『夢が醒める前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
森の子グマからの贈り物、キノコいっぱいの宅配便。
キノコのパイを作って、感謝の気持ちと楽しいお食事の誘いのお手紙を書こうととしたら目覚ましの音。
夢中で美味しそうなパイを作ったのに食べずに目が覚めた。
お礼状書く前に食べるべきだったのかな。
題「夢が醒める前に」
夢が醒める前に
悲しかったり苦しかった日は
起きた瞬間すでに心が傷ついてる
夢と現実の境界があるとしても
傷ついた心はひとつだ
ただただどうしようもない
ひとりごとにもハートつけてくれたひと
ありがとうね
うれしい
みんなやさしいね
泣きそうです
つらい
わたしばっか失敗してる気がして
わたしだけが味わってないものが
あって近ごろつらい
生きていたらいいことあるかな
信じたい信じたい信じたい
わたしはさいごまでがんばった
ずっとずっとがんばってきた
それなのに
どうして台無しにされたんだ
なんであの子たちはいまごろ
ひどい
春がはやく終わればいいね
春の死神がうろついてます
星が溢れる
「お疲れ様です。」
何とか日付が超える前に仕事を終え、営利な蛍光灯の明かりの下をくぐりぬける。
ガーと黒を包み込む自動扉をくぐりぬけ、私はオフィスを後にする。次の電車まで30分。ここからなら間に合いそうだな。まっすぐ最寄り駅へと向かう。冷たい空気が押し寄せる。肌を切り裂くような感覚が身に伝わり、思わずマフラーを手に握る。
目を閉じれば、液晶から出る光で頭がチカチカし、寒さで何も考える気になれない。
ここ最近は、ずっとこんな生活だ。
夜遅くまで仕事して、終電ギリギリの電車に乗り、コンビニのご飯を買って、シャワーを浴びて、寝る。
唯一の楽しみと言えば、この帰り道に見える宝石屋のショーケースのような夜景。夜空に照らし出される星空のような街並み。少し目が痛くなる眩しさだが、このまばゆさを見ると、少し心が癒される。
ただ、ほんの一時だけ。それが過ぎれば体が鉛のように重くなり、あとはベッドに沈むだけ。
このままじゃいけないな。なんて思いながら、いつの間にか着いていた駅の改札を抜け、駅のホームへと降りた。
ちょうどよく来た電車に、流れるように私は乗り込んだ。
街灯を頼りにしながら、ようやく家に着く。家のポストには沢山のチラシが入っている。どれも興味は無く、読まないので入れないで欲しいと不満が少したまる。
それでも取らないと空き巣に狙われるので、ぐしゃぐしゃに詰め込まれたチラシを手に取る。ピザやら賃貸情報やら相談窓口やら。見て欲しいならちゃんと丁寧に入れておけ。そう悪態を着くと、1枚書類が足元に落ちる。腰を落として拾うと、そこには私が見たあの輝きと似た写真が乗ってあった。
どうやら、駅前に新しい施設が建つらしい。それはプラネタリウム。
挟まれたチケットを見せると、無料で星空が見れるという広告だった。
何となくそれを見て、少し興味をそそられる。
想像する。突然真っ暗になったと思ったら、目の前には満面に広がる星々。
流れるそれは落ちる花弁のよう。広がるそれは金平糖のよう。もう心拍は上がっていく。
決めた、明日仕事終わりに見る。
楽しみなわけじゃない。ちょっとした気分転換だ。未だ素直になれない自分に溜息をつき、家の扉を開けた。
今日だけ、今日だけ何とか仕事を定時前に切り上げ午後の最後の公演に間に合わせる。
駅から数分のところだったのが唯一の救いだ。
いつも通る右側を左に曲がる。そこには見たことない建物が、大きな看板をつけていた。
こんな建物、いつ建ったんだろう。そんな疑問を抱えると同時に関心もそそられる。早く見に行こうと思い、建物の中へ入った。
チケットを渡し、「お好きな席へどうぞ」と促され、照明が小さくついて、非常口だけが照らされた場所へと足を運ぶ。
プラネタリウムなんて、行ったことないから分からないが……とりあえず真ん中らへんで見るか。人はそこまで多くなく、私の他に二、三組いるくらいだった。
カップルで来ている人もいれば、私と同じように仕事服のまま来ている人もいる。
最終日だから、多分ピークは過ぎたんだろう。私は椅子につき、背もたれにからだをあずけた。
きぃ、と音がして、思わず寝そうになる。いやまだ始まっていないけど。
しばらくすると照明が消えていき、アナウンスが入る。終わった途端、そこからは圧巻だった。
