『太陽のような』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽のように笑う君が尊い。私の友達だ。幸せオーラ満載でキラキラと笑う。その笑い声と雰囲気が尊くて、私は常に笑ってもらえそうなネタを探しながら、生活してる。高校生になれば別々になるけど、ずっと仲良くしてほしい。
悪気はまったく無い。
ないけど、
ふと見てしまった隣に座った人が高速で打つ文章に、思わず突っ込み入れてしまった。
「天照大御神がタロットカードの太陽を引くって、どんだけ日照りと干ばつを引き起こす気なんだ」
…ごめん。
言わなきゃいいのに、と自分でも思ったよ。
隣の人は
岩戸に隠れてくれそうもないし
太陽は逆位置だとニコリと笑って言うので
口は災いの元だと痛感した時には
もう手遅れかもしれない。
きみがわたしに手を振り返すために、片手でどうにか持つ荷物ひとつ、よろめきながら、ぐんと振りあげた右手の指のすきまを、春のにおいがすり抜けていく、キスしてあげたくなって困る
/練習:イカロス
あいつはいつだってそう。
無遠慮に立ち入ってきたかと思ったら腕を引っ付かんで立たせてくる。
それで背中をバシバシ叩いて、大声で笑って「行くぞー!」って言ってくる。
本当にうるさかった。
あいつはいつだってそう。
私がどれだけ面倒な態度で落ち込んでも、変わらない態度で、賑やかな人の和の中に引き込んでくれる。
ほんとはありがたいと思ってたし、嬉しかった。
あいつはいつだってそう。
彼女……あいつの今の奥さんに会って、恋というものを経験しても、私に対する態度はずっと変わらなかった。
いっそ遠ざけてくれればよかったのに。
あいつには人を惹き付ける力がある。
あいつ本人の意思なんて関係なく、ね。
惹き付けて、焼き付けて、でも殆どは手が届かずに萎びて。
焦げて、忘れられなくさせる。
あいつの光が、一生網膜に残り続ける。
あいつに脳を焼かれた人間がいったい何人いることか。
私もそのうちの一人なんだけどね。
いや、きっと私が一番酷い。あいつに焼かれて焦がれて、でも運命には勝てないただのモブ。端から諦めてるくせに、努力しようともしなかったくせに、一丁前に若い子に妬いてる醜い女。
……すまないね。まぁ私のことはいいんだ。
まるで太陽みたいなやつだったよ、私の幼馴染みは。
あの頃のディカプリオ、本当に美しい
個人的には『タイタニック』より
『太陽と月に背いて』の方が好き
#太陽のような
いつもの、「ありがとう。」が、
君が言うと不思議なんだ。
目を細めて、口を大きく開けて。
なんの屈託もなく幸せそうに笑いながら言う。
雪だって雨だって曇りだって、
全部あったかくして溶かしちゃうような。
心があったかくなって、
なんだかにんまりしちゃって、
僕まで笑顔になっちゃうような。
きっと、言葉だけじゃない。
君の、
笑顔があったかくて。
誰にでも優しくて。
泣く時はわんわん泣いて。
笑う時は大きな声で笑って。
挨拶の声がとにかく大きくて。
困っている人をおいておけなくて。
そんな「君」っていう人が、
だれかにかけた励ましの一言みたいな。
精一杯生きる君の声みたいな。
清々しくて大きい挨拶の声みたいな。
誰かに言われたあったかい言葉みたいな。
そんな「君」が、
めいいっぱい溶け込んだ光みたいな。
そんな君の、
「太陽のような笑顔。」
あの子の笑顔は私にとって眩しいんだ。
まるで沈むことを知らない昼間の太陽のよう。
私はその子の為ならなんでも頑張れる。
私はその子に墜ちてた
底の無い沼のような深いそんなところへと。
底なし沼だから気づかないうちに
その子を心の拠り所にした。
毎朝、その子を見て元気になり、
その子といるから毎日が楽しくて
その子が話す話題だから面白くって…
かわいい。かわいい。
あぁ、かわいい… けど、私とこの子は違う
この子は綺麗なんだ。私はドス黒い。
ずっと一緒はいられないな。
