ミツル

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8/29/2024, 12:25:50 PM

私を見つめる眼差しが
酷く優しいくらいがちょうどいい
心を貫く度胸もない
薄く張った膜でも跳ね返すほどの

何かを発すれば傷つく
そんな脆い心だから
口元緩んだ、解ける眼差し
言葉はいらない、ただ・・・
ただ、そばにいてほしい

8/27/2024, 1:57:13 PM

雨に佇む

少しずつ細かく鳴っている雨音に
下ろした視線はそのままで
足先の歩道に雑踏が響く
どこか疲れが溢れ出て
跳ねる水面も茶色く濁ってる

毛先に流れる雨水に
気にする余裕もなくなった夜
濡れた顔に隠された涙が
紛れて溢れだしそうになった目元
まるで雨の中に佇む猫のようだった

8/24/2024, 1:32:57 PM

やるせない気持ち

数秒単位で変わる人の感情に疲れたんだ
君の機嫌が悪ければ
無意識に私の優しさを求める
君の感情がどんな悪影響を及ぼしてるのも知らないで

愚痴なんていくらでも出せる
出していないだけ
離れていく人の列に涙したことがあるから
誰彼構わず近づく人に愛嬌を使いたくなるから

置き場の定まらない
日々を過ごしていくにつれて
答えなんて出ずらくなる
純粋な心のままに戻りたくなる

8/22/2024, 1:56:43 PM

裏返し

悪と善は紙一重
よく聴く言葉だ
そのせいで当たり前なことだと
世間一般はそう思ってる

いつも作った善を見せている
笑顔でいてくれればいいんだって
本音だけど、時々苦しくなる
ほんの少し悪を出しちゃう時
一瞬にして独りぼっちに逆戻り

まぁ、慣れてるけど

8/20/2024, 11:44:38 AM

サヨナラを言う前に

心の病を抱える私に
手の貸す君が段々と弱っていく
見ればわかる姿に心を病ませた

風の流れが穏やかになった夏の夕暮れ
教室の窓から見える屋上
座って足を揺らす
ここから落ちたら事故だから
別れの言葉を遺さない言い訳にできる

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