『夢が醒める前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わらないでほしい どうか
この熱狂が
響き渡る歓声が
万雷の拍手が
お前には聞こえているか
これが
醒めない夢だと どうか気付いて
(夢が醒める前に)
夢が醒める前に、きちんと心構えをしておこう。
あの人は、もう隣にはいませんよ、と。
目が覚めたら、いつもの生活が待っていますよ、
と。
夢の中で、顔が見れて、懐かしいと思う。
それは未練ではなく、思い出を懐かしんでいる。
だから大丈夫。
目が覚めたら、またいつもの生活に、きちんと
戻っていこう。
「夢が醒める前に」
テーマ“夢が醒める前に”
ああ、コレは夢だ。
そう思った。
何処までも何処までも沈んでいく。
色のない、音のない、匂いのない、温度もない
多分水の中。
多分海の中。
もがく事もせずに、ただ沈んでいく。
浮かび上がる努力はしない。
浮かび上がると息苦しくて
このまま沈んで行くほうが楽だと知っているから。
『…げるな!…が…けるから』
何か声がする気がする。
誰の声かは分からない。
突然目の前に手が現れた。
グッと腕を掴まれた気がして、ふっと楽になる。
浮かび上がったのに、息が出来る。
誰かに抱きしめられた気がして、思わず目から雫が零れた。
夢が醒める前に
『大丈夫。君は………』
誰かに何か言われた気がする。
目を覚ますと、どんな夢を見ていたか
覚えていない。
けれど、何かに誰かに救われた気がした。
暗い、暗い。水辺に天使が舞い降りた
天使ははしゃぎ、水遊びをする。誰もいない
暗い暗い水辺で、天使は踊ったり遊んだりピザを食べる
夢が醒める前にこれが自由、何をやってもいいが何をやっ
たらいいんだろ?起きてバァァっと汗をかいた。
夢が醒める前に
理想の夢を見てた
家族が生きていて
産まれたあったかい家も
正面の風景も当たり前かのように残っていて
明日の青さが保障された満天の星空を眺めては
木の焚べた周りでみんなでホットミルクを飲んでいる
知っている限り最初の天井の下で
目を覚まし、棚の上のカレンダーを確認すると
友達との予定で埋まっている
数年前の記憶なのか
何故かそれは異常に鮮明になっている
妹となったらしい子に
今日も声をかけられる
時切、その瞳に寂しそうな自分が映り
どこかなつかしく感じていた
夢が醒める前に
お花畑のように…
キラキラして楽しんで
いたいの…
あなたと一緒に…
わたしの心は…
つかれている
なんでもないふりして
笑っていても、心は
不安で不安で仕方ないの…
あなたの前では…
元気なふりして…
でも、
嘘がつけなくなって
きた…
ごめんね
でも
夢から醒めたくなかった…
ゆっくりゆっくり
休もう…
おやすみなさい
夢が覚める前に
朝日が昇る前に
私の息の根を止めて欲しい
呼吸するのが苦しい
怒られるのが辛い
デカイ声を出されると、ビクッとなってしまう
少し震えてしまうんだ
毎日、夜は苦しい
朝日が恨めしい
夢が醒める前に
久しぶりの夢の国。
僕には子供に戻る魔法は効かなかったけど、夢を見ているような気分に浸ることができた。
「幸せ」を絵に描いたような時間。
その時だけは、現実から離れて夢を見ることができた。
でも、夢はすぐ終わってしまう。
それを知ってしまっていたから、僕は子供に戻れなかったんだな。
痛む頭を帽子で隠して、眩しい光の中を足早に歩いた。
誰も、僕の虚ろな心になんて気が付かないだろう。
皆、楽しそうに、心から夢を見ている。
暗闇で声がする。
「今を楽しめているか?」と。
僕は心の中の子供の自分をなだめながら、七色に光るライトを振った。
なんでだろう。まだ、頭が痛いや。
僕は、ちぐはぐな心と身体を繋ぎ留めるように、夜空に揺れる光を切り撮った。
そこには、魔法にかけられた僕の分身が写っている。
こんな夢ならまた見てもいいかな。
今度来るときは、心の中の子供の自分と手を繋いで、思い切り魔法にかけられてみよう。
そして会いに行くんだ。
世界中に愛されているあの人に。
あの人は「よく来たね!」と言ってくれるだろう。
夢を見させてくれてありがとう。
「またね」
僕は、心の中で大きく両手で手を振った。
そう、まるで子供みたいに。
