『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の大切なものは沢山ある。無くしたら生きていける自信がなくなるもの。だから私は無くならないように頑張って守り、手放さない。
小さな命の存在を確認できた日
育つかわかりませんと言われた
悲しかったけど大切な気持ち
生まれてくるまで
危険なことも多かった
毎日が大切な日々
無事元気な声を上げて私の指を
しっかり握ってきた
喜びあふれる大切な思い
あれから四半世紀大人になって
社会に出て行った
寂しいけど大切な喜び
あの命の存在を確認した日から
存在するだけで
いろんな思いを運んでくれた
いくつになってもどこにいても
大切なもの
ここの世界に生まれてくれて
ありがとう
合唱曲の『大切なもの』の歌詞に
「いつか会えたなら
ありがとうって言いたい
遠く離れてる君に
がんばる ぼくがいると
大切なものに
気づかないぼくがいた
ひとりきりじゃないことを
君が教えてくれた
大切なものを……」
というものがある。
結局、大切なものって
人それぞれなんだなって思う。
時間
時間とは人々に唯一平等に与えられた時間
時間を大切に出来る人は人生を制する
お題『大切なもの』
いつも何かを忘れているような気がしていた。例えるなら朝起きて夢の内容を忘れてしまっているかのような。
傍から見たら十分満たされていると思われているであろう自分には何かが欠けているのだろうか。
でもそれが何なのか、自分には分からない。子どもも恋人もいないが、昨今では珍しくもなんともない。ならば一体──?
太陽の強い照りっ返しを受けて目を細める。偶々通りがかった公園には子どものはしゃぐ声もしない。蝉が妙にやかましく鳴いているだけだった。
いつもは気にしないはずの風景が少し物哀しく映った。でも、暑さにしか目が向かなかった昨日より少し輝いてみえたような気がした。そんなある火曜日のこと。
『大切なもの』
前に書いた小説を貼っておきます。
無駄に長くて申し訳ないですが、読んでいただけたら嬉しいです。
その男は金を貸してくれると評判だった。
金貸しではないが、自分の1番大切なものを預けると、相応の金を貸してくれたのである。
もちろん、金を返せば1番大切なものも返してくれたそうだ。
ただし、滅多に会うことが出来ず、金に困っていると、どこからか現れるという噂であった。
ある男はたいそう正直者であった。
うそを知らず、人を疑うことも知らなかった。
そんなだから、よく人にだまされ、バカにされたが、男はいつもニコニコしており、だまされたとて気に病まなかった。
ところが、あるとき大金が必要な窮地に陥った。
また、だまされたのだ。こいつは困った。
金の工面も出来ず、途方に暮れ、男から笑顔が消えていった。
ある月の綺麗な晩、どこからともなく、ひょろながい男がやってきた。噂の男だった。
「あなたの1番大切なものを預ければ、金を工面をしてやる」と言うのである。
正直者の男は、面食らったが、とにかく金に困っていたから、1番大切なものを考えて、家と畑を預けることにした。
ところがひょろながい男は、「そんなたいそうなものだと、ありあまるほどの大金をお渡ししなければなりません。わたくしは鬼ではないのです。仕事も家も失えば、あなたはどうご返済されるのですか?元より金を返すつもりがないのですか?」ときた。
正直者の男は、困ってしまった。
他に大切なものがないのだ。
でも、男は正直だったので
「わたくしには、他に何もないのです。余った金は一部お返しして、残りを少しずつお返しすることはできませぬでしょうか?」と訴えた。
ひょろながい男は、男の正直さに、なんとなく事情がわかったような気がしたので、家と畑と引き換えに大金を渡したのだった。
正直者の男は礼を言い、大金すべてを1度持ち帰った。支払うところへ、全て支払い、大金は半分残ったので、ひょろながい男へ返済しようと思ったのだが、どうにもひょろながい男の所在がつかめない。金を返せないまま、年月だけが過ぎたが、男は正直者だったので、金に手を付けることはなかった。
