『夢を見てたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もう少し もう少しだけ
このままでいさせて
もう少しだけ
私に夢を見させて
願わくば このまま 夢をみてたい
夢でまた逢えたなら
どんなに素敵なことか
本当は
大好きな君と幸せになりたい(⑉• •⑉)
そう夢を見ていたよ
あの日の君が勇気出して
こんな私にプロポーズしてくれたのに
嬉しいはずなのに。。。
寂しい気持ちが強くなって
実感がないのか
それとも遠距離恋愛で実感がないのか
∮夢を見てたい
目の前が真っ暗になって、どうしようもなくなるとき
自分が明日を生きている夢が見たい
辛いこととか、全部抱えて生きるのは嫌だけど
ちゃんと明日を生きていける力をください
なんて言って、そんな力到底もらえそうにないから
今日に明日の夢を見ていたい
夢を見てたい
夜が必ず朝となるように、止まない雨はないように。
実現した瞬間から、夢は夢でなくなる。
夢は必ず醒めるものなのだ。どんなに願っても。
夜見る夢を好きにいじれても、つまんないよ?
よくいいなって言われるけど。
なんでも思い通りにできても、所詮は夢。現実じゃない。
目を覚ました時のギャップにため息しかないんだから。
いやに真面目な顔をしてヤツはそう言った。
ヤツは覚えたての煙草を少しぎこちない仕草で吸いながら、手の中のライターを物珍しげに付けたり消したりしている。細い煙が私とヤツの間を生き物のように漂っているのを、私は目で追っている。
「バカバカしい……。私達は夢を見ないように出来てるんだろう」
そう言うとヤツは煙草を咥えたままで、おどけたように肩を竦めた。
「眠ってみる夢じゃないよ」
覚えたてだと言いながら、様になっているのがこの男らしい。
「たとえば……あの時は食べられなかった美味しいものを食べたい、とか」
「なんだそれは」
「出会った人達と良い関係を気付きたい、とか」
「……くだらない」
「今度こそ最後まであの方と共に歩きたい、とか」
「“それ”を同列に語るのか貴様は」
「同列というか……どれも諦めたら寂しいものだろう? 君は?」
「なに?」
「君はこの生で何をしたい? どんな夢を見てる?」
「……」
――殺したい。
――貴様を滅茶苦茶にしたい。
――その顔を歪ませて、惨めに泣き叫ぶ様を見たい。
細い煙が蛇のように私の顔に迫ってくる。
「夢は言葉にすると叶うらしいよ」
白い蛇が低い声で囁く。
「きっと誰も……咎めない」
蛇は消えては現れて、私を誘惑する。
「……煙草を吸いたい」
長い沈黙のあとようやくそう言うと、ヤツは一瞬目を丸くして、そしてふわりと柔らかく微笑む。
「残念、これが最後の一本だった」
短くなった煙草を唇から離してそう言うと、またふぅ、と細い煙を吐き出した。
「だから今日はこれで勘弁してくれ」
突然触れた感触は、何だったのか。
口の中に広がる苦い味の正体に気付くまで、私はしばらく動けなかった。
……この昏い夢も、口に出したら叶うのだろうか。
END
「夢を見てたい」
夢を見ていたい 2023/1/13
眠るのが好きだ。
ただの敷布団と、電気毛布に挟まれて。
時間なんて概念が、寿命なんて制限がなければ、
ずっとこの隙間で息をしていられるのに。
「ありがとう。いつも俺のために頑張ってくれて。」
そっと、私の頭を撫でる知らない男性。
“ ピピピ!”
