『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
始まりを告げられることも
終わりを知らされることも
なにもないまま
過ぎていく
そう思っていたのに
夏に生まれた君が
『夏が好き』だと笑う
ただ それだけで
蝉の声
赤いシロップのかき氷
脱ぎ捨てたサンダル
足に残った日焼けのあと
昨日までの歳下の君と
今日からの同じ歳の君
すべてが季節の合図に変わる気がした
「僕も好きだよ」
君に届け
【夏】
すぐには書けなくて、お題だけで保存しても
♡をタップしてくれる方たちがいる。
とってもうれしい。
感謝を込めて。ありがとう。
夏
夏と言ったら夏休み
きっと宿題が多いんだろうな
好きな人には会えないし。
でも、部活で学校に行って友達と会って遊んで
部活をする
それだけで楽しくなるんだろうな
夢を見る。
夏の景色だ。
ただ青く蒼い空にそびえる入道雲。肌を焼く太陽。生命の限り鳴き続ける蝉たち。
田舎の祖父の家を出て、じりじり焼けた坂道を駆け下って。
滅多に遮断機の下がらない踏切の手前、人の好いおばあさんがいる駄菓子屋のアイスを買って。
踏切の向こうの、煌めく海に向かって走っていた。
夢を見る。
子供の頃の景色だ。
今より色んなものが大きかった。色んなものが輝いて見えた。
虫取り網と虫かごを持って野原を駆け回って、捕まえた大きなカマキリを自慢して回った。
服も脱がずに海に飛び込んでも、上がればすぐに乾いてしまう。
その後帰って、洗濯をする祖母にお小言をもらっていた。
夢を見る。
君がまだ、手の届く場所にいた頃の夢だ。
いつも一緒にいた。何処へ行くにも二人だった。それが当たり前だった。
二人で走り回って、はしゃいで、遊んで、汗まみれになって、買ったアイスを半分ずつ食べた。
君は確かにそこにいた。
笑った顔も、悪戯が成功したときの顔も、やり返したときの顔も。
みんなみんな、覚えているのに。
(……夏、って。こんなに静かだったっけ。)
記憶の中の君の声が、蝉の声に掻き消されて霞んでいった。
[夏]
夏。
去年の夏は
ほとんど逢えた。
夏になったら
暑いけど
逢いたい。
明後日?
めちゃくちゃ悩む。
夏
海が大好きな私は、特に夏の季節が好きだ。
海の青と空の青がどこまでも続いているその先を見ていると、私の夢も無限に続いているかのようで、太陽が燦々と輝やけば、私を祝福してくれるかのように感じるからだ。
明日は仲のいい友達数人と海で遊ぶ。
その中には私の好きな人もいる。
告白しようと決めた。
もうこの気持ちを心の奥に閉まっておくことが苦しくなってしまった。
だから明日、伝える。
水着だって新調した。
ダイエットもした。
もし万が一、振られたとしたら…?と考えることもあるけれど、それはそれで悲しいけれど、勇気を出した自分を褒めてあげたいと思う。
夏は開放感を感じる。
私の気持ちも曝け出して、素直に伝える。
この夏を最高の思い出にしてみせる。
夏。
暑さで茹だる中、蝉の声の特別。
少し思い出す、今は来ない夏休み。
全く大人になったから、自分で夏休みを作ればいい。
(暑さで仕事もキレないなら、ちょうど良いんじゃない?)
道路の陽炎、もわんと熱風、どんどん太鼓の宵祭り。
幻覚のような、旅中のような、浮ついた毎日。
「暑い暑い」と文句いいながら、毎夏楽し。
お題:夏
今年の夏の予定は盛り沢山!
ライブに行ったり、推しと推しの対バンに行ったり、フェスに行ったり。
え? 同じ言葉並んでる? れっきとした別単語です(たぶん)
あとは夏祭りとか、お泊まり会とか。
とにかく、大好きな友達たちと最高の夏の思い出が沢山出来そうです。
わくわく
これを見てくださった方にも、良い夏の思い出が出来ますように!
