』の作文集

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』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/29/2024, 4:49:14 AM

「夏といったら、何が思い浮かぶ?」

冷房の効いた部屋で涼みながら、私は彼に聞いてみた。夏にはたくさんイベントあるからなぁ、やっぱりお祭りかなぁ、とぼんやり考えていると、彼は答えた。

「うーん、スイカですかね?あとはかき氷とか」
「食べるのが好きなあなたらしいね」

一瞬拍子抜けしたが、そういえば彼はたくさん食べる方だったとすぐに納得してしまった。

「そういう貴方は何が思い浮かぶのですか?」
「やっぱり夏祭りかな、花火を見たり、屋台でいろいろ食べたり…」
「貴方も食べる事を考えているじゃないですか」

彼にそう言われて、はっとした。そしてお互いに笑いが込み上げてきて、私たちやっぱり似たもの同士だねと笑いあった。

テーマ「夏」

6/29/2024, 4:48:04 AM

縁側に
吹き抜けて来る
青田風
毎食並ぶ
胡瓜とトマト



【夏】

6/29/2024, 4:33:49 AM



 私は夏が好きだ。
 なぜなら、映えるからだ。
 例えば、木々の緑。青い海。色鮮やかなかき氷。ギンギンに光る太陽があると何でも映える。
 だから私は、夏が好きだ。

6/29/2024, 4:18:45 AM



夏休みはやってみたいことがたくさんある。
映画を見たい。本を読みたい。服を買いたい。とか

でもやっぱり、好きな人と花火を見に行きたいな~!
できたらね、告白もしたいと思ってる。

6/29/2024, 4:17:22 AM

あゝ美しい風。清い旋律のよう。
これがいつか走馬灯になるんだものなあ、

6/29/2024, 4:09:04 AM

火葬場の裏で水飲む青い蝶 煙草喫みつつ眺めてた夏


題目「夏」

6/29/2024, 3:49:38 AM

『夏』
今年もこの季節がやってきた。
毎年、毎年、やりたいことが沢山あるのに出来ないこの季節。
そう!【夏】
今年は何をしようかな〜と考えていると
「何、ニヤニヤしてんの?」
「な、なんだよ。いいじゃんか〜ニヤニヤしても」
「まぁ〜そんなことはどうでもいいんよ」
「どうでもいいって笑」
「今年のこの日暇?」
「あ〜この日なら何もないよ」
「だったらさ!祭り行こうぜ!祭り!」
「おお、いいじゃん!行こうぜ!」
そんな話をしてる中、ちらっとドアの隙間から覗いている女の子がいた。
目線をそっちに向けると、その子は走って行ってしまった。
(用事あったのかな?)と思いながらもこいつの話を聞いていた。
その子が、今の妻になっているとはその時は思いもよらなかった。
「どうしたの?ニヤニヤして?」
「昔の友達と同じこと言ってるな?笑」
「あら、そうだったの笑」
「今年さ、あいつも誘って祭り行かね?」
「いいね〜私もあの子誘おうかしら」
「お?いいじゃん!今年も楽しみだな〜」
昔も今も変わらずお祭りの話をしている。
そこは変わらないな〜と思ってた。
そういえば昔、この話をしてた時も今日みたいな天気のいい日だったな

6/29/2024, 3:33:01 AM

いつだって忘れない物語

私達は2人でひとつだった。森に入れば慌ただしく止める声を発したのは彼だった。次第に私達は友達の枠を飛び越えて親友になっていた。
あれは暑い暑い夏の日、私達は村外れにある小屋で出会った。彼はいつもこう言っていた。
「奇跡って本当にあるんだね」
奇跡。その言葉は私は嫌いだった。この世に奇跡があるなら私は生まれなどはしなかった。私は何の為に生まれてきたのか、当日まだ五歳だったがそんなことを考えていた。
「なぁ、お前の名前聞いてなかったな」
セミのぬけがらを見つめながら彼は言った。私は名乗るのが嫌いだった。だから偽名を使って誤魔化すことにした。
「真田一」
真田というのは分からなかったが、一という言葉にはナンバーワンという意味が込められてるらしい。何かで一番になりたかった。当日は生きる意味を見いだせなかったから自己顕示欲を高めたかったのだろう。
「一か、良い名前だな!俺は手塚内侑!よろしくな!」
私が放った嘘に対して彼は随分ストレートに言ってきた。目の奥には真っ直ぐな何かが宿っていた。(私とは違う、彼は本当の事を言っている)

6/29/2024, 3:13:15 AM




お前と飲む、バイト終わりの一杯が好きだ。

バイト先の近くの、ちょっと広い公園の中にある、
紙コップのジュースの自販機。
そこで、炭酸のジュースを一杯ずつ買って、その場で一気に飲むのが。
俺と彼の、夏の習慣だったりする。

