『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜景
夜のバスに乗り込んで、みんなで見に行った長崎と函館。あんまり綺麗でワーワー騒いで、ふと振り返ったら酷く車酔いしてる人がいて、気の毒だなあと思ったこと。
かげろふの日記。
なぜかハマって何度も読んでるうちに、語り手の母より息子の道綱の姿をハッキリ浮かべられるようになった。
野分の後の山屋敷。
湿った渡り廊下を道綱が歩いてる。
歩みはだんだん遅くなり、ついには廊下の途中で止まってしまった。
柱に額をくっつけたまま、右手で静かに烏帽子を取った。
その指先に一瞬走った小さな火花。
女達は野分の片付けに気を取られ、慌ただしく走り回っている。
道綱に気付く者はいない。
穏やかで優しく誰よりも母思いの息子から放たれる雷(いかづち)に。
小さなため息ととも溢れ出た彼の声。
「そんならどうすりゃいいんだよ」
ディズニーランドの帰りの景色。
保育園の頃に見た強烈な夢と全く同じ。
大人になった私が車を運転してる。
夜の高速道路。走ってるのは黒くて平べったい、プリウスみたいな車だけ。
視点は交差する上の道路から。
たくさんのオレンジ色の照明に照らされて、後部座席がよく見える。
中には薄い布にくるまれた子供が二人眠ってる。
獰猛な生のエネルギー。その塊二つ。
夜景と聞いて、思い浮かぶイメージはこれくらいかな。
夜景を見て
何かネタになりそうな気がします
秋の夜景と冬の夜景。
どちらも好きです
ずいぶんと遅くまで残ってしまった。時はすでに20時。今日文化祭があったとはいえ、これほどまでに遅く残るのは、流石に先生に怒られてしまった。
独りで帰る。わたしの学校が駅近なこともあり、ほとんどの生徒が電車で登下校する。だから、徒歩のわたしはいつも一人で登下校している。それなのに、なぜだか今日はそれがひどく寂しくて少し悲しい。下だけを見てとぼとぼと歩いていた。
疲れていたはずなのに、帰りたくなかった。無意識の内に、海に着いていた。歩いて1時間ほどはかかるはずなのに、まだ10分しか歩いていない気分だった。
残業でできた光。海沿いの工業地域が輝いていた。どうにもその光はわたしを落ち着かせない。なんだろう、もうとっくに気力だけで働いているような、そんな気分。わたしと同じだ。
あ、そういえば今日の夕飯シチューって言ってたっけ。早く帰んなきゃ。
高校生の考えはすぐに変わるものだ。重たい足がとれて、わたしは帰路に着いた。
#夜景
仕事をサボろうと思った。サボる、というか、本当に身体はダルいんだけれど。1回そう決めてしまえば心は固い。
朝6時に起きて、一番に職場に電話をいれて、もうどう思われていようと今日は休む。
熱をはかってみると本当に微熱があったから、いつもの薬をもらいに病院に行くことにした。正直、ラッキーと思った。
平日の真昼の病院で、人の流れもまばらな待合室。そこにはない、無を漂うような時間が過ぎてゆく。
暇だから何か文字に起こしたいけれど、もともと
文章は得意ではないし、こんな昼間に夜景に想いを馳せられない。
でも、だいたい目を閉じればそこには夜がある。
しばらくすると、ぽつんぽつんと瞼の奥に灯りが
滲み出てきてくるから、ああこれは、仕事の帰り道の川だとわかる。
あそこは本当に汚い川だ。川端康成の言葉を借りれば、「死の色をした緑」。たぶんあの川のこと。
東京の人間と歴史、感情、すべてを煮詰めたように淀んでいる。
そんな川は夜になると、闇の色を吸い込んで、静かにビルの灯りを映し出す。川沿いを走る電車が水面をきらきら反射させて、絶え間ない光がとうとうと流れてゆく。
いつもはドブ臭くってしょうがない緑の川の匂いが、ふと、静謐な夜の匂いに変わる瞬間。
「銀河鉄道の夜みたい」と友達がいってから、星のない都会の雑多な景色が、少しだけ嫌いじゃなくなった。
