出来る
そういう訳にもいかない
そんな表情を
いつの間にか覚えた
その顔が上手くなって
いつもそんな素振りを
するようになった
例えわかることさえも
知らないふりして
答えの反応を気にする
そんなことを避けてた
答えなければ…
何もかもを答えなければ
返ってくる反応はほぼ同じ
全く期待しなくていい
それが最も楽だと知った時
嘘になるとわかっても
選ぶことを迷わなかった
太陽の下でお天道様が
見ていたとしても
まばゆい太陽のした
僕たちはいっせいに走り出す
なぜこの炎天下の中走らないといけないんだ
まぁいいけど
今年こそ1位取ってやる
あいつには絶対負けない!
去年はあいつに負けてすっっっごく悔しかったんだからな
中学校の時は6キロも走れなかったけど高校になって体力も着いた
1年生の時は8キロ走りきれた
去年は3位だった
いやこう考えると僕成長すごくない?
サッカー部に入ってるからかな
うわっはじまった
太陽の下で
夏の間、あまり太陽のことが好きではなかった。
ギラギラして、油断すると命さえ奪われてしまう。
昔のように、
太陽の下で真っ黒になって遊びましょう!
なんて到底無理な時代だ。
それなのに、冬になると晴れの日が嬉しい。
太陽の下でなきゃ洗濯物は乾かない。
ポカポカ陽気なんて言っちゃったりしてる。
勝手だよね。
太陽は何も変わっちゃいないのに。
喜んだりうんざりしたり。
ごめんよ。太陽。
paki
大学のここは、
広いキャンパスにある
芝生の上、
中心部は
人口密度が低く、
1人、そこで仮眠中。
小さい頃の夢を
見ていた。
照りつける太陽の下で
まー
太陽の下で
今日も晴れ
太陽の下でウオーキング
ジョギングしてこよう
ビタミンDを
体に作ろう
免疫力向上
いいこといっぱい
でも朝の柔らかい
太陽がいいよ
日中は太陽
きついことあるし
でも皮膚の弱い人や
太陽を浴びては
いけない人もいることも
忘れては
いけない
太陽の下でといっても、今は夏ほど照りつける痛さの太陽ではない。
丁度よく、心地よく、窓に刺さる日は太陽が低くなってるから眩しくてそれはそれで痛いけれど、そこから伝わる温かさが丁度いい。
「太陽まぶしくないの?」
淹れてくれた珈琲を手に持ちながら、彼氏で今遊びに来ている瀬那(せな)が言った。
「うん?眩しいけど………この心地よさが一番なの……」
私はぬくぬくして少し瞼が重くなってきている。けれど珈琲のいい香りで私は覚醒しつつある。
「はい。珈琲。少しココアも入ってるよ」
「ありがとう。瀬那、珈琲入れるの上手だから瀬那の珈琲飲むの好きなんだ〜」
「あははは、おだてても何も出ないけどね」
「でるよ?」
「うん?何が出る?」
「珈琲〜。美味しい珈琲〜」
「あっ!………まったく」
何気ない二人だけの午前中。
静かで、でも穏やかでぬくぬくして、私は今とっても満たされている。
「……瀬那、」
「うん?なに?」
「……好きっ……」
瀬那はふいを付かれた様に目を少し真ん丸にしながらも、とても可愛い笑顔で笑ったあと俺も…といってキスをした。
太陽の光に照らされて、窓が少し開いていた部屋に風が吹き、カーテンを揺らした。
まるで、白いヴェールの様に………
太陽の下で見ようとしても見えないスマホ。
明度設定を上げないと見えないのは間違いない。
太陽の光の力っていうのは、やはり凄いのだ。
生きている
深呼吸する
朝の空気は
澄んでいる
陽の光りは
命に平等に
力を与える
感謝をして
今を生きる
『太陽の下で』
太陽の下で、光エネルギーを感じる。
20億年以上前、有害な紫外線が降り注ぐ原始地球において、海中でこの莫大なエネルギーを用いてシアノバクテリアは、安定な二酸化炭素と水から糖と酸素を生み出すシステム、光合成を獲得したのだ。
太陽の下で日向ぼっこをする。
そしたら頭がリセットされてスッキリする。
行き詰まったらリラックスして無理しないようにしよう。
受験勉強に身が入らないのはきっと暑さのせいだ。
母方の祖父母が住む田舎に帰省して三日目、早くも都会の喧騒が恋しくなってしまう。そこかしこで鳴いている蝉に疎ましさすら感じる中で集中力が持つはずもなく、意識は自然と散り散りになっていく。
蝉の鳴き声や古びた扇風機の首が軋む音、風に吹かれた草木が擦れる音の中に、微かに人の声が混じった気がした。勉強を中断する言い訳としては及第点ぐらいだろう。
スマホと財布を無造作にポケットへ突っ込み、縁側にあったサンダルをひっかける。
「あんた勉強は?」