ぷはぁ、とジュースの半分以上を一気に飲み干した、お前が。

「今日はマジで忙しかったよな」

「あぁ、休憩もまともに取れなかったし」

「それにさ、新しく入ったヤツは全然仕事、覚えねぇーから、時間ばっか過ぎるっつうか」

「それな。先輩は教える気ねぇーから、俺らばっか面倒見なきゃなんないの、マジでキツい」

なんて。
バイト中の愚痴を、二人で言い合うのがストレス発散になっているし。
ちょっとした楽しみだったりもするから。
正直、バイト先には不満しかないけど。
お前と知り合えたことだけには、感謝している。

そんな俺の気持ちが伝わったみたいに。
ジュースを飲み干した彼が。

「俺さ、お前がいるから、今のバイト続けられてんだと思う」

帰りにこうやって、お前と一杯やんのは楽しいしさ、と。
空になった紙コップを、ゴミ箱に入れながら、彼がぽつりと言うから。

……さては、コイツ照れてるな。

なんて、俺の方を見ない彼に苦笑していれば。

「何笑ってんだよ、お前」

「ははっ……いや、一杯やる、ってなんか、酒飲んでるみたいじゃね、とか思ってさ」

俺も彼も未成年で。
お酒はまだ飲んだことが無いけれど。

「あぁ、確かに。サラリーマンが仕事終わりに居酒屋行くとか、こんな感じの気分なのかもな」

……だとしたら、大人になっても、お前と仕事の愚痴を言いながら、冷えたお酒を飲んだりしてぇーな。

なんて、俺はふと考えて。
そんな、お前との未来をぼんやりと思い描く、夏のある日だった。


                     End

6/29/2024, 3:13:07 AM

じっとり生暖かい風
ベタベタ肌に張り付く服
気が狂いそうな蝉の声
恐ろしい程のカンカン照り
夏だ…
今年も夏が来た…

6/29/2024, 3:10:24 AM

『あっつ〜』今日は6月29日

まだ春のはずなのに気温はもう30°を超えている。
私は毎日不登校が通える所から従姉妹の家まで
歩いて帰る。その距離は3キロ、あまりにも夏すぎて
最近はアイスを食べながら帰る。

『もう夏か〜はやいなぁ』

6/29/2024, 3:09:54 AM

「ひとまず去年の夏は、フェーン現象を覚えた」
だって「体温超え」だぜ。なんなら局所的に40℃だぜ。嘘だろっていう。
某所在住物書きは今後の夏の投稿ネタに向けて、ネットで涼し気なものを調査していた。

去年はざる中華・中華ざる・ざるラーメンと呼ばれているらしい冷やし麺を物語に織り込んだ。
山形発祥の名物には、冷やしラーメンという美味もあるらしい。ただ温かいラーメンを冷やしただけではなく、いくつか工夫が凝らされているという。
「冷やしシャンプーってどこだっけ?」
それも山形か。物書きはカキリ、首を鳴らした。
「冷や汁は宮崎が発祥か。
……え、山形バージョンも、ある……?」

――――――

前々回投稿分から続く、ありふれた日常話。
都内某区、某職場休憩室。どんより曇天に、鬱陶しいまでの湿度を伴った6月最終営業日の始業前。
雪国出身の藤森と、その親友であるところの宇曽野という男が、ぐるぐる巻きの低糖質ソフトクリーム片手に語り合っている。
予報によれば、その日の最高気温は29℃。
完全に、夏の始まりの暑さであった。

「お前のこと、一昨日あの稲荷神社で見たぞ」
「稲荷神社のどこで。証拠は」
「あそこのデカいビオトープのホタル。去年はたしか後輩から電話が来てビビって飛び上がってた」
「ちがう」
「痛い図星を突くとお前は必ず、まず『ちがう』だ」

自分のようなカタブツが、夏の蛍光の数十に、少年少女の如く感激するのは「解釈に相違がある」。
昔々の酷い失恋、初恋相手に刺された傷が、未だに捻くれ者の魂と心の深層を蝕んでいる様子。
チロリチロリ。ソフトクリームを舐めては、懸命に友人の証言を否定しようと努力している。
藤森の健気な照れ隠しと懸命な抵抗が、親友として痛ましくも少々微笑ましく、宇曽野は笑った。

「夏だな」
呟く宇曽野は休憩室の窓の外を見た。
特に何か、空の青だの自然の緑だのが見えるでもなく、年中ほぼほぼ一定の景色は人工物が約八割級割を占領している。
「今でも思い出す。数年前の夏、お前の帰省にくっついて行って、田んぼに咲く青紫色を見て、それから、誰も居ない夜の海でダベった」
8月なのに朝が寒いのは心底驚いたな。
付け足す宇曽野の視線はただただ遠く、向かい側のビルなど見ておらず、そもそも現在にすら居ない。

