…この状況は、なんだ?
頭痛と戦いながら昨日のできごとを思い浮かべる。
仕事帰りにばったり中学の同級生と出会う。
「あれ?もしかして…」なんて声をかけてくれたあなた。
…俺が密かにずっと大好きだったあなた。
まさか覚えててくれたなんて。
まさか声をかけてくれるなんて。
どちらからともなく「立ち話もなんだから」と居酒屋へ向かったことは覚えている。
そしてこれは予想だが、きっと緊張していた俺はいつもよりハイスピードでお酒を飲んだことだろう。
でなければ記憶が無くなるまで飲むなんてこと、ありえない。
でなければ俺の部屋に、俺のベッドに今あなたが寝ているなんて、ありえない。
…夢と現実、できたら前者であってくれ。
231204 夢と現実
12/4/2023, 12:29:35 PM