「真昼の夢」
昼休みに駐車場に停めた車の中で爆睡して、昼休み終わったのを気づかずに飛び起きた、って夢を見た。
慌てて起きて、「まだ大丈夫やん。気にしてる私って真面目やな」って余裕かまして、悠々と間に合った。
と言う夢を見て、目覚めたらマジで昼休みとっくに終わってた……
積んだ……
この頃お疲れ様気味です……
「二人だけの。」
ここに居るのは君と僕の二人だけ。
心ゆくまで甘え合っても、誰にも見られない。
心ゆくまで愛を囁き合っても、誰にも聞かれない。
抱きしめ合おうが、キスをしようが、誰憚る事はない。
二人だけの世界。
誰にも邪魔されず、思う存分君との時間を満喫する。
大丈夫だよ?怖くないよ?
僕は君を世界で一番大事にするよ?
君の事は僕が一番知ってる。
君の口癖、将来の夢、好きな食べ物、推しのアイドル。
好きな本、店、音楽。
嫌いな人、苦手な食べ物。
帰り道のルート、人の居ない場所、曜日毎のルーティーン。
君をここに連れて来る為に、そしてここに連れ来た後に君を楽しませる為に、調べまくったからね。
こんなにも君を想う人は、きっとこの先も現れないよ?
だから、僕と幸せになろうよ?
……そんな怯えた目でみないでよ。
可愛さ余って、になっちゃうよ?
……今までのあの娘達のようになりたくないでしょ?
僕もしたくないし、二人だけの世界に浸ろうよ。
何も考えず、幸せになろうよ。
「夏」
子供の頃は「夏」と言えば夏休みで、暑いけど楽しみが沢山あって、大好きな季節だった。
でも、今はもう生きてるだけで暑いです、何とかしてください、って感じで、余り好きな季節じゃなくなってしまった。
気持ちの良い暑さとか通り越して、もうただ不快指数が高くて過ごしづらい。
海やプールも、日差しが強過ぎて、水の気持ち良さよりも日差しの強さの方が勝ってる。
日本の四季が風流で、それが楽しみだったのに、何だか四季じゃなくて二季になってるし、丁度良く過ごせる時期が短すぎ。
とは言え。
やっぱり「夏」と言うと、何故か少しワクワクする自分もやっぱり何処かに存在している訳で。
幼い頃の刷り込みって凄いな、と思う今日この頃。
「隠された真実」
私が貴方を忘れられないのは、誰も知らない、隠された真実。
私の気持ちが残っていると知ったなら、貴方もあの子も気を遣うから。
あの子も貴方も、最初からお互いを想い合っていた。
でも、私は貴方とあの子が知り合いな事も、想い合っている事も全く知らずに、勝手に貴方に惹かれただけ。
誰も悪くないし、誰も2人の間には入れない。
だから、「もう忘れたよ」「私もう次の好きな人居るから」
悲しい嘘。
でも、大切な人達を守る、大切な嘘。
大切な人達を守りたい、私の為の嘘。
貴方を好きな事は真実。
でも、貴方もあの子も守りたい、傷つけたくないのも、真実。
だから、好きね気持ちの真実は隠すの。
もっと大事な物を守る為に、隠すの。
「風鈴の音」
風鈴の音を聞くと、子供の頃の事を思い出す。
夏休みに親の実家に里帰りをして、普段は会わない親戚の子供達と一緒に遊んで。
昔ながらの縁側でスイカを食べたり、虫採りをしたり。
たまには大人が引率してくれて川にも行ったなぁ。
夜には花火。
「振り回すな‼」って怒られた事もあったよね。
そんな、どこか懐かしい夏の風景には、必ず風鈴の音と扇風機の音がついてくる。
田舎の生活なんて不便だし、今と比べると家電も良くないし、テレビのチャンネルは少ないし。
でも、それだからこそ何物にも代えがたい思い出になっている。
不便な中で、自分達で工夫して作り出した遊び。
自然の中で学んだ事。
全てが、懐かしくて、温かい、思い出。