喪失感』の作文集

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喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/10/2024, 1:37:29 PM

むらさき色の気分だ……

頭が痛む。枕元の時計はもう夕方を差し、カーテンからは日暮れが透き通ってくる。動けないことはないため、ゆっくりベッドから降りて机に向かう。
机の上は昨日の夜で一時停止されていた。開けただけのポテチに、中途半端に中身の入ったビール缶が二本。空き缶はもっと。

あれ、こんなに呑んだんだったっけ……?

寝起きだからだろうか、記憶が曖昧だ。
そうだ、仕事で疲れてたんだ。

体に残る倦怠感が私に思い知らせる。もう若いときほど無茶できないな。

とりあえず片付けないと………

あーあ、せっかくの土曜日だったのに……

9/10/2024, 1:37:08 PM

喪失感 #7


楽しい時間が終わったあとは、とてつもない喪失感に襲われる。
またすぐ会えるんだし。って自分に言い聞かせてるけど毎回失敗。もし帰り道に交通事故にあったら?誘拐されたら?もう二度と、会えなくなったら…?こんなネガティブなことまで考えてしまう。

だから、今、その時を存分に楽しもうって決めた。
大切な人との時間、終わりたくないけれど…次があるって信じて、運命に身を任せようと思う。

帰り際に少し引き止めちゃうかもしれないけど許してね。
今は1分、1秒でも君の隣にいたいんだ、

9/10/2024, 1:34:31 PM

喪失感

心に溜まっていた水が溢れていき、空になった瞬間全てがどうでも良くなった。

日々家

9/10/2024, 1:32:52 PM

「Who killed Cock Robin? I, said the Sparrow,
with my bow and arrow, I killed Cock Robin.」

制服で、車に揺られている。
車窓の外は、嘘のようにカラッと晴れ渡っている。

制服の、折り目正しいスカートの上に載せられた詩集が、車の振動に合わせてカタカタと揺れる。
「Who killed Cock Robin?」
分厚いマザーグースは、車の揺れに合わせて、繰り返し駒鳥殺しの犯人を問うていた。

今日は、本当に蒸し暑い。
ようやく効き始めたクーラーの冷気が、埃の匂いと一緒に、私のいる後部座席へと流れてくる。
「Who killed Cock Robin?」
マザーグースは、冷気でページをはためかせながら、そう主張していた。

車内では誰も喋らない。
クーラーの冷たい風の鳴き声と、車のエンジンの唸り声と、マザーグースのページの捲れる音だけが、響いている。
青くて、騒がしくて、鬱陶しいほど暑くて、陽炎すらもゆらめいている外。
黒くて、冷たくて、静かで、霜が降りそうなほど沈痛なこの車内とはまったく正反対だ。

こんな良い天気に死ななくてもよかっただろうに。
私は、罰当たりにもそう思う。
ぼんやりと車窓の外の空を眺めて。

今日の午前に、叔母が死んだ。
父さんの妹だった叔母は持病で、ずっと病院暮らしだった。
昨日と今日の間の深夜に、その容態が急変して、今朝息を引き取ったらしい。

起き抜けに電話をとった父に告げられて、私たちは、黒い服に身を包んで、車に乗った。

叔母は、病気のせいで派手に動けないというだけで、話してみれば、陽気で楽しげで、とても素敵な良いおばさんだった。
膝の上のマザーグースをくれたのも、「Who killed Cock Robin?」がもともと哀悼の詩だけども、英米のミステリーの常套スラングとして有名なんだと教えてくれたのも、叔母さんだった。

私たちは叔母さんの病院へ向かっている。
これから、叔母さんの持ち物や私物を整理して、叔母さんと最期のお別れをするんだと、父さんが震える声で、そう説明した。

もう叔母さんとは喋れないらしい。
もう叔母さんとは遊べないらしい。
お別れが終わったら、もう叔母さんの手も握れないらしい。

…そう何度も自分に言い聞かせても、なんだか遠くの地の、他人のことのような気がする。
悲しさも寂しさも、どっか遠いどこかを漂っている。
足元がふわふわしている。

喪失感。
突然、頭の中にそんな言葉が浮かんだ。
このふわふわ感は、どこか他人事のような無気力感は、喪失感というのだろうか。

喪失感。喪失感なのかもしれない。
膝の上に目を落とす。
「Who killed Cock Robin?」マザーグースは相変わらず、犯人を探している。

ぼうっと、ページを繰っていった。
「Who’ll dig his grave? I, said the Owl,
with my pick and shovel, I’ll dig his grave.」
「Who’ll be the parson? I, said the Rook,
with my little book, I’ll be the parson.」
「Who’ll be the clerk? I, said the Lark,
if it’s not in the dark, I’ll be the clerk.…」
鳥や動物たちが、駒鳥の死を悼んで、お葬式の準備をしていた。