夏の陽射しに、充てられて
甘く甘く、溶けていく。
空に浮かぶは、満開の花々。
...嗚呼、今年は一緒に見たかったな
---二作目---
紺色の生地に、黄色の帯。
周りの屋台や灯りですら、彼を彩る装飾品の一部。
「どうですか?」っと、本人は少し不安げに瞳を揺らす。
だから「すっごく似合ってる」っと、言葉にすれば
まるでりんご飴のように顔を赤く染めるから
これがまた堪らない
さぁ、まだ夜の時間はこれからだ。
空に華が咲く時間まで、めいいっぱい楽しもうではないか
俺は彼の手を引いて、祭りの中へと駆け出した
#夏
342作目
一周年記念まで...あと22日
「夏」
青く眩しい空、白く大きい雲、緑で生い茂る山。
今日はどこで何℃。そんな言葉を毎回聞いている。
雨が降れば通学はバスになる。いつもより道が混み一本遅い電車に乗る。ズボンは肌に引っ付き、クシで髪をとかす女子。水を含んだ靴はキュッキュッと甲高い音を鳴らす。
急な寒暖差で体調を崩し、なかなか全員揃わないクラス。体育終わりは制汗剤の匂いで充満する。その中でも元気に響く部活動の声。
家に帰れば虫の音。どこからともなくカエルの声が聞こえる。屋根やベランダに打ち付ける雨の音。暑いはずなのに涼しく感じる。
明日もまた汗を流すだろう。ベタつく肌に困り果てるだろう。でも、夏はとても青々している。夏にしか感じられないもの、しっかりと感じていたい。
【夏】
それは人によって好きズキが分かれる季節。
特にアウトドア派が喜ぶイメージがあり
それと同時にセミ達の短い生涯をし始める時でもある
海へ行けば賑わうが危険と隣り合わせなることも
夏の後半期になればカップルや色んな人達が祭りをし
命を燃やし続ける光景が浮かぶ。
特定の厄介な虫が現れたり…心地いい風鈴の音色が聴こえたりと、深掘りすれば宝の山だ
冬と違い汗をかくので健康的な気温でもある
もちろん流しそうめんや花火など、
お楽しみはたくさん存在し…発想の転換をすれば
今年の『夏』も快適に過ごせるのではないだろうか
夏
猛暑!!!
まだ6月でこの暑さ、、、
毎年この暑さは続くのだろうか、
本当に地球は大丈夫なんだろうか、、、
宇宙という圧倒的な航海を旅する大切な船なんだからみんなで大切にしていかないと
夏と言えばおつかいで
近所のお店にアイスを買いに行った
帰りにドーベルマンが凄い勢いで
追いかけてきて
びっくりしてアイスを落とした
怖かった…汗びっしょり
✴️72✴️夏
1面 が 青 色 に 染まった 。
夏 二 恋した 私に
春は いつ くるの だろ う 。
「 #夏 。 」
真上の太陽
アスファルトの陽炎
昔読んだ絵本の惨劇の前触れのような静けさ
(夏)
【夏】
突然ですが、皆さんは"夏"と言ったらなんだと思いますか?スイカ、海、花火、などと思いつくと思います。皆さんは誰かと"夏"祭りを行ったことはありますか?私は今年の夏祭りは友達と行く予定です。浴衣を着たり、屋台をまわったり、花火を見たり、踊ったり…夢のような時間ですよね。皆さんの好きな季節はなんですか?私はもちろん…春です。
父は夏が大好きだといつも言っていた。
一方、私は春や秋が好きだと思う子どもだった。
あれから時は過ぎ、私は仕事の縁で、常夏の島に住みついた。
そして一方、父はぜんぜん夏でない、ふつうの所に住んでいる。
無責任だなと思いつつ、これからの日常に乾杯。
《夏》
日に日に空の青が濃く高くなっていく。
白い雲もその背をモクモクと伸ばしていく。
昼の日差しはどんどん力を増し、夜の居場所を少なくさせる。
そんな季節がすぐ背後に迫ったある日。
「可愛い…いいデザインだなぁ…。」
私はショーウィンドウの中のワンピースに引き留められていた。
淡い水色が爽やかなオフショルダーのワンピース。袖から身頃に掛けた薄地のフリルが涼やかさと可愛らしさ、そしてウエストの引き締め効果を存分に出している。ここ、重要よね。
肩を出すスタイルは暑い季節ならではのファッション。なんか気分も上がりそう。
「もうすぐ夏だし、こういうのもありだよね…いいな…。」
なんてじっくり見ていると、ショーウィンドウに映る背後の彼は笑顔でこう言った。
「ほう…これはこれは…。」
ただし、よそ行きの笑顔で。
あれ?ちょっと待って何か不穏な気配なんですけど?