『夢が醒める前に』
これは夢だ。
そうでなければおかしいと、私は知っている。
今そこで誰かと語らい、朗らかに笑うその人が、すでにこの世を去ったと知っている。
この事実に彼の人が気付いたその時、この夢は終わるのだと、私は知っている。
夢でもいい、伝えたいことがある。夢でもいい、もう一度会わせたい人がいる。
でも少しでもこの葛藤を悟られてしまったら、きっとその人は気付いてしまう。
伝えたい、会わせたい、悟られてはいけない。硬直したように、身体が動かない。
この夢が醒める前に、どうか。
優しい瞳がこちらを見つめて、ごめんねと言うように笑んだ。
瞼を開ける。目に映るのは自室の壁紙ではなく、水面の光が反射した、薄水色か緑色か、そんな色が混じった天井だった。ゆらゆら、ゆらゆらと水面の丸い形が揺れる。まるで海の底。
「うみ、」
海のそこ、と口から零れた言葉は、まぁるい気泡になって天井へと吸い込まれていった。思わず深く息を吐く。全てが空気の泡になってまた登っていった。半袖から覗く腕に、柔らかいものが触れているのに気がつく。産まれたての小鳥のような、しかし形がしっかりとしていないやわいもの。目線だけを動かす。岩にこびり付いた藻が、水の流れと揺れている。右手の指の合間には長い水草が生えている。足の先は沈む泥の感触がする。
ああ、ここは沼の底だ。首元を、己の髪の毛か水草かが掠めていく。小魚が顔の上を通ってゆく。そのまま小魚を追って左へと目をやると、白いものが見える。
沼の底で滅多に見れそうにない白。長細く、細かく散ったそれは、大まかな形だけを残していた。
それの右手は、私の左手に重なっていた。
私はその人になにか言おうとして、気泡だけが口から溢れ出た。閉じて、また開いて。
何か言わなくちゃいけなかったような気がする。目を閉じて考える。水面の光が瞼を透かす。
盆の日の夜だった。
お題 夢が醒める前に
“夢が醒める前に”
緩くて出られないお風呂のように
君との愛は心に空いた穴を埋めていく。
今夜、また夢で君と会えたら
もう一度あの時言えなかった言葉を
夢が醒めてしまう前に。
ずっと遠くまであるような、私一人を取り囲んでいるような、ただただ藍色の世界。
時折りそのようなところへ、睡眠中に連れて行かれるのです。
その、一面藍色の世界では、金色がちらちらと桜の花びらのように降り注ぎ、消えて、また降り注ぐ、というのが静かに繰り返されます。
水色の薄雲のようなものが発光しながら漂っていることもあります。
自分以外には誰もいないし、音も無いのに
私はまるで楽しそうに、面白がって歩いています。
なんの不安もないのです。
優しい夢、お気に入りの夢、行きたい時に行けぬ世界。
その夢が醒める前には、なんと、夢の中で朝を感じます。
そして「ああ、朝だ。また連れてきてね」と
誰かに、何かに、そう大声で言い
大きく手を振っていたら目が醒めて
布団の中で「ああ、ここにいる」と
なんだかよくわからない実感を得るのです。
夢が醒める前の「また連れてきてね」を
受け止めてくれる誰か、何か、は
あの世界そのものなのでしょうか。
何も何もわからないのに、どうしてこんなに、あの世界が愛しいのでしょう。
きっと私が頭の中で創り出したものだろうとも
何とも言えぬけれども
とにかく私は、またあそこへ行きたいのです。
#夢が醒める前に
夢......?
覚えてない......
ごめんね.....
『夢が覚める前に』
夢から覚めれば
そこに何があるか
温かい布団の中で
二度寝する方が幸せである
なんにも考えず
ダラダラ過ごし
起きろと言われても
あと一分、あと一分
せめて夢が覚める前に
いい一日になる事を祈ろう
もとめるくせに
平凡な毎日が好き。
でも、何も刺激がなけりゃつまらない。
いざ刺激があれば平凡な毎日を求める。
自由な人間だよね。
君の気持ち
いつもそばに来てくれる君。
何をする時も、ずっといてくれた。
でも、私は「しつこいな...」と感じてしまった。
流石に声に出すのはいけないなんてわかってる。
でも、行動に出してしまった。
いつからか、その子をさけだすようになった。
悲しいなんて思うことができなかった。
いや、正確には思いたくなかった。
自分のしたことを否定するかのように...