依存って程々にしないとですね。冷めやすい分熱しやすいってほんとでした、恐ろしや(笑)
最後まで読んでくださってありがとうございました。今日は少し気持ちが悪いと思われた方もおられるかもしれなかったです。ごめんなさい。
今日のお題は『太陽のような』でした。
私にとって、彼女は自分の太陽だと言っても過言では無いほどに大切な人だった。
彼女は学生時代、孤独な私に手を伸ばして歩み寄ってくれた。
決して相容れることの無い相手だと思う程に自分にとって遠い存在だったのに、どうしたことか彼女とは不思議と気があった。
趣味も、好きな音楽も、嗜好がそっくりだったのだ。
自分とは正反対で、交友関係も彼女の方は幅広く、私はゼロに近いほどに人と関わり合いを持っていなかったけれど、放課後は一緒に過ごし、お昼は2人きりで弁当を食べた。
彼女が自分の人生に現れてからは、生きていくことが楽しいことだと感受できるようになるほど、彼女は私の中に唯一無二の光を灯してくれていた。
それでも、進学先まで同じと言う訳には行かず、高校を卒業してから私たちは別の大学へとそれぞれ通うことになった。
進学してから関係は暫く続いたが、お互い社会人になる頃には前ほど気軽には会うことが出来なくなって、登録していた連絡先も、携帯の機種を交換した時に引き継ぎに失敗してしまって学生時代の知人の連絡先は消えてしまい、例外なく彼女の連絡先も消えてしまった。
その頃からは連絡を取り合うことは自然となくってしまっていたけれど、彼女との関わりがほぼ無くなってしまったことがそれなりに悲しかった。
でも、どこかでまた逢えるだろうと漠然とそう、思っていた。
そんな彼女の訃報が入ってきたのは、ちょうど実家に帰省した時だった。
知らない番号からの電話を訝しげに取ると、電話口で元同じクラスメイトの苗字を名乗られた。
あまり関わりが無い人だったから、どうしたのだろうと尋ねようとしたちょうどその時、彼女が亡くなったことを知らされた。
「𓏸𓏸さん、あの子と仲良かったから。報せなきゃと思って」
もう途中から、元クラスメイトの声は聞こえなかった。
――――
交通事故、だったらしい。
亡くなったのは数ヶ月前で、葬式も終わってしまっていた。
電話で報せを入れてくれた元クラスメイトは、私に知らせなければと私の数少ない交友関係から私の連絡先を見つけてくれたみたいだった。
彼女の訃報を聞いて、私は当然に驚いた。
けれど、残酷な事に私の中に喪失感は少ししかなかった。
かつての自身にとっての太陽を永遠にこの世から失ってしまったのに、もう二度と彼女の隣を歩くことは出来ないというのに。
時間の流れと人の人格形成の過程を鑑みれば、学生時代の経験と、人間関係に変化が起こることにそこまで感情が揺れ動かないことがしょうがないと片付けられること
もあるのかもしれない。
それでも、学生時代の私にとって唯一の安寧にも近かった彼女を失ってもなお、正気を保てている私が酷く残酷なものに思えて、
いつの間にか太陽を失ったのに暗闇で平気に生きていけてしまっている自分に悲しくなった。
地球に生きている生物は全て、太陽を失ったら朽ち果てていくと言うのに、私は今もここに立って平気に生きている。
時間も私も全て残酷だ。
そう、思った。
二度と光の入らぬ暗闇では、そう嘆くことしかでき無かった。
――――暗闇
お題【太陽のような】
2/22「太陽のような」
遥か遠く、太陽のような恒星が見つかった。
その星系の中に、地球のような星が見つかった。
そしてその星に、人間のような生き物が見つかった。
しかし円滑な交渉が行われることはなく、我々はその生き物を駆逐し、代わりに居住した。
やがて、太陽のような星は、その「目」を開いた。
我々は一瞬で滅び去った。
太陽のような星は、太陽ではなかった。宇宙の初めから存在する、大いなる何かだったのだ。
(所要時間:9分)
2/21「0からの」
0からの引き算って訳わからなくない? 0から引くって何? 0は0じゃん? ないとこからさらに引くって何? おかしくない?
