『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜明け前
まだ薄暗い空には灰色の雲が形を変えながら流れていく
見渡しても辺りの景色はぼんやりしかわからなかった
吹き抜ける風をうけながら
歩道橋の手すりに寄りかかって
何時間もお互いの夢や悩みを打ち明けたり、将来も語り合ったよね
「お互い30歳になって独身だったら結婚しようか」
「いいね!保険みたいな感じで!約束ね!」
やがて水平線から太陽が登り始め
優しく包み込むような光が広がっていくのを見ながら
2人共に交わした約束は果たされないだろうと…
この関係が終わる事がないと
まだ若い私達は信じていたから
書く習慣/160日目。
「 夜明け前に 」
黎明の剣をかかげよ、
朝日がくるぞ…
夜明けの前に、まず光が見えてくる
とても清々しい陽の光が漏れ出て
太陽が昇り上がる…
ガイア…GAIAの夜明けだ…
この瞬間お前は永遠をてにする
踏氷渡海真君は、
日の出へと向かい走る…
「あ、珊瑚宮さま…」
2人は、凍結し沈んだ。
・・・
(。-ω-)zzz. . . (。•ω•) ハッ!
私「ハ…ユメカ…」
外はまだ夜明け前…
^ω^)「よし、寝るか」
夜明け前に寝る…(2度寝)
↑
これいつも習慣。
では、また明日…
夜明け と 蛍 (♪)
ガイア ちゃん
夜明け前
開け放たれた窓から徐々に自動車の音が増えていく
暗闇の中机のライトをつけ、参考書を開く
問題を解いては答え合わせをする。それの繰り返し
今日という日が終われば無事、定期テストが終わる
最後の足掻きをするその人影は休むことを知らない
今日はまだ、始まったばかりだ
夜明け前の静謐な時間が好きだ。
漆黒、藍色、群青
薄明に至るまでの青のグラデーションも美しい。
それだけでなく
日中とは違う
澄んだ空気も清々しくて気持ちが良い。
そんな特別な時間──夜明け前に起きて、
ひっそり静まり返ったキッチンでお湯を沸かす。
お湯が湧くまでの、のんびりとした時間を静かに味わう。
静けさを味わう極意は耳をすますことだ。
耳をすませば火にかけられたお湯がコポコポ湧く音がキッチンに響いていることに気が付く。
普段取り留めることなく逃してしまっている音というのはきっと多い。
注ぎ口から湯気がたなびきだしたら火を止める。
耐熱ガラスのポットにお気に入りの紅茶の葉を入れ、出来立てのお湯をたっぷりと注ぐ。
ポットの中で茶葉が踊るほど美味しい紅茶へ近づいていく。
待ち時間は3分程。
その時もし、耳が痛くなるほどの静寂に満ちた空間を味わえれば僥倖だ。
夜明け前の世界とは静かなものなのだから。
その贅沢な時間を味わうべきだ。
「世界に自分一人かもしれない」なんて戯言を頭で垂れ流しながら、孤独とは何ぞやと問いかけながら満ちる感覚に時と身を任せる。
静寂ではなく、早起きの鳥の声が聞こえたのならまたそれも良い。
日中に鳴く鳥とはまた違う鳴き声が聞こえることもある。
時が違えば出会えるものが違う、果たしてそれは鳥だけだろうか?
僅か3分間の哲学もどきで身を振り返るのも良いものだと思う。
蒸し終えた紅茶を水筒へ注ぐ。
注ぐときには、湯気とともに漂う芳醇な香りを楽しむ。
今日の紅茶は美味しく出来ただろうか?