制服のネクタイの色が、明るすぎる気がした。
相応しくない気がして、ネクタイを乱暴に外す。
窓から空を見上げた。
青い空を、カラスが一羽、横切っていった。

9/10/2024, 1:30:54 PM

喪失感。意外と無いな。

何も感じてない。

ただあれからお腹の辺りが変な感じなんだ。

身体目的でも求められるなら嬉しいと思っちゃうんだ。

不純になったもんだ。私。

もう目的は問わないからわたしを離さないでね。

浮気しても言わないでね。

嘘でもいいから、私の前では私を愛してるフリをしてね。

私を求めてね。

離さないでね。

貴方の心臓の音、速かった。

あれうれしかったよ。

私、脈早くならなかった。

気づいていたかな。

最初から。

今までの胸の高鳴りは感じなかった。

でも、貴方が離れそうになった時勝手に涙がでてきた。

これで終わりにしたくなかった。

まだ貴方といたかった。

いや、私は私を見放されるのが怖かった。

離れないで欲しかった。

私を求めるのを辞めないで欲しかった。

また1人になりたくなかった。

だから、もう身体目的でもいいよ。

あの時にもう割り切った。

この恋に純粋は似合わない。


欲をいうなら、

遊びで終わりにしないでよね。


_喪失感

9/10/2024, 1:28:26 PM

僕のお嫁さんは超能力者だ。
 と言ってもサイコキネシスとかテレパシーとか、そういった有名なものは使えない。
 マイナーというか、多分世界に一人だけの超能力だ。

 嫁の超能力、それは『世界に一つだけ』の複製を作ること。
 凄い、と思われるかもしれないが、意外と使い勝手は悪い。
 
 その名の通り、そもそも存在しないものは作れない。
 二個あったりするとこれも複製不可。

 複製できるのは、失敗含めて一日一回。
『世界に一つだけと思ったら、なんか二つあったらしく失敗』なんてこともあり得る(と言うかあった)。 
 だから手あたり次第は出来ず、案外使いどころが難しい

 それにだ。
 考えてもみてほしい。
 世界に一つだけのものが分かったとして、欲しいだろうか?

 仮にテレビで『世界に一つだけ特集』をしていたとしよう。
 そこで紹介されたもの、本当に欲しいだろうか?
 凄いとは思っても、欲しいとまでは思わないのでは?

 『世界に一つだけ』でも欲しくない。
 あるいは欲しくても『世界に一つだけ』じゃない。
 現実は厳しい。

 ちなみに、お札は複製できる。
 『あれこそ数えきれ程あるだろ?』と思うだろうが、そこは発想の転換。
 お札には固有の番号が振ってあるので、番号さえ指定すれば複製できる。
 試しにやったら出来たので間違いない。
 妻と二人で大喜びである。

 だけど、寝て起きたら急に怖くなった。
 だってこれ、通貨偽造だよね。
 通貨偽造は重罪。
 真っ当な人生を生きてきた僕たちは、やったことに怖気づいてしまった。
 なので、こっそり燃やして捨てた。
 それ以来、お札は複製してない。

 まあこんな感じでうまくいかなかった。
 ということで最近は、一日ごとに『世界に一つだけの物』を当てる遊びみたいに使っている。

 結局俺たちは、このくらいのほうがちょうどいいのだ。
 

 そんなある日の事。
 その日は僕の番だったのだけど、どうしても思いつかなかった。
 99回連続で外した身としては、どうしても正解したい。
 妻から笑われないためにも、ここは負けられない。

 僕は一日中悩んだ末、天啓を得た。
 『僕を複製できるか』
 僕はこの世界で一人だけ。
 間違いなく当たりだ。

 とはいえ、本気で言ったわけじゃない。
 はっきり言って冗談だ。
 思いつかなかったので、やけくそで言っただけ。
 本当に複製を作られても困る。
 妻もきっと、僕の冗談に笑うか、あるいは『趣味が悪い』と怒るだろう。
 そう思っていた。

 だけど、妻は予想外の反応をした。
 僕から気まずそうに目をそらす。
 何その反応?

