『大空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きみと月の話をしたい
お互い見た半分ずつの月が
丸く1つになるみたいに
この綺麗な月の話の
答え合わせをしようよ
【大空】
時々、
窓に映しだされる空を見つめることがある。
見つめる、というより、観察?
ただぼーっと見ている。
あっ、この雲こっちに来そう。
おっ、知らん間に形変わってた。
みたいに。
でもそれは声に出さない。
みんなに伝わると、私だけの空じゃなくなる。
ただこの空を独り占めしたいなんて、
思ってはない。
ずーっと、 ぼーっと、
見て、考えて、観察して、
それでやっと、私のものになるのだ。
雲の形が変わるのも、空の色が変わるのも、
私だけが知っているように思えて。
世界は広いから、そんなことは不可能だけど。
この大空にただ浸っている時間が
私は大好きだ。
余裕で30分は見れる。
ぼーっと、見つめるだけでいいのだ。
心が浄化されていくのが分かる。
よし、明日の空を見るために
早く寝よう。
大空
物語 大空と地上の関係
「地上の星」
風邪の中の昴
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
崖の上のジュピター
水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろ
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
詞 中島みゆき
輝く地上の星は大空からしかわからない
近くにいると、見失う地上の星
上ばかり見ていると足元の石にも、直ぐ近くにある輝けるものにも気付けないつう話。
或夜、月に住む月の息子ちゃんは、星と追っかけっこをしたりして遊んでいました。ある日月のお母様が、寂しそうにしているのを月の息子ちゃんは見つけました、お母様どうしちゃったのだろう、月の息子ちゃんは悲しくなって月に帰って来た、かぐや姫に相談しました。「お母様、最近ため息ばかりついて寂しそうなんだ、何故だろう、分かるかぐや姫」とかぐや姫に尋ねました、かぐや姫は少し俯いて「分かる気がするわ、お母様きっとひとりぼっちで、お寂しいのよ、私も地上から帰って来て、あの青い地球を見ているとお爺さまとお婆さまのことが思い出されて寂しいもの、だって見てご覧なさい青い地球は本当に綺麗よ、そこにいるとその美しさに気付けないもの、月も地上から見ると夜ごと姿を変えるその姿は魔物が宿るように妖しくて、本当はこんな裁く世の果てのようで寂しところだとは思わないもの、私も地上にいた頃は側にある、お爺さまやお婆さまや私を想ってくださる殿方の気持ちの純粋な輝きに気づかず、夜ごと姿を変える妖しい月に魅せられて毎日月を見上げて泣いていたもの、お母様もきっと今、青い地球に魅せられて、寂し独り身を嘆いてらっしゃるのよ、あなたあの青く美しい地上の星の欠片をお母様にひとつもって帰って来てあげなさいな、きっと慰めになるから」そうかぐや姫に言われた月のお坊ちゃま息子ちゃんは寂しい寂しい独り身の月のお母様に光る地上の星を贈るために、つばめに姿を変え地上に降りたのでした。
長い長い旅でした、青く美しい地上の星は地上に舞い降りるとその美しさを失いました。何故だろう?月の息子ちゃんは悩みながら飛んで行くのでした、見上げると大空の青は美しく澄み何故だか寂し気持ちが引き起こされました、もしかして、これが郷愁と言うものか?月の息子ちゃんは夕闇せまる大空にポツリと浮かぶお月様お母様を見上げました、「あんなにポツリと白く浮かんでらっしゃるから、きっと寂しくて夜ごと姿を、お変えになられるのだ、太陽よりも暗闇が似合って、煌めく夜空の小さな星よりも弱い、寂しがりやのお月様お母様は、なんて可哀想なのだろう」月の息子ちゃんは地上から大空にポツリと白く寂しく薄っぺらいお月様お母様を見上げて目に涙をいっぱいためて眠りにつくのでした。次の早朝つばめに姿を変えた月の息子ちゃんは、朝の光りの中に消えて行くお母様お月様を追いかけ大空たかく舞いました、もうこれ以上舞い上がれないかと思い、つばめ返しでひらりと地上に身を返した時、白く輝くお月様お母様が地上におられたのです。それに気づいた月の息子ちゃんは一直線にその白く輝くお月様お母様めがけ突き進みポチャンと月を写した水面に突っ込んだのでした。どれくらい潜ったのでしょうか、気づくとその地上の下の下の川底に輝く手鏡を見つけました、覗くとまだ小さな消え落ちそうなお月様お母様の姿が写っていて「なんて美しい」と月の息子ちゃんはその母なる白く薄っぺらい月が写る鏡を手にしていました、すると、つばめの姿から息子ちゃんの姿に戻ってしまった息子ちゃんが息絶えようとしているところでした、夜は明けお月様お母様は姿を隠し太陽が姿を現しました、一部始終を見ていた太陽は、母親思いの優しい月の息子ちゃんを憐れんで、月の息子ちゃんを掌に乗せ、大空たかく上げ月に返したのでした。
