『善悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
善悪
手を差し伸べたら善人か?
拒絶をしたならば悪人か?
善も悪も主観でしか決められないことなのに
色眼鏡をかけた冤罪で私を殺すなんて
世間が私を断罪するならば
私は免罪符を振りかざそう
「善悪」
私の善悪の判断が正しいとは限らないし
あなたの言う 善い人と
あなたが思う 悪い人の
物差しは私とは違うもの
学生時代の先生も 部活の顧問も
善い先生だと言う子もいれば
合わない子達もいた
オタクに嫌われてた担任は
派手好き女子には受けが良くて
ご本人も喜んでイジられてた
誰かの悪意をマトモに受けてしんどくなると
いつも 夏の海水浴場を思い出す
浜辺に捨てられ山と化した
コンビニ弁当の容器とペットボトル
平気でこんな事する奴らがこんなに居るのだから
平気で人を傷つける奴も 山と居るのだと
少なくとも 私は海に行ったらゴミは持ち帰る
それだけは揺るぎない 悪を蹴散らす善だ
正義の反対は悪ではなく、異なる正義なのだ、という話を思い出した。
敵百人を倒した英雄が、味方百人を殺した大罪人と言えるように。
全てを救うかみさまが、数多の信仰を食い潰し煽動するように。
あるいは、ショートカットとロングヘアのどちらが似合うかの論争みたいに。きのことたけのこと赤と緑とチョコの有る無し中か外かみたいに。
己の思想が有る限り、誰かにとっての悪とならないことは無いのだ、と。
完全な善人には至れないヒトをみて思う。
<善悪>
一瞬の突発的な出来事にすら3回を唱えられる程、
常に願い行動しているからこそ、流れ星は叶うのだという。
「でもきっと、それも嘘だ。何回唱えたって、
ただの一度も叶ったことなんて無いんだから」
空を睨むその顰めっ面が、どうしても愛おしくて、
何を願ったのと問うた。
随分ともにょった挙げ句、言い辛げな唇が溢したのは、案外に俗物的な願い事で。
思わず笑ってしまったから、そっぽを向いた機嫌を直すのが大変だった。
謂わば、叶わぬなら 叶えてしまえ 時鳥 の気持ち。
明らかに誤魔化しのある願い事は、何処まで真実かは知らないけども。きれいなお家に可愛いペット、不自由なく使えるお金と時間。まあ諸々の都合上、結婚相手な自分なのは申し訳無くもあるけれど。
全部揃えて、準備万端整えて。無事での言葉に笑って、言葉にしないさよならの代わりに手を振った。
軌道エレベーターが出来てから、流れ星が増えた理由を把握していたから。
画面の向こう、とある宇宙作業員が一人、
事故に因り大気圏に突入して燃え尽きたと。
「……やっぱり、叶わないじゃないか」
「無事に還ってきて欲しかったのに」
<流れ星に願いを>
善悪
放課後。
誰もいない廊下。
野球部らしき掛け声が遠くから響く。
図書館で勉強をし、教室に忘れ物があったことを思い出し、取りに戻った時に、それはあった。
鞄の横に、彼がいつも巻いているマフラーが置いてあった。
何を思ったのか、思わず手に取ってしまった。
とはいえども、慌てて突き放すことはしない。
キョロキョロと辺りを見渡す。
遠くで球が飛んでいく音がする。
彼が身に付けているマフラーを少しだけ、自分の首元に巻いてみた。
彼の匂いがする…
これ以上はダメだ。
そう自分に言い聞かせる。
「善悪」
世界のみんなに聞きたいことがある。
それは、嘘についてだ。
いい嘘なんてあるのだろうか、
あるんだとしたら悪い嘘はなんなのか、
わからない。
子供騙しもそうだ、
悪いのかいい嘘なのか。
そうゆうのは、世の中では善悪をつけない。
いや、つけられないのかもしれない…
笑い笑われる世の中だから…、
進化なんて止まらない。
いや、止められないのかもしれない。
皆さんは善悪つける方でしょうか?
