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11/21/2024, 11:16:37 AM

「どうすればいいの?」


どうしよう、人生最大の大ピンチかも。

前から噂には聞いてた。貴方が浮気してるって。
だらしなく鼻の下を伸ばして、女の子にデレデレしてた、とか、私にくれてない高価なジュエリーを買ってたとか。

噂に聞く前から怪しいとは思ってたんだよ。
何となく妙に優しいし、そのクセ余り目は合わせないし。
急なドタキャンとか、妙に休日出勤とが出張が増えたな、とか。

でも、疑ってたけど、心の何処かでは信じたくて。
それでズルズルきてたけど、まさかの現場に遭遇。

貴方は必死で言い訳して、「いや、これは違う」って、何がどう違うん?
女の子の方も「悪気はなかったんですぅ」って。

いや、わかるよ?悪気ある奴に限ってそう言うもんだから。
まさに今私がそんな心境だし。

「いや、悪気はなかったんだよ?余りにも気が動転して。気が付いたら2人を刺してました。」
って、そんな感じだから。

分かってる。呑気に解説してる場合じゃないよね?
でも、私、どうすればいいの?

11/20/2024, 10:16:57 AM

「宝物」


昔の私だったら、宝物と言えば沢山の物を思いついて、多分一つだけって言われたら、選べなかったと思う。

でも今は。
もう、思いつくのは一つしかない。

反抗期で小憎たらしいし、屁理屈ばっかだし、しない·出来ない言い訳だけは一人前だし。
そんな奴だけど、やっぱり君がママの宝物。
ちっちゃくて、可愛くて、面白くて。

時々「何言うとん?コイツ」って思う時とか、「意味わからん」とかも思ったりするけど。
鈍臭くて、思わず吹き出してしまう様な行動をする時もあるけど。

でも、兎に角大切で、愛しくて。
自分大好きな私が、自分より大好きで、大事だと思えて。
箱に入れて鍵かけて誰にも見せたくない気持ちと、人に自慢しまくって見せまくりたい気持ちが同居してる。

でも、いつかはママだけじゃなくて、誰かの宝物になる日が来ると思うから、その日まではママに預からせてね。

11/19/2024, 10:15:42 AM

「キャンドル」


キャンドルと言えば、バースデーケーキのキャンドル。

家は家族が多くて、ホールケーキを買っても一人分が小さくなるし、それぞれ好みもあるし、と言う理由から、子供の頃から誕生日はホールケーキじゃなかった。
色んな種類の小さいケーキを買って、主役だけ2個貰えた。勿論主役から先に選べて、あとはジャンケンで勝った子から好きなのを選んでた。

それはそれで楽しみだったし、何の不満もないんだけど、でも、子供心にホールケーキにキャンドルを立てて、フーってするのが夢だった。
一応小さいケーキにキャンドル立ててたけど、やっぱ何か違うし。
だから、初めてホールケーキでフーした時は感動だったなぁ……申し訳ないけど、用意してくれた彼氏の顔は覚えてないけど、ケーキはどんなだったかしっかり覚えてる。

大人になって自分で稼ぐ様になったら、子供の頃にしたいと思った些細な事は殆ど出来るんだけど、多分子供の頃にするのと大人になってからするのでは、感動の度合いは違うと思う。
でも、ここまで頑張ってきた自分にご褒美をあげたいと思って、一つずつやりたかった事を実現してる。
いくつになっても、やっぱり初めては楽しみだし、新鮮。

遊び心とか、探求心とか、ノスタルジーとか。
これからもそういう、日常生活に必須じゃないけど、心の栄養になるような事はしたいし、人にもしていきたいと思う。


11/18/2024, 10:38:56 AM

「たくさんの想い出」


振り返ると、貴方との想い出が沢山ある。

初めて出逢った日。
友達が好きな人を頑張って誘って、でもいきなり2人ではどうすればいいか分かんないから一緒に来てって。向こうも友達連れて来るからって。
お互い何の他意もなく来て、何なら私は第一印象すらも覚えてない位だった。
でも、偶然誕生日が一緒で、話も合って何だか盛り上がって。

始まりは、そんな感じだった。
そこから、他愛のない毎日が続いて。
結婚とか、先の事とかは考えてなかった。
ただ今が楽しくて、幸せで。
貴方が愛しくて、大切で。
一瞬一瞬が、宝物だった。
全てがかけがえのないモノだった。
全てが過ぎ去った瞬間にいい想い出になって、哀しい未来なんて、考えもしなかった。

そして、あの日の破局。
何の前触れもなかった。
まさか、こんな事があるなんて。
今時、親の絡みや色んな事情が重なって、当人同士の気持以外で断れない結婚なんて、あるとは思わなかった。
貴方が、その当事者だなんて、どんなギャグかと思った。

でも、哀しい事実で。
事情を聞けば、断れない現実が見えて。
断れない貴方が見えて。

2人で逃げれば良かったのかもしれない。
貴方は、私に言った。
「俺と一緒に堕ちてくれるか?」って。
……無理、だった。
私は貴方を、選べなかった。
貴方も、ホントは分かってた筈。
貴方も私を、選べなかった。

貴方と一緒なら、何処へでも行けた。
貴方と離れる位なら、何だって出来た。
でも、事は私達だけの問題じゃない。
親や、周囲に迷惑をかけて、自分達以外を犠牲にしてなんて、貴方も私も出来なかった。したくなかった。

たくさんの想い出は、そのままたくさんの痛みになって私にのしかかってくる。
幸せの大きさと同じだけの、痛みが、傷が、私を襲う。
重たい、苦しい、哀しい、切ない、愛しい。

今でも、その痛みは消えない。
今でも、貴方に逢いたい。


「追記」
いいね、が1000に到達しました。有難うございます。
私の拙い文が、少しでも誰かの心の琴線に触れたり、何かを思い出せたり、少しでも支えになれたりしたら、凄く嬉しいです。
♡の一つ一つが、私の励みになっています。これからも「書いて」いきますので、宜しくお願いします。


11/17/2024, 10:18:45 AM

「冬になったら」


ついこの間まで「暑い~、溶ける~」って言ってたのに、少し涼しくなったと思ったらあっという間に寒くなって。

私はどっちかと言うと、寒さより暑さの方が苦手だから、夏よりは冬の方がいい。

冬になったら何をしよう。
ベタに炬燵に入って蜜柑食べて。
いつもは飲まない温かい飲み物も飲んだりして。

子供体温の娘を抱っこするのも、いい。
ホッとする温もりに触れるのも、楽しみ。

冬は寒いし、暗いし、ジメジメしてるし、雪も降るし。
雪で滑って転ぶ事もあるし、道は渋滞するし、インフルやら何やら感染症も流行るし。
嫌な事も沢山あるけど、でも楽しみな事もある。

雪景色、氷柱、粉雪の時に肉眼でも見える雪の結晶。
雪遊び、雪合戦、滑り台、早朝の真っ白な誰も踏んでない所を自分の足跡をつける楽しさ。
身体ごと倒れて魚拓ならぬ人拓を作ったりもして。
それこそ子供に返って、子供と一緒に遊んで、楽しんで。

嫌な事も良い事もあるのだから。
どうせ季節は巡るのだから、だったら楽しんだ者勝ちで、楽しもう。

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