「夢と現実」
学生の頃は、将来の事とか、好きな人とか、生き方とか、全てに希望があり、夢を語ってた。。
それは、夢であり、理想であり、諦めずに頑張れば、きっと将来掴める筈のモノだと思ってた。
だから、夢を諦めて現実に日和ったり、「生活が、子供が、」とか言って、冴えない現実を誤魔化す様な大人にはなりたくないって思ってた。心の中で、馬鹿にしてた。
でも、大人になって。
やっと。わかった。
皆、日和った訳でも、誤魔化した訳でも、逃げた訳でも、諦めた訳でもない。
ただ、あの頃とは環境も、立場も、目線も変わった。
そして、自分の夢や理想よりも、もっと大切な存在が出来て、その為に自分を曲げる位何て事ないって、思える様になっただたけなんだね。
そんな簡単な目の前の事実に気付かず、イキってた自分が、恥ずかしい。
あの頃の自分を叱りたいし、あの頃馬鹿にした大人に謝りたい。
今は、毎日の現実に追われて色々大変だけど。
昔と同じ様な理想は語れないけど。でも。
決して理想を捨てた訳じゃないし、これからもその時その時の、自分の夢を、理想を語ればいいと思うし、語って行く。
綺麗事でも、語る理想すらない様じゃ駄目だと思うから。
現実を、夢や理想を諦める口実にはしたくないから。
だから、これからも。
何よりも大切なモノの為に、夢や理想を語っていきたい。
そして、それを現実に近付けていく努力を、続けたい。
12/4/2024, 11:25:04 AM