『夢が醒める前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの人との出来事全てが醒めてしまう夢の中の出来事ならば、
その時は、誰か眠っている俺の心臓を一突きして殺してくださいませんか。
あの人が居る幸せな夢から醒めて、現実を見て絶望してしまう前に…
夢が覚める前に
ティータイムにしよう
そして君と幸せに暮らそう
噛みつきたい
まって
明日は来るかな
ぐるぐるする
夢が醒める前に
幸せだった
夢の中では
そんなの、悲しい
でも現実も悲しい
夢の中で暮らしていたい
思い描く夢の中では自由
なんのしがらみもない
この夢が醒める前に、もう一度あなたに会いたい。
真実で構成された、
嘘偽りない、
私だけのあなたに――。
〜夢が醒める前に〜
夢が醒める前に
夢の中に行けば貴方に会える
現実では、会えない距離にいる貴方に
頬に触れて手を繋いで互いを抱きしめあって
言葉を交わして寄り添いあって
幸せな時を作る
夢が醒める時間が近づいてくる
もう少し、あともう少し
貴方のそばに居させて
夢が醒める前に
ああ、これは夢なんだ。
そう気づいてしまったら急にいろいろなことがどうでも良くなった。悩んだことも、頑張ったことも、苦しんだことも。起きてしまえば何のことはない、いやな夢だった、というありきたりな言葉と共に処理されてしまうのだろう。この男に苦しめられてきたことも、今私が抱いている感情も。
ならば、夢が醒める前にこれだけは済ませておかなければ。
私は手の中の包丁を、その存在を確かめるようにぎゅっと握り締めた。
「自分、もしかして迷子の子やな?」
高校一年生の春頃。
その辺りでこの幸せな夢を見始めた気がする。
所謂、一目惚れってやつだ。
「んはは、図星っぽいな。
この学校やけに広いし部屋数も多いもんな。わかるわ」
にぃっと笑う。
まるで芝犬のような無邪気な笑顔を向けられ、
私は危うく失神するところだった。
「どこ?職員室?」
と聞かれ、小さく頷くと
「そかそか。じゃあ俺が先輩として案内してやらんとな」
「えっと、ありがとう、ございます」
ようやく言葉を捻り出すことができた。
声は震えていたが怖いと言う感情はなかった。
「緊張しなくてええんやで?そんながちがちだと俺が恥ずかしなってまうわ」
と頭を掻きながら言う先輩は誰が見てもイケメンだった。
とりあえず行こか!と言われ2人で歩き出した。
そこからの会話は緊張しすぎて覚えていないが、
先輩が実家で飼っている芝犬がとても可愛いということは十分わかった。
「ここが職員室やで」
と教えてくれた時、
私が今まで息することを忘れていたくらい
先輩に見入っていた事に気づいた。
「あっ、本当助かりました、ありがとうございます」
と頭を下げるとあたふたした声が聞こえる。
「頭上げてや、そんな、当たり前のことしただけやし、!」
私は既に彼の虜になっていた。
それからと言うもの、毎日が楽しくて仕方がなかった。
同じ学年では無いし会うこともあまりなかったけど、
会う度に手を振ってくれたり、目があったら笑ってくれた。
正直告白しようか迷った。
でもなったばかりだし、手を振るのも笑ってくれるのも
他の人に普通にしてるかもしればいし…
…と永遠に出てくる色々な可能性があったので断念した。
ある日、私はサッカーのマネージャーをすることが決まった。
実際に部活へ行きサッカーの練習の様子を見せてもらうと、そこにはあの先輩がいたのだ。
私に気づいた先輩はサッカーの練習を辞めてこちらへ寄ってきた。
本当に輝いていた。
汗すらも漫画のエフェクトのようで、
より一層先輩を引き立たせていた。
「マネージャーか!よろしくな!」
生きていてよかったと思った。
あぁ、この夢が一生続いてほしい。
告白して、振られたら夢は醒めてしまうのだろうか。
それからの毎日どうなるんだろうか。
お題:夢が醒める前に 2023/03/20
追記(読まなくてもいいです)
:この2人は結ばれるのかな。
本当は先輩に彼女がいたって言う事にしても良かったかもなと思ってました。(バットエンド)
夢が醒める前に、醒めることは無い。