庭で作業をしていた母に見つかってしまう。
「ちょっと休憩。散歩でもしてくるよ」
「陽がまだ高いから、帽子被ったら?」
「いや、大丈夫」
いってきますと残してから玄関をくぐった。
二、三分ほど歩くと、声の主はすぐに見つかった。畑を挟んで家の裏側にある広場で、少女が泣いていたのだ。
高いネットフェンスに囲まれた広場の真ん中、麦わら帽子のつばを両手でぎゅっと握りしめたその子は、強い陽射しの下、何に構うことなく大きな声で泣きじゃくっていた。元は真っ白であっただろうワンピースが膝辺りから汚れていていたたまれない。
気づけばその子に駆け寄っていた。
「大丈夫? どうしたの?」
少女は初め戸惑っていたけれど、やがて一生懸命に説明を始めた。嗚咽混じりの説明はあちこち飛んで要領を得なかったものの、母親とはぐれたこととビー玉を失くしたことは、なんとか理解出来た。
意外に力強く少女に手を引っ張られて、広場の隅にある草むらの方へ案内される。ビー玉探検隊にどうやら抜擢されたらしい。
草をかき分け、モンシロチョウと戯れながらしばらく探したものの、お目当てのビー玉は見つからなかった。これだけの労力があるなら帽子を被るべきだった。
「喉乾いたんじゃない?」
土をほじくり返していた少女に聞く。「かわいた!」と元気の良い返事があった。
少女の手を引いて、広場に付設した公衆トイレへと連れていく。爪の間に入った土汚れを落とし、出来る限り手を綺麗にしてから近くにある古い商店へと向かった。
「麦わら帽子、被った方がいいんじゃない?」
商店への道すがら、ふと聞いてみる。少女は麦わら帽子を首にかけていた。
「帽子きらい」
「でも、被らないと熱中症になっちゃうよ」
自分の事は棚に上げた。
「おかーさんが被らなくていいって言ってた。持ってればいいって」
間延びした『お母さん』に微笑ましくなる。母親にそう言われたのなら、注意されるいわれもない。
商店は去年と変わらず、風化して読めなくなった看板が掲げられていた。無愛想な顔をしたおじいちゃん店主に迎えられる。
田舎のコミュニティは狭い。ここも例外ではなく、故に店主ならこの子について知っていると踏んでいたけれど、空振りだったようだ。諦めて飲み物を吟味する。
「これ、ビー玉のやつ!」
少女が指さしたのはラムネだった。
「じゃあ、これにしよっか」
扉を開ける時にひんやりと気持ちいい。ラムネ瓶を二本手に取って、好きな駄菓子を選ばせてカウンターへと置く。
袋の中で涼し気な音を立てるラムネたちに気を遣いながら広場へと戻ってくる。
ゲートボールを楽しむ老人達のために作られた、打ちっぱなしのコンクリートで出来たベンチへと腰掛ける。無機質な冷たさがお尻に心地よく、日陰に入れるのも有難かった。
二人であくせくしながらラムネを開ける。栓になっていたビー玉が勢いよく落下して、代わりにラムネが溢れていく。少女には少し量があったようで、駄菓子を食んではちびちびと飲んでいた。
ベタつきの残らないよう公衆トイレの方で瓶や手を洗い、中からビー玉を救出する。それらの違いは正直分からなかったけれど、せがまれたので互いのビー玉を交換した。
疲れたのだろう、少女は程なくして眠ってしまった。太腿へと預けられた重さがくすぐったかった。
何気なく、ベンチに置かれた麦わら帽子を見ると、内側に小さく何かが書かれていた。それはハイフンで三つに区切られた十一桁の数字の羅列、つまりは電話番号だった。
「なるほど」
ポケットからスマホを取り出して、あまり使わないキーパッドを起動する。二回目で繋がった。
「もしもし、突然すみません。娘さんの麦わら帽子に書かれていた番号が、もしかしたら親御さんのものではないかと思って」
一息に説明を終えてしまう。疑念から安心に変わった女性の声と、広場にいることをやり取りする。
十分とかからず、母親は広場へやってきた。
丁重すぎるほどにお礼の言葉を述べて、母親は少女を抱きかかえた。少女を起こしてお礼をさせようとしたのは、悪い気がして止めた。
祖父母の家に帰ると案の定「遅かったね」と言われた。事情を説明するのも面倒だったので軽く受け流し、さっとシャワーを浴びる。
部屋に戻ると、開きっぱなしのテキストの頁が風に煽られ進んでいた。ビー玉を筆箱へとそっと入れる。
蝉の声は、もう疎ましくなかった。
8.太陽の下で
「君は太陽の下に行くと体が焼けるように痛くなるとしたらどうする?」僕は体が弱かった。
まるで吸血鬼のように肌は白くて
太陽に当たってはいけなかった。 なぜかって?
