『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私はきっと、長すぎる夢を見ていて、
現実では、これほどかってくらいに
笑ってる
なんてことはないわけで。
「夢と現実」
夢は寝てみるもの。
ちなみに、夢は脳が睡眠中に行う情報処理の副産物である。生まれてから現在まで、意識・無意識関係なしに
入手された莫大な情報整理のほんの一部分なので、内容が支離滅裂なのもそのためである。
なるほど、これまで入手された情報整理‥‥では、殺されかけたりケガしたりと言った夢は、一体なんの情報なのか?
もしかして、これって脳からの挑戦状?
夢を見た。
恐ろしく実感のある夢、だろうか。
はたと目が覚めて、数瞬の後の安堵。夏も間近、暑さではない汗が冷えた背中をつたい落ちた。いやに、そう現実味のある。
瞬間、明転した。
さて背中には覚えのある汗の温度、夏の気配の大きくなる頃の日暮。あれは夢の中で見た夢、今は現か。
もうすぐ夕餉と起こされて、
あるいは私は
夢と現実
【これもまた夢】
霧の中を彷徨う夢をみている
夢とわかっているのだから
覚めるまでじっとしていればいいのに
早く抜け出したくてひたすらに彷徨い続けている
「私の戻りたい現実にどれほどの価値があっただろうか?」
疑問を投げかけながら
それでも、
早く、早く、
戻りたいと、
彷徨って彷徨って、
焦燥で満ち溢れる沼に足を取られて
沈んでゆくのだけど、
でも、これもまた夢_
お題:夢と現実
【夢と現実】
夢は沢山あった
お金持ちになりたい
有名になりたい
何か大きなことを成し遂げてみたい
好きなものを好きなだけ食べたい
夢の中では何もかもが思い通りだ
ずっと夢の中にいたいと思ったこともある
だって、ここにいる間は
辛く苦しい現実を見ないで済むから
“このまま永遠に目が覚めなければ良いのに”
何度も何度もそう願った
でも、“そんなのは駄目だ”とばかりに
夢は覚め、現実に引き戻される
今日も朝が来る
学校も会社も行くのが憂鬱だ
それでも、行かなければいけない
今日という一日を生きていかなければいけない
いっそのこと、夢など持たなければ
今という現実を受け入れられるだろうか
いや、そうなれば
きっと心を守る最後の砦も無くなって
心が壊れてしまうだろう
夢は残酷で現実は生き地獄だけど
この世に生まれ落ちたその時から
この世を去るその時まで
この日々をきっと繰り返すのだろう
夢を見たことなどない、と思う夢
夢ばかり見て、醒める現実
/お題「夢と現実」より
他愛なくきみの名を呼ぶ夢でしか逢えないなんて知らないみたいに
題-夢と現実
ある日友達とデートをした。それは男。私は友達が好きだった。夏だったから、2人でお祭りに行った。夜には花火が上がるらしい🌃🌙*゚と話していた。2人で歩いて居ると突然おじさんとぶつかった。友達をそれで押しちゃった。すぐに謝った。すると突然手を繋いで「危ないから離れるなよ」と言われた。(もしかしたら好きなのかな私の事。いやいや、そんな訳)とずーっと思っていた。やっと花火が上がった。花火を見ていると「お前の手暖かいな」と言われたから手を見た。そしたら手を繋いでた。一瞬ドキっとした。花火が終わり少し悲しかった。だが、「お前の事好きだった」と言われ戸惑った。私は付き合った。だがこれは夢で現実では無かった
夢と現実
こうなったら良いなと思っていた事が
結果として現実では真反対で起きてくる
そんなもんだで片付けられたら
どんなに楽なんだろう
「夢と現実」
産まれ持った寿命が尽きようと
していたまさにその日
その人は夢を見た。
絵に描いたような風貌の
まさに閻魔様とおぼしき方が
「まだやるべき事が済んでいない」
と言う様な事を仰り
今暫くの寿命を頂いた。
信じない方もいるかもしれない。
たまたまだと。
でもコチラにかかせて頂いてる事は
全て実話。
夢ばっかりみて生きていけたら
幸せだろうな…
たとえば幼子のように
素直に甘えて、時には全身で
気持ちを表現できたら…
大声で叫びたい日もあるよね
大人ならヤバい奴で終わり
幼子には期間限定の特権ww
いつからだろう…
周りの目を…反応を気にしながら
生きるようになったのは…
時間を積み重ねる程に
生きづらくなってはいないだろうか
毎日、一つでも良いから
「あっ…今しあわせだなぁ」
素直にそう感じられたら良いなぁ
「夢と現実」ってず〜っと
背中合わせだよね…
夢では食べていけない現実
……って事かな。
「夢と現実」
夢と現実。
わたしには夢がある。
だが、現実は、なかなかうまくいかない。
いつか、夢が叶うといいなと思っている。
「はぁ……素敵だったぁ……」
先程まで、尊敬している社長と彼氏さんのご自宅にお呼ばれした。