帰りの車窓から、暗がりの川を走る光を、空っぽな頭でただ眺める。とりとめもない日常の一部として、それは心の空隙にまで流れ込んでゆくみたい。
だからどうってことはないんだけれど、
明日は仕事に行こうとは、思ってる。
満点の星空、ムードのあるライトと上品な音楽。
高層ビルの高級なホテルのレストランでバースデイディナー。
サプライズでケーキをつついているときにふと差し出される指輪。
「結婚してほしい」
「……よろこんで」
そんなベタなプロポーズだけど、多少は憧れる。
「――――……ん」
自然と開いた瞼。
まだ微睡みのなかにいる頭とだらだらと気だるげな身体に、シーツの上でゴロゴロ駄々をこねた。何の違和感もなく手が枕元のスマホを取った。
パッと光を放つそれに目を細めてディスプレイに表示された数字を見る。
「うぁ…寝すぎた……」
そろそろ深夜12時を回る頃。すっかりと寝坊して1回目の食事は逃してしまう。食べようと思って冷蔵庫に入れていた鶏肉のパプリカ煮込み。まあ、いまから食べればいいか。
そうぐうたらな思考。
ふととなりを見るときみがいない。
あれ、まだ眠くないのかな?
とりあえず部屋着を着替えてリビングに顔を出す。煌々とついた室内灯。まさか、まさか、まだ起きてるの? そう思い見渡す。
「あ」
ソファの背もたれに傾けたきみの後頭部。
前に回れば目を閉じて寝こけているみたい。部屋着もパジャマに着替えて、もうベッドに入るだけの姿で。
珍しい。
いつも夜更かしもほどほどにしてるのに。
ふとサイドテーブルが目に入った。
きみのお気に入りのカップにこげ茶とはちょっと違う色。いつもは紅茶派なのに。
……もしかして、ぼくが起きてくるのを待っててくれたのかな。
うわぁ、ぼくってばひどいやつ!
せっせときみの毛布を持ってきて、冷蔵庫のごはんはレンジてチン。きみのとなりに陣取る。
眉間に薄く寄ったシワを指先でぐいぐいと伸ばしてやった。あんまりひどいと痕になるって聞いたことがある。
ソファの前にはおっきなガラス窓。ベランダもないそこからは、きれいにお外が見える。きみがどうしてもって言って、こういうところを探し回ったのはまあまあいい思い出。
高台を選んだからここから見える景色は抜群。
もう少し早く起きていれば、きみといっしょに薄い夜が紫に染まってゆくのが見れたのに。
そっけない味がする。
ガラスの向こうに広がる街並みはすっかり光を宿している。だけれど車も人も通らないすっからからんの道。大きな明かりはあるけれど小さな明かりはとっくに消えている。
まるで無重力の世界みたい。
きみがいる世界はぜんぶがぜんぶ自然に明るくて華やかなのにね。
って言うと、きみはいつも「あなたの世界は誰もが見れるものじゃない、特別なものですよ」って言うの。そんな大層なものじゃないのにね。
ぜんぶ地に足が着かないみたいにぷかぷかして、ゆるやかに死んで生き返るのを待つみたいな。
まあ、ぼくは好きだけれど。
この部屋はコロニーみたい。
室内灯をオレンジにして、きみに寄りかかる。なんだか優越感に浸るの。
ぼく、今日は寝坊したからね、きみと地球にいられる時間はいつもより長いはず。
「たのしみだなぁ」
#夜景
【夜景】
満天の星空を地上に敷き詰めたのにも似た、まさしく宝石のような夜景。呼吸も忘れ見下ろしていると隣に立つ人がそっと囁きかけてくる。
「綺麗だね。…君にどうしても見せたかったんだ」
優しい声に胸が詰まる。滲む輝きに目が眩む。震えそうな声で囁き返した。
「とても。…ありがとう」
#5 夜景
あるビルの42階にある展望台。
星空を見るつもりが空はあいにくの雨模様。
こんなところもどこか私たちらしいね
火曜日に来てよかった
やっぱり人が少ないねと君は言う
2人きりがいいから平日にしたのに
そんなこともお構い無しに
大富豪ってこんな気分なのかなと大はしゃぎの君
冬は街がキラキラするから
クリスマスも楽しみだね、て笑ってるけど
まだ秋も訪れてないよばか!