僕は太陽の光を浴びると体が焼けるように痛くて
死んでしまうからだ。
だから僕は、ずっと部屋に引きこもっている。
孤独で真っ暗な部屋。とても寂しい。
こんな生活に耐えられなくて、
死にたいと思ったこともある。
でも最近は、窓から君を見ることが楽しみになった。
君は太陽の下で輝いている。
そんな君に一目惚れをしてしまった。
「美しいなぁ」とそんな一言を毎日呟いていた。
だが、なぜこんなに好きなのに胸が苦しんだろう…
君に触れたい…君と話したい…君と太陽の下でデートがしたい…その笑顔を僕に向けて欲しい…
そんな願いは全て叶うことが出来ない。
僕は外に出られない。夜出れたとしても君はいない。
こんな世界に生きていても仕方がないと思った。
だから僕はひとつの願いを叶えるために外へ出た。
太陽の下で死のうと思った。
死んでまた君に会おうと思った。
体が焼けるように痛い。でも仕方がない。
「君のことを思ってるよ。」
僕は君のことを思いながら死んだ。
太陽の下で
結婚して男の子が出来たら“太陽”と名付け様と思うほど太陽が好きだ!
子供の頃、夏休みには一日中プールでいたりした。秋が1番好きな季節だと言っていが、いつからか夏が1番好きな季節になっていた。
今年は記録的な暑さが続いた夏だった。映画か小説の題名に「太陽の季節」と言うのがあったが、今年の夏は秋まで、当に“太陽の季節”だった。
今年の夏、熱中症になったそれでも
ヤッパリ夏が好き 徳博😙
P.S
高校生の頃、さだ大明神の歌を暗いから好きじゃないと、言っていた女子のお友達に言ってあげた。
「さだ大明神の歌の暗さは、長野県の真夏の太陽の下の高原の大木の微風(そよかぜ)の吹く木蔭の暗さだ」と!
自分は前に夏休みの1ヶ月白樺湖畔のホテルでアルバイトした事があった。
さだ大明神はその話の後、船橋から諏訪(長野県)に引っ越した。
さだ大明神の友達で、母の数年来のパート先の上司で、自分の子供の頃の近所のお兄さんがいました。
68作目
化粧をするようになってから日焼け止めは欠かせなくなった。外出をしない日も日焼け止めを塗る。
しかも用途別で使い分けている。
長時間の外出には化粧下地の前にウォータープルーフ(できたらミルクタイプが好み)、家や室内しかいない日は洗顔料で落ちるジェルミルク(乳液みたいなもの)。
時間がなくて塗れない場合(寝坊とか)で洗濯物を干す時は長袖を着て、指の部分だけない手首までのハンドカバーをし、帽子を被り、大きめのサングラスと首まであるフェイスカバーをし、日傘を差しながら作業する。
できたらこの状態で郵便や配達の人が来ないことを祈りつつ、ビクビクしながら作業している。(今のところまだ鉢合わせていない)
紫外線を意識するようになってから夏でも薄手のシャツやパーカーなどの袖のあるものを着てる。(下は長めのパンツスタイル)
あと柑橘類、きゅうりなどは朝から日中にかけて摂取しないようにしてる。(光毒性によるシミを作りたくないため)
好き嫌いがない自分にとってはちょっと辛い。本当は朝からオレンジジュースを飲んだり、グレープフルーツを食べたりしたい。(めっちゃ大好きだからそれらは夜に摂ることにしてる)
しかし紫外線も避けすぎるとビタミンDが体内で作られなくなり、骨粗鬆症やうつ病の原因にもなるそうなので、手のひらだけ浴びたり、ビタミンDが多い食品を摂ったり、マルチビタミンのサプリも飲んだりしてる。
日焼け止め以外の化粧品(リップ、ハンドクリームなど)にもSPF値やPA値を求めてしまう。
ついでに化粧水やパック類には美白成分を求めてしまう。
ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ナイアシンアミドなど配合されてたらつい買ってしまう。
晴れの日そのものは好きだけど…太陽の下での生活はいろいろなことを考えすぎてしまう。
大人になったんだな…(たぶん私が過剰なだけ)
テーマ:太陽の下で
「____こんにちは。へへ、今日も来ちゃいました。」
そう言ってその日も私は、眩しいくらいに青い空を見上げた。
どうも。最近ずーっと寒いですねえ。
だからここはひとつ、暑い夏の話を貴方へ。
私は音楽家。音楽の作れない、しがない音楽家でございます。
最近本当に、ずっと寒い。
あ、でも私。暑いより寒いのほうが好きですよ。
汗っかきでしてね、外に出ただけですーぐ汗がダラダラ…
