『声が聞こえる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【声が聞こえる】#7
「声」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。
鳥の声。
人の声。
動物の声。
海の声。
虫の声。
木の声。
人それぞれ様々だと思う。
様々の中には、もちろん生きていないものもある。
日常では、声がいっぱいだ。
どの声も、とても綺麗で、とても素敵だな。
声が聞こえる周りの声と音が多いに傾けてばかり。
朝は静か昼は賑やか夜も静か。
最近だとお祭りがあった
わっしょいわっしょいお神輿の音と掛け声が印象的だった。
自分の心の声も聞こえてくる傾けてみよう。
声が聞こえるフェイクです
これは僕のお話です
まほぼ毎日くる、、、あの人の声あの僕を笑う声、、、そしてまた僕は頭の中で謝ってしまう、、、ごれがトラウマかもしれない
でももお僕はあの人に会ってないし昔からそんなこといわれても気にしていなかったなのになんで?と思う毎日
愛してる人といるとやっと安心できる愛して貰いたかったのがきっと僕だった愛してもらえないと思って聞こえてしまうのだと思う早くあなたの声だけが聞こえるようになりたい、、、
心のsos 。
見てみぬふりしないで、ちゃんと向き合って。
あなたしか聞こえない声。
気温が30度を下回り、涼し気な風が吹き、
夜は虫が鳴いている。
秋の声がする。秋がやってきたことを告げている。
空は高くなり、うろこ雲が広がり、
夏は過ぎ去りましたよ、と優しい日差しが街を
包む。
以前にも書いたけれど、私は秋の晴れ間が苦手だ。
穏やかなその雰囲気が苦手。なんだか寂しく感じるのだ。
良い季節ですよ、とまた秋の声。
そうだな、猛暑で身体も疲れたし、のんびり過ごすことにしようか。
「声が聞こえる」
声が聞こえる
懐かしい声が
これは誰の声だっただろうか
目を開けば
泣き顔の君が瞳に映った
ごちゃごちゃごちゃごちゃ、うるさい。
何を話してるのかまでは聞こえない。
耳栓してるし。
ベッドホンの時もあるけど。
でも、鳴り止まない声?音?
どうしたら静かになる?
遠くの田舎なら静かに暮らせるだろうか?
安眠の為に、とりあえず一泊で寂れた旅館に行く。
あぁ、喧騒もなく、木の葉の揺れる音、水音だけ。
理想的な環境だ。
夜はゆっくり眠れるだろう。
そう思ったが、薄暗くなると、町民放送?って言うなんかわからない時報が大音量で流れて、心臓が飛び出るほどびっくりした。
そのあとは、農作業か何かから帰ってきたらしき人達の酒盛りの声がする。
やっと静かになったかと思えば虫の声。
もう、この世には静かな場所なんてないと思った。
人の声が嫌い。
そんな自分は人として生きていくには無理だろう。
歳をとり、人以外の鳥の声、虫の声までうるさいと感じて、表現しきれない程の嫌悪感を感じる。
防音室で生活しよう。
都内に戻り、なるべく小さな家を買い、完全防音の部屋も作った。
若い頃は音に対する敏感さは収入になった。
今ではお金の価値とは何だ?と捻くれた考えしかなく無駄に金ばかりある。金は音を立てず静かにして役立つ。
この防音室で安心を得て、辛かった若い頃の自分を慰める。
もう、生活のほとんどがこの防音室でいるようになったある晩、久しぶりに『うるさい』と思って目が覚めた。
防音室に一人きり。
無音のはず。
耳を澄ませる。
何か聞こえる。
一定のリズム。
部屋のどこかに隙間ができたか探しても見当たらない。
部屋の真ん中にあぐらを組んで座る。
耳を澄ます。
一定のリズムは自分の鼓動だ。
そうか。声が苦手なんじゃない、生きてるって音が苦手なんだ。
なんだか腑に落ちた。
『うるさい』と感じてベッドホンで聞いたクラシックは電子化されたものだった。
風に吹かれる木の葉の音。は心地よかった。
年齢とともに敏感さすら頑固になり続け、ついには自分の心音すら『うるさい』と思うようになってしまったのか。
ずっと生き辛かった。
静かを求めた。
静かさなんか、生きてる間中、訪れない。
心を無にして部屋を出る。
聞こえる音はスッスッと床を擦る自分の足音と、少し早くなった自分の鼓動。
キッチンについて、ガチャガチャと手当たり次第に探す。
目的の物が見つかるまでガチャガチャとなる扉や食器の音を耳で聞く。
目当ての物が見つかった。
なるべく音がしないようにだけ気をつけて、自分の鼓動の発信源にアイスピックを入れていく。
これでやっと静かになる。
そういえば、僕の声はどんな声?
