夜の海』の作文集

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夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/15/2023, 4:35:23 PM

海に反射するのは、ぐにゃんぐにゃんになった軟体月。

星が沢山煌めいて、いい夜ですね。

波の音も心地いい。

あっ、波がやってきた。

あっ、帰っちゃった。

自分の両腕を精一杯大きく広げてみる。

なんだか、海の支配者になった気分だ。

そのまま鼻から息を吸い込むと、全身が潮の匂いで満ちて、海と一体化する。

〜夜の海〜

8/15/2023, 4:27:50 PM

夜の海

海の底は夜みたいに真っ暗なのか
それとも、星空みたいに輝いてるのか

確かめるすべもない、ちっぽけなヒトデ

8/15/2023, 4:26:25 PM

【夜の海】



 『呼ばれる』とか『誘われる』とか、『境界線が曖昧になる』とか、そういうオカルティックな噂は聞いたことあるよな。嘘か本当か知らないけど。

 そんな話を夜雨に聞いたその日から、春歌にとって、夜の海はいつか必ずこの目で見てみたいものになっている。
 その話を聞いてなお、その話を聞いたからこそ。
 夜雨のまっくろなひとみは、そのまま嵌め込んだようにそっくりなんだろうなぁと、思うからだ。

8/15/2023, 4:25:24 PM

夜の海を見ていた
暗い中波だけが動いていた
台風のせいか星は輝くことを忘れたかのように姿を見せず、怪しい雰囲気を見せる雲だけが
空に姿を現している

__私はなぜ生きるのか

ずっとこの事ばっかり考えてしまう
死にたいと思うけど、死ぬのが怖くて
なにも出来ない
これをしたいと思うけど、行動に移せない
あれが食べたいと思うけど、思うだけ
全部全部、思うだけで何もしようとしない
思うだけで変わろうとせず、ずっと同じ日々の繰り返し
こんな毎日の何が楽しいのだろう
何を目的として生きるのだろう
何者に私はなりたいのだろう
誰か、誰か1人でもいいから
この答えを知ってる人はいませんか

8/15/2023, 4:21:21 PM

つきあかり
         ひとすじの
         ひかりなり  
         うみのみち
         はてしなく
         ほしたちは
         みちしるべ
         ぼくたちは
         えいえんを
         さがしてる
         なみのおと
         おだやかに
         どこまでも
         どこまでも

         
        『よるのうみ』

8/15/2023, 4:20:24 PM

去年の冬、わかなと夜の江の島に行ったけど光が当たってない部分の海が真っ暗でめちゃくちゃ怖かった

8/15/2023, 4:13:19 PM

夜の海を見たのはいつのことだっただろうか、
かつてかわい子ちゃんだった頃の
お決まりのデートコース
車でのドライブ
会話が途切れ気まずい思いだった
何か話さなきゃと思うと
何も思いつきやしない
つまらないオンナと思われてないか
それが気になり
海の景色もどんなだったか記憶にない
名前も思いだせない
ちょっとやり直してみてもいいかも
夜の海

8/15/2023, 4:11:38 PM

夜の海、なんとロマンティックな言葉だろう
私たちの愛するものを葬るのに最もふさわしい場所

8/15/2023, 4:05:53 PM

海って好き。

心みたいに浅くて深いから。

大きな波が来ることもあれば

心地いい波が来ることもある。

昼はあったかいけど、夜は冷たいところとか。

毎日違った顔が見れる。

私は夜の海が好き。

黒くて、深くて、穏やかで、冷たいから。

ほんと、君みたいな海なの。

…悪口じゃ無いよ。

それぐらい好きってことなの。


ー夜の海ー

8/15/2023, 4:01:30 PM

夜の海の波の音って、意外と大きい。

砂浜にテントを張ってキャンプをした時、波の音が耳について眠れなかったする。

シーンと静まり返った海辺に座って,波の音をただ聴いている時は、何も考えず無の状態になれる。
天上には無数の星、月明かりのなか遥か沖にはイカ釣り船の灯りが見える。

そんな夏の夜を思い出した。

8/15/2023, 3:59:19 PM

夜の海

夜の海、静かな中、時折波打つ音を待つ私。私の心と同化しているよう。そのまま海へ走り込みそうなおかしな衝動を抑えつつ、ゆっくりと眺める。不安が漠然としてきて消えるような心持ち。

8/15/2023, 3:56:12 PM

【18,お題:夜の海】

海中から見た月は丸くない。海面が揺れるせいで、ぐにゃりふにゃりと気まぐれに形を変える。
それは今のオレのようで、馬鹿みたいに生きることに必死になって、目標一つも掲げられないオレみたいで...