ある冬の寒い夜に、正直者の男が寝支度をしているころ、戸をたたく音がした。
男はみすぼらしい小屋とも呼べない、今にも崩れそうな廃墟に住んでいたので、人が訪ねてくるなど思いもよらなかった。
「こんな夜更けに誰だろう。」こんなところの戸口を叩くなど、余程困っているのだろうと思い、あわてて戸口を開けて驚いた。
月明かりの下、それはそれは美しい天女のような女が立っていたのである。
女は仲間とはぐれ足に怪我をし寒さで凍えそうであった。
正直者の男は、「それは難儀なことで。こんなところですが、雨風はしのげますゆえ、囲炉裏の側へおあがりなさい」と、女を労った。
正直者の男は慌てて、明日の分の粟を煮込んで、女へ差し出した。
正直者の男は、1日1食の粟だけを食って暮らしていた。食事を残すこともなかったので、女へふるまうご馳走など用意できなかったのだ。
鍋の粟をすくい、女へわたすと、
「ありがとうございます。温まります」とか細い声で礼をいう女は、ほんとうに天女のようで、正直者の男は、もじもじと何かいい、戸口から出て行ってしまった。
さて、この女、実は盗賊の手先であった。ここに大金があるとの噂を聞きつけ送り込まれたのだ。
正直者の男が何か言い、外へ出て行ったすきに、女は大金のありかを探しはじめた。天女のようだった美しさは消え、悪巧みのぎらぎらした顔で、あっちでもないこっちでもないと、みすぼらしい小屋とも呼べない廃墟の中を探しに探した。
しばらく探し、廃墟がより一層廃墟らしくなったところへ正直者の男が帰ってきた。
男はびっくりしていたが、女のことを不憫に思っていたので、何事もなく
「粟だけでは足りんでしょう。秋のうちにしまっておいた、たくあんがあるで、お食べください」とニコニコした顔で、たくあんを差し出してきた。
女は、内心「普段からこんなものしか食っておらんのか…」と、ほんとうにここに大金があるのか迷い始めていた。この女、今はわけあって盗賊の手先だが、元々は気の優しい娘であった。家が貧しく親に売られたころから悪事に身を染めていき、人の優しさを忘れ、人からの優しさに飢えてもいた。
正直者の男は、女のことを思い、
「その布団でお眠りなさい。明日、山を降りて足の怪我もお医者さまに診てもらうといい。」と、ひとつしかない布団をさし、戸口から出ていってしまった。
女は困惑していた。久しぶりに人の優しさにふれ、勝手に目から涙がこぼれた。
女は正直者の男の後を追い
「あなたはどこで寝るのですか?」ときいた。
男は、「わたしは男です。布団などなくとも、木の根のくぼみも、なかなか温かいのですよ」とニコニコしていた。
女はがまんできなくなり、全ての悪巧みを男に話した。
「そうですか。それはお気の毒に。好きで盗賊の手先ではないのでしょう?お金はありますが、借りたお金なので、しまってあります」
「もし、あなたの身が危険なのでしたら、どうぞ持っていってください。お金を貸してくれた人とは、もう会えないかもしれないですからね」
と、廃墟の裏手にある、木のくぼみから、男は大金を持ってきて女に全て渡した。
女は、泣きくずれた。
いろいろ思った。
盗賊から抜けることや、盗賊から逃げることや、今までの悪い行いや、人をだましてきたことや、元々あった優しい気立てが、自分の悪事で汚れてしまったこと、それを思い出したこと。女は泣いた。
正直者の男には、女が泣いているのがなぜなのかわからなかったから、とにかく、屋根のある場所へ促した。
月が静かに輝いていた。
女は盗賊に金を渡し、逃げた。
大金が手に入った盗賊は女の行方など、どうでもよかった。
正直者の男と、天女なような女は、廃墟で一緒に暮らしはじめた。
何年かして、
ひょろながい男が二人の廃墟を訪ねてきた。金を貸した男だ。月夜の綺麗な晩だった。
正直者の男は、「お金は使ってしまった。申し訳ない」と、謝り、家と畑は好きなようにしてくれと頼んだ。
ところが、ひょろながい男は
「あなたの1番大切なものをいただきました。家と畑は2番です」
と、不思議なことを言い、家と畑を返すというのだ。
正直者の男は、その男が何を言っているのかわからなかった。