キミの手を握った後、もう引き戻せない所まで堕ちてきてしまった。
地獄だか、なんだか。これは悪い夢なのか。
でも確かに温もりは、てのなかにあるんだ。
夢が醒める前に
夢って嫌じゃないかい
自分がなりたいものになれて
自分がしたいことしてて
気になるあの人と
距離縮まってドキドキ乙女発動して
父親も母親も仲良く愛し合ってて
友達にも沢山可愛がられて
私はみんなに愛されて
すごく幸せに浸ってる
でも全部 理想なんだ
現実はもっと辛いでしょ
夢があると比較しちゃうじゃん
夢が醒がめる前に
そんなものは 私の中にはあらわれないで。
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知らない人が私の手を取る。
暖かな温もりが実感を与え、やがてそれを介して人とのつながりを教えてくる。
あれ、この人、知ってる。
母だ。
彼女はおさげを揺らして、私の小さな手を包むように支えて、そこに飴玉を落とした。私の手をぎゅっと丸めて、その上から両手で押さえ込む。
「お兄ちゃんには内緒よ」
うん、と笑った。
私ではないけれど、私は笑った。
じわり、じわ、じゅわっ。
溢れたような音が胸から聞こえる。短い逢瀬が確かに私に愛を教えてくれた。
誰かの母から、誰かへの愛が、私にとっては眩くてたまらない。愛しい気持ちが誰かのものだろうと、私のものだろうと、変わりはない。
夢から醒めたらこの記憶も愛もなかったことになる。
なら一生醒めないままがいい。夢の中で死なないまま緩やかな情愛に溺れて生きていたい。
願って、願って、本物になる日が来ると信じて。
「起きろ」
静かな朝。布団の中の微睡。
叩き起こされたとしても、夢は続いていた。夢の中の夢は終わったけれど。
「私、仕事がありましたか」
「俺の朝食」
「ああ。当番でしたね」
彼は返事もせずに部屋を出て行った。存外優しいことを知ったので、私はそれが寝起きから身支度のための時間だと理解している。
「朝ご飯は白米と魚、それから……ええっと、みそ汁」
一緒に食べたら、なんだか家族みたいだ。同じ家の中にいるみんなって家族なんだろうか。
朧げな記憶を辿って飴玉を思い出す。
家族ってきっと美しくて、綺麗で、暖かくて、汚れのない情愛のことだ。まったく苦味のない、完全に透き通ってはないけれど、純粋で可愛い飴玉のような。そういう家族が良い。
なれたらいいな。みんなと、家族に。
そして、この夢の中の本物に。
夢が醒める前に
決して正気に戻ってはいけない。
この世界ではおかしいのも、狂うのも大歓迎さ。
でも、一つだけ忠告しておこう。決して正気には戻らないことだ。それはきっと君の身も心も滅ぼす。
だから、今日もおもしろおかしく、頭を狂わせて好き放題するんだ。正気に戻る前に、夢から醒める前になんかもう戻れないんだから。
夢が醒める前の心拍。
常温に引っ張られる熱湯のように安堵する。
夢が醒める前に籍を入れてしまったので、醒めてからの生活は地獄だった。
丸くて可愛いと思っていた体型は近くで見るとだらしなくて醜いし、扇動的と思っていた性格は自己中なだけだった。
家事はほとんど任されていた。
夫はバイトだけ。
私は疲弊していったが、夫がそれに気づくことはなかった。
私が幸運だったのは、毎日、朝食を作れること。
おかげで違和感なく混ぜ込める。
窓の外は雪が降っている。
キーボードを叩く手を止めて、とうに湯気が去った
コーヒーに口をつける。
薄く埃の積もった窓枠の向こうに、寄り添う二人の若い男女が
手を絡ませて歩いて行くのを見つけた。
デスクのカレンダーを見遣れば、もうクリスマスは間近に
迫っている。イルミネーションのちらちらとした街の中へと
消えて行った二人の表情は、背中越しには見えなかった。
飲み終えたコーヒーのカップをシンクに置き、
デスクの上に腰を据えたパソコンに向き直る。
書いても書いても雪の様に降り積もって行く課題には、
正直なところ、嫌気が差していた。
文字の打ち込まれていない真っ白な画面を見ていると、
妙な脱力感が身体を支配した。なんだか先程のカップルが
憎らしく思えてくる程に、私は現状に満足していなかった。
