『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「夢と現実」
夢の中は居心地いいくらい手放したくはない
現実には戻りたくない
現実の方は辛いから
夢を求めてるのかもしれない
夢が壊れたら この空間が壊れたら
辛い現実を見ないといけなくなる
だからこの扉 守ってょ!
お願いだから…… 約束ょ!
もしも小説のコンテストで賞を取ったら、賞金で何か記念品を買いたいな
金額にもよるけど、何にしよう
やっぱり小説の内容にちなんだものがいいかな…
なんて考えたりするけど、一向に実現する気配はない
#二次創作 #夏五
ピピピ ピピピ ピピピ ピピピ
スマホのアラームが鳴り、目を閉じたまま音のする方に手を伸ばした。
音はこっちからしているはずなのになかなか見つからない。
まだぼーっとする頭を掻き毟りながらチッと小さな舌打ちをすると、仕方なく僕はうっすらと目を開けた。
まだ目が慣れていないからなのか目の前がぼやっと霞む。
昨日は遅かったのだ。とてつもなく眠い。
ピピピ ピピピ ピピピ ピピピ
あぁ!うるせぇなぁ!
まだまだ微睡んでいたいのにそれを邪魔され、強烈な眠気も相まってイライラがピークに達する。
あ…スマホあった…
やっと見つけたそれを、目を閉じたままギュッと掴み、慣れた手つきでアラームを止めた。
『今何時だよ…あ?4時?何でこんな時間にアラームなんて鳴るんだよ…』
なぜそんな時間にアラームが鳴ったのかはわからないが、もう何でもいい。眠いのだ。
明日の用事はそんなに早くない。もう一眠りしようと意識を飛ばしかけたその時。
『やぁ』
そう言ってにこやかに笑う顔が目の前にあった。
『うっわっ!!!???』
なんだ?!なんなんだ?!なんで僕の部屋に人がいんの?!
体が無意識にビクッと勢いよく跳ね上がり、全身が心臓になってしまったように動悸が激しい。
『だ…誰だ?!お前…』
『やだな、私のこと忘れちゃったのかい?』
そいつは眉を少し下げながらはにかむように、ははっと笑うと
そっと僕から顔を離した。
『すぐ…る?…』
そこにいたのは、僕が確実に殺したはずの親友。
傑だった。
【夢と現実】
今日、憧れの先輩に告白した。
ずっと好きだった。
彼は勉強ができて、体が弱い。
でも、、そんなとこも好きだ。
告白して、OKをもらった時は舞い上がって喜んだ。
先輩からはしゃぎすぎって、笑われたけれど。
明日から、先輩と登校。
四角い縁無しメガネが似合う先輩。
とってもかっこいい私の彼氏。
『楽しみだなぁ。』
ハンガーにかけられた制服を見ながら、先輩の顔を思い浮かべて口角が上がるのを感じた。
ーー
次の日。
ピンポーン、、
『真鶴〜来たよ〜』
このポヤポヤした声は、!
『先輩!』
大慌てで玄関へ向かい、ドアを開ける。
『慌てすぎだよ。ほら、髪ボサボサ。』
くつくつと笑いながら私の絡まった髪を手櫛で直してくれる。
『す、すみません。今準備して来ますね。』
奥の洗面台に引っ込み、もろもろ準備をしてからドアを改めて開けて鍵を閉める。
『はい、お待たせしました。』
『ん、行こうか。』
手を差し出され、恐々と握る。
先輩の手は、とっても温かった。
『んふふ、、夢じゃない。』
『うん、夢じゃないよ。』
夢じゃない。
夢じゃ、、、ない。
ーーーーー
『せ、、んぱい、、』
意識が覚醒して、無機質な白い天井が見える。
『夢、、?』
体を起こせば、自分の部屋。
立てかけてある写真には2人のドレス姿の大人。
『先輩?先輩!』
ベッドから降りて慌てて部屋から出る。
『先輩っ!』
瞬間、香ばしい匂いが鼻をつく。
『ん、もう先輩じゃないよ。今は、君の旦那さん、、でしょ?』
エプロン姿の先輩、、今はもう大人になりきってしまったが。
『ああ先輩、、』
よかった。
そう思いながら料理中の先輩の腰にしがみつく。
『どうしたの?今日は甘えたさんだなぁ。』
『んーん、、変な夢見ただけ。』
『ん、そう。変な夢。もしかしたら、、これも、夢かもね?』
ぐらり。
また視界が反転し、目の前が真っ暗になる。
ーーー
『はっ!!!』
起き上がると、ベンチの上だった。
『ん、起きた。』
『せ、、先輩。』
ベンチから起き上がる。
此処は、、バス停のベンチだ。
朝の時間帯らしく車通りが多い。
『大丈夫?学校お休みする?』
『いえ、、大丈夫です。行きましょう。』
次こそは、、夢じゃない。
暖かい先輩の手をキツいくらいにギュッと握った。
ーーー
『彼女は今、夢と現実がわからなくなっています。』
僕の愛する彼女は、今笑いながら寝ている。
時々僕の名前を呼びながら。
『ねえ、、目を覚ましてよ。真鶴。僕寂しいよ。』
冷たい彼女の手を、僕の温かさで包む。
握り返してくれる彼女はいるけれど、彼女の隣は現実の僕じゃなくて、夢の中の僕だ。
『、、、覚めてくれ、、』
涙がポツリと彼女の頬に落ちた。
お題:夢と現実
闇に体を預け、ふわふわと漂っていた。
空間に一切の温みはないのに、底冷えする気配はない。
ここはどこだろう?