目の前には満天に広がる星々。私が普段見ている空とはありえない。油絵具で沢山混ぜたパレットのようだ。そこに点々と輝く星は、ホットケーキに出てくる気泡のよう。
流れるそれは子供が落とした金平糖。
作り物だと言うのに、本物では無いのに。
それはひどく私の心を揺さぶった。
多分、今私の目にはスノードームのように、星に包まれているんだろう。
気がついたら、もう終わっていた。
「足元にご注意ください」というアナウンスが入ったところで、私はハッとした。
あれで感動するなんて、相当疲れてるんだな、と苦笑いしてしまう。
しかし、初めて見るプラネタリウムは本当に、なんて言葉で表せばいいか分からないほどに美しかった。
……今度、本物の星も見てみるか。
スクリーン越しではなく、肉眼で見る星はもっと感動がでかいだろうな。
次の休みに、見に行こう。確か小さい頃買ってもらった望遠鏡があったな。それ使うか。
ついでに、インスタントラーメンでも食べるか?そんなこと考えたら楽しみになってきた。
いつもと同じ帰り道。足取り良く電車へ向かう。
そこには、さっき見た星空とは違う、街の中の星々が輝いていた。
あ、これ夢だな。
と、母に名前を呼ばれ、笑いかけられて気付いた。
辺りを見渡す。
自分の絵が飾られている展覧会。ついさっきまで
居心地の良かったこの空間が、作り物だと気付き、
脳の奥が急激に冷めて行くのを感じる。
自然と口角が下がる。気分は最悪。正面を見た。
偽物の母がこちらを心配している。偽物の母が。
母の笑顔なんてここ最近見ていない。
いや、違う。しばらく、母を見ていない。
直近の母との会話は半年前。
電話口から聞こえる母の泣き声と怒声。
大きな声に耳が痛かった。
目の前のこちらを窺う女に目を凝らす。
あの時から、母は私を名前で呼ばなくなった。
だから夢。
今日私がするべきことは、安いスーツを着て、
黒い髪を結い、薄っぺらい化粧をして、履歴書を
送った会社に足を運ぶことだ。
現実とは程遠いこの空間。ハリボテだと
分かってはいても、手放したくはなかった。
部屋の角が明るい。それに抗う術を、
今までも、これからも、私は持っていない。
ああ、嫌だな。
もうすぐ、夢が終わる。
/夢が醒める前に
いろいろな人や出来事に出会い
たくさんの感情に揺さぶられて
きっと最期に振り返れば
これまでの、今の時間は
きっと夢のように感じるのかな
夢から醒める前に
すこしでも望みに近づくように
日々を過ごせたら
彼と初めて話した。
彼と手を繋いだ。
彼の前で大号泣した。
全部夢だったからできたこと。
夢が醒めてしまったら、もうこんなことできない。
夢が醒めてしまう前にこれだけは言いたい。
『あなたの事が好きです』
#夢が醒める前に
⌜夢が醒める前に⌟
ねむることが大好きなのだ〜
だれにもじゃまされずに
しずかでのんびりできる時間は
めっちゃ最高なの〜💤💤💤
でもその最高な時間は
いっしょうつづくわけでない
だから醒める前に
夢をまんきつするの
夢の国へひとっとび☆彡✨✨✨
夢が醒める前に
そうして 僕は 君が 好きになった
音階的に 言語の 中枢に
想像したより 天の才賦と 知ったから
なんど 見ても 角度 変えても
擦り切れた 者が 負けてしまうから
あぁ星空に キスを したいのなら
永遠の 誓い なんか いらないからね
もっと 物質的な ハートで 近寄って見せて
全部の 力を 君の ものと
言うんだろうけどね
君と 本質を 分け合えるのならば
夢が醒める前に ここで 何度も 口づけしよう
限界超えた 頂上が見えるまで
一気に 上昇気流めがけて 駆け上がる 今だから
本能的に 肯定的に 最後だと わかるから
それでも 君の 独り言じゃ ないんだよね
何度目かの 夕焼けが 眩しくて
君の 情緒的な 屈折した 神経が 音を 立てるなら
もっと 切ない もっと 前が 見えない
そんな 未来に なってしまう前に
感覚的に 理想郷を 目指して 跳べる
雲の上 駆け上がる 想像力 強くしよ
ブレーキよりも 電力の 消費を 抑えてないで
ブレーカーは まだ 下げないで
夜の 帳より 明るい 未来に しよう
もっと 大胆に もっと 利口になってよ
もっと もっと 知りたい
もっと もっと 天国へ 行こうよ
愛の 言葉を 何度も 口に して
大きな 世界で 一番 大切な ものは?