風にあおられて高くなった波が、誰も知らないうちにオレの存在ごとさらってくれたらいいのに。

.............................................................................................................................................................

オレって変わり者なんだって

いつだったか誰かに言われた「お前って変な奴だよな」って言葉
言われた時はなんとも思わなかったし、なんなら謝るまで追っかけ回してやったけど
今思い返すと、胸の奥辺りが痛い。

...確かに変なのかもしれない、他の人魚たちと違ってオレ小さいし
好き嫌いするからだってみんな言うけど、仕方ないじゃん 食べることってすっげー退屈だしめんどーなんだから

でも、やっぱりなんか......なんか、痛い。



夜の海は青くない、そもそも海は青いとか言い出した人間は馬鹿なんだと思う。

海面から頭だけ出してぼんやりと虚空を眺める。海水が目に入ったのか、月がひどく歪んで見えた。

夜の海は黒い、黒くて広くて死の匂いがする。
知ってる?海の匂いって生き物が死んだ匂いなんだって、誰かが言ってたなぁ...思い出せないけど

...........ポチャン...

「なに見てんの?盗み見?」

ビクリと気配がはねる、オレは耳も目も良いほうだし
そもそも夜の海ってすごく静かだ、バレないように近付くほうが難しい

おもむろにオレの後ろの海面から誰かが顔を出した。

「あの、聞き耳立てるようなことしてすみません...決して悪気があった訳じゃないんです」

「悪気ねぇならなんで聞き耳立ててんの?趣味悪~」

吐き捨てるように言う、そういえばこいつ誰だっけ
金色の瞳に整った顔立ち、どっかであったような気がしなくもないが

「すみません...貴方が1人で群れを抜けていったので気になって...」

「はあっ!?そんな前からつけてきてんの?悪気あんだろそれ!」

しばしの沈黙、波打つ海面の音だけが静かに響いた。

「貴方は...」

沈黙を先に破ったのは向こうだった

「貴方は、何故ここに?」

「...知らない、来たかったから来た。そんだけ」

ふむ、とそいつが口許に手を持っていって考え込むような素振りを見せた後、また沈黙が場を支配する。

なんとなくもう一度空を見上げた、月は雲に隠れて見えない
波が高くなっている気もするし、もしかしたら嵐が来るのかもしれない。

「お前さぁ、なんでオレについてきたの?」

今度はこっちから沈黙を破った。

「?強いて言うなら、面白そうだったからでしょうか?」

「...あっそ」

「貴方と居たらなにか面白いものが見れる、そんな気がしたんです。」

波の高さが増す、これ以上ここに居たら危険だと本能が警告音を鳴らしている
...オレは動かなかった。
高波に飲まれたら大人の人魚でも死ぬって言われてる。少し気になっていた、飲まれたらどうなるのか
死ぬかもしれない、でも別にそれでもいっか...

「お前、戻んないの?」

いよいよ海が荒れだす、勢いよく雨粒が叩きつけられた。このままとどまるのは危険だ。
しかし、目の前のコイツは動かない。

「戻る?何故?」

「あぶねーじゃん」

「貴方だって戻る気ないんでしょう?同じですよ」

雨の勢いが増した、海の天気は変わりやすい。オレらを飲み込もうと牙を向く黒い海
怖さはない、たださっきから身体の自由がきかない、上下左右滅茶苦茶に引きずられている感覚があった。

あ、オレ飲まれたんだな。

目が回る、全身のあらゆる所に変な力が入って苦しい、死ぬかもな、オレ。
ぼんやりと意識が遠退きそうになりながら、考えていると

...ゴボッ...ドボン!

いきなり腹に手を回されて、強い力で引っ張られた

「下に向かって泳いで!早くッ!」

言われるがままヒレを動かし水を蹴る、無我夢中で泳いでいるとフッと波の勢いが途切れて身体に自由が戻った。

「クッ...ふふっ、あはははっ」

笑い声に顔を向けると、堪えきれないと言うように笑うアイツの姿があった

「なに笑ってんの」

「ふふっ、すみません...ッ」

呆れながらも、つられて少し笑ってしまった。そういえば笑ったの久しぶりかもしんねーなぁ...

