ミツル

Open App

夢が醒める前に

理想の夢を見てた
家族が生きていて
産まれたあったかい家も
正面の風景も当たり前かのように残っていて
明日の青さが保障された満天の星空を眺めては
木の焚べた周りでみんなでホットミルクを飲んでいる


知っている限り最初の天井の下で
目を覚まし、棚の上のカレンダーを確認すると
友達との予定で埋まっている

数年前の記憶なのか
何故かそれは異常に鮮明になっている
妹となったらしい子に
今日も声をかけられる
時切、その瞳に寂しそうな自分が映り
どこかなつかしく感じていた

3/20/2023, 12:37:23 PM