気がつくと、月の息子ちゃんは月の裁くの果てに寝ています、起き上がる月の息子ちゃんの手には地上から持ち帰った手鏡が握られていました。覗き込むと、自分の顔が写りその向こうの漆黒の闇の彼方に青く輝く美しい地球が写っていました。「やった!これでお母様お月様は寂しい月じゃなくなる、自分越しに青く輝く地球を見ることが出来て、月と地球のツーショットも見ることが出来る」月の息子ちゃんは、大喜びでその手鏡をお月様お母様に手渡しました。
お月様お母様は、今夜も孤独で寂しくて、その姿を変え友達沢山従えた夜の呪術会を独り身で独り何役もして4役くらいして(笑)いましたが、それを哀れんだ優しい息子ちゃんに地上から持ち帰った手鏡を渡されると涙を流して喜び手鏡に自分と地球を写しました。
自分の美しさは自分ではないものが教えてくれます。大空の美しさは地上が教え、地上の星は大空が教えてくれるように。
令和6年12月21日
心幸
目の前に広がる景色には何もない
右も 左も 後ろも
四方八方に広がるのは無の世界
人も 物も 自然も
何もかもが存在していない
空っぽな世界
淡々と述べているとよぎる疑問
証明も 保証も
どこにも何もないこの世界
私はこの世界で生きているのか
実体のない魂だとしたら
それは存在していると言えるのか
答えが見つからないまま
時はいたずらに過ぎていく
『大空』
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(たいくう)
【大空】
ブルースカイで撮って掲載するとそれなりの反応をもらえる承認欲求を満たす為のもの。俗っぽい?高尚な生き方している方が少ないでしょ
「大空」
極たまにしか見上げないけど
自然て凄いよね。
今日のテーマは『大空』ということで。
うーん、困ったことに書くことがありません。
というより、この手のテーマは私は不得手です。
気づけば初の投稿から2週間が経ち、これまで11作品ほど投稿しました。自分でもびっくりです。
1作品につき「もっと読みたい」が10ほど、合計110ほどついていることを考えると、誰かしらは私の駄文を読んでいるのだな、と。変わった人もいるものです。
まぁ、そんなことはどうでもいいのですが。
私のこれまでの作品を読めばわかると思うのですが、今回の『大空』というテーマは私の作風には不向きなわけで。
テーマを見てパッと思い浮かんだのはVtuberの大空スバルと「翼をください」の歌詞ぐらいで、あとはまったくと言っていいほど何も思い浮かばなかったわけです。
いやはや、ここまで書きつつ、なんとか『大空』のテーマで何か書けないかと模索してきましたが、さっぱりです。
他の方々はどんなものを投稿しているのかと、お気に入りに入れている投稿主さん(ミロワールさん、雀さん、パンダさんetc...)を除いてみましたが「ふむ、良き...」と感心したぐらいで、やはり私の思考は動かなかったわけです。無念です。
なんだかんだで30分が経過しました。
今日のテーマはお手上げです。
※今回の投稿はテーマについて書いていないので、気分次第で削除します。
#大空
一点の曇りもなく、一目見て、その純粋さと
清い心を知らしめてくる、そのきらきらと輝く瞳には、
どんなに綺麗な世界が映っているのだろう。
やはり、雲一つない、たくさんの夢や希望に満ち溢れた
未来が広がる、清々しい、心地のよい、大空なのか。
『第二話』
就職を期に結婚を前提ならと
一緒に住む事を許された
相手が昨日、出て行った。
約3年間、一緒暮らしていた相手が
最後の言った言葉は
『他に好きな人が出来た』だった。
私は、その言葉に
何も返す事が出来なかった。
『他に好きな人』が
相手には出来ると言う事
なのに私は相手を『好き』だったのかと
聞かれれば即答で『はい』とは言えない気がした。
それなのに、一緒に住む事には抵抗はなかった。
一緒に暮らして約3年間
付き合いからすれば計4年間という時間を
共にしても苦ではなかったと言うだけで
相手を『好き』と言う感情の
本当の定義を分かっていなかったのだ。
初めから、進む歩幅が違っていた。
合わない歩幅は
いつか、曲がり角でもう追いつけなくなる。
私は、ただただ
曲がって見えなくなって行く相手を