ひょろながい男は、空の月を見上げながら、「わたくしは、これで、あちらへ帰ることが許されます」と呟き、「あなたが今、1番大切なのは、そこの女でしょう。」と天女のような女を指差した。
正直者の男は青ざめた。女を連れて行かれると思ったからだ。
「や、や、やめてください!この人はわたくしの女房です。家と畑は諦めますので、どうか、女房は連れて行かないでくださいまし」と、ひれ伏し懇願したのであった。
ひょろながい男は驚いた。
「いえいえ、わたくしは、鬼ではありませぬ。まだ、わかりませぬか?」
「その女を改心させた、あなたの優しさと正直さを、見ておりました。悪に身を染めた人間を改心させることはそう簡単なことではありません。この世の大切なものとは、そういう温かなものでございます。だからと言って、その心を取り上げるつもりもございません。あなたに出会えた、わたくしも、その女も、幸せなのであります」
と、言い、幸せの対価として、家と畑と少しばかりの金を寄こしたのであった。
正直者の男と天女のような女は、月夜の晩になると、空を見上げ、深く深くおじぎをし、いつまでも仲むつまじく、一生幸せに暮らしたそうだ。
え?噂の男はどうしたって?
さあ、どうしたことやら。
噂を聞くこともなくなったとさ。
とっぴんぱらりのぷう
窓の外には、真っ暗な夜空が広がっている。ネオンや電灯で彩られた夜景と、暗く染まった大気。
外からは微かに、雨の降る音が聞こえる。
僕は、フローリングの床に転がるデジタル時計を眺める。
時刻は23:59:48。もうすぐ日付が変わる。
どうしてこんなことになってしまったのだろうか。
僕は外を眺める。
遠くでゴロゴロ…と雷が鳴る。
「大丈夫。」
あの子の声が、頭の中にこだまする。
「大丈夫だよ。心配しないで。私、待てる。」
あの子がそう言ったのは、もう一年も前のことだ。
「お前の“大切なもの”はそれなんだろ?」
アイツの声が、耳小骨を震わせる。
「こっちのことは気にすんな。お前にとっての“大切なもの”を守れよ」
アイツがそう言って、僕の隣から外れたのは、一昨日のことだ。
「貴方にとってそれが大切なら、応援しますよ」
彼の声が、海馬を巡る。
「貴方は私たちにとっての希望で、“大切なもの”です。私はいつでも貴方の、“大切なもの”の味方でいたいのです」
彼がそう言って、僕の背を押してくれたのは、いつだったか。
「やあ、君っていつもそうだね」
ネオンの夜景の中、僕の目の前で、背の高い“ヤツ”は、その長い尾をしならせながら、カツカツと歩く。
「君はいつもそうだ。自分の信念しか見ていない。理想しか見ていない。前しか見ていない。だから足元を掬われるんです。」
ヤツは、僕を見るとニンマリと笑う。
「君の敗因はそこだ。残念です。」
「しかし、そのおかげで、君_いや、貴方は__私にとっての“大切なもの”になったのです。」
ヤツは_彼は僕の目を覗き込み、口の端を吊り上げる。
…悪魔だ。
「君は私にとって“大切なもの”。私が、穢れた口だけの“アドバイザー”から、純粋な行動を起こすための“悪役”になるための、初めての“犠牲”となるわけですから!」
彼はいつものような柔らかな笑みで、けたたましく、高らかに笑う。
「もちろん、殺しはしませんよ。貴方は私の悪行を語り、新たなる“英雄”を、“革命”を呼ぶ“語り手”となってもらうのですから!」
彼は銃を構え…ふと銃口を逸らし、ジッとこちらを見つめる。
「…ああ、そうだ。君を気絶させる、その前に一つ聞いておきましょうか。貴方の“大切なもの”。ここまでして守りたかったものはなんなのですか?」
僕は搾り出すような、蚊の鳴くような声で答える。
もう無理だろうと諦めながら、それでも、それが彼を引き戻すという一縷の希望を込めて。
「どれだけ無理だと言われても…僕は…僕は…君と、アイツと、あの子と…それからこの組織の……家族同然の…“絆”が大切で……守りたかったんだ…」
カチリ。彼の腕時計の針の音が聞こえた。
【大切なもの】
「お母さん聞いて!私、絵のコンテストで1位に
なったの!」
私は褒めてほしいと言わんばかりに母に駆け寄った。
そして母は今日もこう言う
「そんなもの描いて何になるの?