とまあ、変な話はこれくらいにしておきましょう。
今日のお話は、私が経験したひと夏の思い出。
ソレが来年も太陽を見ることが出来るように、どうか見守ってあげておくれ。
「う゛〜〜〜〜、あづい。なんでこんなに暑いんだ。」
「世界が狂ってますよほんとに。」
「そんでなんでわたし、は、っぶねぇ!………なんで私は」
墓探しなんてしてるんでしょう。この、真夏に。
ガサガサと草藪を掻き分けながら進む。
流れ出る汗と張り付く髪。オマケに自分の背よりも高く高く上に伸びやがる草たち。
途中途中には変に飛び出たツタやツルなんかが中途半端に攻撃してくるもんで、暑くても腕まくりひとつできない状況である。
なんでこんな所にいるかと言うにも訳がありまして。
それは遡ること1日。
ある知人夫婦に頼まれ事をされたのがキッカケだった。
曰く、寿命で天寿をまっとうした祖母の唯一の未練が、ある「もの」だったらしい。
どうにかその「未練」とやらを解消してあげたい一心で探したが、見つかる前に祖母は眠ってしまったのだという。
唯一のヒントは「曾祖母の墓」。
ただし、場所は分からないものとする。
「もの」であるなら、祖母と一緒の墓に入れてあげたい。
そう涙ぐみながら言った彼女は所謂「おばあちゃんっ子」だったのだろう。少し古めかしいハンカチを握りながら彼女は頭を下げてきたのだ。
そんなこと言われてしまえば、首を振るにも勇気が必要だ。
挙句涙脆い旦那まで泣き始めたらもう、振る首は縦でしかないだろう?
そこまで、私は薄情ではないからさ。
そんなわけで、私は今ガサガサとバッタのように草を掻き分けているのだ。
無限に続く緑をかき分けながら荒くなってきた息を整えた。
その瞬間、青い空が見える。
「お、……ぇ、ワ!!!」
「向日葵じゃないですか!」
たった1本が太陽にグッと背伸びして憧れる大きな花。
そしてその足元には、比例するように小さく置かれる墓。
___ここが、1日かけて探していた目的地だった。
整ってきた息をそのままに、その墓へと近づく。
名前を確認してその場に座り込んだ。
それにしても。
この1本だけ咲いている向日葵はなんなんだろうか?
まだ「祖母の未練」とやらを見つけていないのでまだ帰ることは出来ないのだが。
さて、そろそろ「未練」を探すことにしましょうか。
「ねぇよ!!!!!も゛ー!帰らせてくださいよ!!」
未練になりそうなもの、と言われても。
墓の周りには花1本もない。
いや、花はあるんだけど。
まだまだ時間はかかりそうである。
_______なあ、※※※。
儂が先に死んでも、お前が先に死んでも。
お互い寂しいのは嫌だろう?
だからさ、どっちかが死んだらさ。
お互いの好きな花でも植えようよ。
………なに?儂か?儂の好きな花?
…………………………向日葵だな。
明るくて、とても。
お前を思い出せるからね。
太陽のもとで何も無い日常を。
敬具 貴方達をおもう音楽家より。
_________
すみません着地点辺りで地面見失いました。
仕事場へはバスで行くのだが、
冬は、少しでも太陽にあたりたくて、
体を移動させる。
上手く陽の光が顔にあたると、嬉しい。
エネチャージ。
太陽さんありがとう。
今年の夏は、暑いというより痛い夏でした。
来年は、お手柔らかにお願いします。
貴方だけが、太陽の下で笑えていれば良いの。
私は良いわ。
貴方のためなら、不幸で良いもの。本心よ。
ねぇ、君はあの噂もう聞いた?
現代に吸血鬼だなんて馬鹿らしいと思うかもしれないけど、いるんだって、吸血鬼。
夜行性で、血を吸って生きて、長生きして、にんにくと十字架と太陽が弱点なんだって。
血を吸うは吸うらしいんだけど、血を吸われた側の記憶はないらしい。
じゃあ君も吸われたことあるかもね。
鍵とかどうやって開けて侵入するのかな。気にならない?
そういえばさ、吸血鬼に血を吸われると吸血鬼になるって言うじゃん?
あれって実際どうなんだろう。
でもみんな吸血鬼になってないってことは血を得るだけの吸血と仲間を増やす吸血ってちがったりするのかな。
まぁゾンビみたいにみんながみんな吸血鬼だったら吸血鬼の特別感がなくなるよね。だからそうであって欲しいな。
吸血鬼も太陽の下で歩きたいとか思うのかなあ?
私だったら太陽の下で歩いて生きて行きたいと思うな。
君は吸血鬼になるのと今の人間のままでいるの、どっちがいい?
『太陽の下で』