『声が聞こえる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【声が聞こえる】
君の声が聞こえる。
いつも。どこでも。
コーヒーを口にする時。
“モーニングコーヒーなんて、まるで恋人みたいじゃん。いっそのこと、俺らホントの恋人にならないか?”
街中で金木犀が香る時。
“金木犀が匂ったら俺を探してみ?近くにいるかもよ”
綺麗な星空が広がる時。
“星の下でキスなんて少女マンガみたいだな”
どんな物にも、どんな場所にも、君との思い出があるから。
君の声が聞こえる。
声が聞こえる…
…創作の話も面白いだろうし、いつものように与太話でも良いなぁ。
お題を前にこうして悩むのは珍しいことではない。
悩むから、今こうして打ち始めてしまったわけだが。
さて、どうしようか…。
創作ならば、「声が聞こえる」もしくは「声が聞こえた」という言葉で締めたいところ。
ならば、その言葉で締める為にはどういう話にしたら良いだろうか?
自分以外誰もいないはずの部屋に響く男とも女ともわからない不鮮明な声。どうやらその声は主人公にだけしか聞こえていないらしく、親や兄弟、友人もその声は聞こえないという。
まるで雑踏の中の会話のように何を言っているのかまではわからない声は次第に大きくなり、日常を冒しはじめ…。
不鮮明な謎の声が次第に鮮明になっていく時、逃れようのない運命が牙を剥く。
…サスペンス…ホラー?
…どちらかというと、タイトルで使われそう。
脳のどこからか「ボツ」という声が聞こえた。
書く習慣/168日目。
「 声が聞こえる 」…
ほら、聞こえるかい?
あの感覚、あの音が、
ファントムバイブレーション!
スマホに通知来たと思ったろ?
( ^ω^ )それは残像よ!
何か、
聞き慣れたり、依存したり、
したら…ありもしない事が
あれ?今何かって
錯覚するだろう…
^ω^)ふふ…哀れな人間め…
コンニチハ👻👂^ω^)
(^ω^ )?…今、声が聞こえた…
〈 電話音 〉
( ^ω^)📱うわぁぁぁぁ!
声が聞こえる…
店長が休日出勤を頼む声が…
出なくても…
終
では、また明日…
一体いつから、
対話性幻聴
を使ってないと思っていた。
#声が聞こえる
そんなアニメありましたね。
私は猫の声が聞こえる方の人間です。
“猫語が解る”とか特殊スキルの話ではなくてですね、鳴いている猫がいたら、声に気付く確率が高いという意味です。
私が
『…猫が…子猫が呼んでる!!』
と口にした時に、猫好きがその場に居ない場合は
「え?聞こえない!」
と言われてしまうことが多いのです。いや、私を呼んでる訳ではないんでしょうけど。
猫好きさんがいる場合は
「…あ、本当だ!」
ってなりますので、一晩関心のある物の情報しか拾わないんだなと、感心した次第です。
犬好きさんも経験あるのかしら?
最近は小さい子の声もやたら拾う様になりました。自分に子がいないせいか、年を取るほど小さき者への愛おしさが増してきています。泣いてても怒ってても可愛いですね。
声が聞こえる、声が拾えるというのは、素敵な事だと思います。拾った声を何かに役立てれば良いのですが、今のところ何も出来ていません。
小さき者が、ワクワク出来る、希望が持てる社会を作らないとですね。
声が聞こえる
「貝殻に耳をあてると声が聞こえるんだって」
叔父に言われて法螺貝に耳を当てたことがある。
「どう? 聞こえる? なんて言ってる?」
せっつかれてもなんの声も、音すらも聞こえなかった私は大変困ったのをよく覚えている。
「おじさまは、聞こえるんですか?」
恐る恐る聞いてみると、にんまり笑われる。
騙されたのだ。
ぷんぷん怒った幼い私に、無花果を半分渡して機嫌を取ろうとした叔父はたいそう愉快そうだった。
あれから時は十年は過ぎた。
頂いた貝殻は時折磨くだけで耳にあてることはなかった。
このお題を見てふと思い出し、耳に当ててみると叔父の特徴的なくつくつという笑い声が聞こえた気がした。
声が聞こえる