「豪邸だったねぇ」
「凄かったです」
「さすが敏腕女社長」
「うんうん!」
私にとって大好きで尊敬する会社の社長。自分でさらに別の会社を興して、都市で色々な人から一目置かれる、そんな女性だ。
そんな社長のご自宅に恋人と行ってきた。
「あんな家に住みたい?」
彼は運転しているから、私に視線を向けるわけでもなく、そう聞いてくる。
「夢見たいですけれど、私はあんなに広くなくていいかなぁ」
その言葉を聞いた彼は車を端っこに停めた。
そして私の手に自分の手を乗せてくれると、しっかりと私を見つめてくれる。
「うちが良い?」
顔を傾けて微笑み、優しい瞳が私をとらえる。
「はい。うちが良いです」
夢のような家じゃなくて、狭くても彼が居てくれる私たちの家が一番いい。
満足そうに微笑むと、頬にキスをくれた。
おわり
二〇二、夢と現実
夢と現実
夢は眠った時に見るもの
現実は起きてる時に見るもの
乏しい想像力由来の夢は
遠く雲間のぼやけた星に
不思議だねどんな微細な願いでも
願えば光る希望をくれる
♯夢と現実
書き初めの「夢の実現」 男子A「ちょっと変えれば夢と現実」
「夢と現実」
学生の頃は、将来の事とか、好きな人とか、生き方とか、全てに希望があり、夢を語ってた。。
それは、夢であり、理想であり、諦めずに頑張れば、きっと将来掴める筈のモノだと思ってた。
だから、夢を諦めて現実に日和ったり、「生活が、子供が、」とか言って、冴えない現実を誤魔化す様な大人にはなりたくないって思ってた。心の中で、馬鹿にしてた。
でも、大人になって。
やっと。わかった。
皆、日和った訳でも、誤魔化した訳でも、逃げた訳でも、諦めた訳でもない。
ただ、あの頃とは環境も、立場も、目線も変わった。
そして、自分の夢や理想よりも、もっと大切な存在が出来て、その為に自分を曲げる位何て事ないって、思える様になっただたけなんだね。
そんな簡単な目の前の事実に気付かず、イキってた自分が、恥ずかしい。
あの頃の自分を叱りたいし、あの頃馬鹿にした大人に謝りたい。
今は、毎日の現実に追われて色々大変だけど。
昔と同じ様な理想は語れないけど。でも。
決して理想を捨てた訳じゃないし、これからもその時その時の、自分の夢を、理想を語ればいいと思うし、語って行く。
綺麗事でも、語る理想すらない様じゃ駄目だと思うから。
現実を、夢や理想を諦める口実にはしたくないから。
だから、これからも。
何よりも大切なモノの為に、夢や理想を語っていきたい。
そして、それを現実に近付けていく努力を、続けたい。
朝起きて布団から出る。
顔を洗って服を着替える。
ご飯を食べて家を出る。
学校に行き、部活をし、家に帰る。
ご飯。お風呂。歯磨き。明日の準備。
そして布団に入ると眠り、夢を見る。
そして目が覚める。
っていう夢を見てるんだ。
夢と現実
目を閉じて眠るといつも笑顔で話しかけてくれる。
優しい声で無邪気な笑顔ででもちょっと意地悪で、
そんな貴方に私は、
「私貴方のことが____」
いつも同じ時に目を覚ます。
周りを見ても外を歩いても貴方に会うことは無い。
私は夢の中でしか貴方に会うことができない。
また眠りについても同じことの繰り返し。
また、自分の気持ちを伝えれない。
いつか伝えれる日がくるのだろうか。
それとも、伝えれない運命なのだろうか。
目を閉じる時、目を覚ました後
必ず頭に浮かぶ。私が伝えようとする瞬間
貴方は切なく哀しい顔をしているのは、
きっと気の所為。
夢と現実
花の色 うつりにけりな いたずらに
わが身世にふる ながめせし間に
小野小町
絶世の美人歌人と謳われた小野小町は晩年、過ぎ去りし日々を想いこんな歌を詠まれました。夢現に過ぎた花の日々は夢幻に消えて現実は残るってな感じでしょうか。華やかに着飾ってその着飾るものばかりを愛でたいと願う日は誰のうえにも足早に過ぎ去るという戒めの物語、絶世の美女小野小町の死絵と逸話が残る九相図は、人の欲と業を戒める諸行無常の有名な仏画である。
あなたなどに、彼女は救えないし彼女は救いを必要とはしていない。
何故なら、彼女はあなたよりずっと満足感を知っているから、ただ今を過ぎ去りし日々を愛でることが出来るのだ。自分の闇さえ晴らせないあなたが、欲と業まみれの呪の念仏を夜毎唱えるしか能のない弱いあなたが、彼女にしたってそれ以外の誰にしたって救えはしない。可哀想に、よーく鏡をご覧なさいな、あなたの欲と業が九相図のように映し出されます。
呪の念仏は無限のループをあなたにかけるだけです、その言霊はあなたに返るだけです。
もし、誰かを救いたいと本当に願うのなら、先ず自分を救え!虚飾にまみれた自分を救え!
夢の後には現実
現実の後に夢…
夢と現実
令和6年12月4日
心幸