いいから勉強しなさい。もう中学生なんでしょ?」
「はい…ごめんなさい」
私は4月から中学生になる。
中学生になったら勉強が難しくなるというのは聞いた事がある。
その事を心配してなのか、母の私への当たりが強く
なっていた。
初めての中学生のテスト。
私は勉強の仕方が分からず、平均は60点くらいだった。
テストの結果が返ってきて、母に見せた瞬間、私は現実を疑った。
母が私をビンタしたのだ
「何をしているの!
お母さんに恥をかかせるつもり!?」
「ご、ごめんなさい…」
「謝ってすむ問題じゃないでしょう!?」
「ごめんなさい…」
私は謝ることしか出来なかった。
そして時が経ち今は中学2年生。
一学期中間テストだ。
あの日から私は母の言いなりになった。
勉強を出来るようになれと言われれば勉強をし、
運動が出来るようになれと言われれば運動をし、
何かで優勝しろと言われれば優勝した。
私が母の思い通りに生活すると、母の機嫌はすこぶる
良くなった。
「ああ…私はあなたの大切なモノになんてなりたくは
なかった。あなたの大切な存在になりたかったのに」
「私と仕事どっちが大事なのって聞いたらどうする?」
「仕事に行かなければおまえを守れない 仕事に行ったままではおまえを抱き締められない。って言う」
「激弱社会人のBLEACH」
"大切なもの"
みんな大切なものって人それぞれ違うよね
お金だったり、家族だったり、友達だったり、自分だったり……
ちなみに僕はこれ全部大切なもの、失いたくないものだよ
みんなも 、自分の大切なものちゃんと守ってね
でないと、スグ消えちゃうからさ
大切なもの
大切な人
大切な事
大切な言葉
大切な、何か
それを見失わない為に
人はもがく
それを見つける為に
人は生きる
『今も○○と付き合ってる?』
驚いた。貴方の大好きな先輩から聞かれるなんて
貴方を知りすぎて惚れた自分と別れて10年
今でも動揺してしまった。付き合った事ないのに
馬鹿みたい。
貴方は夕日みたいな人だった。
誰しも“太陽みたいな明るい人“って言ってたけど、違う
明るい笑顔で、孤独と恐怖を隠してた人
貴方が変わり始めたきっかけみたいな事は知ってる
"マインド・コントロール"
貴方はまだあの人といるのね
友達以上恋人未満。
それが、貴方と私だった
私が何であの日抱かれずにホテルを後にしたかわかる?