僕はこの世の中に善悪をつけたい。
皆さんも考えてみてくださいね。
善悪_____
正しい、間違い。
正義、悪。
良い、悪い。
それは本当に二択なのか。
違うと思うよ。
それでも多くの人間はそれをはっきり分けようとする。
人間は差別するのも、区別するのも好きなのかな。
だから差別と区別の差がいつになってもわからないんだろうけど。
実際みんなみんな、子供だよね。
それをはっきりさせたから自分に何かが還ってくるのかは知らないけど、自分にいいことしか考えない。
私もそうだけど。
各々が自分を尊重することによって、そこに全員分の尊重がある。
だけど偏りは絶対にでてくる。
それを誰も解決しようとせず、解決できる訳もなく、誰かが傷ついていく。
その被害者になってきた身としては馬鹿馬鹿しく思えるよね。
多くの人が加害者にも被害者にも無意識のうちになっている。
それが加害者と被害者の二択にはならないのだろうけど。
< my >
「面を上げよ。」
威厳のある、低い男の声が響く。
その声は、深く……土下座をした、初老の男に向けられた。
初老の男は罪人のように手錠をしていたが、
その容姿、その所作から、高貴な身分であることは明確だった。
「私なら、どんな目に遭おうと構いません。
あの方だけは……、あの方に連なる血筋の方々だけは……、
処刑しないで下さい。
どうか、どうか、お願い致します。」
初老の男は、膝を付き、手をハの字に置き、深く頭を下げた。
威厳のある男は、初老の男の行動が全く理解出来なかった。
彼が知っている、高貴な身分の人間は全く頭を下げたりなどしなかった。
だから、彼は初老の男の懇願を退けた。
そして、彼は初老の男の言う、『あの方』と『あの方の血筋に連なる方々』
を皆処刑した。
何故なら、彼にも……初老の男のように、
彼を信じ、仕え続けてくれる者たちが居たのだから。
また会えたら。
「ゆーくん。今日一緒に帰ろ?」
帰りのホームルームが終わって、隣の席のカノジョは俺にそう言った。
「…あぁ、別にいいよ。一緒に帰ろう。」
俺がカノジョにそう言うと、カノジョはわかりやすく喜んでいた。
あぁこんな日がいつまでも続けばいいのに。
「…んねー、そういえばさ、その、私達って付き合ってるのかな。笑」
いきなりカノジョは俺にそう言った。
「お前ってさ、本当は俺の彼女じゃない体なんだろ?」
「まぁそうだけどさ!私は前の私って言う記憶はあるわけだしさ!」
俺がまた彼女と付き合うような関係になるのか…。
何だか複雑だな。
「んー今は友達ってことで良いんじゃねーの?」
「……そっかあ。」
俺がカノジョにそう言うと、カノジョは少しだけ悲しそうな顔を浮かべながらも、すぐにいつもの笑顔に戻った。
今はただの"友達"だから。
善悪
善悪の物差しを信じすぎてはいけない
100%の善も悪もこの世には存在しないから
善悪
彼にとっての善は、世間から見れば悪だけど、
犯した罪の理由を知れば、善だという人もいる。
何も知らない部外者の私たちが、彼がしたことは善悪どうこう言える立場ではないという事だ。
善悪
(本稿を下書きとして保管)
2024.4.26 藍
「良かれと思って」の笑顔から下される善意とは、時に振り切れないほどの重みをまとうのだ。
それを告げた当人の性格は朗らかそのものであり、何一つとして悪気はない一言だったことが分かる。
だが同時に、受け取る側の視点からしてみれば、どれもこれも関係のないことでもあった。
毒と薬、それはよく言ったものだと思う。
そう、目の前のこいつが居る限り、自分にとって良くも悪くも変わらない日々が何処までも続く。
ならば今こそが“潮時”なのだと、彼は理解し、己の意志を認めた。
用意周到に忍ばせていた一つの決意が、静かに強固に、悪意の方向へと定まった瞬間だった。
【善悪】
善いやつ悪いやつ、当てはめるその基準は自分にしかはっきり分からん。
自分が「ノリが良くておもしろい」やつやから善いやつだ、と思っとっても、「ノリが行き過ぎることがある」から苦手だと思うとるやつもおる。
まあ結局、世の中に「本当に優しい人」はおらんのやと思うわ。
誰から見ても優しいやつなんておらん。
地球の人口約70億人、その中で全人類が1人を「優しい」と評価するなら、70億人っちゅうええところが台無しなんやないかな。って思うねんけど。やから。
俺に気ぃ遣わんでええよ。
#2024.4.26.「善悪」
について考えた、「俺そんな怖いん?」なキタキツネさん。別にHQではないです。
今金ローのシンデレラ見てます。見てる人ハートで教えて!
し、しんでれらあああ 泣
よか"った"ねええええ 泣泣
私のする事は、間違っていない筈だ、と思っていたからこそ、善悪というものをあまり意識した事がなかった。
私の行動や言動は、一つ一つ慎重に考え抜いて行ってきたものだ。
自分に合う行動や、相手に合う言動をひたすら考えた末、それを果たす事はしない。そんなことしても、意味が無いと思っていたからだ。
そもそも、私から見た善悪と貴方達から見た善悪は、少なからず違うだろう。
生きるだけでいいという考えと、生きるだけでいいと云うのは、間違いだという考え。
私は、どちらかと言えば後者の方だ。生きているだけで楽しい事があればいいんだけれど、実際ないだろう。人間は、生きる理由が必要だろう。
道端にゴミを捨てた人は何も考えずに、そのゴミを捨てただろう。
一般的に見ればその行いは、悪だが、ゴミを捨てた人は、その時は悪だとは思っていなかっただろう。何らかの理由でそのゴミを捨てたのだ。その理由がなんであれ、その人にとっては、悪だと思っていなかったということだ。
つまり、善悪など、ただの言葉。人間社会に適応できる人格を形成するための常識に過ぎない。何が良い行いで、何が悪い行いかは、貴方達の人間社会の適応力にかかっている。
けれど、正直を言うと、善悪を決めようとしなくていい。自分の善を貫けばいい。たとえ、それが、自死や人殺しを善としても。
後悔するのは、君だから。
善悪──
平和を知らねー子供と戦争を知らねー子供との価値観は違う
頂点に立つものが善悪を塗り替える!!