空から光が差しこむ。
まるで白い槍が降っているかのように暴力的だった。
槍の雨に飲みこまれ、自然とまぶたが開く。
私は白い部屋にいた。
ざわめきだす聞き慣れた声。
つんとしたアルコールの匂い。
ああ、私は帰ってきてしまったんだね。
15.夢と現実
僕は夢に出てくる男の子に恋をしてしまったようだ。
制服を着ていて、多分僕と同じ高校生なのだろう。
色白で金髪がよく似合う。なぜかいつも寂しそうな顔をしているが、その顔がとても美しい。
なんだろう、今にも触れて消えてしまいそうな…
そんな雰囲気…
君と夢の中でくだらない話をし、海で遊んでる夢だ。
君に触れようとすると目が覚める。とても楽しい夢だが、現実ではないんだと悲しい気持ちになる。
目が覚めても君のことで頭がいっぱいになって、
何も手が付かない。君に夢中だった。
でも現実出会えることもないから触れることもできない。せめて、夢の中だけでもって思って触ろうとするが目が覚めてしまう。
この感じがもどかしくて胸が苦しい。
君に触れたいのに触れられない。現実じゃなくて夢。
こんなに苦しい話があるのだろうか。
だから僕は君とずっと会えるように薬を沢山飲んだ。
「これで、ずっと一緒だね。」
そう笑って僕は倒れた。とても幸せそうに…
夢と現実
それぞれこうなりたい夢、
あれやってみたいとかそれぞれあると思う。
正直夢って叶えられるか不安だよね。
そう思ってしまうのは
現実っていうものだから
ものすごく分かる。
でも、あなたの夢は素敵な夢だから
自信もって頑張ってね。
夢と現実の狭間で息をする
人は夢を見ては現実を知る
現実を知ってもなお夢を追いかけようとする
ロマンティックさを感じる
夢と現実
夢を見るのは簡単だ。
でも現実を見たら、それが叶うかはわからない。
子供の頃、現実なんて考えず、簡単に夢見ていたことが懐かしく、羨ましく感じられる。
大人になった自分は今、現実から抜け出す夢を見る。
中学生の頃の将来の夢は、「本屋かケーキ屋の店員になりたい」だった。
理由は至極簡単。読書もケーキも好きだったからだ。
そして数年後、その夢は実現した。
と言っても、事務職だったのだが、毎日新刊を手にし、各箇所ヘ配送する作業をしていた。
段ボールを開けたばかりの、まっさらな本を手に取る。滅多にない経験に、なぜか少し得意気になったものだった。
長い間、その仕事をしていた。本当にその仕事が好きだった。
しかし、ある時、その仕事は途絶える。担当替えがあり、それまでとは全く違う作業をすることになった。
組織の中で働くということは、そういう事もよくある事だ。甘えかもしれないが、新しい作業がどうしても受け入れられず、我慢しながら引き継ぎを続けた後、限界が来て心を病んだ。
もちろん、全ての人が病気になるわけでは無いのだが、現実というのは、夢だけではやっていけない、厳しいものだという事を感じている。
退職してもしばらくは、あの仕事に戻りたいと思っていた。けれどもう元に戻ることは出来ない。それもまた現実だった。
今の私は、別の組織で、職員という立場で仕事をしている。それまでとは全く畑違いの仕事だが、幸い、心が崩れることなく働いている。でも、あの好きだった仕事は今でも気にいっているし、あの頃の、充実していた自分も、過去の中で確かに存在している。それはこの先年月が経っても変わらないだろうと思っている。
「夢と現実」
人は偽りという名でできている
偽って偽って、偽り続ける
其れで成功する人間もいる
だが、破られる人間もいる
偽り続けた先が
どん底の人間だっている
でもきっと其の偽りにはきっと
理由が有ったんだ
# 12
自分が創り出しているだけ
自分が持っているものを
映し出しているだけ
何を持ってるのかな?
