『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夏は嫌いだ。
大嫌いって書こうとしたんだけどなぜかそうは書けなかった。
暑いのが人一倍苦手で命の危機を感じるほどなのに。
夏は嫌いだ
容赦なく射し込む太陽
ぎらぎらと攻撃的な光
冬眠ならぬ
夏眠なんてないだろうか
そういうと
君は微笑む
プールの底にずっといられたらいいのに
ゆらゆら
水中から空を眺めて一夏を越す
世界は全て曖昧で
おぼろな水の中
想像してみて
それもいいかもね
と僕は君を抱きしめる
かすかなミントの香り
そんな夏も悪くない
♯夏
『夏』
もう、あの夏は帰ってこない
その事だけが私の心を締め付ける
でも、もう忘れなくちゃ
二人でふざけあった帰り道も
君がくれたヘアピンも
全部、捨てて前を向かないと
あぁ、これで良いんだ
これが、二人のためなんだ
夏
夏始まってきてるなぁ
今年の夏が勝負
この夏は今年しかない
みんなに置いていかれないようにここに全てをかける
テーマ:夏 #227
夏が始まる。
プール開きが早くも始まった。
かと思えば暑い日々。
授業で寝る人続出、
体調不良者続出……。
夏バテ、
熱中症……。
気をつけないといけないことが山ほどある。
私の学校生活最後の夏が
今、始まる……
夏
暑いしジメジメしてて虫沢山いて嫌い
だけどスイカが美味しいから少し好き
あなたと
一緒に過ごすのは
今年で
3回目。
さて
今年は
何をしよう?
よく
候補にあがるのは
避暑地か
バーベキューか
花火。
あ。
海もいいかも?
ほんとは
暑いし
日焼けしちゃうけど
あなたと
一緒なら
暑くても
日焼けしても
まぁいいや。
#夏
電気代が怖いから、冷夏だと嬉しい。
今年の夏。
夏休みになると
決まって三家族で
海にキャンプへ行きました
親同士が仲が良く
子供は総勢四人
わたしはひとりっ子
他所の車に乗せられて
そこの2歳上の男の子と後部座席
当時わたしは小学校三年生
怖くて恥ずかしくて
気持ち悪い思いをそこで味わいます
どんなに抵抗しても手を伸ばしてくる
次の年も一緒に乗りたくないと抵抗してもだめでした
もうなん10年も昔の話ですが
傷付いた心は今でも癒されることはありません
夏なんて嫌いだよ
暑いしベタベタするし、日射しが強くて頭がクラクラするし、近頃はゲリラ雷雨なんてのもあるし
なんなら冬眠ならぬ夏眠したいくらいだよ
でも、でもさ
君がおうちデートしてくれるなら、夏も捨てたもんじゃないかな
ねえ、エアコンが効いた部屋で、アイス食べながら一緒に映画でも見ない?
早起きした日は小説本を片手に家を出た。
小道のベンチに座り、本を開くのが楽しみで日課で。
朝は木陰と涼風。
昼は木漏れ日と蝉の声。
夕方は帰り道が橙色。
じっとりと汗をかいた額に
冷たいペットボトルが当てられ
仕事帰りの母の声はいつも笑っていた。
「あんた、また朝から本の虫?」
母はもう居ないけれど
夏の思い出は…暑さと共に残る。
気温が高くなり本格的に夏が始まった。16回目の夏だ。もし自分が80年生きるとしたら、夏は80回しか来ないのか。多いようで少ない。時間は有限だ。今年の夏も全力で楽しもう。
お題『夏』
馬小屋前の菜園の一角に主様専用の畑があり、そこでは主様の食卓に並ぶ野菜を育てている。しかも主様ご自身の手で野菜を栽培していただいており、執事は必要最小限のお手伝いしかしないことになっている。主様に自然を学んでいただくのが目的だ。
どうしてこのようなことになったのかというと、話は3年前の夏まで遡る。
「主様、どうしたんっすか?」
主様が庭に出たいとおっしゃるのでご一緒に外へ出たところ、庭師の執事・アモンが花に水遣りをしていた。とある蔓草の前にしゃがみ込んでじっとしていた主様は、うーん? と首を傾げていらっしゃった。
「主様はもしかして、このアサガオに興味をお待ちっすか?」
こくんと頷くと俺とアモンを見上げて、
「きのうよりもせがのびてるきがする」
とおっしゃった。
「へへっ、主様。もしよかったら毎朝この子の成長を見にきませんか?」
「みにきていいの、アモン?」
「もちろんっすよ。ここの花は全部、主様に見ていただくために育てていますからね」
そしてその翌日から、スケッチブックを持って庭にしゃがみ込む主様を日傘でガードするのが俺の日課になった。
アサガオの観察日記をつけているうちに、他の植物にも興味を持たれるようになった主様だった。
どのような植物が気になりますかと伺った結果、翌年はひまわりを、さらにその翌年はトマトを育てることになり……。
そして今年は、主様の畑にはトウモロコシが植わっている。
「フェネス、フェネス!」
「はい。何でしょうか、主様」
スケッチブックから顔を上げると主様は眩いばかりの笑顔でこうおっしゃった。
「とうもろこしって二期作ができるって、この前本で読んだの。私もやってみたい!」
もしかしたら主様には農業にも才能がおありなのかもしれない。