と力説したら、「自然数と共にしか生きられない女」の称号をもらった。
でもよく考えると0って自然数じゃなくない?
そもそも0って何者? ないのに存在するの? 0からの足し算とかもよく考えると訳わからなくない?
ああもう、算数って謎すぎる…。
(所要時間:7分)
2/20「同情」
「どうした、溜め息なんかついて」
「彼女に振られたんだ…」
「…同情するよ」
「できるわけないだろう!? お前に俺の何が解るって言うんだ!」
「そうか…。ここだけの話、実はおれは異世界転生者なんだ」
「え?」
「前の世界では勇者として召喚され、魔王との戦いに駆り出され、負けて帰ったら令嬢に婚約破棄され、失意のあまり川に身を投げてこの世界に転生したんだ…」
「…同情するよ」
「できるわけないだろう!?」
(所要時間:6分)
2/19「枯葉」
「すまない…俺はもう…」
「あなたも、わたしを置いて行くの…?」
「ああ…。楽しかったよ、君といられた日々…」
「そんな事を言わないで」
「さようなら…」
「待って…!」
ひらり、と枯葉が枝から離れ、地面に落ちた。信号が青になり、それは人の群れに踏まれて粉々に散った。
(所要時間:6分)
《太陽のような》
私には太陽のような大切な人がいる
その人はいつも太陽のように
暖かく
優しく
美しく
いつも私を輝かせてくれた
簡単に言えば
私が月で
あの人が太陽
月は太陽がいなければ
輝けない
だから
あの人は私には
大切な存在なんだ
大好きなんだ
みんなにもそんな人いる?
いなくてもそれが悪い訳では無いからね
人生は長い
これから出会えるはずだよ
でも私の太陽は
遠くに行ってしまっている
どこにいるのか分からない
あいたい
会ったことがないんだ
約7年 私の太陽を探している
絶対に見つける
そして
言いたかったこと
やりたかったことを
成し遂げる
必ず
次は私があの人を輝かせる番だから
じゃあ今日は終わり
また明日
陽の光をたっぷり浴びた100%オレンジジュースを
ゴクゴク飲む!勢いよく飲む!
その姿
太陽のような明るさがあると思わない?
[太陽のような]
河野陽葵は太陽のような人だった。
太陽のように世界を照らして、夕暮れを残して去っていく。
彼女がこの世を去ってから、半年が経った。
あの陽だまりの心地良さを知らなければ、自分がいた場所がこんなにも暗くて、惨めなところだったと気づかずに済んだのに、なんて逆恨みも甚だしいけれど。
私は未だに想い出ばかりしがんでいたから、
私の推測によれば私か、もしくは私以外の全員だ。
境目で空気の流れが乱れているからすぐ分かる。
こういう時は少数派が異物役を買うのが一般的だろうか。
試しに席を立ってみると、教室後方のドアの前から山崎と石野が避けた。動線を確保してくれたようでありがたい。少し動けば道が開くだなんて、たった数時間で私はモーセにでもなったのだろうか。
戒律は
「明るくて人を元気にする人ね!」
(『だけど気まぐれ 太陽みたいに』)
題目「太陽のような」
実家はゴミ屋敷でした 積み上げたみんなの夢の残骸でした
題目「−−−−−−」
きみは太陽のよう。
あたたかくて、まぶしい。
だけど、きみはちいさくて、太陽は大きい。
きみはにぎやかで、太陽は静か。
きみははかないけど、太陽は長生き。
太陽のようだけどきみはきみ。
きみにはつばさがあるから、
きっと私より早く太陽のそばに行くのだろう。
わたしの太陽。
太陽のようなきみ。
__愛鳥へ捧ぐ
︎︎◌ 太陽のような ︎︎◌
太陽のようなあの子。
いつもみんなの中心にいて
みんなを明るく照らして
全てを持ってるあの子。
憧れだった。
かっこよかった。
羨ましかった。
顔が可愛くて
運動ができて
友達が沢山いて
勉強もできて
家もお金持ちなんだって。
この前、日曜に家族と旅行に行くんだって
嬉しそうに話してた。
きっとこの子は悩みなんてなくて、
死にたいなんて思った事ないんだろうな。
土曜日の朝、太陽は光を失った。
彼女は自分からその道を選んだ。
みんな泣くことはなかった。
どちらかって言うと驚きの方が勝ってる感じ。
なんであの子が…?
