『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
結婚する前に
彼氏として
私の家によく遊びに来た
私の部屋から聞こえる
笑い声を聞いて
母は喜んだ
私らしい
笑い声を
久しぶりに聞いたと
あの人と居ると
笑うことが出来た
あの人が居なくなり
幼い頃みたいに
笑うことが
さらに
難しい
あの人が居なくなっても
娘二人と
無邪気に笑う
私で居たい
だから
リラックスして
チャイを飲んで
今日嬉しかった事を考えよう
ママありがとうって
言われたこと
"夢と現実"
──〜…♪
今日一日の業務を無事終わらせ、夕飯を済ませシャワーを浴び、寝間着に着替え歯磨きを終わらせた後、少し厚着をしてフルートを持って外に出て、再び《全ての人の魂の詩》を演奏する。
前にこの曲を演奏した時のように、今日の夜空も綺麗。
けどあの時と違うのは、空気が澄んでいて月の光が柔らかな糸のように伸びていて、刺すように冷たい空気の闇を照らしている。
──〜…♪
やはり、前にこの場所で吹いた時と音が違う。
要因は空気が乾燥して澄んでいるからだろう。音がストレートに空気を震わせている。
ほんの少しの音の震えも逃さずに届きそうだ。
空気がひりついているのは、寒さと空気の乾燥、それと《緊張》もあるのかもしれない。
この場にいる人間は俺だけで、聞いているのは月と周りの植物なのに。
──〜…♪
まぁ、そんな事はどうでもいい。
いつも吹く時は一人なのだから。
自分の満足のいく演奏をするだけ。
「……ふぅ」
演奏を終え、一つ息を吐いて夜空を見上げる。頭上には曇りなき夜空が広がっていた。
──やっぱ、この曲を演奏すると、不思議と心が冷静になる。
ゆっくりと顔を戻し、正面を向く。
「……ようこそ、ベルベットルームへ」
ふいに、そんな言葉が口をついて出た。
「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所」
これは、あのシリーズゲームに登場するキャラクターが発する台詞だ。
その台詞を、普段では考えられない口調で発した。
普段この喋り方は、患者達の前でしかした事がない。何故この言葉が口をついたのか、自分でも分からない。
「……っ」
だから今、物凄く恥ずかしい。
頬も耳も焼けるように熱い。
──誰かに見られる前に、早く中に戻ろう。
急いでフルートを仕舞い、ケースを持って足早に中に戻った。
夢と現実。
夢は、最後まで諦めず、
現実までに叶えられたら
良いと思う♥️
僕は夢ばかり見ていて現実を見ていない。あえて見ようとしていない。実際は夢すらもない。自分は何を成すべきなんだろうか。
「夢」は私の種(可能性)で、「現実」はただの現状よね。
夢は種でありつつ、目指す光でありつつ、燃料でありつつ、カンフルでありつつ、麻薬であるので、持ってない人は持ってる人よりも、多分生きてて息切れる。かも。
「夢と現実」って並置されたら
その対比を皮肉的に言われてるように感じるけど
もともと何の変哲もないおもちゃの宝石みたいな、ただひたすらキラキラはしてるけど無力な夢想に、魔法をかけてカンフル的・麻薬的なパワーを与えるのはその持ち主なわけで。
夢が大事なのはその通りだけど、時として持ってるだけの夢は無力で、そして時としてあなたを突き落としもして。(あなたが光を求めるがゆえに)
夢が持つ爆発的なポテンシャルを発揮させられるのはその夢にキラキラを感じてるその持ち主以外にいないので、自分の現状に満足してない人は、その点頑張っていきましょう。(自分に言い聞かせてますよ)
そう考えると、夢は私に寄り添って応援する励まし天使のようなものでもあるな。発奮させ、慰撫し、道を照らす私の光。
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【8】夢と現実
「夢と現実」
君はいつもカッコイイ。
背は高いし、優しいし、私の前だといつもニコニコしてるし、私が喜ぶ事をしてくれるし、好きな物買ってくれるし、
可愛いねってたくさん言ってくれるし、。
私はこんなに幸せでいいのだろうかと、時々思う。
たまに夢の中にも君がでて来ることが増えた
いつのまにかいつも君の事を考えるようになった
仕事をしてても、家に居ても、ご飯食べてても、寝てても…
時々分からなくなる、こんな幸せなことがあっていいのか
一体、夢なのか、それとも現実なのか……。
夢と現実
あの子は、あの人がいなくなってから徐々に睡眠時間が伸びていったそして最終的に一日の殆どを寝て過ごしている。
たまに起きてくると思ったら泣いていたりとあの子は、あの人の前では気丈に振舞って見送っていたけれど本当は___
タイトル【三日月の夢】
文字数 700文字くらい
「私たちはね、瞼を上げたままで夢を見ているのさ」
そう云うと彼女は泥水のような珈琲を啜った。ちろり、と舌で唇を舐めると、カップを置いて「私たちはまだ、夢の中にいるんだよ」と云った。
「どういうことかしら?」と私が訊くと、手を組んで、その上に顎を乗せて私をじっと凝視めてから「君は夢を見たことはあるだろう?」と彼女が逆に質す。
「ええ、勿論あるわ。それがどうしたというの?」
「仮令ばだ。そう、仮令ば。『もしも』とか『仮に』とかそんな話。君が三日月になった夢を見たとして、それは果たして『君が』三日月になったと言えるのかな? こうは考えられないかしら。『三日月が』夢から覚めたんだと」
いつも通り、揶揄うような口調で話し始めた。その声は魅力的で、実に蠱惑的で、聴いていると、喫茶店に流れるゆったりとした、能く分からない外国の音楽よりも心が落ち着く。
相変わらず何を云っているのかは分からないが、不思議と意味は分かる。
「じゃあ、私は三日月なのね」
「ふふ、それは君、違うよ。云ったろう? 飽くまで仮令噺だって」
珈琲をまた口に含む。今度は何となく真似をして、私もカップを口へ運んだ。
「でもね、私たちはそれを確かめる術を持たない。考えてもみたまえ。紙上の人物が読者の存在をどうして知ろう。知るには神──つまりは作者──が一石を投じて、メタ的にキャラクターに『これはフィクションです。君たちは役者です』と認識させるしかない。夢だって同じさ」
「むつかしいのね」
「そう、難しいね。じゃあこの話はもう止そう。下手の考え休むに似たりと云うしね」
井の中の蛙大海を知らず。私たちは夢と現実のどちらを生きているのだろうか。
──了
意識を手放せば
奔放な世界へと迷い込む
時にシリアス 時に愛おしく
支離滅裂もいいところ
あなたが 空飛ぶバスの中で
そのままでいい とさようならを言った
わたしは泣きながら 目を覚ましたんだ
大きな鍔の帽子の女性に
何故かな ロックオンされて
彼女の作った世界で得体の知れない人型が
うろうろ歩き回る室内で 怯えて暗闇に隠れ
理解が追いつかないまま 彼女に
そろそろね どうしてだと思う?
