夢が醒める前に籍を入れてしまったので、醒めてからの生活は地獄だった。丸くて可愛いと思っていた体型は近くで見るとだらしなくて醜いし、扇動的と思っていた性格は自己中なだけだった。家事はほとんど任されていた。夫はバイトだけ。私は疲弊していったが、夫がそれに気づくことはなかった。私が幸運だったのは、毎日、朝食を作れること。おかげで違和感なく混ぜ込める。
3/20/2023, 1:57:23 PM