何を使ってるのかな?
まだ使うのかな?
まだ体験したいのかな?
本来の自分は
静かな湖面のような存在
そして
すべてを包み込む
穏やかな陽の光のような存在
その自分を感じてみる
その自分に一致し続ける
一致し続ける
一致し続ける
〜夢と現実〜
夢と現実
昔、片思いをしていた彼と
SNS で偶然出会い
何度かやりとりしたあと
後日、二人で食事をすることになった
私と彼は、30才を過ぎており
オトナの関係になるには
時間はかからなかった
互いに独身であること
彼の仕事に対する姿勢や考え方
彼という人間性すべてを
私は好きになっていった
12月の初めベッドに横たわる
彼に「ねえ、私達ずっと一緒よね」と聞いた
「私達、付き合ってるよね」
彼は眠そうに答える
「ああ、わかってるだろ」
「好きに決まってるじゃないか」
そう言って抱き寄せてくれた彼
私は幸せで『夢』を見てみるような気分だった
12月中旬
彼とホテルからの帰り
「ねえ、クリスマスは会える?」
少し先を歩いてる彼が振り向き
「ああ、会えるよ 25日に会おう」
なぜ24日じゃないの?
私は彼女なんじゃないの?
私は耳を疑い、不安が横切った
私は24日 彼のマンションを見張っていた
すると、彼の隣に見知らぬオンナがいた
腕を組んで仲良さげに笑い合っている
マンションの出入口に差し掛かるころ
「誰よこのオンナ!」
「私のこと好きって言ってたじゃない!」
私は彼に怒鳴った
彼はオンナを庇い、警察に連絡するよう指示している
数分後、警察が来るなり彼は私を指さし
「この人ストーカーなんです!」
「しつこくて迷惑なんですよ!」
彼の『現実』では
私はストーカーだったってことね
彼に夢を見た私がバカなの?
ただ浮気したいだけの彼がバカなの?
パトカーに乗せられ
私はぼんやりと考えていた
長文失礼しました
終わり
ある日、死んだあの子を生き返らせる魔法を見つけた。その魔法を使おうとしたら、あの子は化けて私の目の前に来た。あの子は顔を歪めた。死に物狂いで見つけた、魔法は使わず厳重に封印した。あの子のおかげで目が覚めた。
「こんな世界だったらいいのにな。」
お題『夢と現実』
夢と現実
夢と現実
違うようで同じ
同じようで違う
現実のような夢で起き
夢のような現実で眠る
なんだかおかしい
馬鹿馬鹿しい
夢を見るのは楽しい
なぜなら未来が見えるから
現実にいるのはつらい
なぜなら先が見えないから
夢には終わりがある
だからちょうどのタイミングで
終わらしてくれる
現実には終わりがない
だから限界突破してまで
いなくちゃいけない
暗闇の中を手探りで探したって
出口は見つからない
自分にとっての大切なものは
夢にはない
今生きている
この現実の世界にある
だから一生をかけて探す
現実をつまらない日常にして
一生を過ごすより
未来をみて、大切なものを探したい
夢が叶うように毎日毎日努力したい
ほら光が見えてきた
出口だよ
No.1『夢と現実』
いつだって
私は何かを成し得たい
だけど
私の力不足とか
厳しい現実とか
そういうものに
すごく打ちのめされて
手を伸ばすことすら
少し億劫になる
でも諦めたくなくて
伸ばしかけた手を
届かせてみたくて
…この状況は、なんだ?
頭痛と戦いながら昨日のできごとを思い浮かべる。
仕事帰りにばったり中学の同級生と出会う。
「あれ?もしかして…」なんて声をかけてくれたあなた。
…俺が密かにずっと大好きだったあなた。
まさか覚えててくれたなんて。
まさか声をかけてくれるなんて。
どちらからともなく「立ち話もなんだから」と居酒屋へ向かったことは覚えている。
そしてこれは予想だが、きっと緊張していた俺はいつもよりハイスピードでお酒を飲んだことだろう。
でなければ記憶が無くなるまで飲むなんてこと、ありえない。
でなければ俺の部屋に、俺のベッドに今あなたが寝ているなんて、ありえない。
…夢と現実、できたら前者であってくれ。
231204 夢と現実
夢はいつか現実になる。
努力すれば報われるのと同じだ。
諦めずに努力すればいつか夢は叶う。
現実は甘く無いかもしれないが、自分自身を信じればいつか報われる。
『夢と現実』No.6
『夜分遅く』
夜分遅く 錬金術は失敗に終わり 灰だけが宙に舞う
底なし沼にいるような はたまた感情の呻きを聴くような 夢と現実のラインが曖昧 怪物退治を志願して
朝の6時に目が冴える