追いかけもせず後ろで見ていただけ。
だから、
『他に好きな人は出来た』のなら
それはもう私には止める事は出来ないし
止める理由も無かった。
私は曲がった道の先には、
もうあなたは居ないと
分かっている道の先を眺めて
ただただ、
誰かを『好き』や『愛する』事を
分からないまま
進んで行くのだろうと思った。
大空を飛ぶ鳥たちをみる
何もないと思っていた空間でも
飛び心地の良い場所と悪い場所がありそうだ
風がすごく強い日は鳥たちは空を飛べない
飛ぶにはエネルギーも必要だ
この大空に翼を広げ飛んでいくのは自由じゃない
ちゃんと目的がある
#12 大空
暇な時、落ち着きたい時に、よく空を見る。澄んだ大空の上に浮かぶ、雲の動きや、鳥の飛ぶ姿を見る。それだけで、時間が過ぎていく。
ずっと落ち着けたら、現実から逃げ出せたら、なにもかも捨ててあの大空に飛び込めたら、とふと願う。
何も考えないでいい大空が羨ましい。
大空を見上げると、それがどこまでも続くとてつもなく広いものだと改めて感じさせられる。何となく今いる所によってぶつっと切られているものだと錯覚してしまうが、遠くの方まで見ると確かに奥まで続いている。
大空は様々な顔を見せてくれる。雲ひとつない透き通った青。燃え上がるような夕焼け。稲光走る黒。満天の星空。私たちが空を見ているようで、空もまた私たちを見ているのだろう。
大空
冬の晴れた日に空を見ると、雲が出てるのに気づいて進路を確認したら、何と太陽に向かっている。
太陽に雲が架かると日差しが遮られて寒くなる。
私は高所恐怖症だが、低いところから高いものを見上げることも怖い。
高い建物や木を見上げるとき、自分が空に落ちていくような恐怖で目眩をおぼえることがある。
空に落ちたら何が見えるだろう。
地上と違い隔てるものがなく、どこへだって行けそうな空でさえ実際は悪魔が管理している。
空は悪魔の国なのだ。
落ちた先が天使を収容する地獄だったら最悪だ。
そう考えていると空から白い羽根が雪のように降ってきた。
天使は今も拷問され、殺されている。
なぜ、なぜ
【大空】
生まれた時から
広げられない翼を背負わされて
地面から足が離れないから
まるで虫のようだと見下されながら
見上げた先にある黒い言葉を放つ人の背には
綺麗な翼が飾られていた
汚い言葉を話せないとこの空に飛び立てないなら
それでもいいかと痛めた首を下に向けた
その大きな翼で飛べたって
この大空は自分のものにならないのだから
広げられないこの翼は
誰もが望むような幸せなんかより
足元にある小さな幸せを見つける方が良いのだと
そう教えてくれている気がする
コンクリートの隙間に生えた青い小さな花が
風に揺れている姿が青い空を写したようで
僕にはちょうどいいなと隣に腰掛けた
2024-12-21
大空
大空を飛ぶように人生を飛びたい
人生の大きさに負けないで飛び回りたい
せっかくの一度きりの人生
命を貰えたのだから
私の個性をいかした私が楽しいと感じる人生を
飛び回りたいのだ
死ぬ時に私は幸せばかりを味わった人生だったな‥
とつぶやきたいのだ
インフルエンザになって、ふと窓から見る青空。
友達と見たあの空の方が綺麗だった
大空へ
わたしは鳥になれて
いつか飛び立つことが
できるのなら
どんなに
夢のあることなんだろう
空を自由に飛んでみたい
それは
小さな頃の夢
鳥は空が飛べて
しかも
好きな場所へ一瞬にして行ける
なんと羨ましんだ
夢の中では
空を飛んでいた姿に
なんてとても
気持ちがいいのだろう
体中がすべて軽くなり
飛びスピードさえも
かなり早く
移動することができる優れもの
大空はずっと
どこまでも
果てしなく続いてゆく
終わりのない夢
夢は現実になり
わたしは
生まれ変われるのなら
鳥になりたい
『大空』
晴天の 届くことなき 大空へ
人間は飛ぶことは出来ない
だから 科学の鳥を作った
それはとても速いが
地球を破壊するかもしれない
鳥のようにと
夢をのせて大空へ飛ばした
人を乗せた飛行物体は
どこへ行くのか
飛びたいと人々が願い
思いを乗せたその鳥で
大空を駆け回り
何を得ることができたか
この大空に翼をひろげ飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ翼はためかせ行きたい
『翼をください』より
視界いっぱいに広がって世界のあらゆるものを包み込んでくれるこの空を、守ってくれるものはありますか。爽やかさに忍ばせた物悲しさと空虚さが、その答えだと信じてやみません。今日も翼をあの空にめいっぱい預ける鳥なんか何も知らないでいる。
(大空)