哀愁をそそる』の作文集

Open App

哀愁をそそる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/4/2022, 11:45:31 AM

人がまばらな教室
廊下からする楽しげな笑い声
机の上に広げられたノートと数学の問題集
手に握っているシャープペンシル
窓の外を見る
今の気分に似つかない程の快晴
それが逆に哀愁をそそる

11/4/2022, 11:43:24 AM

撫でて欲しいくせに
小出しにして

計算ずくで
哀愁をそそる

また違う手を
探してるの?

君が愛でて憎んだはずの
あの子と同じやり方で



偽物の優しさって
後で臭うんだ



思い出さないでね


もう

愛してなんかないよ




「哀愁をそそる」

11/4/2022, 11:30:48 AM

暮れかけの空に浮かぶ白い月とbacknumberのヒロインを聴きながら帰る私。

私がヒロインになる為の条件。

11/4/2022, 11:29:45 AM

夜に雨降れば
花に葉に留まる 露蛍

陽に見つかれば 消えゆく

11/4/2022, 11:19:29 AM

哀愁をそそる姿に

何か

声を掛けたくなる

でも

言葉見つからない

だから

黙って側にいよう

11/4/2022, 11:12:16 AM

冷たい秋風が身を震わせる。黒いコートを体に巻きつけ、静かな路地を歩く。空はどんよりと曇っている。郊外に出て、細い道を通り墓地に着いた。

 迷うことなく真っ直ぐ目的地に辿り着く。灰色の墓標は、いつもと変わらずそこに立っていた。彼女の名前が刻まれている。生年は22年前、没年は1年前の今日。僕は跪き、両手でゆっくりと白い花を供える。

「また来たのか?」

 背後から老人の声がする。

「今日は、どうしても来ないと」
振り返りながらそう言った。

 彼は一層やつれて見えた。白髪もシワも増えた気がする。
 
「それで、こんな朝早くからか?」
 彼の声からは本気で心配している様が伝わってくる。

「私がこういうのも何だが、そろそろ前に進むべきじゃないか? 娘もきっと……それを望んでる」

「無理ですよ」
 苦笑しながらそう答える。

「毎日、毎晩、どこにいても、何をしてても、彼女との思い出が頭をよぎるんです。彼女は、僕の人生の深いところまで入り込んでいた。そう簡単には、忘れられません。それに正直、忘れたくないんです」

「……ああ、そうだろうな」
 
 2人とも暫く無言だった。ただぼんやりと、綺麗に手入れされた墓標を見つめていた。朝日が昇り、鳥が泣き出した頃彼がおもむろに口を開いた、

「なあ、よかったら家に来ないか? 酒でも飲もう」

「ええ、是非」

 そう言って、2人はゆっくりと墓地を後にした。

『哀愁をそそる』

11/4/2022, 11:04:52 AM

哀愁をそそる

分かり合えない…
諦めの気持ち

距離を置いて
1人で自分との対話

人と向き合えるほど
わたしは強くない

臆病で逃げ腰で
傷つきやすいの…

でも

もう1人のわたしと
だったら…

やさしい目で見守って


あなたは…
哀愁を漂わせているかも
しれない…

11/4/2022, 10:59:33 AM

溶けた光の跡 淡い夢の中で
すぐになくなってしまう
時間と 人生と
靡く干したシャツに 香る秋の花が
諦めの悪い 私の癖みたいで

乾いた風と哀愁
カーブミラーで曲がって見えた世界は
カーテン越しに聞いた隣人の会話の様に見えた
遠くの電線に止まった鳥は何も知らん顔で
乾いた喉にそっとぬるい水を流し込んだ