「はい、分かりました。あとで二期作に関する本をお持ちしますね」
主様、十歳の夏はまだ始まったばかりだ。俺は俺にしかできない方法でお手伝いしていこうと心に誓うのだった。
夏
ワイヤレスイヤホンを耳に突っ込んで、家を飛び出す。
体内に直接流れてくるのは、大好きなシンガーソングライターの曲。まさに夏、といえるような明るく軽やかなメロディーに乗って、今日もあの電柱へと走る。
サビを聞き終わるまでに行かなきゃ、彼女に会えない。
何回も聞いた歌詞と一緒に、ただ、走っていく。今日は、ちゃんと伝えたいんだ。
『夏の空が 僕らをみてる』
サビの最後の一節が耳に届くのと同時に、僕は叫んだ。
「おはようっ!」
電柱の影にいた君が、ひょっこりと顔を出した。
「おはよう!」
イヤホンを外して、君の隣に立つ。
「…今日も暑いね」
何気ない世間話しか出てこない。
「本当に!ねぇ、そんな中走ってたよね?大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「そっか!体力あるね〜」
君は機嫌がよさそうに歩いていく。
「あっ、そうだ!昨日のテレビで…」
君のバラエティー番組の話を、相づちを打ちながら聞く。
話すタイミングを見失ってしまった。
どうして、「待ち合わせしない?」の一言が言えないのだろう。いつまで偶然を装って、毎朝君に会いに行くのだろう。本当に、情けない。
ふいに、大好きな曲のサビが頭に響いた。『夏の空が 僕らをみてる』頑張る人たちの背中を、暖かく押してくれるような歌詞。
「あのさ…」
夏に背中を押されたような感覚に身を任せ、伝えたかった言葉を紡いだ。
【夏】
君の運命の人は僕じゃない。
僕は大好き。好きだった。
でも君とは釣り合えない。
でも、きっと共通点は何個かあったはず。
君も僕のことを好きだったはず。
僕の肩で寝る君を僕は、寝たふりで誤魔化して、
花火の音と共に飛び散った、僕と君の夏。
無謀と勇気の間
君と僕との距離は
夏になって近づいた
ただの偶然
きっかけなんてどうでも良い
グッバイ、イカロス
見せてやるぜ
※夏
【夏】
じいじいと五月蝿いアブラゼミの鳴き声が、照りつける日差しの暑さをさらに際立たせる。なんだって日本の夏はこんなにも蒸し暑いのか。公園の木陰にいるというのに、全身が溶け落ちてしまいそうだ。
真っ青な空と木々の緑のコントラストが目に痛くて、ベンチの背もたれに背中を預けて瞳を閉じた。そうしているとやがて、朗らかな君の声が耳朶を打つ。
「お待たせ!」
ゆっくりと目蓋を持ち上げれば、目の前にソフトクリームが突き出されていた。思わず目を瞬かせれば、眩しいくらいに明るい君の笑顔が僕へと向けられる。
「アイス、半分こにしよう!」
「良いの? 食べたくて買いに行ったんでしょ?」
行列をしているアイスワゴンに、わざわざ炎天下にその身を晒してまで並んだのに。と、君は少しだけ照れたように僕から視線をそらした。
「良いの。一緒に食べたくて、買いに行ったんだから」
その頬が赤いのは、夏の日差しのせいか。暑いだけのこの季節は好きじゃないけれど、だけどこんな可愛い君の姿を見られるなら悪いことばかりでもないかもしれない。
「ありがとう、いただきます」
君の手の中のソフトクリームへとかぶりつけば、濃厚なミルクの甘さが口の中を冷たく満たした。
変わらない温度、焼かれるような毎日は永遠のように思っていた。
けれど終われば、それは一瞬、刹那の夢。
ほんの二ヶ月の、幻。
あんなに長いと思っていたのに、終わってしまった。
あんなに変わらないと思っていたのに、もう気配さえ残らない。
たくさんの希望と、たくさんの物語と、たくさんの思い出の詰まった時節。
ああ、君が手を振っていたのを覚えている。
——
夏
辺りでは
蝉の鳴き声や部活動の人たちの声が聞こえる
全身が太陽に当たり、
内側から暑くなっていくような気がして
アイスでも食べたい気分になった。
晴れ渡る青い空
木々から光が差し込み、揺れる青い陰
光を反射して青い海
自分の気持ちには合わないくらい
清々しくて綺麗な青だ
あぁ、
思い出してしまう
ひまわりのように
明るくて無邪気で
綺麗なあの顔
顔が赤いのは暑さのせいだろうか
道路に一粒のしずくがこぼれた
夏
蒸し暑い夏 額を伝う汗 光り輝く
太陽 教室の中 カーテンが揺れる窓際
君は窓の縁に肘をかけ 空を見あげる
それは少女漫画などでよく見る
美しい光景 まるで少女漫画の世界に入ったかのように光り輝く君
太陽と共に輝いている。
君はふと僕の方に振り向く
いたのか という顔で僕を見つめる
よっ と手を挙げいつものように話始める 君はどんなときも眩しく
女子からも男子からも好かれていた
性格は 明るくて 優しくて 男女関係なく仲良くできる そんな理想的な性格をしている。そりゃぁみんなから好かれるわけだ まあ僕も君に恋をしている中の1人なんだけど。
こんな恋愛話を長ったらしく書いているがこれは
このアプリを入れタイトルにそって
文章を書いている私のたんなる妄想なのです。 終わり。