そんなマイペースな彼と振り回されてばかりの私
豪華な料理と夜景もいいけど、
雨が降って、雨女と雨男だねって笑い合える
そんな君と過ごす時間が好きだよ
夜景
夜景との空間はいつも静寂だったから
そこに居ると 私は
少しの時間だけ日常から離れられた
ぼんやり光る街の灯りや
ブルー宝石のような斜張橋
瞬く星の輝き
飛び回る蛍の灯り
別に有名なスポットじゃなかった
ただ、通りかかっただけ
うつむいてたのがバカみたい
なんでだろう
強くなくちゃいけなくて、泣いたら負けだって分かってるのに
ここまで絶対に泣かなかったのに
近くではただただ憎かった輝きはこんなにも綺麗なの
#夜景
夜景。昨日の花畑もそうだけど景色ってどれだけきれいでもすぐ見飽きるからあんまり興味ないんだよな。
それはそれとして今日はジャンプの発売日。電子版は昨日発売だったけど紙で読んでるから一週遅れの感想だ。
まずなにから読むか迷う。鵺か魔々勇々か。この二つの期待値は同じくらい高いからどっちも早く読みたい。結局前の方にのってるほうから読むのだけど。
なので先に読んだのは魔々勇々。早速敵が現れるのはテンポがよくていい。予想通りに期待していたものを出してくれた感じだ。
展開がすごく昔のRPGのオープニング感があって好みだ。来週敵を倒して色々明かされるのかな。来週が楽しみだ。
鵺はお色気回。えちえちだけどちゃんと話も進めて強敵襲来。師匠ポジがいるからこの敵に主人公が負けてもなんとかなるから勝敗が読めない。どうなることやら。
呪術ワンピースは休みだから後は細々した作品をちょいちょい読んだ。元々よかったけど今週はキルアオがよかった。
正直今週一番面白かったのはキルアオかもしれない。なんだかんだ無双ものは面白いしベテランだけあって絵も話もよくできとる。個人的に今週でキルアオの株が大分上がった。
今週は新連載があったので読んだ。絵はいいし話も一話できっちりとすっきりさせていい出だし。これはまた大型の作品が出てきたな。
新連載カグラバチは打ちきりはないだろうな。順当にアニメ化までいきそう。とはいえ迷走して打ちきりも珍しくないから断言はできないか。これも今後読む作品だな。
「夜景」と聞いて、最初に思い浮かべたのはスマホのサンプル画像の「山と星空」でした。
どれだけ本物の夜景を見てないのか…。
仕事の帰路で見る、車のテイルランプの流れが、今の私の「夜の光景」です。
なんだか寂しいな…。
2023.09.19
神山はるか
同じ景色でも、全く違う景色に見えた。
高層マンションの最上階から貴方と二人で見た夜景。あの日は私たちを祝福する灯火のように輝いていた小さな光の粒は、一人で哀しみに昏れる自分を嘲笑っているように思えてきた。
「…寂しいよ……リオ」
口にしたらもう止まらなくて、ボロボロと涙が頬を伝っていく。拭っても拭っても止まらないそれは、買ったばかりの深紅のカーペットに水玉模様を描き出していった。
様々な想像が出来るようあえて細かい設定は付けずに書きました。