何もかも完璧な人生だったじゃない。
顔も才能にも環境にも恵まれて生まれて、
旅行に行くんじゃなかったの?
あんなに嬉しそうだったのに…
どこに死ぬ要素があるの?
あなたは何に悩んでいたの?
何に縛られていたの?
私たちは結局
太陽の光が眩しすぎて
太陽自体を見れていなかったのかもしれない。
あなたは苛烈な人だった。
どこにいってもその場の中心人物となり、あなたの態度一つで周りは振り回され、言葉一つで周りは萎縮する。
全ての人間関係を焼き尽くし、否応なしに従わせてしまう。
まるで太陽のようだった。
もちろん批判も糾弾も数えきれないほど浴びただろう。
けれど、いつのまにかそれらは下火になり、最後にはあなたの強さだけが残ってしまう。
私はそんなあなたの近くで、まるで太陽フレアのような爆発を浴び続けすっかり弱ってしまった。
だから、もうあなたから離れることにする。
太陽の光を浴び続け、そこで生活することに慣れた私がどれくらい離れて生きられるかはわからない。
それでも、私が燃え尽きる前に、私の輪郭を取り戻すために。
一人でこの世界を生きていくことにするよ。
【太陽のような】
嫌なことばかり合って私はいつも下を向いて生きてきた
だから君の太陽のような笑顔と優しさに溺れてしまった
いつも嫌なことがあると君の笑顔を思い出した
嫌なことがあっても君が優しくしてくれたら嫌な気分も吹っ飛んだ
でも太陽のようなきみは私には眩しすぎた
いつしか一番近くにいた私が届かないようなところまで行ってしまった
寂しいよ
辛いよ
その笑顔と優しさを私にだけ向けてよ
いつしかそう思うようになっていた
でもそれはきみには届かなかった
だから私はきみから離れることにした
君に依存しすぎたんだ
だからきみにはもう会わない
いつも沢山の笑顔をありがとう
その手紙を読んでわたしは涙を流して後悔した
私はキミが好きだったんだ
何もいない空に向かって私はそう呟いた
太陽のような ねるねるねるね
僕の心を 照らしてくれる
月のような ねるねるねるね
僕の心を 隠してくれる
このように
ねるねるねるねは 私達の心の
道標となりうるのだ
辺りが暗闇に包まれ、小さな星が、火花が散るように輝き始めると、私は、太陽が恋しくなった。
昼間は、当たり前のようにそこにあって、いつもパッとしない私を、暖かく、優しく照らしてくれたのに、夜になって、いざ太陽が見えなくなると、心まで暗くなるみたいだった。
ある日の今日も、また夜がやってきた。
空は、コロコロと表情を変える、気分屋だった。
朝は、黄色と緑と水色だったのに、だんだん水色と青になって、そのうち日が暮れると、黄色とオレンジと赤と、そして紫色が混ざった、世界一綺麗なパレットができあがる。夜になると、深すぎる青と、青みがかった黒に染まった。しかし、暗いからこそ、月や星の輝きが増した。
私は夜が、怖くて苦手だったけど、星を見てたら、太陽を見てる時みたいに、元気を貰えた。
星を見ている時の私の瞳は、いくつもの光の粒がこぼしたビーズのように、散らばっていた。
太陽のような無邪気な笑顔、してみたい。
太陽浴びて 骨を強く、芯の通った私になりたい