『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
40年前のお誕生日に
まだ薄暗い夜明け前に
神社の境内でファーストキス
懐かしいな
夜明け前
夜明け前、なのか……?
薄明かりの中、私は目覚めた。なんだか頭がぼんやりしている。そのくせ身体は妙に軽い。なぜだかわからないが、身体を縛るくびきから解き放たれたようだ。
部屋の中を見回す。特に変わった様子はない。だが、何か大きな変化が自分の身に起こったように思われてならない。
時計を見ると確かに明け方の時間を指している。窓の外に目を向けると、暁の光が東の空を彩っている。
それにしても、この違和感は何だろう。自分が自分でないような、自分はここにいてはいけないというような。
わからない。
私は次の間へと足を向けた。そして、部屋の入口でどきりとした。人影がある。しかもそれは普通の状態ではない。
人影の首には縄がかかり、その先は部屋の欄間に結ばれている。全身はだらりとどこにも力が入っておらず、足は宙に浮いている。
私は全てを思い出した。これは私だ。そうだ、私は昨夜ここで首を吊ったのだ。
夜明け前
今日も眠れなかった、というより寝たくなかった。
なぜなら、日が出るところを見たかったのだ。
これは言い訳かな。
ホントは明日が来てほしくないから。
明日が怖いから。
現実を見るのが怖くて、逃げている。
嗚呼、もう朝か…
学校、嫌だ、生きたくない…
今はお布団の中でぐっすり寝るのが幸せ。
寝落ちすることが多くてギリ夜明け前にお風呂入ることが多い。
もう本当に社会人として終わってると思ってるんだけど、家族に朝風呂入ってるのバレるとうるさいので、
電気つけずにマジでこっそりバスタイムしている。
もはや私が幽霊かと思われても仕方ないくらい、謎に闇に紛れている。
物音も最小限に、シャワーの音だけ、暗闇の中で髪の毛を洗う私。
色んな意味で、絶対、誰にも気づかれたくない。
寝起きすぐの早朝からめちゃくちゃ気をつかう。
今年のおみくじに「早寝早起きするように」と書いてあった。
逆に早寝早起きではないか?偉い。
少しだけ夜更かしをして、何だか秘密のパーティーみたいだ。嬉しくて楽しくて堪らない。
柔い頬がほんのり色付いて、私の手を握った。
小っ恥ずかしくなって、目を逸らす。
夜明け前の少しずつ広がり出した赤とも言えない橙色は肌が焼ける様に熱かった。
「こんなに綺麗な太陽は初めて」
息を呑む様にそう告げる彼女は溜めた涙をほろほろと流していた。宝石よりも綺麗で、見惚れてしまう。
昔は、この陽に照らされる事が苦痛で仕方なかった。暖かい始まりを告げる様で、それに馴染めない自分が愚かで仕方なかったのだ。
「こんなに綺麗だから、君と星空も見たい」
彼女の反応を見るのが怖かったから、代わりに君の手に力を込める。一つも取り溢さ無い様に。
「今日の夜が楽しみだね」
幸せそうに君が泣いて部屋に戻るから、バレない様に踏み台を隠して追いかけた。君を抱きしめる為に。
夜明け前
薄暗い
カーテンを閉める
コップ一杯の水を飲む
散らかった部屋を眺める
もう
あの頃には戻れない
To be continued
【夜明け前】
夜明け前のこの空色が大好きだ
濃い群青色と、緑がかったオレンジ色
私はこの瞬間が大好きだ
あなたからの連絡が来るから
『愛してる』
僕は不眠症の気があって、夜明け前だとか、変な時間に起きていることが多い
暗い部屋でじっとしているのが苦痛で、ついネットの動画とか見ちゃうんだけど、それって不眠症にはよくないらしいね
そういうとき、眠くなるまで好きな人と電話できたりしたらいいのにな
話がはずんで、朝まで話しちゃったりしたら、それはそれで考えものだけどね
今日もいつもと変わらず、酒を飲み、手招きしてきた女と遊び、夜明け前にやっと家に帰宅する。
こんな生活がいつ始まったか、なんてさっぱり覚えていない。
いつの間にか、習慣化していた。
いつの間にか、それが日常になっていた。
何も出来ない自分に呆れ、酒や女に逃げてしまったのがいけなかったんだろう。
しかし、それ以外の生き方が僕にあったのか。
,,,今考えたって遅いなんて、すぐ逃げてしまう自分が憎たらしくて、恥ずかしくて仕方がなかった。
もしも、過去に戻れるとしたら君はいつに戻りたい?