お茶の準備が出来たらベランダへ。
小さな椅子に腰掛けて風よけのブランケットを羽織りつつ紅茶をチビチビ飲みながら今日という日の始まりを待つ。
そんな事をいつかしてみたいと思う
そんな妄想だけは捗るのだが…
現実ではいつ叶うだろうか。
天気が快晴と決まっていて、休日で、体の調子が良い時…。
一つは博打としても、2つは意識的に行えば良いものだ。
何時でも叶えられそうなものは
なかなか叶えようとしない。
そろそろ重い腰を上げて叶えましょうか。
いつかいつかで思いも忘れてしまうのは勿体ないから。
【夜明け前】
今日もまた、眠れない。
僕は夢遊病でいつも人を傷つけ迷惑をかけてしまう。
それがきっかけで眠る事が怖くて怖くて、
眠るという事が難しくなってしまった。
だが、その日はいつの間にか眠ってしまっていた。
そして夜明け前、僕は目が覚めた。
僕は眠れたことに安堵を覚えた。
だが、それも一瞬だった。何故なら、
右手に、血の付着した出刃包丁が握られていたから。
隣には、母の遺体。
夢なら幸せなのに。どうか数時間前に戻してくれ。
頭の中の整理がつかず、1人で部屋をくるくる回り
必死に考えていた。僕はこの瞬間から人殺しなんだ。
だが、この時の僕は知らなかった。
全てが母の手の内ということを。
これを愛と呼ぶべきか、僕への執着と呼ぶべきか。
僕は永遠に母に囚われ生きるしかないんだ。
#毎日の小説の題名で長編小説に! #恋愛
#余命1ヶ月23日
『はあ…』
結局、夜までつきあわされた。
知らんおじさんの前でニコニコするの意外と
体力いる。なんなら、普通の運動よりキツい。
私の豆腐メンタルが……。
ピロン!ピロン!……
『ん…』
やっば、半分寝てた。
誰だよ。LINEにメッセージ送りすぎだろ。
は、だれ、まじで。眠。
返事しとかんとな。
『は…?』
重い体を起こすと、ありえんメッセージが届いてた。
彼からのメッセージだった。
[これから、会えない?]
え?なんで?
これ、きたの。22:43。
『今の時間…!』
23:01。あ~!寝てんなよ!私!
楓山公園か。近いから、言ってみよ!
急いでいったら会えるかも!
『ハアハア……』
やば。久しぶりに走ったかも。
……誰かいる?
暗すぎて見えん。……男かな?
彼だったらいいけど。今の時間、23:24。
全然足遅いし、私。走ってもだめだったわ。
それにしても、私、夜のほうが好きだな。
なんか世界に立ってるって感じする。
なんだか世界がきれいに見える気がする。
なんだかせかいを好きになれる気がする。
でもやっぱり彼に会いたかったな。
『……会いたかったな』
……待って、誰か走ってくる…怖。
いや。待って。まじ。
「……来てk……」
『いや、あのちょっと通報しますよ!』
スマホ持ってないけどぉ〜!
「いや…ちょ……」
『私、ホントに無理です!』
『好きな人いるんで!』
「………は。」
『ビクッ』
さっきと違う声色だったから。
顔を上げると、機嫌の悪そうな彼がいた。
コレがのちに
〈夜明け前の誤解〉となるのだった。
【夜明け前】#7
もうずいぶん経つが、あるきっかけから夜に眠れなくなってしまった時期があった。夜は起きて日中は眠る生活。必然、他人との交流は減り、部屋に籠ることが増えた。
当時住んでいたマンションは、窓から鉄道車両基地が見下ろせた。夜通し聞こえる点検の音。扉が開くときのチャイム。レールをゆっくり進む音。ブレーキ。
まだ日も昇りきらないAM4:55、始発電車が走り始める。その音を聴きながら、段々と色を変えていく空を見るのが当時のわたしの日課だった。
暗闇だと思っていた空が次第に群青色に明けてゆき、僅かに星々の輝きを残したまま、仄かに紅く染まる。太陽が登りきってしまえば消えてしまう色に、思わずシャッターを切る。