デスクから離れ、溢れ出る苛立ちを隠そうともせずに派手に足音を鳴らし、シンクの前に独り立った。
蛇口を勢いよく捻り、透明なグラスに水を注ぐ。
グラスに映り込んだしみったれた女の顔を睨んで、
一気に水を飲み干した。
雪解けの様な水が、火照った頭を芯から冷やして行った。
きっと、私は嫉妬していたのだ。
ずっと逃げていた。感情に重い蓋をして。
デスクの上に置かれた、カレンダーの後ろに手を伸ばす。
窓枠よりも深く埃の積もったそれは、小さな写真立てだった。
木枠に囲まれた写真には、照れ臭そうに笑う私と、朗らかに
笑う彼が収まっている。
久しぶりに目にした過去に、心が微かに揺れた。
ーー俺、海外に行こうと思ってる。
三年前の夏の日、彼は私にそう告げた。
ぎりぎりまで進路を決めかねていた彼の事だ。相当悩んで
出した答えなのだという事は容易にわかった。
そう、と言葉を返すと、彼は真剣な顔で私の顔を見つめた。
どくん、と鼓動が大きく鳴った。
一緒に、来てくれないか。
束の間の静寂を破ったその言葉に、私は酷く困惑した。
私には夢があった。ただ一心にそこを目指して努力してきた。
その努力を水の泡にする様な事ができる程、
私は強い人間ではなかったのだ。
私が震えた声で誘いを断った時、彼はその答えを知っていたかの様に微笑した。そして、待っていてくれ、と私に言い残し
彼は私の前から姿を消した。
最初は続いていた文通もいつしか途絶え、春になって
彼が海外へ行ったという話を風の噂で聞いた。
三年の月日が経った今、彼が何処で何をしているのかを知る術など、私にはなかった。幸せそうな写真を親指の腹で優しく撫でる。当時の私達は未来の自分達がどうしているのかなんて、
考えてもいなかっただろう。愛おしい“今“を当たり前のように
享受して生きていたのだ。不意に目頭が熱くなった。
そんな過去の余韻をかき消すかの如く、大きな呼び鈴の音が
鼓膜を叩いた。
跳ね上がる様にしてその場を離れて玄関に向かう。
こんな夜更けに一体誰が尋ねて来たのだろうか。
覗き窓から外の様子を窺ってみたが、人の影は見えない。
鍵を開けてそっとドアを開けると、ドアに何かが当たった感触がした。不思議に思い視線を下げると、ラッピングされた
小洒落た小箱が置かれていた。しかし、何よりも先に
私の目に飛び込んで来たのは、見覚えのある字で書かれた
イニシャルだった。小箱を拾って部屋に戻り、灯りの下で
まじまじと見つめる。やはり、先程まで思い描いていた彼の
字だ。恐る恐る赤い紐を解き、箱を開く。
中に入っていたのは、折り畳まれたメッセージカードと
さらに小さい箱。
ーークリスマスの夜、あの公園で待ってる。
ある年のクリスマスの夜。小さな公園で二人の男女が
語らっていた。涙を拭う彼女の手に光る真新しい指輪を、
月が優しく照らしていた。
『夢から醒める前に』
やっと、大好きな人に会えたんだ。夢の中で。
あなたは本当に繊細で綺麗な人だった。澄んだ空のような。
だからこの世界は少し、汚れすぎていて息がしづらかったんだろうなぁ。
それとも空に憧れてこの世界から飛び立ったのだろうか。
あんなに沢山、苦しんだのだから。
あんなに沢山、無理をしたのだから。
私の夢の中でだけは笑っていて欲しい。
あなたは強いひとだ、最期まで誰も責めなかったのだから。憧れる強さ、いつもどこかで人を責めてる僕は本当にあなたを尊敬してる。
沢山可愛がってくれた、たくさん色んなとこに連れ出してくれた、繊細な言葉で救い出してくれた。
あなたは私の天使だった。
あなたもあなたの天使に出会って空へ行ったのか。
とにかく、とにかく。僕は言わなければならない。
この夢が覚める前に、どうしても、伝えたい。
「大好きです」
「夢が醒める前に…?え、なにこれ。何このお題。めっちゃありがちな話しか思い浮かんでこうへんねんけど。嫌がらせ?嫌がらせかなコノヤロー」
…という訳で思いっきり私情により私が何となくこのお題に対して思ったことを書いていこうと思います。
「夢が醒める前に」
…。
え、なんで「覚める」じゃないん?スマホの変換でも覚めるが先に出てくんで?
