『夢が醒める前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「夢が醒める前に」
陽だまりのように暖かい君に、
夢が醒める前に逢いに往くよ。
夢が醒める前に
目の前にいる、いるはずのない
きみに伝えたい
今までありがとう。きみは私にはもったいないくらいいい人でした。人を信じ信じられるあなたを誇りに思います。今度会うときは上で会うのかな。元気でね。
きみの顔は傷だらけで痛々しいばかりだった
しかしきみは笑っていた
今にも何見てるんだよと笑って
目覚めてきそうだった
二度と見られないかもしれないきみの笑顔を目に焼き付けて
私は朝を迎えた
夢が醒める前に会いたかった
夢が醒める前に話したかった
夢が醒める前に戻りたい
一生涯ぶっ通しで餓鬼みたいに過ごす人ってのも ... 実際に居るんだよ。俺ぁ知ってる。俺の姉貴がそうだから。まさに。
前世とか来世とか、舐め腐って、図に乗って、人虐めたり、動物虐待したり、そんなんして、死んだら皆精算ぜろで御破算なわけねーだろがよ!
実肉親に虐待され死に至らしめされての0,1,2才 ... これ等がその凡例だよ。
その次もまだまだ続くよ。
甘く無いってのは ... 理由を教えてもらえないというところなんだよな。
出来事 ... 事象を鑑みて悟ってゆくしかないというところなんだよな。
永井眞仁 ... 清野宜広 ...
おまえら ... よう覚悟決めとけや。
道、真なる道、甘かねえからな。
よう覚悟しとけや。
夢が醒める前に
夢は醒めるもの
醒める前に焦ったりしたら
素敵じゃなくない?
ふふっ
これは寝てる時にみる夢よ。
印象が残ってる夢は
夢占いで調べるのが好き
結構、自分の心境に合ってるんだよね。
ご先祖様とか何かメッセージくれてるかもって調べちゃうの。
ぷぷ
ずっとずっと醒めなきゃいいのに。
願った通りの都合の良い夢をみて
何度もそう思った。
けど、いつもその夢は醒めてしまう
中途半端な夢は、その続きを見せてはくれない
好きだと思った
だから、夢を見ていたかった
今日もまた、夢を見る。
この夢が醒める前に
ちょっとでも長く、ほんの少しでいいから
夢の続きを見させて。
#__夢が醒める前に__
今まで注がれてきた愛を思い出し
誰かの名を心で唱え
そして
貴方の顔を思い浮かべる
会う約束を交わす
夢の中で
『夢が醒める前に』
お題《夢が醒める前に》
季節が移ろいゆくように。
物語が終焉を迎えるように。
夢の終焉が、近づいている。
「あたたかい光をいっぱいありがとう、アリス。――もう泣かないよ。だから、ばいばい」
クリーム色のふわふわの毛並みが自慢のあの子は、青い鈴の音を鳴らす。チリン。
私がはじめて贈ったものだ。――今でも大切にしてくれてたんだね。
「にゃあ」
あの子と二回目のお別れをする。でもそれは悲しいさよならじゃない、光へ向かって歩いていく。
もう、大丈夫だきっと。
夢が醒めるまえに
昔好きだった人と付き合っえたらなって夢ならなんでも出来る気がするから現実だとなかなか上手く話せないから夢で逢えたならどんなに嬉しいかな
キミの夢を見た。
最後にみたキミは顰めっ面でため息を付いていたのに、夢の中では朗らかに笑っていた。
僕にとってキミとの思い出は苦い思い出ばかりだったけど、たしかに笑っているキミの姿がいた。
ああ、夢から覚める前に、やり直そう。と言えたらよかったのにな。
そう思っているうちにいつのまにか夢から覚めて、僕はまたいつもの天井を見つめていた。
夢が醒める前に
もう一度
夢の続きがみたい
夢の中でも
あなたに会えた
夢だと分かっていても
嬉しくて幸せで
笑顔で目が覚める
その気持ちを
まだ感じていたくて
続きがみたくなる
テーマ:夢が醒める前に #128
夢が醒める前に君と話せたら……。
僕には好きな人がいる。
その人はよく僕が見ると視線が合う。
すぐに視線を逸してしまうのだが……。
その人のことをいつの間にか好きになっていた。
その人の第一印象は
静かな人、おとなしい人、だ。
よく読書をしていて
図書委員や文芸部の部長をにしているのだが
部長なだけあって、きっちり仕事をこなす感じだ。
でもたまに
抜けているときがある。
発表をするとき赤くなって噛んでしまったり
よく怪我をしたり
そういうのを見ると可愛いなと思った。
視線を感じ始めたのは最近のこと。
すごく見ている感じではなく、
ちらっという感じだ。
最初はただ偶然のことかと思ったが、
僕も僕で彼女に目が離せなくなっていた。
彼女に話しかけるとき
人一倍緊張する。
夢では挨拶したり
普通に会話したりするのにおかしいな……。
とある夢を見たとき、
彼女に話しかけようとしたタイミングで
夢から醒めてしまった。
夢が醒める前に彼女に話せていたら……。
現実と同じような夢の光景に肩をおろした。
おまえと恋人になれるとは思ってなかった。
だって、月に手が届くはずないだろう?