お題:声が聞こえる
目を閉じると声が聞こえる。
子どもの声だ、泣き叫ぶ声だ…
「痛い、痛い、寒ぃよぉ」
やめろ、やめろ、やめてくれ!!
そんな声を出さないでくれ。
私はお前の声聞きたくないんだ!!
「どうして、どうして酷いことするの…苦しいよ」
何なんだ、一体誰なんだお前は!!
私に、私がお前に何したっていうんだ!
「悲しいよ、哀しいね…」
頼む、頼むから喋るな。
「私も置いていくのぉ?」『えっ?』
そこには瞼の裏に幼い頃の私が泣いていた…
私は一体何を置いてきてしまったのだろうか?
声が聞こえる
精一杯の
声が
この時期は毎年 中学では合宿コンクールがある
1年生から3年生 子供達の声の熱量が伝わってくる
合唱 ピアノ 指揮 ステージ
たくさん練習したんだろうな…
涙腺がすぐ崩壊する私は ハンカチなくしてはいられず
日曜日 またどんなにステキな声を聞かせてくれるのかな…本当に楽しみであり しあわせ!
時々、夢を見る。
それも、全く同じ内容の夢を。
その夢の内容は、只々あいつと談笑しているだけの夢。
質問をしたりされたり、一緒に笑いあったり。
最近はどうだったかと、何が楽しいことはあったかと、好き嫌いは少しくらい減ったかとか...
質問の内容は、まるでお母さんみたいなことばかりだが...。
...けれどそんな時間が、この時は酷く懐かしくて、こいつと話せている時間だけは...凄く楽しかった。
だって...もう夢の中でしか、お前の声は聞こえないのだから
#声が聞こえる
66作目
追記
もっと読みたい600越えありがとうございました(ㅅ´꒳` )
テーマ:声が聞こえる #313
声が聞こえる。
あなたは誰?
どこにいるの?