「やっぱり貴方面白いですね」

笑い疲れたのか、呼吸を整えながらお前が言う

「僕は、カイルっていいます。認知されているかわからないけれど、一応貴方とは兄弟ですよ。」

 「オレは、シアン」

「よろしくお願いしますね、シアン」

「...ふはっ、なにそれすっげー堅苦しい挨拶じゃん」

馬鹿真面目に差し出される右手が、なんか面白くて
その手をしっかり握って、群れへと戻った

場所が海中でよかった、陸だと涙は下に落ちるらしいから。

8/15/2023, 3:53:48 PM

【夜の海】

夜の海は優しい。

夜の海はミステリアスだ。

海風が絶えず吹き付け、意外と冷える。

波の音が続く。

空に浮かぶ月が、波の上に道を作っている。

わたしは海の底でしか、息ができない。

そこで踊りつづけるのだ。

目にとめる者などいない。

誰にも聞こえない歌を歌う。

ずっと独りでいるんだと思ってた。

ふたりが軽やかに舞えるのはここだけ。

日が昇ればまた重く濡れたからだを引きずって

今日という日を生きるの。

夜の海で会えた時だけ――――。

シズクは目を覚ました。微かに残る夢の余韻が体にまとわりついて重く、起き上がれない。

なんであんな夢を見たのか、原因は分かっている。昨日舞い上がって考えたアニメーションのせいだろう。絵コンテのラフを書いている途中で寝落ちしてしまったらしい。

鉛のような体をなんとか持ち上げてベッドの端に座る。壁際に置いてある姿見に映る自分が目に入った。

(寝起きだというのに、無駄に整った顔)

長く伸ばした黒髪は癖のないストレートで艶があり、誰からも羨ましがられる。というより、彼女には他人から羨ましがれない所など一つもなかった。くっきりふたえのまぶたに長いまつげ、ひとたび目が合えば吸い込まれそうな柔らかな黒の瞳、スッと通った鼻筋、小ぶりでかわいらしい唇、長い手足。なんとなく人を寄せ付けない雰囲気の美人だ。その上頭も良く、スポーツもできる。

(はぁ…)

顔を洗って、鏡に映る自分を睨みつけた。才色兼備。それが彼女に似合う言葉だ。彼女自身は、見た目や成績といった表面上の事で評価されるのに辟易していた。それでいて、一度「見目麗しい女性」として扱われることを味わってしまうと、そこから降りることをプライドが許さない。常に気を張っていなければならなくなる。息苦しさを感じるが、何よりそこから降りられない自分に腹が立つ。

(息が詰まる…)

制服を着て、靴下を履こうとしたが、昨日塗った深い青のフットネイルが目に入って、顔が緩んだ。

(わたしの自我は、ちゃんと足の爪に隠してる)

夜の海をつま先に閉じ込めて、シズクの一日がスタートした。

8/15/2023, 3:49:16 PM

夜の海は危ない。
山も危ない。
危険だし、推奨している人を聞いたことがない。
飲み込まれそうになるから怖い。自分の存在の小ささと細やかさにギクリとする。
一瞬で自分が消えそうになる。そしてたぶん誰も気づかない。
自然とは恐ろしいものだと思う。昼と夜では見え方も雰囲気も違う。
これからもなるべく夜は行かないようにしようと思っている。
怖いから。

8/15/2023, 3:49:12 PM

大きな理由なんてない。「海がいい」と夜に思ったからで、海に思い出があったり、好きな場所だったりしたわけじゃない。些細なことだった。「最近生活習慣が乱れてきたな」とか、「隣人の騒音がストレスだ」とか、そういった小さな不満が重なって爆発しただけだ。近くの自殺スポットがないから好きな場所で死のうと思った。目の前に黒い世界が広がっている。この先に死が待っているというのに心は落ち着いていた。「遺書は書いてないな、書いたほうがいいのか?」なんて悩みながら一歩踏み出そうとした瞬間、聞き覚えのある音がした。鈴の音だ。咄嗟に振り向くと、いつも餌をあげている猫がいた。いつの間にか現れた、どこの家の猫なのかも分からない。それでも、必死におねだりしてくるのが可愛くて、餌をあげていたら懐いてきた。この猫との時間が生き甲斐だった。もしこのまま死んでしまったらこの猫はどうなるのだろう?飼い主が餌をあげない人だからあの猫は餌をねだってきたのではないだろうか。だったら死ぬわけにはいかない。黒い海にそっと背を向け、猫を抱いた。この猫が来なくなるまで生きようと思ってしまった。