それはコロナ禍前、藤森の故郷たる雪国に、親友たる宇曽野が興味本位で同行した数日間であった。
絶滅危惧種たるミズアオイの咲く水田は広く、海と見紛う夜の湖は静かで、波音が聞こえるばかり。
詳細は過去投稿分8月14日から16日の3日間あたりを参照だが、スワイプが面倒なので気にしない。
「夏だ」
ともかく。宇曽野は再度、ぽつり呟いた。

「その夏のことなら、私もよく覚えている」
「だろうな」
「お前は私の故郷の、8月なのに朝が涼しいのを知らなくて、寒い寒いとベッドで毛布を。
それからお前に実山椒を摘んでたっぷり食わせてやったら、それが『それ』だと分からなかった」
「……そうだな」
「結果舌と唇が数秒死んで報復に私の口にも実を大量に突っ込んだ」
「お前の後輩もいつか連れてけよ。それか友人の付烏月あたり。あの朝寒くて夜静かな北の夏に」

「何故そこでウチの後輩と付烏月さんを出す」
「お前と仲が良いだろう」
「彼女も彼も、私のことなど、何とも思っていない。そもそも双方、私のことなど」
「にぶいなぁ。藤森」

式には呼べ。スピーチくらいは引き受けてやる。
軽く笑い飛ばす宇曽野は自分の白を片付けて、じき始業開始であるところの己のデスクに戻っていく。
「誰がもう恋などするか」
予想外に量の多かったソフトクリームを、なんとか短時間で解消しようとした藤森。
大口で塊を崩し、強引に喉に通して、
「……ァ、がっ……、つめた……!」
それが食道を通り胃へ落ちる過程で、地味な氷冷に苦しんだ。

6/29/2024, 2:55:10 AM

燦々と照る太陽が肌を焼く。思わず太陽に手をかざしてしまうほどに太陽は眩しかった。ガリガリ君を齧りながら塾へ向かい密室特有の蒸し蒸しした暑さに身悶えながら机に齧り付く。
家に帰って風呂を浴びてお気に入りのバンドのプレイリストを流す。3曲目に入ったあたり、不意に
「そのバンドいいよなー」という声が聞こえた。こんなマイナーなバンドを知っている身内がいたのか。と思いながら、あたりをキョロキョロ見渡すと、真正面を見た時、ぱっちりと特大の蝉と目があってしまった。「キィヤアアア」とうら若き乙女もかくやな絹を裂くような悲鳴を上げ、その場から尋常じゃない勢いで離れた。
「まぁ落ち着けよ。」とのんびりした調子でいいながら器用な仕草で足を組みながら机でふんぞりかえっている蝉に私は「ヒイイ」という情けない声をあげながら台所の隅でプルプル震えることしかできなかった。
これが私と喋る蝉の蜻蛉の出会いであった。
その日、なんとか蜻蛉と話せるようになったのは、夜の0時を回った頃だった。まだ慣れきれずに少し青い顔で蜻蛉の話を聞いた。蜻蛉はここの近くの久山という山で育ったらしい。
そして自分だけ何故か喋れるらしい。
その日はもう夜遅かったので、まだ喋り足りなそうな蜻蛉を無理矢理帰して、寝た。
次の日も変わらず、塾へ行った。
いつもと違うのは、家に帰ると巨大な蝉がヨッとチャーミングな動きで私を出迎えることだ。
私達は昨日からなんの話をするかは決めていた。何故なら蝉と人間では話す話題が違うからだ。
何度も試行錯誤を繰り返しようやく互いが話せる話題が蝉トークであった。
例えば私が「蝉っていつも死んでると思ったら急に驚かせてくるから、腹ただしい。まるで現実世界のゾンビみたいだ。」というと蜻蛉がすかさず「セミだって今を必死に生きているんだ。そんな最期まで抵抗しようという気高い意志を気持ち悪いと一蹴するのか?」と論破する。ような展開が何日も続いた。
後退することなんてないし私が論破できるわけでもない。そんな日がずっと続くと思っていた。
ある日いつもの如く家に帰ると蜻蛉がぐったりとしていた。どうした?と聞くと蜻蛉は消え去りそうな声で「もうすぐで死ぬんだ」と言ってきた。
そのまま看病?したが、虚しく蜻蛉は死にかけから1日で死んでしまった。
無心で蜻蛉を土に埋めていると涙が溢れて止まらなくなった。蝉も実はいい奴かもしれない。そうたいして赤く焼けてもない空を見上げて思った。
そして歩き出した途端、サクッという軽快な音がして下を見るとそこには蝉の死体を踏んづけた自分の足があった。その日、とある町で1人の少年の絶叫が聞こえたという。そして私が蝉が再びトラウマになったというのは、自明の理である。
お題夏
ここまで読んでくださってありがとうございました。
少しグロ描写を書いてしまったことにお詫び申し上げます。