私は周りを見渡すけど
声の主は見えない。
少しすると声は聞こえなくなった。
数時間後
ニュースで私がいた場所で
事故が起こったことを知った。
それも私がいた数分後。
私は知らなかった。
あの声がなかったら
あの場を離れていなかったかもしれない。
あの声がなかったら
今頃こうしていられないかもしれない。
【若干ホラー】
母方の実家に預けられていた頃の記憶である。
祖母は優しくて滅多なことで怒るような人ではなかった。
反対に祖父はそれはもう厳しくて幼少期は矢鱈近づくことはない。
そのため朧げな記憶のほとんどは祖母である。
優しいおばあちゃん。
「◯◯ちゃん、奥の……、だけは……。おばあちゃんと約束よ」
高齢により他界したおばあちゃん。
なんだか、大切な事を言われていた筈が思い出せない。
どうして忘れてしまったのだろう。
遺品整理のため一足先に到着した民家。両親が来るのは明日。
古めかしい家。それでもいざ入ればその頃の記憶を思い起こす。
少しだけ、目の奥がじわりとぼやける。
一人でできることなどたかが知れている。とりあえず換気のため編戸を開けていく。
祖母は一人で長く守っていたのだ。必要以上に手入れは出来ていまい。少し手こずりながら全ての編戸を開けることが出来た。
風が吹くたびに澱んだ空気が押し流されるような気がして気持ちがいい。
「◯◯ちゃん……◯、◯ちゃん」
風に混じり、声が聞こえた。
優しいおばあちゃんによく似た声。
奥の部屋から聞こえた。閂錠で施錠されただけの部屋。唯一鍵らしきものがされた部屋。
「おばあ……ちゃん?」
「あけて、ちょうだいぃ、◯◯ちゃ……」
あるわけない。
そう否定しながら、最後に、などと希望を抱いてしまった。
きしりと軋む廊下。
「おばあちゃん、いるの……」
そう呼びかける。
「あけてちょうだぃ、ね、◯◯ちゃん」
やっぱりおばあちゃんの声だ。もう迷いもなく閂に手をかけていた。
「◯◯ちゃん!!開けちゃいけません!!」
滅多に怒ることのない祖母の声が後ろから聞こえ振り向いた。だが後ろには誰もいない。
声が聞こえる。
君の弾むような声。
楽しそうに話す君の声。
ずっと聞いていたいほどに
心地よい声。
僕のそばにいてください。
その声をずっと聞いていたいの。
"声が聞こえる"
「………ん…。あ、れ…?俺、いつの間に寝て…?」
確か、店番を頼まれて…それで……。駄目だ、その先が思い出せない。
一先ず辺りを見渡してちょっとでも自分の身に何が起きたのか知ろうと顔を上げて周りを見るが、見通しが悪く何も分からない。自分の数メートル先しか見渡す事ができない。
「これは、霧…か?」
この見通しの悪さは霧なのだろう。霧が辺りを包み込んでいる様だが、ここまで濃い霧は見た事が無く、少し混乱する。霧が出るのなら天気予報で言われている筈だ。それに、ここまで濃い霧ならば《濃霧注意報》とか言う筈だ。そもそも、俺がいたのは店の中だ。距離的に棚とか壁とか見える筈なのに、何も見えない。手を彷徨わせても、なんの感触も無くただ虚空を撫でているだけ。
ある程度状況が分かった。ここは下手に動かない方がいいだろう。方法は1つ。
「助けを……」
ポケットに手を伸ばそうとするが、はっ、と気付き、伸ばしかけた腕を止める。助けを呼ぼうにもここがどこだか分からないし、そもそも連絡を取ろうにも携帯は店の奥に置いてきたし…。一体どうすればいいんだ…?
「た…が………た…がさん…大我さん!!」
考えていると、霧の奥、遠くの方から俺の名前を呼ぶ複数の声がした。足音も、複数人聞こえる。足音が近付くにつれ、声がはっきり聞こえる。
「みん、な…?」
姿は霧のせいでぼんやりと人影が認識できる程度だが、声で悠達だと気付いた。ほっ、と安堵すると、皆の足音が突然止んだ。
「何だ?一体何が起き…」
『やっと来たか』
俺の言葉に食い入る様に、霧の奥、皆とは別の方向から別の声が聞こえる。
何だ、この声…?
その声は、俺の声によく似ていた。けれど、俺の声じゃない。発したのは俺じゃない。恐怖を感じ、身を強ばらせ、声がした方に顔を向ける。
『待ちくたびれたよ』
声の主はそう言いながら、ツカツカ、と足音を鳴らし近付いて来て、霧の奥から姿を現す。
『なぁ?』
俯きながら近付いてきて、足を止めると、すっ、と顔を少し上げて座り込む俺に視線を送ってくる。
「……はっ?」
思わず息を飲み、驚きの声を漏らす。目の前に現れた人物に、目を大きく見開いて驚く。驚きと恐怖の感情が、心の中で渦巻いて体を蝕んでいく。
『…《俺》』
それは、声も容姿も俺によく似た《何か》だった。
声が聞こえる
自分の声,他人の声,生き物の声,
毎日色々な声が色々な所から聞こえてくる。
それは時に残酷で,不快感をもたらすことがある。
反対にそれがあるが故、幸福感をもたらすこともある。
色々な声が聞こえることはいい事ばかりではないが、悪い事ばかりでもない。
自分にとっていい声だけを聞くのもいいが,そうではない声にも時には耳を傾ける必要がある.