スマートフォンに群青色と紅色を収めたのを確認して、ようやく眠りにつく。それがわたしの「一日の終わり」の日課だった。
今では夜明けの空を眺める機会はずいぶん減った。夜明け前から徐々に増してゆく生活の気配にまどろみ、朝陽に起こされる。旅先の興奮で珍しく早起きをしたときに、偶然目にするくらいだ。
あの空の色を眺めていた日々は、わたしにとっての夜明け前だったのかもしれない。世間から逃れるように眠りながら、それでもきっと諦めたくなかったのだ。
あの夜明け前からずいぶん経つ。わたしは日の光を浴びて、笑ったり泣いたりしながら日々を生きている。
夜明け前……。
夜明け前の空気は、必要以上に冷たく感じる。
あのゲスの心のようだ。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
夜明け前……。
星が綺麗に見える。特に……、冬などは。
お題:夜明け前
夜明け前というか夜明けの時になるけど、そういう時間に外に出ると昼とも夜とも違うちょっと不思議な光景を見ることができるから結構好き。
そういえば猫は夜行性だっていわれているけど、正確には「薄明薄暮性」というらしい。つまり夜明け時と夕暮れくらいに活発に動く。うちには猫居ないし無縁だけど、知っといて損はない…と思う。めっちゃ早い時間帯に散歩したら猫ちゃんに会えるのか…と思ったら散歩もしたくなる、かも。
家を出た。まだ日が目を覚ましていないこの時間。
家を出て最初の心の目覚めはもうあと少し
夜明けは、すぐそこにある
夜明け前
【夜明け前】
最近、やけに寝れなくなっていた。
それに気づいた君は、深夜にも関わらず
ずっとメールをしてくれていた。
今日は日曜日。天気予報によると、昼から雨らしい。
「今日はあまり外に出られないね」と送った。
数分後に君は、こうメッセージを送ってきた。
『じゃあ、夜明け前に一緒に会おうよ。』
午前4時。
また
今日も
目が覚めた。
疲れて
日中
眠くて
クタクタで
でも
布団に入っても
全然
眠れなくて
さっき
やっと
眠れたとこだったのに。
また
しんどい
今日が
始まってしまった。
#夜明け前
『夜明け前』
ふと、目が覚める。
時計は4時を指していた。
ここ最近、この時間に目を覚ますことが多い。
これ以上眠れる気がしなくて、でも、物音をたてたら家族が起きてしまうかもしれないから、布団からも出られない。
少しだけカーテンを開けて、外を覗く。
窓の向こうはまだ暗い。「夜」だ。
これは私の感覚だけれど、眠る時の「夜」と、目が覚めた時の「夜」は、どこか感じが違うような気がする。
この世界には、自分一人しか存在しない。誰かに迷惑をかけることも無い。自分が、ちゃんと呼吸をしているのが分かる。
目が覚めたあとの「夜」は、そんな風に感じることが多い。
目を閉じて、遠くの方まで耳をすますと、自分がどこにいるのか分からなくなる。夜に溶けていく。
ずっと、この時間が続いたらいいと思う。
そんなことが起こらないことは、知っている。
それでも、この時間が訪れるたびに、思ってしまう。
「朝日なんて、昇らなくていい。」
ご来光を見るとパワーを感じる
今日1日の運勢の分かれ道
そんな夜明け前は眠気漂う
目が覚めて、香を焚く。わたしの好きな香りをこの部屋に焚き染める。
此の人は、とても寂しがり。
此の人は、わたしと一緒に朝を迎えたい。
でも、其れは叶えられない。
此の人は、わたしを初めて守ってくれた人。
此の人は、わたしを初めて…心から愛してくれた人。
此の人は、わたしを初めて抱いた人。
わたしは、貴方を愛してる。でも、貴方と一緒には成れない。
もうすぐ、わたしは嫁ぐ。決められた相手のもとへ……。
さようなら、これで貴方とはお別れ。
じゃあね、愛しの貴方。
『愛してるわ。』