6/29/2024, 2:54:01 AM

#夏…

早朝朝顔の葉に玉になった雫に
朝日がキラキラ…
恥ずかしがり屋の朝顔の花にkiss…

今日が素敵になるように
静かにおまじない…

私の一日が始まる

6/29/2024, 2:48:57 AM

夏と一括りにいってもいくつか種類があるよね
例えば、初夏
風に運ばれてやって来た夏のしらせを感じながら
これから来る夏におもいを巡らせる時期
他には、盛夏
尋常じゃない暑さにうんざりしながらも夏の思い出を
作り、刻んでゆく時期
そして、処夏
照りつける日差しもやわらいで訪れる秋や冬に
夏につくった思い出を持ち合わせて一歩踏み出す時期

あなたはどんな夏が好きですか?

6/29/2024, 2:47:14 AM

これからもどうぞよろしくね
こんな私だけど笑って許してね
ずっと大切にしていてね
永久保証の私だから

                西野カナ トリセツ

6/29/2024, 2:43:18 AM

お題『夏』

 今は夏空の下を歩きにくくなったと思う。日中に外出てしまったらムワッとした熱気と、肌を焼く感覚と、体を流れていく汗が吹き出して「あっ、これ人間が歩く場所じゃないわ」ってなって家に引きこもるんだ。
 自分の部屋へ戻ったら、パソコンをたちあげてゲームを始める。もちろん、部屋はクーラーをきかせて。ここ数年、夏はこうして過ごすことが多くなった。
 夏は海だの、かき氷だの、花火だの、イベントがいっぱいあるが、まず一緒に行く友達も恋人もいない。
 ふと、机の上に置いたスマホが光る。Facebookの通知で開いたら、たまたま繋がってしまった高校のクラスメイトの陽キャが男女で花火に行った時の画像をあげているのを見てしまった。圧倒的な敗北感を覚えて舌打ちする。
(あーいいですねー、陽キャ様は、いつだって友達に困ってねーし、女にもモテてるし。世の中不平等だろ)
 俺は心のなかで親指を下に下げるボタンを押した。リアクションしないだけ、いや、ブーイングのボタンがないだけありがたいと思え、とスマホをベッドの方に投げ込んだ。

6/29/2024, 2:40:09 AM

細く長い長い農道を抜けると、山の麓に竹林が見えてくる。そこに頂へ繋がる階段があるから、一段一段数えながら登って。途中で何があっても数えるのをやめちゃいけない。何段かわからなくなったら、四十九段から数え始めるんだよ。決して振り返ったり、走り出したりしないこと。丁寧に、確実に、登り続ける。その先が私達の合流地点だよ。

星が綺麗だな、なんて呑気な事を考えながら農道を歩いた。田舎の夜は静かなようで、実は結構五月蝿い。
蛙が一斉に鳴く。遠くでホーホーというフクロウの鳴き声が聞こえた。
「二十三、二十四、二十五……」
なんとか三十段まで来たが、いよいよ疲れがピークに達しそうだ。
「あと何段あるんだよ……」
ぶつぶつと文句を言いながらも登り続ける。数えるのをやめたら何が起こるっていうんだ?
「………。」何かが聞こえた気がした。足は絶えず動かしながら、耳をすませる。
「………!」祭囃子だ。何処からか、祭囃子が聞こえる。
何処かで祭りがあるのか?わからないが、少しずつ音が近付いてくるように感じた。
「……しまった」
段数がわからなくなってしまった。一瞬、足を止める。何段から数え始めればいいんだっけ。確か……。

―ドンッ。
背後で鳴った太鼓の音と同時に、僕は意識を手放した。

6/29/2024, 2:29:46 AM

後悔と寂寞全部巻き込んで
どこまで青く堕ちていけ、夏

6/29/2024, 2:28:04 AM

夏は嫌い。




暑いし、
蚊に刺されるし、
汗はかくし、
寝苦しい。


おまけに熱中症になったら
嫌いなんてものじゃ済まない。







夏は好き。


向日葵が綺麗だし、
冷たい飲み物や美味しい食べ物があるし、
大好きな色「水色」がよく映えるし、
夏祭りや花火大会、七夕などのイベントがある。




結局、それぞれの季節には
好きな理由と嫌いな理由があって。


それは、自分が生きやすくするための言い訳。






今年の夏が好きか嫌いかは、
夏が終わってみないと分からない。




#8 夏

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