君はどんな気持ちで、私と一緒にいてくれたんだろう
君のことを、君の気持ちを考えることがなかった私は
人間失格かな
明日を知らない
今日も何となく生きて、
明日もいつも通り過ごすだろう。
こんなに幸せなことはないって、
世界中の人に伝えたい。
でもそう、うまくはいかない。
私が望んでる明日は、いくら待っても来ない。
もしかしたら、明日は事故に遭っているかもしれない
もしかしたら、大事な人が亡くなっているかもしれな
い。いろんな選択をして今日も生きている。
しあわせ
口と口の世界は
夢が醒める前に
ゆめが 永遠に
続くといいのに
お題
夢が醒める前に より
あなたに会えた夢
やりたいことができた夢
自分に素直に
生きることができた夢
人を信じることができた夢
全部夢であっても
醒めたくない。
夢でも
自由に生きられたなら。
#夢が醒める前に
は~っ?(・・?
これは恋愛のお話かしら?
夢中で大恋愛していても
夢から醒めるように
サァ〜〜〜っと熱が冷めていく時がある
きっかけは些細なこと…
さっきまで好きで好きでたまらなかったのに
魔法がとけたように現実に戻される
「私どうしたのかしら?」(笑)
「この人のどこが好きだったん?」(笑)(笑)
「コイツ嫌いだわぁ〜」(笑)(笑)(笑)
この変わりよう面白すぎる!(≧∇≦)bオモロ
リア充満喫中の恋人達は
夢が醒める前に勢いで結婚するから
夢から醒めたら離婚しちゃうのかもね~
冷静な見極めは大切だよ〜(-ω☆)キラリ
“夢”って罪だねぇ〜(ΦωΦ)フフフ…
🌈黒猫のつぶやき🌈
リア充満喫中の恋人達
気をつけてね〜(^○^)
月明かりの
下で咲く
花のように
ひらり
ひらりと
儚く燃ゆる
秘めた恋ごころ
あなたの
ぬくもりは
時の彼方へ
『夢が醒める前に』
「パパ見て!スゴイ。」
「本当だな。奈穂の顔より大きいな。」
と微笑む父を前にチョコレートパフェと格闘して
鼻の頭にチョコをつけながらも上機嫌に足をブラブラさせていた。
3歳の頃別れた父はたまにしか会えないチョコレートパフェをご馳走してくれるおじさんだった。
物心つく前なので寂しいとか悲しいとかの感情は無く本当にただの『チョコパフェおじさん』だった。
「奈穂はさ何色がすき?数字だと何番がすき?」
「うーんとね!オレンジと5」
「そうか、よしちょっとパフェ食べて待っててな。すぐ戻ってくるから」
そうやって何分経っただろうか?
6歳の女の子が顔より大きいチョコレートパフェを
食べきれず、ふと顔を上げると父が戻ってきて
「でかしたな!奈穂。万馬券だ!チョコレートパフェ食べ終わったら遊園地行こうな。」
「やったぁ遊園地!でももうお腹いっぱいでパフェ入らないよ。」
「じゃ遊園地行こうな。出ようか。」
というところで目が覚めた。
今考えると碌でもない父で母が借金が理由で別れたとしても仕方ないことだと思う。
私はもう27才になる。何だって今頃こんな夢見たんだか。でも朧気ながら茶目っ気のある優しい目をした眼鏡の似合うイケメンだったような気がしている。
「あーあ。潮時かな・・」
会社勤めして5年、父の面影に似た優しい目をした眼鏡の似合う部長とただならぬ仲になったのはやはりファザーコンプレックスなのだろうか?
仕事でのミスをフォローしてくれたことをきっかけに少しずつ好意を寄せるようになってそんなの良くないよなって思いながら食事行って凄い贅沢をさせて貰った。私が元彼と別れてドン底だったときに寄り添ってくれた彼。
パパの夢から醒める前にちゃんとお別れ言わないとな…
奈穂は新しく下したヒールを履いて家を出た。
『夢から醒める前に』