声が聞こえる
みんな己の欲望を声に出している。
喋ってばかりだけど、
他の人の願いや助けてくれる人の声は
聞こえているのか、、
『声が聞こえる』2023.09.22
泣く声が聞こえる。
それはどこから聞こえているのかわからないが、確かにこの耳に届いている。
どこだろうと、稽古場から廊下に出て、声を頼りに姿を探した。
声のする方へ駆けていくと、女子トイレについた。中に入ると、一番奥の個室から、すすり泣く声が聞こえる。
ノックをして彼女の名前を呼んだ。
大丈夫かと声をかける、彼女は一瞬息をつめてから、私の名前を呼んだ。
「五分……三分だけ待ってもらえる?」
震える声に、わかったと返事をして私はそのまま彼女のいる個室を見つめる。
珍しい。いつも天真爛漫な彼女がこうして稽古で泣くなって、いつ以来だろうか。
確かに、さっきまでの稽古では、演出家の先生にこっぴどく叱られていた。
それでも彼女は気丈にふるまっていて、ダメ出し一つ一つに頷いて大きな声で返事をしていた。
休憩に入るなり彼女はトイレに行くと言って飛び出したのだ。
叱られたから泣いているのではない。自分の不甲斐なさに泣いているのだ。子どもの頃から彼女は自分自身に厳しかった。弱音はあまり吐かないし、逆境も笑って乗り越える強さがあった。
しかし、ごくたまにぺしゃんこにつぶれるときがある。
一人で泣いてくるのを、なぜか私は知ることができた。
声にならない声が、私を呼んでいるのだ。
「三分経ったよ」
「ちょっと、早すぎ。あと二分」
泣き止ませるようにそう言えば、彼女はふはっと噴き出す。ゴンゴンと扉をノックし続ければ、ようやく泣き止んだ彼女が出てきた。
すっかりいつもの彼女に戻っていた。
「ありがと」
そう笑う彼女とハイタッチをしてから、私たちは稽古場に戻った。
私は彼女の声にならない声が聞こえる。
それは、これから先も変わらないだろう。
オカルトSF
300字小説
遭難信号
ザッ……。流れた音に通信機に飛びつく。
『……こちら救助艇……貴船に向けて……航行中……到着まで……後……』
「何時になったら到着するんだよ!」
マイクに叫ぶ。この宇宙船が遭難して、どのくらい経っただろう。遭難信号に応答が入るものの、救助艇は一向に着かない。
「近くにいるんだろ! 頼む! 早く来てくれ!」
すぐに生命が、ということは無いが精神が限界に近い。俺はマイクを握りしめた。
数日後。俺は別の救助艇に救助された。
「この宙域で以前、二重遭難を起こした救助艇があるのです」
以来、遭難信号に不可思議な応答が聞こえることがあるという。
確かに声だけだが、正気を保つことが出来た。俺は窓の外の宇宙空間に手を合わせた。
お題「声が聞こえる」
頭の中で声が聞こえる
さっき聴いたラジオパーソナリティの声
いつか観た映画のセリフ
すれ違った人の電話の声
頭の中で声が聞こえる
あれ、ワタシの中のワタシの声
頭の中だから音は無いのに
声がするよ
ワタシの中のワタシはワタシに何と話すのか
外のワタシ、中のワタシ
どちらが自我ですか?
題:声が聞こえる
私が我慢をする時、
声が聞こえる。
苦しそう。。
でも私は無視する。
それでまた我慢する。