「おはよう☀️愛する嫁♡」ふと耳元で、貴方の声がする。寝ぼけてた私は、「何で隣に貴方がいるの?」と疑問に思っていたが、我に返った。そうだ!私達、ついこの間から同棲してたんだ!貴方との同棲って、こんなにも毎日楽しくて幸せなんだ😆💞毎朝一番に貴方の声が聞けて、毎晩貴方の声で眠れる…そして、毎朝貴方で始まり、毎晩貴方で終わる…毎朝貴方の声で始まり、毎晩貴方の声で終わる…何気無く過ごして来た日々の中に、こんなにも近くに、幸せになれるヒントがあったなんてあの頃は、思いもしなかった。こんな風にまるで、妄想の様に、貴方との恋物語を、毎日ポエムにしているけど現実の私達も、上手く行けば、年末前から同棲生活が始まる♡凄く楽しみ♡だって、ずっと早く一緒に住みたいって思ってたから♡同棲したら、毎日、今までポエムに描いて来た様なストーリーが続くと信じるだけで幸せ♡毎日、こんな幸せな日々が過ごせるのかな…貴方との未来に恐るものなど無いよ。だって、今が本当に幸せだから、どんな事でも、二人なら乗り越えられると思うから。
声が聞こえる
丘の上から風が優しくそよぎ、木々の葉が揺れている
淡いカメオベージュ色の真鍮製骨壷が
手のひらの中で
陽射しを浴びてキラキラと光る
空を見上げると、そこには君の笑顔が浮かんで
「一生を共に出来て良かった
ありがとう」と
風の音に紛れて君の声が聞こえた気がしたんだ
身体中に優しい温もりが広がっていくような感覚に
ゆっくり目を閉じて
「僕も一緒の思いだよ」
この想いの声が聞こえるのだろうか…
愛しい人へ
『声が聞こえる』
見て!すっごい綺麗なお家!
いつかあそこに住んでみたいなぁ!
そういった君は
新居が決まってすぐ
長い時の眠りについてしまった
声が聞こえる
後ろを振り返る
"君''は
私ではない誰かのために生きてる
"君"には好きな人がいて
"君"のとびっきりの明るい笑顔は
あの子だけが見ることが出来る
"君"の声が好きだった
あの優しくて落ち着く声
もう
聞くことは出来ない
"君"の声が聞こえることはもう
二度とない
鈴のような
透けるような
明るく
たかめの
声がひびく
誰だろう?
安心する
ほっとする
きいたことがある
そうか
あの声だったんだ
いつも胸に響いていたのは
声が聞こえる
高一の時ずっとそばにいてくれた人以外から言われた悪口が今でも覚えてる。早く忘れたいって思ってても忘れられない💦ずっとそばにいてくれた人はクラスの人から私と関わらない方がいいよって言われてたのにそれを無視して一緒にいてくれたりクラスに居場所がなくて高校やめそうになった時、部活に誘ってくれたりずっとそばにいるから高校来てよって言われたのが本当に嬉しかった♡
呻きが唸りが喘ぎが南島の海辺のさざめきに掻き消えていく。果たしてお前がここに在ったのなら。お前がいまもここに在ったのなら、このかなしみ、この海辺のごとき吹き荒れるかなしみのもとでお前をことごとく消してしまうかもしれないので、どうやらひとりで来たのは正解である。それでも私の耳には届いている。私はそのことをよくよく思い出せる。お前のただ優しくてただしいばかりの笑い声は、とうに私を消してしまった。完膚なきまでにいなくなった私を、いつかの再会の折にはどうかもう一度笑ってほしい。
声が聞こえる。
話しすぎ
うるさいなぁ
キモイ
ウザすぎる
恥ずかしい
バカだ
そんな声。
これは誰の声?
────それは自分の声。
嗚呼、本当に恥ずかしい。
お題『 声が聞こえる 』
声が聞こえる
人が1番最初に忘れるのは声で最後は匂いって聞いたことある。でも私今まで好きになった人もちっちゃいとき仲良かった友達も声覚えてるよ。匂いわかるほど近づいたことないからその分覚えてるのかもやけど。でも今はもう好きじゃなくても声も話し方もちゃんと覚えてる。なんでなのかなーもう忘れてもいいのに、忘れてしまいたいくらい
ずっと、そうだったのか。
それはもう、判らないけれど。
ただ、そうであって欲しいと、思ったりはしたかな。
知らなかったのかもしれない。
気づかなかったのかもしれない。
知りたく、なかったんだろう。
気づきたく、なかったんだろう。
”声が聞こえる”
それは必ずしも、望むものではないことを知った。
声が聞こえる
壁が薄いのわかってんのかなぁ
わかってないにしても無用心なんじゃないの?