最近分かるようになってきた彼の表情の違いを察知してヒュッと息を飲むと、
「いいですか?夏の紫外線を舐めてはいけません。夏の紫外線は特に日焼けしやすいものが強いのです。あのように肩を晒していては焼け過ぎて肌が火傷のようになってしまいますよ。完治するまで大変ですし何よりせっかくの肌にシミが出来たらどうするんですか。それに空調の効いた場所に入ったら今度は冷えの原因にもなりますからね。」
今度は彼が一息で理を詰めてきた。
まずい。変なスイッチを入れてしまったみたい。
こういう時は笑顔でも妙な迫力がある。
うーん。でも諦めきれないなぁ。
「でも凄く可愛いんだよね。今度の外出の時に着たいな。」
可愛い服を着て気持ちを上げて。その上、あなたにより相応しくなれる。
素敵なファッションは心を強くするから。
引き際も悪くワンピースを見つめていると、隣で微かに溜め息が。
「…仕方ありませんね。これに似合うショールも一緒なら問題無いでしょう。」
その表情は、苦笑混じりだけどいつもの柔らかな空気を纏っていて。
これはこれであまり見ないレアな笑顔なので、つい見とれてしまう。
するとふと視線を逸らせた彼が私の手を取り、お店の扉を指差した。
「ショールを選ぶ時間もありますから、早速入りましょう。」
ショーウィンドウに映るのは、高く晴れた青い空と白い雲、ほんの少し頬が赤くなった私。
思わぬ幸運尽くしに胸を高鳴らせながら、揃ってガラスの扉を開けた。
「乾杯!」
私達は毎年の夏、棒アイスをくっつけ合って、乾杯をするのが習慣だった。
いつだっただろう。彼が青い空に旅立ったのは。
今日も、青い空が広がっている。雲一つなく、見事な快晴だ。
偶然にも、今日の私のアイスの色は青だった。
「なーんだ、すぐそこにいたんだ。」
私は空と言う名の棒アイスと私の棒アイスをまるでくっつけ合うかのように、棒アイスを青い空に重ね合わせた。
「乾杯_。」
《夏》
「夏」
最近、ナス、ピーマン、キュウリに悩まされてる。
毎日畑から収穫され、台所に来るけど食べ切れない。
私の許容範囲を超えている。
人にあげたりしてるけど、追いつかなくて
腐らせてしまうことも。
もう少しでこれにトマトが加わる。
はぁ、好きなんだけどな。飽きる。
この贅沢な悩みが、夏が来た〜と
私は実感するのだった。
夏
”嫌いなとこ”
夏は暑い
虫が多すぎる
ビジュ崩れる
日焼けする
プールある
薄着
”好きなとこ”
夏休み
青春感じる
夏にしか着れない服着れる
垢抜けできる
暑いからの涼しい
色んなところ行ける
夏は嫌いだけど
好きなとこもあるから
嫌いなものとか人とか
いる人は
その人 ものの
いい所見つけてやってこ