貴方と私がいつまでも壊れない様にする為
大切な人やモノってカタチじゃないのよ
繋がりだったのよ
弱い自分を誰かに洗脳、奪われては駄目よ
みせても良いのよ。仲間も愛してる人もいる。
貴方を悪だとは、誰も思わない。
Joker。貴方の大好きな歌と貴方の愛称
貴方も私を知りすぎているから、私がつけてる愛称の理由わかるでしょ? 【大切な 】
身動きも
出来ないほどに
抱え込む
大切なもの
歳と比例し
お題☆大切なもの
大切なもの
大切なものってなんだろう。
今日、道徳の授業で大切なものついて考えた。それは命をもとにしたものだった。教科書には子供の命を事故で亡くした母親の話が書いてあった。その母親は子供を亡くした時「この世の中で一番大切なものは愛する人の命だと思っている。だからこそ、愛する子供の命を自分の命をかけて守りたかった。」と思ったそうだ。私にはそんなふうに思ってくれる人はいない。その物語を読んでいてどれだけ羨ましいと感じたことか。妬みと恨めしさでぐちゃぐちゃになった。なぜ、自分がこんな思いをしなければならないのか。悪いことは何もしていないのに。
クラスでいじめられ、友達もいない私には大切な人の存在がいまいちよくわからない。神様は私に大切なものを教えてくれなかった。大切なものを知るチャンスすら与えてくれなかった。人間皆平等というが、そんなことないと思う。もし、平等であるならば大切なものについて教えてほしい。そして、大切なものを感じたい。
✨大切なもの✨
大切なものは 年齢を重ねる事に
形を変えながらも あった
その有難みは 失ってから感じる事が多く
罪悪感を残す
でも 多くの大切なものを得る為には
不変的に変わっていけないのは
自分を大切にすることだろう
周りの大切な人思うなら…
他人に質問された時に答える大切なもの
・9歳の誕生日プレゼントのシリーズ5冊セットの本
実際の大切なもの
・推しとハイタッチした後に入ったポムの樹のおしぼり
『ポケットの中』
ポケットの中 宝石は無いけれど きらきらきらめく
知らない誰かと繋がって いつの間にやら大切になる
世界一の仲良しは 遊園地でも動物園でもなく 愛の花咲く庭にいた
「大切なもの」
“ありがとう、僕にこの感情を教えてくれて”
“そしてさようなら。この感情を教えてくれたあなたにだけは……同じ苦しみを味わって欲しくないから”
……いつだって、悪夢のように繰り返されるこの光景は、私の思考を埋め尽くさんとばかりに深く、重く、冷たくて……
薄暗い部屋、月明かりに照らされて──鋭い光を反射する刃は、確かに彼女の喉元に触れる寸前だった
「なにっ……やって!?」
その光景を目の当たりにした俺は、彼女の手からナイフを叩き落とそうとして……
「あれ、キミが今日私の部屋に来る用事……あったっけ?」
まるで何事も無いかのように、俺に問いかけてくる
「アンタが呼んだんでしょ?今日の報告に来いって。あー……えぇと……手元のソレ、誰が見ても勘違いしそうになるような事、しないでもらえます?」
「そう、だったっけ……?ん、手元?……あ」
俺に指摘されて気づいたのか、握っていたナイフをケースへと仕舞う。
「ごめんごめん、紛らわしかったね。ちょっと思い出す事があってさ」
「ナイフを見て??」
ふふっ、と彼女は笑うと愛おしそうにナイフを撫でた
「昔にね、戦友がくれたんだ。もし私の大切なものが擦り切れそうになったら、私が私じゃなくなりそうになったらこれで心の臓を突き刺せってね」
「なんて物騒な……」
「でもこれは私の大切なものだよ。たとえ間違えても、ギリギリ取り返しがつくかもしれないから……」
そう言う彼女の瞳は、暗くて冷え切っていた
なんだかそのまま、彼女がいなくなってしまいそうで
「はぁ……そうさせないために、俺がいるって事……忘れないでよ?」
ナイフを撫でる彼女の手に自分の手を重ねた
そんな自分の行動に驚いた顔の彼女は
「……キミってそんなロマンチックな事、素面で言えるキャラだったっけ?」
いつも通りの彼女だった
大切なものは
目に見えない
大切にしている物が
大切な理由は
心の中にある
大きく
切り過ぎたかなぁ
なっとう巻するのに
もうちょっと小さくて良かったのかぁ
のり……
※『大切なもの』で言葉遊びしました
ロードオブメジャーの曲も浮かびましたよ