この 世界が 終わる時に 見ていた ものすべて
いつかは 胸の なかに 渦巻いた 雲の ように
いつかは 晴れるの?
いつかは 言うかな?
見渡す 限り 広がる
都会は 誰が いつの頃から
僕らが 過ごした
時代が 呼んでる 風雲よ 僕に 味方を
夢から醒めた そこが 夜の 果てでも
君が えがいた 夢は きっと 何処かで
息吹を あげた 絵画の ように
銀河の 彼方 あなたを 探しに やってくる
君の 未来を 変える 運命の 星座が
夜の 寂しさに 耐えきれなくなって
君の 言葉が 力を なくしかけても
裏切りの なかに 理想郷は ないのよ
誰でも 輝く 光が 渦巻く 運命を 信じてる
見渡す 限り
世界は 僕が 生まれる前から
僕らが 眠ってる
夜空に 祈りを 込めながら 君に 囁く
夢から醒めた そこが 世界の 片隅で
君が えがいた 夢が まだ 何処かで
未完の 夢の シナリオ 描き
運命 超えて あなたが 探した すべてが
君の すぐそば 流れ 瞬く 星となって
最後の 世界で 果てしなく
蒼い 空と 海が 広がり
そこに 今までの 世界を えがいた
街が 広がる
星たちが 探した 運命が 扉を 開き 今
夢から醒めた 僕は あなたの 姿 探した
傍らに うずくまってる 声を 頼りに
君の 未完の 運命が 大きく 変わってしまう 前に
君を 探して 夢の 中へ
雨音が かなり うるさくて
悲しみを こらえる ことが できない
本能が 逆巻く 夜を 眠りの 調べに できない
君が 言う事 すべてが 君の ために できてる?
噂は 君の ために うまく できた 戯曲ね
君の言う事 夢から醒めた
羊飼いの 旋律は 不協和音の クラクション
真夜中に 君の 世界が 開くと 言うの?
朝を 待てない シンドロームが 溶けてく
その バニラの ような 優しさも
手に入れられない 愚かな 薔薇の花
君の 罠は 泳げない 真夜中の 海
暗くて 沈んだ 静けさの 都会だ
いばらの 栄光など 別に 手に入らなくても
君の 笑顔は 僕を 裏切らないから
この両手に 抱えきれない 痛みで なくよりも
甘い 匂いの 午後に 君と 食べた
はちみつの 香りの 祈りに 眠り 出すから
#28【夢が醒める前に】
ふと、思った
夢は現実では無いと
理解してしまった時から
人は、夢から醒めてしまうのだろうか
この高鳴る鼓動も
興奮も
ロマンに溢れた眼差しも
無くなってしまうのだろうか
それならば
夢が醒める前に
保温袋に入れてやろう
あぁ、レンジでチンが出来たらいいのに
夢というのは
頑固で、扱いが難しくて
醒めやすくて、厄介である
それでも
持っていたいと思ってしまう
だから
私は、未だ醒めていない
だって
醒めてしまうには
とても、勿体ないものだから
夢が醒める前に
貴方が消えてしまう前に
私は貴方に伝えたい
行かないで行かないで
最後に好きって言わせて
夢が覚める前に、
夢を見たい夢を思い描く。
空を飛ぶ夢を見たい。
遠い星星の間を渡り遥か彼方に行きたい。
あるいは、引きこもりになって、
世間を観察したい。
そういう夢を見たい。
夢が醒める前に
わたしは夢を見る
整合性とか理屈とか
そんなの気にしない
不思議で
おもしろくて
時々悲しくて
ても胸の熱いやつ
わかってる
目が覚めると
ほとんど忘れてしまうって
夢のストーリーをなぞっても
目覚めたわたしは
理性の制御がかかって
夢の無秩序を
受け入れられないのだ
起きたらすぐ
スマホにメモするつもり
だけどできるなら
夢が醒める前に
今ここで
メモ取りた〜い
居酒屋で大学のサークルの人たちと飲み合う。ガヤガヤとしたひとだかりの中、まだサークル仲間とは呼べない。ただ乾杯の合図とともに私を固める氷が解ける兆しを見せてくれる。夜に煙り、人を飲み込むこの仄暗い明るさが私たちを溶かしてくれる。ビールが脳を溶かしていく。笑い、怒り、そして弱まり。私の中にいる臆病者の私がようやくみんなを仲間と呼ぶ。ときに愚痴を嘔吐する。みっともないことであるが、夢の中であればみっともなくていい気がする。月冴え冴えと、ただ笑う。