リオと呼ばれたあの人と寂しさになく自分。性別も分からないシナリオでこれを読んでくれた皆さんが自由に想像してくれたら嬉しいです
#81 夜景 / 花畑(9/17) / 空が泣く(9/16)
「ずっと、君に見せたかったんだ」
小さな白が一面に広がる花畑。
それは星のごとく輝く。
ただし、夜の間だけ。
だから夜間外出を渋る君の両親を必死に説得したんだ。その甲斐はあった。
言葉も忘れて見入る君の横顔。
視線を周りに向ければ、
満天の星空の下、丘の上に立つ今。
それこそ星空の中に浮いているような。
-こんな景色が見られるほど
生きられると思わなかった
思わずこぼれたような小さな呟きに、
仄かな光に照らされるほど潤んだ瞳。
「とてもきれい…ありがとう」
「いいんだ。泣いているの?」
太陽の下なら、
真昼の空のような色が見られるだろうな。
「そうよ、あなたが泣かせたのよ。ひどいわ…」
心が締め付けられる。
「それは困った。どうしたらいいのかな」
「さて、どうしようかしら?うふふ…」
ぽろぽろと流れる涙もそのままに笑う君が、
あんまり綺麗だったから。
涙を拭おうと頬に向かっていた手は、
少し方向を変えて。
空が泣くのを、
もっと近くで見たかったんだって言ったら、
君は怒るかな。
近づく距離。
答えは、瞳と一緒に目蓋で隠された。
---
時間が取れず空いた分までまとめて。
花畑のような夜景か、夜の花畑か、
現実を直視するのが辛いので幻想風景にしました。
空が泣く部分は当初「遠くで雷鳴が聞こえるけど知ったこっちゃない」でしたが、彼女は幼少病弱だったから雨は無視できないと彼が急に言い出し、こうなりました。
雨が降ってきて帰れなくなるトラブルも良いと思うんですけど。健全ですね。
夜景というと、スポットは全国にいくらでもある。
冬になれば各地でイルミネーションが点灯するので、さらに夜景を楽しむ機会が増える。
疲れた心を癒してくれる。
恋人達のムードを最高潮にしてくれる。
感じたことのない感動を与えてくれる。
夜景は現代人にとって、なくてはならないものになっている。
スポットを求め、車で遠くに出掛けるのも良いだろう。
だが、私は自分が住む街の夜景が最も好きだ。
田舎だから、派手な夜景ではないが、空を見上げると月と星が輝き、たまに飛行機が飛んでいる。これも立派な夜景。最近できたカフェの看板がポツリ。遠くに見えるのも立派な夜景だ。
景色が、派手さが、規模が問題ではない。
その夜景を見て、自分がいかに心落ち着かせることができるか。それが夜景を楽しむポイントなのだと思う。
でも、やっぱり、夜は暗い方が落ち着く。
夜景
私が好きな夜景は工場の夜景だ。高い山から観る夜景も、高層ビルから観る夜景もとても綺麗だけど、工場のオレンジ色の夜景を観るとぐっと胸が詰まる思いになる。
高い煙突から出る炎、工場の片隅のぽつんと置かれた自動販売機、見え隠れするヘルメットの人々。
物悲しく切ない気持ちになるのはなぜだろう。
昼間の顔と全く違ってしまうからだろうか?オレンジという色のせいだろうか?