教えて!Goo○le先生!!(銀八先生アニメ化おめでとう)
「覚める」目が開いて働くようになるという意味です。
「醒める」比喩的に酒の酔いが消えるという意味です。
つまり、夢から醒めるというのは起床するって言うことやなくて、その夢を忘れて夢の酔いから醒めるって言うことなんやね。なるほどね。
そう考えるとなんや難しいお題やな。夢を忘れる前にってことやろ?もし書くならやっぱ大切な人とかなぁ、もう亡くなったあの人と話せた夢を、夢が醒める前に話したこと全部メモろとか…。いや、それはなんかちゃうな。あかん、やっぱ無理やわ。在り来りな話しか思いつかへん。日本語って難しいね。
#夢が醒める前に
マナカケンゴが転寺坂頼我として生まれ変わって、玲愛を探し出すため&この世界中のみんなを笑顔にしたいので小学生の頃からアイドルとして活動を始める(この世界にもヒーローがいると知り俳優活動も始める)
そんな世界で、玲愛は全く前世に関する記憶が無いので現在は洗濯洗剤などの香料を調合する仕事をしている。バリバリのOLで、ある日後輩の転生したが記憶が断片的にしか覚えてない(シズマユナ)に誘われて、寺坂頼我のライブに行く。
そこで最後歌われたTRIGGERを初めて聞いたのに懐かしい気持ちになるが、記憶が戻るまでには至らなかった。
そのLIVEの後に行われた特典会で寺坂頼我と玲愛は出会う。
特典会の内容→🦐「今日のLIVE来てくれてありがとう…………やっっっっっっと出会えたね」💐「えっと今日初めてお会いしたのですが、何処かでお会いしましたか?」🦐「あっごめんねビックリしたよね……」💐「あ、いえ大丈夫です」お時間🦐「またスグに会おうね!バイバイ〜」
💐なんなんだこいつ……
の後に玲愛が関わった商品のcmキャラとして寺坂頼我が関わることになる。
🦐……マナカケンゴ 寺坂頼我 記憶あり
今ではアイドル兼俳優として活躍している
マネージャーなどにはずっと人を探しているという
話をしている。業界人の中では人を探しているのは有名な話
💐……立花玲愛
記憶なし全くないが後輩のせいで色々巻き込まれることになる
夢絵依頼の内容
予算→そちら側が希望する金額で大丈夫です。
振り込み方法→paypay
サイズ→A4
イラストの使用用途→鑑賞(あわよくば印刷させて欲しい
イラスト内容→特典会で玲愛目線で寺坂頼我が
やっっと会えたねと言ってるシーン
納期→特にありません暇な時に書いてください
毎朝毎朝、夢見る
皆で笑いあった日々の
幸せな時間
戻れない時間
学生という特権
春休み 夏休み 冬休み
起きてしまったら
現実は
寝てては生きて行けぬ
頑張って今日も働く
サラリーマン生活
【夢が醒める前に】
き────んという耳鳴りの音で目が覚める。別に寝ていた訳では無いけれど、意識が別の方に向いていた。頭がまだぼうっとする。隣には心配そうに覗いてくる†13†(サーティーン)が居る。不甲斐ない私のことを気にかけてくれるすてきな存在。
†13†が必死に、不安げに、何か言っているが鮮明ではない私の意識はその言葉が何かわからなかった。あまりにも呼び掛けに反応のない私を心配して必死に言葉をかけている。
き───んと再び耳鳴りの音がする。静かな部屋で耳鳴りの音だけが響く。目の前が廻る。雲の上を歩いているかのような浮遊感。肩に重くのしかかる空気とは逆に私の胃液は逆流する。朝食べたフルーツヨーグルトが汗や涙と共に床へ落ちる。汚いなと思った。そんな私の背中を優しく摩ってくれる†13†に怒られると思って顔をあげると、部屋が暗くてよく見えなかった。
軽く掃除をし、疲れたのでバランスのとれない足でふらふらとした歩調でベットまで行く。酷く眠い。隣で†13†が寝ている。そのローブをつかみ横になる。隣で寝ている†13†の事を意識してしまったのか鼓動が早鐘を打つ。布団を深く被り、鳴り響く耳鳴りのきんとした音の中私は意識を手放した。
いつの季節でも布団の中は心地よい。
リビングから聞こえる生活音が、もう朝だと伝えてくる。
目を瞑って、布団を頭から被ったら私はまた暗闇の中、夢に落ちる。
あぁ遠くで足音が聞こえる…近づいてくる
部屋のドアが開けられる。
朝だよ、と言いにくる。
お願い、まだこうさせて。
現実に向かう準備が出来てないの
#夢が醒める前に