あぁ、夢が醒めることなきように。
「これが夢であればいいのに。」
何度そう思ったことだろう。
「誰か」がやってきて、それは"楽しい"が"強い"になるためのきっかけになって。
でも一番夢ならよかったのは、
自分が諦めていたこと。
早く、早く覚めろ。
この夢から醒めろ。
早く。
「…しんどいな」
_2024.3.20.「夢が醒める前に」
夢が早く醒めればいいのに。
pkmnのsgrにも、HQの縁の下にも共通するなと、書いてて思いました。ので一人称は「自分」で進めてます。
【夢が醒める前に】
最近、嬉しい夢を見た。
推しと個室で1対1で話せる夢。
最初は夢だと気づいていなくて、推しと同じ空間にいる、話せてるという事実だけで、尊すぎて死にそうになる。推しと話していて、話が噛み合わないな、と思ったら、夢だと感じた。『あ、これ、、夢だ。』嬉しい感情と、夢かあ、、という少し切ない感情がある。でも、、
夢だと思ったら、もう好き放題できる。次にいつこの夢を見るかわからないのだ。もしかして、夢なら推しとハグできたり、、?!
【夢が醒める前に】、推しとハグとか、、したい!!正夢にならないかなぁ、、そんな事を思っていたら、夢から醒めて起きてしまった。時刻は午前6:20。はあ、起きてしまった、、もうちょっと推しを目の前で眺めていたかったなあ。今日も仕事かあ、、推しは私の仕事終わりの癒し。今日仕事が終われば、また推しを目の前ではないが、見れる。そう思うと、今日も頑張ろう。と思えるのだった。
亡くなったあの子に夢で会い、夢が醒める前に謝りたい。あの時遊びを断っていなければ。会っていれば。親友も私も後悔することにならなかった。ほんとにごめんね。現実には戻りたくない。
「夢が醒める前に」
ああ。これは夢だ。夢だと分かってしまった。
だって、私の隣にはもういない君が私の隣にいる。
君は、ニコニコと笑って私の話を聞いている。
ああ。夢が醒める前に君に、伝えないと。
「あのさ、私、君の事が大好きだよ。この間はごめんなさい」
「僕も大好きだよ。いいよ。僕も悪かったから」
彼の言葉を聞いた私は涙を流していた。
夢の中で彼に伝えた事は現実で彼に言わなかった言葉だった。私は言わなかった事を後悔していた。
目覚ましの音がする。嫌だな。もう少し夢の中にいたい。そして私は起床した。
毎日暗澹とした気持ちで同じような日々を繰り返して、私の心は壊れかかっていた。世の中の悪を見たくなくて、周りの善の部分だけを無理やり見ようとしていた。自虐することで周りを善に仕立てようとした。上っ面を繕って、毎日悪を善に正そうとした。ある意味廃人だった。しかしある時ある人に言われた。
「あんたって性格がひん曲がってるよね。」
私はそこで気づいたのだ。自分がやっていることは唯の自己満足であり、誰かから見れば悪なんだと。自分は善の人間だと驕り高ぶっていたのだ。そして悪が全て悪いとは限らないとも自覚した。そこで、今まで積もりに積もった私の悪の一面が溢れ出した。壊れかけだった心も完全に崩壊した。
前を向こうとしても今までの罪悪感は消えない。無自覚に傷つけていたかもしれないという事実から目を背けたいのか、体も悲鳴を上げている。
まだ、夢が醒める前。
『夢が醒める前に』 3月20日
君が夢の中にいる間に、君が目覚める準備をしておきたい。
色のない無機質な部屋に花を咲かそう。毎日同じ格好の君に新しい服をあげよう。ここは静かすぎるから、君の好きな音楽を流そうか。たくさん繋がっている管は少し邪魔くさいだろうけど、それは我慢してね。
そして君の夢が醒めたとき、真っ先にマスクの下の唇にキスをしたい。