自分は6月1日に戻りたいかな?その日が世界一幸せな日だったから!ずっとずっと夜が明けなければいいのに・・・#夜明け前
一日で一番暗い時間。
この時間があるからこそ、朝日がとても輝いて見える。
落ち込んだり後悔したくなったり打ちのめされたりすると訪れたくなる場所がある。そこはもう使われていないビルの屋上で、周辺の人には知られていない。廃墟になってるから余計に誰も近づこうとしないのを良いことに、僕は打ちのめされることがあるたびにここへ来る。そして、ただ何をするでもなく夜の空を眺めてる。気の済むまで、ずっと。
今日の夜空は雲一つなくてすごく綺麗だった。星が綺麗に瞬いている。あれは確かアンドロメダだったか。
そうやって星空を眺めていると不思議と気持ちが落ち着いてくるんだ。ここに来るまではあんなに負の感情でいっぱいだったのに、いつの間にかそれが綺麗に消え去ってくれる。夜空のお陰なのだろうか。分からないけど、壮大なものを見ると自分の悩みなんてちっぽけなものだと思えてしまえるのかもしれない。
もうとっくに心は回復したのに、今日の夜空があまりにも綺麗すぎていつまでも眺めていた。深藍の空が徐々に薄まってくるとやがて星たちも姿を隠す。もうすぐ夜明けだ。今日が素晴らしい日になりますようにと、白く掠れた月に祈った。
明けない夜はない、なんて誰かが言った。
やまない雨はない、とも誰かが言った。
違うの。違うんだよ。
明けて欲しくないし、やんで欲しくなかったの。
私はずっと暗がりの闇の中で雨に打たれていたかった。
だって一番下にいる間だけは、本当は輝いていない世界さえ、輝いて見えるようになるから。
悲嘆に明け暮れて、世界を恨むことに罪悪感を感じずに済むから。
自分で努力することを諦めても仕方がないと言い訳が出来るから。
自分が惨めだと、卑怯だと、感じたくないから、知りたくないから、思い出したくないから。夜明けのように眩しく開いた扉から逃げるように目を閉じた。
夜中、ふと目が覚める。
外はまだ暗い。すぐにまた眠りの中に落ちていく。
夜が終わりをつげる頃、薄明るくなった光が
カーテンの隙間から入り込み、目が覚める。
何だか、嫌な夢を見たな…。
ここ最近は、こんな調子だ。今日は何曜日で仕事の
シフトはどうだっけ…とぼんやり考えながら、布団の中でまどろむ。
目覚ましが鳴って「時間が来たか」と思う。できれば、鳴るまで眠りの中にいたいものだ。
「夜明け前」
夜明け前
今朝は早くに起きて散歩に出ました。5時少し過ぎ、夜明け前でした。
東の空が明るくなってゆく美しさ。夜明けの空の美しさです。
ここのところの、自分の不運に落ち込んてましたが、心癒されました。
夜明け前はいいですね。住宅街には、人も居ない。極々たまに、犬の散歩の方とすれ違うだけ。
夜明け前の人の居ない街を歩いて、自分に何がストレスだったのかが分かりました。
人です。人と関わること。歩きながら、ひとりって最高!と思いました。
でも、ひとりでは暮らしは成り立たない。これも事実です。
どうにか自分を保ちながら、人と付き合って行かないと、思います。
早朝の散歩も、続けたいな。
『夜明け前』
憂鬱と清々しさと眠気と。
溜息と深呼吸と欠伸と。
心地良くない感情を
感謝と共に手放す
君がそうする度に
僕達の集合意識に影響を
与えているんだ
本来の僕達はエネルギー体
一人一人の意識が
集まったものが集合意識
一人が変化すると
集合意識にも変化が加わる
たった一人なんて思わないでね
一人の放つエネルギーは
想像以上に大きいんだ
君が悲しい思いをしている時
その感情に浸らず
感情を捉えて手放そうとする
これだけで
大きな変化を加えているんだ
君の持っている感情が
君のスクリーンに現実として
映像を映し出している
それの集合版というものかな
皆の持っている感情が
スクリーンに現実社会として
映像を映し出している
なんとなくそうなんだなと
思ってもらえたら
地球は五次元に近づいている
そうするとね
五次元地球に存在するために
三次元で僕達が使っていた
心地良くない感情は
手放して軽くなっておく
その必要があるんだ
だから
ここに心地良くない感情あるよ
まだ使うの?
というように手放せる機会が
どんどん出てくるんだ
大変かもしれないけど
チャンスと捉えてみてね
君が五次元地球にふさわしいよう
軽くなっていくと同時に
地球自身も
5次元に向けて軽くなっていく
その過程で起こっていること
自然災害等は
そういうことなんだ
その先には
穏やかな地球が現れる
そして
僕達の集合意識が
軽くなればなる程それは早まる
僕達の集合意識は
地球に影響を及ぼしているんだ
君がどれだけの影響力を
持っているのか
どれだけ素晴らしいのか
わかってもらえただろうか
これは
不快に思われるかもしれない
でもね
自然災害に巻き込まれる方々
その魂はそこで人生を
卒業することを決めて来ている
大変な思いをして卒業する
勇気ある魂達なんだ
もう一つ
君とは違う地球を選んだ人達
その人達がいてくれるから
地球はバランスを保ちながら
次元を上昇させることが
できているんだ
その人達は
今回その役を引き受けてくれている
感謝しかないと僕は思っているんだ
全てはバランス
君は外側で起きていることではなく
君の内側で感じること
心地良くないものを手放す
この作業に集中してみないかな
向き合う必要のある目の前のことも
君が軽くなる為の機会なんだ
そして
好きなことや惹かれるもの
そういうことはやってみよう
やっていきながら
心地良くない感情を捉えて
手放し軽くなっていこう
君の人生の夜明けは
そんなに遠くはないんだ
〜夜明け前〜
【夜明け前】
夜明け前の明るいような暗いような…そんな時間が好きだ。
望むことに許可を出しましょう
自分に制限をかけていませんか
自分を決めつけてはいませんか
どんな自分で過ごしたいですか
どんな人達と関わりたいですか
どんな経験をしてみたいですか
それは周りも幸せになりますか
だれか悲しむひとがいませんか
もっと自由に生きてみませんか
大切な自分の心に眩しい光りを
『夜明け前』
嫌なことを思い出す夢を見たら
少し白け始めた空をコップに注いで
星屑を溶かして飲む。
あと数時間寝るためのおまじない。
夜明け前