                     『夜の海』

8/15/2023, 3:38:40 PM

何も無いけどなにかある。
魂が戻っていく
おぼんだからね
。また来年

8/15/2023, 3:12:36 PM

夜の海に落ちていくみたいに、
あなたに溺れていく。
 
もし僕を必要としてくれたらどれだけ嬉しいかな

そんな事、きっとないんだけど

8/15/2023, 3:12:00 PM

月が揺蕩う。
水面はこぼれたよるのかけらを、空から拾って
煮詰めた孤独のような黒でゆらゆらと
飲み込んでは、また降るかけらを拾っていた。

静寂に寄せる波が足もとの、砂をさらってはもどす
揺蕩う月が、ほんの少しの光をあつめて
海月のように揺れる。

ああ、この潮の香りに
溶けてしまいたい

そしてこのまま。
このまま。



「夜の海」

8/15/2023, 3:10:33 PM

「わたし、あなたがきらいよ」
 焚き火から逃げるみたいに歩いていった三角帽子の魔女が、振り返りもしないで言った。
 わかってる。これは本心じゃない。本気でこっちを突き放したいんじゃない。それでも付いてくるのか試していて、とにかく甘え下手ってことなのだ。
「はい、あたしも嫌いですよ。ノシアさんのそういう素直じゃなくて意地悪なところ」
 ノシアが振り返る。三角帽子の陰から、あおい眼がびりりと輝いている。
 無謀な旅をする年端もいかない少女と少年と、なにかと理屈をつけて格安で雇われてくれる頑強な傭兵、たまたま危ないところを助けてもらえた狩人のあたし。そんな一行に参謀として参加してくれた孤高の魔女は辛い過去を持っていて、だからとても気難しい。
「あなたは……いつもそうやって……」
 いつもなら無視するのに、今回は違った。ノシアは決意めいた眼を揺らがせて、なにか言葉を探している。
 なにか伝えたいこと? 相談?
 話があるふうだなとは思った。目が合ってから立ち上がったし、あとの三人にも気取られないようにしていた。
 しつこくつきまとうなとか、そういう感じを想像していた。だから、ちょっと冗談めかして、それから謝るつもりでいた。
 のだけど、ちょっと違う。ノシアはぎこちなく、つっけんどんだけど、思いやりめいたものを感じる。
「あなたにも、あるでしょう、いろいろと。それなのにそうやって、人のことばかり」
「え、あの?」
 別にノシアの過去に踏み込んだことはない。あたしだって踏み込んでほしくないから。そうやって気をつけてきたはずだ。完璧に。
「あなた、海のことにとても詳しいのね。こうやってわたしを追いかけてきても、砂に足を取られることもない」
「あの?」
 確かに、少年たちにはペラペラと海について話しすぎたかもしれない。でも常識ぐらいのことだ。
「あなたは、海を見ない。日が落ちてから一度も」
「そんなことはないです」
 暴くような物言いに、あたしも語気が強くなった。
「ごめんなさい。暴き立てたいわけではないの。ただ、それほどのことがあるなら、ここは嫌だと言って」
 もっと柔らかく言うことはできないのだろうか。かたい眼と口と、睨めあげる様はなんだか喧嘩を売られているみたいだ。
「ノシアさんは、かわいいですね」
 ノシアはかちこちに固まった。あたしもなんてことを言ったんだろう。だってかわいいと思ったんだ。怖くてたまらなかった夜の海で、向き合うこともできない怯えの中で、この人はあたしより小さいのに年上で、それなのに人と関わることには幼稚で、それでいて、心配してくれる。あたしを。
「あたし、夜の海が怖いんです。だって、のっぺりして、深くて、どこまで行くんだかわからないじゃないですか」
 それに、すごく嫌な目にあって。でもそんなことは、今は話さないままでいい。今のところは。


「夜の海」

8/15/2023, 3:08:39 PM

#夜の海

昏い、夜の海辺で1人歩く。

昏くて怖いのに、1人で歩いていると周りに人が居ないことに安心出来て、心が軽くなる。

明日もまた仮面を被らなきゃ。
良い子の仮面、変な子の仮面、可愛い後輩の仮面。

疲れた、今日も疲れた。

このまま海に沈んでしまおうか。

なんて、それすらできない臆病者の俺は、明日もきっと1人でここを歩くだろう。

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