今この場所こそ中立だ!!
正義は勝つって!!そりゃあそうだろう!!勝者だけが正義だ!!
とある漫画の名言です!
一部修正
善悪について語るとすごぉく長くなるんだぁ……
失礼(✿。◡ ◡。)
善悪
それを決めるのは誰でしょうね
観点が違えば、変わることもある
だから、善の基準の方が難しい
でも、1つだけ確かな善悪の基準はときかれれば、
傷つく、悲しむ誰かやそんな状況や連鎖を生むものは悪だと思うのよね
じゃあ、それを生まない・それを断ち切れることは善なのかしらね?
正しさなんて、それこそ人それぞれだから
優しい気持ちを育んでいきたい
優しい言葉選びをしていきたいな
私にとっての正義は、時に誰かの悪となる。そんなことは散々聞いてきたし、わかっているつもりだった。
私は確かに周りの人と比べると、何かと行動は遅いし、よく失敗する。でも、それは私の成長に必要なもので、私にとっては正義だった。
でも、皆にそう受け入れられることじゃなかった。皆が見たら、私はただの駄目人間、つまり悪だ。
そんなことないって言ってくれるのはほんの数人だけ、私の大好きな仲間。
でも、そんないつも明るい君も、みんなのことを考えられる君も、私の大切な君も。
周りから見たらきっと「いい人」なんだろう。
善悪に縛られない方が楽なのに、気にしている私が一番嫌い。私にとっての「正義」も「悪」も、きっと私なんだ。
私はパートで働き1日6000円です。旦那は特別な仕事をして、1日18000円です。私が色々大変な思いをして3日分です。なのにプライドが高くて1日働いただけで請求するのはカッコ悪いと思っています。ボランティアではないのに面倒くさいとか言います。働いた分ちゃんと貰って何が悪いのでしょう?息子の現場で頼まれ仕事が嫌なのか、そこはやるけど本来じゃないのか理由がわかりません。
私は仕事なので割り切ればいいのにと思います。けして余裕のある暮らしではないので。男は何なんでしょうね?
『善悪』
橋の下で少年と死にかけの犬とが対峙する。
自動車が上を通る度、橋はガタンと揺れる。
犬は語る。
「お前は俺を見てどう思う?可哀想だと思うか?ああ、そう思うだろう。だがな、俺がこんな有様になっちまったのは、一重に俺が逆らっちゃいけねぇものに逆らっちまったのがわりぃんだ。お前の善良な、俺を憐れむ心というのは、間違いだ。俺は完全なる悪であって、その罰を受けているんだ。」
犬は息を切らせながら尚も語る。
「善悪なんてもんを犬が語るなと思うだろうが、犬っころに語らせられるほど善悪というのは単純だ。それらは互いに相容っちゃいけねぇもので、互いにとって毒なんだ。だから坊主、さっさと俺から離れろ。お前という善良は俺という悪にとって毒だ。頼むから俺を苦しめないでくれ。」
詩『オセロ(同情)ゲーム』
(裏テーマ・善悪)
新番組、オセロな人生の始まりです。
善人に見える白と、悪人面?の黒。
二人の少年がいました。
いきなり白の両親が黒の父に殺されました。
スタートは白がリード、同情が集まります。
黒の父も黒を誘拐され脅されていた。
少しだけ黒も巻き返します。
白はお金持ちの養子に、黒は母が死に施設に。
黒は殺人犯の父のことがバレるとどこに行ってもいじめにあい辛い子供時代が続きます。
少しずつ黒が同情を集め逆転してゆきます。
それから更に数年後、ついに黒の父が刑務所を出所する日が来るが、すぐに殺されます。
そしてなんと、殺人現場には白がいました。
黒が完全に優勢です。
実は白は白?、無実でした。
黒の父はいろんな犯罪をしていてほかの事件で恨まれていました。
黒は復讐しますが殺せず逮捕されます。
今度は白が逆転です。
ここで、重大なことが発覚です。
なんと黒の父の出所日や住居の場所を犯人に教えたのは白でした。これは黒に流れがゆきます。
黒の逆転です。
黒が仮釈放されるとすぐに白を殺しにゆきます。
あれ、白がわずかに再逆転かな。
しかし、白の側には警察官が待っていました。
すべて白の計画通り。
白がニヤリと笑います。
またまた黒が巻き返します。
実は白は闇の犯罪コーディネーターになっていました。
実は黒のバックには父の実家のヤクザ組織が動いていました。
これからいよいよヒロインの登場です。
物語が本格的に動き始めます。
事件は派手なドンデン返しの連続になります。
そう、二人は兄弟だったと言うことも分かってきます。
このオセロ(同情)ゲーム、どちらが勝つと思いますか?
善悪は、視聴者様が決めて下さい。
しかし、善悪よりも大切なものに気づいてもらえると制作者冥利に尽きます。