水の流れる音と
軽快な歌声が聞こえて来るとき
隣人の可愛い子が風呂に入っているって
わかるんだよね…
イヤホンを耳にして
髭男のミックスナッツを口遊む
少しは防犯になるでしょ
#声が聞こえる
帰り道。
いつも声が聞こえる。
「ヵナたくん…」
「ル亻くん…」
男の子の名前を呼んでいるんだろう。
この声は女の子の声だ。
小学校低学年ほどの幼い声。
田んぼ道を通っている時、必ず聞こえる。
朝もここを通るんだけど、いつも聞こえない。
この女の子が居なくなった(んだろう)のは夕方なんだろうな。
「ュ宀せ亻くん…」
「はルヵちゃん…」
あれ?今日は二人増えてる…。
なんでだ?五人で遊んでたのか?
そろそろ、親に相談した方がいいか…。
「ヵ亻トくん…」
「ひっ、、」
申し遅れました、僕の名前は夏糸です。
『夏』に『糸』と書いてカイト。
姉ちゃんは紬で、父さんは絃。
母さんは…覚えていない。
「厶シしナ亻デ…ヵ亻トくん…」
「…無視してないよ、考え事してたの。」
「君の名前は?なんて言うの?
なんで僕の名前知ってる?」
後ろにその女の子がいた。
その女の子はどこも怪我しているようではなかった。
だからなのか、余計奇妙に感じた。
「ハしくラ…ナォ…」
「ナオちゃん?」
「そ宀…」
「ユウセイくんの苗字は?分かるかな?」
「ナ亻ト宀…」
「ナイトウユウセイくんだね、おっけぃ。」
「ハルカちゃんは?どうかな?」
「ハナサヵ…」
「ハナサカハルカちゃんね…」
「カナタくんは?
いつも名前呼んでるよね?」
「ハナサヵ…」
「兄弟かな?ハルカちゃんと。」
「ソ宀…」
「おーけぃ、」
「次。最後ね。ル亻くんの苗字は?」
「ャよ亻…」
「ヤヨイルイくんね…ありがとう。」
全員の名前を聞いたあと、僕は考えた。
この子の親御さんを探すべきか、家に連れて帰るか。
幽霊はその場から離れられないとは言うけど、この子は多分、迷子になってここに来た。
この子は、自分が死んだことを自覚していないと思う。
ならば、探すべきだ。
この子がいなくなった場所を。
そして、親御さんを探そう。
113テーマ【声が聞こえる】
「…じゃあ、お願いします」
遺族である母親に、亡くなった△△さんの部屋へと案内される。
扉を開くと、あちこちから色々な声が聞こえた。
入ってすぐの右側にあるクローゼットには制服が掛けられており、そこからはくすくすとさざめき笑う声と、"へーき、へーき"と静かに囁く声が聞こえた。
勉強机の上に置かれた教科書類からは、"何で、これしかしてくれないの"という声が聞こえた。
机の横に置かれたカバンにそっと触れると、"あと何を受け止めればいいんだろう"という声が聞こえた。
最後にベッドに近づく。
ほんの少し指で触れた時、あまりにたくさんの声が頭に流れ込んできて、キィーンと、耳鳴りがした。
"もう嫌だもう嫌だ" "何で私がこんな目に" "誰か助けてよ" "何がいけなかったの"
耳を塞いで、ゆっくり呼吸をする。
"どうして、世界はこんなに苦しいの?"
大丈夫。大事な声は全て聞き取った。
伝えなくては。私の仕事は、亡くなった人の遺品からその人の声を聞く、『声媒師』だ。
電話越しの声が聞こえる
本当に付き合っているんだと今改めて気づいた気がした
電話だと普段より少し声が低い。
そんな小さな事なのにいつも以上にドキドキする
彼の笑顔思い浮かべる
早く会いたい
明日は土曜日だ。2日間も会えないなんて。
でも逆に2日たったら会えるんだ。
そう思ったら少し楽しみに思えてきた。
#6 声が聞こえる 2023.9.22
誰かの声が聞こえる。
うるさいなあと思っていると、意識が浮上し夢から覚めた。気だるい感覚のなか、昼寝から起きる。
声の方を見ると、テレビでは誰かが言い争いをしている。職場の人間が見ているらしいが、自分は見ないので内容は全く知らない。どうやらこれに起こされたらしい。
楽しい夢を見てたのに台無しである。内容は全く思い出せないが。
ここのところ毎日、この言い争いで起こされる。
見てもいないのに、このドラマのことが嫌いになりそうだ。