なんて囁かれて
はてなのまま起き上がる
こっちじゃ説明のつかないことばかり
思い通りになんかいかないし
どんなに想ったって
肝心のあなたは出てきてくれないの
こっちでも会えないのに、だよ
◇夢と現実◇
将来保育士になりたい。
だけど自分はわがままだから自分の意見を聞いてくれるちびっ子がすき、という理由なのではと母に言われた。
自分ではそんなことないと思っている。
夢があるのは良いことだろう。
夢と現実
夢かと思うような現実も、現実かと見紛うような夢もある。
夢か現実か、夢と現実か。
私の選ぶべき世界はどちら?
夢ならば、それでいい。
現実だからこそややこしくなる。
私が選びたい世界はどちら?
夢と現実
ふわふわ
きらきら
今はずっとそんな感じで
浮いてて、すごい楽なの
このまま消えちゃってもいいくらい
夢か現実かも分からない
ただ気持ち良くて
それに流されてるだけ
不意に、意識が現実へと戻されて
あぁ、戻っちゃったんだなって
毎日暴力ばっかでおかしくなっちゃったのかな
「…ほんと、あんた醜いね
私の子じゃないみたい笑」
あぁ、またそうやって、
俺の心を抉り続けるんだ
薬に手が延びる
俺のことなんてもう心配してくれないんだね、
快楽に溺れるみたいに
全部、口にいれた
「…今までありがと、ごめんね」
そう、幼馴染みに送って
夢と現実かも分からない場所へ行くように
飲み込んで、静かに目を閉じた
#夢と現実
今でも思うんだ。
夢だけ見て生きていたかったな!
現実は…察してください_| ̄|○
口に入れた瞬間顔をしかめてしまうような苦い1日を過ごしたのに、君に貰ったチョコレートで砂糖の方が多くなったようだ。
『夢と現実』
ある夜、私は夢を見た。
そこでは、私はお姫様。
豪華なドレスに身を包み
宝石みたいなケーキを食べる。
お城のみんなは私にお辞儀し、
「姫は今日もお美しい」と言ってるの。
そして、朝がやってきて
私は夢から目覚めたの。
そこでは、私はただの少女。
お姉ちゃんのお下がりの制服に身を包み
いつもと同じ、豆腐の味噌汁をすする。
母さんは笑いながら
「まだ寝癖がついてるよ」と、櫛を差し出すの。
夢の私も良いけれど
こうして家族とご飯を食べてる私だって悪くない。
そんなふうに思える私のことが、私は結構好きなのだ。
夢と現実
交差し、過ぎ去ってゆく
果たし今見ている全てが現実なのだろうか?
それともいまだに私はベッドの上だ夢を見ているのだろうか?
どちらにしても夢ならよくできたものである。
たまただの現実でしかなく、
救いなどないここが現実だというなら
どうすれば狂わずにいられるだろう。
もう前も後ろも、前後左右もまたわからない
一体どちらだろう
今ここで頭を垂れて目をとじて
夜霧となれば明日は和ぐのか
/お題「夢と現実」より
夢と現実
彼は私に優しく囁いた
「ずっとそばにいるよ。」と。
そう言って彼は目を閉じ、顔を近づけてきた。
私は流れに身を任せ、目を閉じた。
あぁ、これはお決まりのキスのパターンだ。
そう思った途端、辺りが眩しい光に包まれた。
目を開けると、彼はいなかった。
あるのは真っ白な天井だけ。
…夢か。
最近同じような夢ばかりみている。
おもいだしてはひとりぼっちの部屋で泣いている。
彼はもういない。
ずっとそばにいるっていったのに…。
「嘘つき」
そう呟いた。
すべて、私の人生に起きた現実だけど
夢のような時間や体験はいくつかあった
それでいい
ずっとずっと夢を見ていた。
君と一緒に過ごす日々の夢を。
昨日、君が教えてくれたこと。
そんなに僕を想ってくれていたなんて、知らなかった。
もちろんさよならは言わないよ。
僕の夢を現実にしてくれてありがとう。
大好きだよ。
夢のような現実。
"夢と現実"