静岡県の岳南電車の「夜景電車」に乗ってみたい。
今まで色々な景色の中に僕はいたことがあったけど。
君が隣に居た時に見た何の変哲も無い夜の街の風景が。
何故か一番思い出す回数が多いんだ。
【夜景】
僕は落ち込んでいる君に夜景を見ようと誘った。
君はありがとうって言ってたけど
あんまり乗り気じゃないみたい。
誘うの失敗だったかな
1人にした方が良かったのかな
なんで色々考えてしまうけど
彼女を1人にしたくなくて
夜景を見に誘った。
最近夜景が綺麗と話題のところに連れていった。
彼女はもう大丈夫みたいだった。
だって元気に写真撮ってるんだから
落ち込んだ時はいつだって僕を頼ってよ
─────『夜景』
Cはそのとき、ようやくこれがただの逢瀬でないことを悟った。
目の前には不審感、いや、はっきりとした敵意を放つ傭兵が。後ろは小路のどんづまり。
「答えろ。ここで何をやっているんだ」
三度目、いや四度目の同じ問いかけに、傭兵ははっきりともう我慢できないという色を見せていた。たとえCがどこから見ても、ただの酔っぱらいなのだとして、それでも彼は彼の職分を果たさねばならない。そのくらいはCにもようやっとだが理解できた。むしろ、問答無用で殴られていても文句の言えない状況下で、要領を得ない答えを繰り返した自分をこれだけまともに扱おうとしてくれていた彼は、この商売よりももっと公的な、城勤めのガードマンとか、そういうものに就いてほしいとすら思う。
「この街はまだ不案内で。貴族街をふらふらしていたのはよくなかったと思います。連れと喧嘩してしまって、宿に帰る道を誰かに訊きたくて。教えてくれそうな人をあちこち探してたんです。本当です」
不審者扱いされているこの状況でA****や団長の名を出すのは拙いかもしれない。Cにはそう思えた。
「......」
聞いてやれるなら聞いてやりたいし、それで手打ちにできるだろうか――そう考えているのだと、Cは傭兵の表情から読み取った。と――
「おい、そこで何をやっている」
「?!」
「え――」
傭兵の肩越しに、今一番待ち望んでいた声が飛んでくる。
「衛兵、だな?こいつが何かしたか?」
「あんたは?」
傭兵はCに向けた以上に冷静に、腰の剣に手を回し、油断なく訊く。これがこの男の本来の態度か。Cに向けていた態度がいかに抑制的で冷静だったかがCには分かった。
「少し前にこいつと喧嘩してな。つい放りだしてしまった。帰りが分からないはずだから迎えに行けと団長に叱られて、随分探したんだが。ああ、こいつの身分は保証する。A****の名で納得できるだろうか」
「あ――」
「――」
その名を聞いて傭兵は剣から手を離し、姿勢を正して踵をかちりとつけた。
「かしこまらなくていい。私たちはただの団員だ。そんなに偉くないからそういうのは慣れない」
「...はい」
Vがそう言うと、傭兵は一転して表情を崩し、Vに、そして振り向いてCに握手を求めた。
「ふふ。そうされると悪い気はしないな。行っていいか?」
「もちろんです。A****に雷剣将ブランドの加護を」
表情を緩めるVに、傭兵は最上級の敬意を示すポーズをとり、Cの後ろ、道の奥に回ってふたりを見送る姿勢を見せる。
「行くぞ」
少しぽかんとしているCに一瞥を投げ、Vは小路を出た。
「さっきは悪かったな。代わりに今夜も可愛がってやろう」
「あ、はい」
あまり人前では言わないでくださいよ、という言葉を飲み込んでCが傭兵を振り返ると、わずかにもじもじした様子の傭兵と目が合う。慌てて目をそらしたCだったが、比較的夜目の利くCには、傭兵は腰元で中指を立て、続けて親指を立てた。Cは振り向いて歯を見せて笑うと、拳を突き出し、ぐっと親指を立てて返した。
夜景にいい思い出なんてない。
別れた彼と一緒に行っただけ。
結局、彼の浮気が発覚して別れることになったけど、その後は仕事でも色々あって夜景なんて見ている暇がなかった。
仕事が一段落し、久しぶりに外を見てみると夜だった。少し高いところにある私の家は、綺麗な夜景が見える。夜景を見ると彼を思い出してしまって涙が出てくる。
好きだったなぁ…
今日の夜は泣いて、夜明けと共に前をむこう。
だから…今だけは…
『夜景』