変な時間に目が覚めてしまった。
夜中の四時、私はパッと目が覚めてしまった。
もう一度寝直すにも眠れない。諦めて、ベットから出る。
スマホを見て、何か通知の一つでも無いかと確認する。
…何もない。いつもなら、SNSの何かしらの通知があるのにこんな時に限って。電源を落とし、ため息をついた。
暫く、何をするかとベットの上で思案しても駄目だ。
肩を落とし、ぼうっとしていると、ブブッとスマホが震えた。咄嗟に手に取り、相手を見る。
「ねぇ、起きてる?」
その言葉を見て、頬が緩む。ああ、ホントに相性が良い。
〔ナイス。めっちゃ暇してた〕
直ぐに既読を付け、返信を送る。
相手も暇らしく、直ぐに既読が付いた。
「まじ?流石」
何が流石かは分からないが、取り敢えずスルーをした。
〔ホント相性良いね。タイミング良すぎ〕
そう送ると、スタンプでグッドと返ってきた。
その後も他愛の無い会話を続ける。
暫く経っただろうか。彼との会話の最中に、[おはよ]と、
連絡が来た。
スマホ画面の上にある時計を見ると、もう六時半だ。
彼との会話があまりにも楽しくて、気付かなかった。
〔もう六時半、一旦準備するから切る〕
「りょーかい、僕も準備するね。また、家の前で。」
グッドのスタンプを送り、スマホを机に置き、充電をする。
そのまま居間に向かい、おはよ、と挨拶をして顔を洗いに洗面台へ向かった。
いつもよりずっと早い朝、暇でしょうがなかったけれど、
夜明け前の奇跡に、救われた。
夜明け前。
早朝からの仕事をしていたとき
出勤は季節によっては夜明け前でした
見上げる空はとてもきれい
日の出の頃だったかな
鳥たちのさえずりがすごいの
こんな所でもこれだけ聞こえるのだから
いつか森の中で
夜明け前に待機して
鳥たちの大合唱を聞いてみたいなと
思ったりしました
今は早起き苦手だけども
夜明け前って言うと
限界高校生の一番嫌いな時間です
いわゆる丁寧な生活を送られている人々はその時間の空の色が好きなんだろうな
長年限界生活を送ってきて気づいたことは3時頃に必ず鳥の鳴き声が聞こえてくるということです
チュンチュンと
鳥どもは丁寧な生活を送られているのですね
今宵もまた限界高校生のチンタラナイトルーティンが始まります
完
ショック表現あり
おはようリリ。
まだ起きるには早い夜明け前だけれど、明けるまで寝てられなかったかな。
俺は勿論君が心配だし、夜が明ける前にするべきことがあったからね。
寝る暇もなかった様なもんだね。
ジャラリと鳴るネックレスを首に付けてやり、少し重いかもしれないけれど前にリリに贈ったアンクレットも付けてやる。
「まだ眠いかな?寝てもいいんだよ。少し心配だけれども、苦しそうなら起こしてやるから。」
真っ暗なその髪の毛を撫で付け、寝てもいいんだと教える。
だがリリはもう寝られなくなったようで、イヤイヤとベッドから起き上がる。
昨日切断した双腕と片脚がベッド下に置いてあるのを見つけたリリは、余りのショックに気を失った。
身体を元の場所に戻してやってから、布団をかける。
夜明けにはまだ早い時間だ。夜明け前にこの四肢をホルマリンに漬け終えなければ。
することはまだまだありそうだ。
#夜明け前
『 アケボノソウ 』
時刻は4時30分
あとすこしで
日が明ける。夜が明ける。
山本羽月、それが私の名前。
私はこの夜が明ける瞬間が好きだ匂い、鳥の声、少しづつ明るくなってゆく世界、
まるで世界でたったひとりになった気がする。
でも私はたったひとつだけ大好きなものがある。
それは4時半にもかかわらず、町中を走っている夏樹という男性だ。
窓から見ている景色にいつもあの人がいる
いつしか走っている夏樹さんに応援してしまっている自分がいる
見つめている自分がいる
これは恋だと今朝気づいたばかりだ。
『 夜明け 』