おまえがオレに夢を見てるのか。オレがおまえに夢を見てるのか。どっちでもいいけど、醒める前に、全てを喰らい尽くしてやりたいよ。
そうすれば、オレを嫌ったって、もう手遅れなんだからな。逃がしてやらない。
例え、おまえの幸せを踏みにじってでも、オレはこの願いを手放さない。
永遠があるなら、永遠に、だ。
目が醒める前に
息の根を止めていただければ
ずっとこの夢の中に
留まっていられるのに
毎朝そんな不健康な
思想に浸っているのです
繰り返し夢にみる場所がある
壁のように急な坂の底にある建物で
中に入り見上げると
天井がぼやけるくらい高い
その高い天井に向かって立つたくさんの書棚
書店なのか図書館なのかはわからない
書籍に満ちた静かな空間
書架の間の細い通路をゆっくり移動する
なかなか目あての本は見つからないが
焦る気持ちもなく ただ
背表紙を次々と目で辿っていく
そのうち何故か夕闇が迫る気配がして
帰らねばと思うのだ
坂道と書棚と夕闇
ああ またここに来たなと思う
不安も焦燥もない 静かで穏やかな場所
いつか日が暮れるより前に
探していた一冊を見つけ
坂と塔のある街での暮らしが始まるだろうか
「夢が醒める前に」
#51
『おはよう』と言えば
「おはよう」と返してくれる家族。
『この前さ〜』と話せば
ふざけながらもちゃんと聞いてくれる友達。
『好き』と言えば
「愛してる」と返してくれる恋人。
私は恵まれていると思う。
物凄く、幸せなんだと思う。
家族も、友達も、恋人も、
とても素敵で、大好きな人達だ。
でも私は知っている。
これが、全て、
『夢』だということを。
毎朝起きてまず感じることは、「寂しさ」だった。
あの大切な人達はいないのだという虚無感。
そして、じわじわとやってくる絶望感。
このままずっと寝ることが出来ればいいのにと思う。
いつからだったかもう覚えていない。
私がこんな残酷な世界で生きることが嫌になるくらい幸せな夢を見ることは。
でも私は、この夢を嫌いにはなれなかった。
だって、愛している人達がいるのだから。
多分、今日もまた同じ夢を見るのだろう。
そしてまた、幸福感を味わうのだろう。
知ってしまうのだろう。
なら、伝えようと思った。
夢が醒める前に、
現実から逃げ出したくなるほど、幸せな夢が、醒める前に、
どうしても、伝えたい。
『愛している人達、そして
残酷な夢へ。』
[夢が醒める前に]
夢の中で、アイツはいつも俺を笑っている。
見知らぬ教室で。
夜の校庭で。
夕暮れの道で。
肌寒いスマホの写真の奥で。
管楽器の音が響く薄暗い階段で。
星が綺麗な屋上で。
「ーーああ」
目が覚めて後悔した。
今日こそは。今日こそはやっておくべきだった。
夢が醒める前にアイツを消しておかないと。
は、⬛︎の番なのだか
No.36『虹を渡った黒猫』
散文/掌編小説
空から飴が降ってきて、わたしは思わず空を見上げた。
「ごめーん。大丈夫?」
いや、大丈夫?
そう聞きたいのはこっちのほうだわ。心の中でツッコミを入れつつ、声がしたほうを見やる。見上げた先には、一本の大きな桜の木。そろそろ満開になろうとしているその木の、一番下の太い枝に、小柄な少女が座っていた。
いや、なんでそこにいる?
漫画でありそうなのは、降りられなくなった猫を助けるためだったりするけど、どこにも猫の姿は見当たらない。というか、なんで飴?
それもひとつじゃなく、何個もパラパラと降ってきた。
「それ、あげる」
少女はそう言うと、ぴょんと桜の枝から飛び降りた。受けきれなくて、地面に散らばった数種類の飴玉。もちろん、きちんと包装はされているけど。飴をもらったのは久しぶりだ。地元じゃ、知らないおばちゃんからも、もらっていたけど。
「みーちゃん、それ好きだったよね?」
そう言われて、行ってしまおうとする彼女を思わず振り返った。
みーちゃん。それは、わたしの子どもの頃のあだ名だ。その時、向こうに行ってしまう彼女のおしりに見つけたしっぽ。
真っ黒のワンピースを着て、赤いリボンのチョーカーをした彼女を追い掛け、夢が醒める前に彼女にお礼を言おうとそう思った。
お題:夢が醒める前に
銀色に輝く
月の舟
今宵の行き先は
あなたの
夢の中
届けものは
わたしの
恋心
夜が明ける
それまでに
あなたが目醒める
それまでに
想いを乗せた
月の舟
ゆらりゆらりと
夜の河を
渡ります
# 夢が醒める前に (76)
またいつもの光景だ。
あなたのいる、あの日のもの。
何もかも、自分の体さえも、全てがあの日の通りに違わず動き、
五感もその全てが正しいと言う。
いつも通り、いつもと同じ、
空の色、陽射しの眩しさ、肌を撫でる風、この土地の匂いも、あなたの温かさも、
全てがあの日のまま、何一つ違わない。
その終わりも一緒、陽は傾き、冷たい静寂、闇の帷、そしてあなたの体温も遠ざかり、ああ、やがて楽しい時間が終わる。
またもう一度、この光景を見れる時が来るだろうか。
自分の体、なんとか動かせないだろうか。
もう一度、あなたの手を握りたい。
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夢が醒める前に