 待って、『ゴメン』ってなに?
 土下座しないで。
 ちゃんと説明を、いや説明しないでくれ、知りたくない。

 もう一人僕がいるなんて、そんなのありえない
 だって僕は、世界に一人だけの――

9/10/2024, 1:28:08 PM

全てが失われた気がした。
今まで積み上げてきた物が、一瞬にして崩れ去った。
【喪失感】に襲われ、動悸が止まらない。
時よ戻ってくれないか。
まだ私が存在していたと言えるあの頃に。

9/10/2024, 1:25:15 PM

全身が脱力していく、視界がぼやけて端から暗い闇に沈んで行く。もう痛みも温もりも感じないのに、最期に微笑みかける事も出来なかった。

__嗚呼、俺が居なくなってしまったら。彼の頬は誰が拭ってくれるのだろうか。



『喪失感』

9/10/2024, 1:25:12 PM

ぴろん、と通話が終わる。暗くなったスマホの画面に映る自分を見つめて喪失感に襲われた。

この時間はなんとも言えない虚無が待っているから嫌いだ。唐突に1人になる瞬間。

好きな配信者の生放送を見に行ったけれど今日は何だか気分が乗らなくてそっと閉じた。


バイト先でミスをした。
鼻が詰まってて辛かった。
寝不足で眠かった。

単純な嫌が積み重なって大嫌いになる。全て失いたい、なんてあまりにも贅沢な事を考えた。


『喪失感』

9/10/2024, 1:25:05 PM

【喪失感】


彼の名はアダム。
神に創られた最初の人間であり、《楽園》の生活を絶賛謳歌中である。

そして私はアダムの世話係の精霊“トリシマール”。
アダムの世話をしつつ、アダムの《楽園》ルール違反を取り締まる。
《楽園》のルールは主に3つ。

1.“禁断の果実”を口にしない。

2.“罪”を犯さない。

3.“欲”を出さない。

――なのだが。

アダムはこのルールを破りまくっている。
禁断の果実は日常食だし、軽犯罪レベルなら割とする。
「《楽園》ってパチ屋みたいだな」とか言う。

にも関わらずアダムが罰せられないのには、こんな理由がある。


楽園管理省へ

パワハラとか言われるのが怖いから、人間には優しくしましょう。

                     神様より


この手紙が来てから、監視とは名ばかりとなった。

ルールは形骸化、まさに“楽園喪失”である。


程なくして何故かパチ屋が建った。
この後滅茶苦茶堕天した。

9/10/2024, 1:23:20 PM

「喪失感」


写真の中の君を眺めても涙しか出なくて
あぁもう君はいないって言われてるようで
君から貰ったもので溢れる部屋
お揃いで買ったキーホルダー
意味の持たないもの達ばかりで
嫌になっちゃうな(笑)


愛しているよ

9/10/2024, 1:23:18 PM

終わった後も恋が残っているのは私だけでしょうか。
叶わないってわかっていて、自然と目で追ってしまう。
動きの一つ一つ、言葉の一つ一つ、好きだなと思う。
あなたが好きです。
あなたに恋をしている私が好きです。
まだ終わらせたくないなあ。
私の中にあった恋の輪郭を鮮明に覚えている。
輪郭だけが残った空洞に当てはまるものなんて、この先あるでしょうか。