そこで目覚ましがなる。
夕方、彼の為に夕食を作っていた。
「まだ、出ないのか。のろま。」
「ごめんね。遅くなって。」
私は急いで料理を置いていく。
「薬味、これは無いのか?」
「早く出せって言われたから、無しにしたよ?」
「は?口答えするな。やり直せ。」
“ バシッ”
頬を叩かれる。
(はは、夢を見ていたい。)
そう、思った。
夢を見てたい
たまぁにあるじゃん
夢の中で(あっこれ夢だな)って思うとき
そんなときずっとこうして幸せな世界にいたいなぁって思っちゃう
何も辛いことなんかなくて、この世界は私だけのものって幸せだよね。
その夢からアラーム音で目が覚めたとき余計朝が辛くなる。
ずっとこのまま夢を見ていたい。
覚めることの無い夢を。
ただ、楽になりたい。
夢を見ていたい、と思いながら、今もどこかで夢を見ている。
浅い眠りのような日々で、タオルケットを引きずりながら息をしている。
ほんとうは夢など見たくない、夢を見る前夜はいつも不安で、おそるおそる目を閉じる。
普段とはほんの少しずれた調子で始まる寝息は詰まっていて、時々呼吸のやり方がわからなくなる。
暗闇の中で踏み外して罠に嵌った。
どこでどんな罠か知らないまま光が差して、種明かしみたいに視界が晴れて。
すり切れた生活が始まる。
夢みよう
夢みよう
夢みなければ何もはじまらない
夢みよう
夢みよう
それがほんとうになる日まで
「夢を見てたい」
#300
「夢の中にまで出てくんなよ…!!」
その日、俺は届きもしない主人公に叫んだ。
あれは人じゃない。
なんでも持ってる主人公みたいな奴。
俺を狂わせた奴。
主人公の事しか考えられなくて、強さが足りなくて。
もう見たくもなかったあの顔と、また合わなければならないのに。まだ弱い。もっと。もっと力があれば。認められる、俺の力が。
それで、主人公にも…俺と同じ思いをさせたい。
夢なんか、主人公が俺に背中を見せて走って行くだけだ。俺はそれを見て手を伸ばす。届かない事なんてとっくに分かってる。
「あのさ、…ちゃんと寝てる?」
「うるさいな、関係ないだろ」
「…寝れないの?」
「どうでもいいだろ!黙っててよ!!」
「っ、……………」
それでねーちゃんが居なくなる。
あたしの弟が夢を見ている。
……あたし、ねーちゃんでしょ、強くなきゃ、守らなきゃ。あの子を背中に入れなきゃ。
早く、助けてあげてくれない…?
主人公。
_2024.1.13.「夢を見てたい」
瞳を閉じれば夢を、夢を見れば主人公を思い出す弟よ。
一人で抱え込んで自分一人で解決しようとしてもできない姉よ。
円盤、sgrくんは切実に寝てくれって思ったけど、番外編でちゃんとクマ消えててよかった。
「"強くて、優しくて、友達がいて、みんなに好かれてて、ちょっとおっちょこちょいなとこがあって、賢くて、めんこくて、かっこいい主人公"みたいになりたかったんだなーって」
「夢を見ていたい」
夢の中に居る感覚
仕事中でもボーとする機会が多くなってしまった
今日なんかミスばかり
やる気なし
人よりか作業が遅くて
体調悪いからと誤魔化してた!
こんな状態で 普通に過ごす時間が無い
時間がもっと欲しい
自由な時間も
仕事が邪魔して
ゆっくり出来ない
だけど仕事中は夢の中に居る感覚になる
もぅ良いと思った
素敵な空間で夢を見ていたい気分になる
本当に夢の中に居る空間になる
仕事中集中出来なくても
いいの
間違えなければ
ミスしなければ
夢を創ったって!
素敵な夢を創って
自由になりたい私が居た!