題:喪失感

9/10/2024, 1:18:53 PM

あ 本当いろんなのある
い ?
あ 雲
い ああ
あ あれソフトクリーム
い 食いてぇー
あ またいつか、みんなで
い …みんなで


『喪失感』

9/10/2024, 1:18:12 PM

#喪失感

人生は失ってから大切なものだと分かることが多い。

それは決して見て見ぬ振りをした訳では無い

人には未来が分からない見えない。

どんな可能性を考えても、それが当たる保証はどこにもない。

だから人生は後悔の連続と言われてしまう。

私は、思う。

人に必要な力は、人生の未来を考え続けるのでは無い。

未来にある後悔に耐える力が必要なのだと。

9/10/2024, 1:15:00 PM

喪失感

「煙草を吸っているとき、私は喪失感を感じる。」
9月10日
仕事から誰もいない我が家に帰る。疲れ果てた精神と体を癒やすため冷蔵庫のキンキンに冷えたビール取り、ほっぺたに当てながらソファに座る。
「ふぅ...」思わず声がでる。油断すると寝落ちしてしまいそうだ。
プシュッ
私は日頃のストレスを晴らさんばかりにビールを一気に飲みほす。
「くうううううううっ」体中に染み渡るアルコール、今だけは辛い現実を忘れられる。
「も、もう1本だけ......」
「あと、ちょっと」まただ
「もういっぽーん」ダメだ
「えへへ~」やめて
意識が遠のいていく。
そして目が覚めたのは午前3時頃だった。またやってしまった。テーブルの上の大量のビール缶が見える。
散らかった部屋、破れたカーテン、なぜこんなところに?冷蔵庫でキンキンに冷えたリモコン。
「はぁ......」ため息がでる。散らかった部屋を片付け、カーテンを取り外したとき夜空が綺麗だったのでライターと煙草をもってベランダにでる。煙草に火をつけ息を吸う。「前も......こうだったな」
また彼を思い出す。彼はいつも私を支えてくれた。どんなときでも。そんな彼はもういない、私のせいで。
昔、私は仕事が上手くいかず自暴自棄になった。酒を浴びるように毎日、毎日飲み続けていた。酒がないとイライラして、どうしてもガマンできなくて私は、私は......ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
静かな部屋、どんなに他のもので癒やそうとこの傷は消えない。だからいつも
「煙草を吸っていると、私は喪失感を感じる。」
何も変わってなくてごめんなさい。許してほしいなんて言わないからもう一度......あなたの笑顔が見たい。なんてわがままを.....また明日も、明後日も、延々と思い続けるのだろう。

9/10/2024, 1:14:43 PM

喪失感


コナンくんが終わったら喪失感えげつないと思う。

終わらないでくれ。

9/10/2024, 1:14:21 PM

喪失感。

元々あったものが、何らかの原因で失った時に感じやすい感情。

自身にとって大切であればあるほど、その苦しみは強く出る。

裏を返せば、それほどまでに幸せであったという証でもある。

失わないとわからない苦しみがあるのだから、この世界はなかなかに意地悪だ。

喪失感に打ちひしがれるか、幸せな思い出として慈しむか。或いは別の感情を抱くか。
それを決める自由は、各人に委ねられている。

喪失感に出会ってしまった時は、沢山泣いて、自分の膿を出す。
そして、時薬の力を持って、大切な幸せな思い出へと昇華する。
人の数だけ方法はあるだろうが、こんな向き合い方もありではないだろうか。

努々勘違いしてならないのは、人を貶める為に心を燃やすこと。
考えられる限り、コレだけは良い未来に繋がらないと思われる。

心の本質に邪が入れば、そちらに引っ張られてしまう。
人の心は、案外強いようで弱く、また、脆い。

故に、心に何を置くかが鍵となってくる。

畢竟、全ては心の在りようなのだから。

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喪失感

9/10/2024, 1:13:37 PM

自分の心が空っぽになった気がする
これを喪失感というのかな

9/10/2024, 1:12:41 PM

大切な存在というのは、案外失ってから気づくものだ。

お気に入りの消しゴムがなくなった。

毎日使っていたコップが割れた。

靴を履こうとしたら、靴紐が千切れた。


ある日突然、貴方がこの世を去った。


本当に、突然のことだった。
酒に酔った運転手が、人を一人跳ねた。ただそれだけ。ありふれた日常の中でも、どこにでもあるような悲劇だった。

まだ、一緒にやりたいことが沢山あった。
何がやりたかったの?と聞かれれば、すぐには答えられないけど、段々と話していくうちに見えてくる未来が輝かしかった。

スイカ割り、バーベキュー、イルミネーション、山登り、カフェ巡り。

貴方は、やりたいことの一つも叶えることはなく、私を置いてどこかへ行ってしまった。

失ってからじゃ遅い。
後悔してからじゃ遅い。

貴方という存在がいなくなって、私の心にはすっかり大きな穴が空いてしまった。
他のどんなもので埋めようとしても、崩れてしまう。

時間が解決してくれるだろうか。

この大きな穴が埋まる日は来るのだろうか。

いや、多分きっと来ない。

来なくていい。

貴方との記憶を、他の適当なもので埋めるくらいだったら、一生この喪失感を抱えたまま、死んでしまいたい。




『喪失感』

9/10/2024, 1:09:44 PM

喪失感

長年のものや関係性など
が離れたり…手放したり
すると…

心に穴が空いたような
気持ちになります

これから…の灯火を
閉ざされた…

あなたとの未来も…
大切な宝物も…

心が痛みます

次に向かう気力
乗り越える力さえ
出てこない

喪失感

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