電車で知らない街に行くという夢をたまに見ます。
不安な夢ですが、どこか面白い夢です。
「そんなものなれる訳ないでしょ?!」
画家になりたい。
この台詞を言ったのは何度目か。
母はとうとう我慢ならず怒鳴ってしまった。
「だいたいアンタは勉強も出来てないし」
ほら、始まった。
「今年はもう受験があるのよ?!」
「…もう、どうして聞いてくれないの?!」
あなたのために言っているのに
とでも言いたげな目。
そして顔を覆って母は泣いてしまった。
父はそんな母の傍にいる。
「いつまでそんな夢ばかり見ているんだ」
「画家になんて、そんな簡単になれるものではないだろう」
知ってる。
「普通に働いた方がいいに決まっている」
「将来のことも考えて」
…全部わかってる。
彼らが私のことを思ってくれてることも。
画家になれるかなんてどうか分からないことも。
この世界が優しくないことも。
全部全部、理解した上で言っている。
最初はただの憧れだった。
だけど、世界の広さを知っていく度に、
なりたいと思う気持ちが強くなった。
誰かの世界を彩らせたい、と思った。
きっと、伝わらないかもしれない。
言葉というのは無責任だから。
でも、今伝える手段は、
言葉しかない。
『責任もお金も、全部私がどうにかする』
『2人に負担はかけさせない』
『…もちろん、画家には簡単になれないってわかってる』
『でも、諦めたくないの』
…別に、2人のことは嫌いじゃない。
でも、さっきの発言は、
夢を追っている人たちに対して失礼だ。
彼らが反対する理由は分かる。
でも、
いいじゃないか、夢を見ていたって。
※データ引き継ぐの忘れて今まっさらな状態で始めてます。
もとの名前もlilyだったので、ご存知の方もいるかもしれません。
でも書いていた文はこっちにコピーされてあるやつがあるので、再投稿することもあると思われます。
(書いている内容がテーマとかなり違えばそれは再投稿のものです)
今年もよろしくお願いします。
夢をみると、現実が襲ってくる。
いや
現実がいるから、夢をみるのか。
あぁ、無邪気になりたいものを語っていたあの頃が懐かしい。自分たちの「夢」を語り、そこに現実はない。ただただ純粋な「夢」を。
ただ僕たちは「現実」を知ってしまった。
恐ろしい、恐ろしい魔物の名前を。
現実は、常に目の前に、隣に、背後に、頭の上に、足の下にいる。
「現実」は残酷だ。
こっちの攻撃は効かないのに、あっちの攻撃は確定クリティカル。
こっちの防御は意味をなさないのに、あっちは防御すら必要がない。
こっちが逃げても、逃げ足より早く先を越される。
昔は、「夢」という封印が「現実」を封じてくれていたのか、なんなのか知らないが、本当に「現実」はクソだ。
あぁ、あの時のような無邪気な夢を、優しい夢を、純粋な夢を、もう一度見たいものだ。
#6 「夢をみてたい」
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
とある勇者は、その世界の魔王に敗北した。
唯一の希望は、普遍の絶望へと変貌した。
とある母親は、最愛の息子を殺した。
至純の愛情は、邪心の殺意へと変遷した。
とある貴婦人は、地位を失った。
満たされた欲望は、渇いた慨嘆へと顛落した。
……
…
そんな夢をみた。
そんな夢をみた気がした。
今もまだ、そんな夢をみている気がする。
ユメをみてたい
気がした。
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。
とある自分は
皆で暖かい食事を食べ、園芸をしたり読書をしたり。たまにイタズラして一緒に怒られて。皆で寝る前にベッドで内緒話をして。そんな幸せな生活を夢見ていた。
でも、現実は冷たかった。生臭いゴミを漁り、誰かの食べかけにすがる。自分の顔が載った新聞を見て、逃げる毎日。ボロボロの布で、草むらで丸まって寝る。
夢見た生活とは真逆の生活。そんな生活に嫌気が差す時もある。
入っていた施設で、元入居者が無理心中をした。皆冷たくなってしまったが、一人残された。
騒ぎを聞いた大人が駆けつけた。皆、自分が起こした殺人だと信じて止まなかった。何故なら泣かなかったから。
泣かなかっただけで、首謀者にされた。この閉鎖的な村では、目撃したものが全てになる。そうして自分は「殺人鬼」となった。
それから、肺が痛くなる程走った。自分が今何処に居るのかも分からない程走った。
ただ皆で楽しく生きてただけなのに。ただ幸せに生きてただけなのに。
今はただ、夢を見ていたい。幸せだったあの日々を。暖かかったあの頃を。冷たい今を誤魔化すように。
#1 夢を見てたい
ひとりぼっちの夜にはせめて、
貴方の夢を見てたい。
大好きな貴方に夢でも逢えるなら、
ぐるぐる考え込んでしまうこの思考を絶って
静かに目を閉じられるから。
貴方に逢えるなら、
私はこんな静寂も
ちっとも寂しくなんてないわ。
『夢を見てたい』
夢よこのまま覚めないでくれ
僕はずっとこのままでいたいんだ
この世界なら何でも出来るがするんだ
今ちょうど良い所だから
僕を起こさないでくれ
夢の世界を堪能したいから
永遠に見続けていたいんだよ
終わることのない物語
僕はヒーローになるんだ
誰もが憧れる人に
ずっと夢を見ていたいよ
覚めることのないストーリー
僕は見ていたいんだ
END-名も無き小説家-