溶けた光の跡 淡い夢の中で
すぐになくなってしまう
時間と 人生と
靡く干したシャツに 香る秋の花が
諦めの悪い 私の癖みたいで

11/4/2022, 10:55:35 AM

哀愁そそる

快速電車に乗りそびれたサラリーマンの背中

11/4/2022, 10:53:05 AM

第一印象でわかる。
抱えた悲しみの数。
笑顔に現れる涙の跡。
たくさんの乗り越えた
足跡がそこに。

11/4/2022, 10:52:25 AM

そそるって‥‥(・・;)
パスだな

#哀愁をそそる

21 284

11/4/2022, 10:39:08 AM

哀愁、と聞いて真っ先に脳裏に走るのは、ウズベキスタンの遊園地だ。

数年前に旅した時、私は「彼ら」に出会った。
目の異様に小さなミッキーマウスや瞳孔が細すぎるミニオン。瞳の周りがなぜか水色でふちどられたピカチュウ。著作権のルールを突き破った彼らは、みな一様にどぎつい原色で、同じ町にあるモスクの美しい青の階調なんか嘘みたいだ。ちょっとゆがんだ彼らの瞳をみていると、白昼夢のなかをさ迷っているような気持ちになる。

「いや、ここはれっきとしたウズベキスタンですよ」と教えてくれるのは、ミッキーたちの間にたたずむ、スイカを持って微笑むターバンを巻いた老人の像だ。

遊園地の主要顧客であるこどもたちへの猛烈なすりよりっぷりと、それでいてターバンの老人を排さない雑さ。シーズンオフだったのか、その顧客たちもまばらで全然盛況じゃない。これを哀愁ではなくなんというのか。
遊園地と言うよりはデスゲームの会場寄りだ。でも、この迎合っぷりの全力さと空回りっぷり、なんだか無視できない。むしろいじらしくってめちゃめちゃ好きだ。
不要不急の行きたい場所No.1。いつの日か、またあの哀愁の場所へと旅立ちたい。

11/4/2022, 10:30:42 AM

哀愁をそそる、百均のクリスマスツリー。



秋の真っ只中だと言うのに、君は気が早いな。


確かに寒くなってきたけど、まだ秋を感じる時はあるよ。



僕の横で息をする君に、


僕がイタズラにほっぺを触って、頭を撫でると、


紅くなった可愛い顔が見れるからね。

11/4/2022, 10:28:59 AM

#26 抱えていた秘密。

一年前のあの日は、自分の命の長さを知った日だった。
余命。まさか、自分にそんな言葉が降りかかるとは。
絶望、その2文字だけ頭の中を埋め尽くした。

でも、その気持ちを乗り越えて、残りの人生を明るく楽しもうと決意した。それから、身体が弱っていくのを感じてはいたが、挫けることはなく楽しく過ごせていた。
 そんなある日に、初めて発作が起きているところを見られたのだ。今まで、タイミングが悪いときに発作が起きることもなくて、救われていたのに。

そして、見られたのは…クラスメイトの"彼"。
落ち着いている雰囲気で、優しい人だった。そのイメージ通り、見られた時はすごく心配されたけど、必死に大丈夫、だと言い張り逃げてしまった。

見られてしまったという気持ちと、助けてくれる人がいたという気持ちが混ざり合い、複雑な感情が生まれた。

せっかく、自分の気持ちも押さえて、誰にも迷惑をかけず、秘密にしておこうと思っていたのに。

心のどこかでは、すごく嬉しかったけど、本当に幸せになることはもう、諦めていたのに……。

"彼"のせいで素直に楽しみたくて、仕方がなくなったじゃん。

この先も、本当の気持ちを出して、幸せになりたくなった…。

もう、誰も悲しませないように、
自分は幸せにならないって決めたのに………。

複雑な感情にも、慣れなくて不思議な大粒の涙を流した。


___哀愁をそそる

11/4/2022, 10:28:39 AM

真新しいアスファルトを踏みしめながら歩く
街灯に照らされてキラキラ光っている
この辺りの景色もだいぶ変わった
住み慣れた街が酷くよそよそしく感じられる

同じ事ばかり考えていた

サヨナラだけがリフレイン

胸が苦しくなる

カーブミラーに自分の姿が写った
随分と変わった気がした、ミラーの曲線のせいだけじゃない
そんな目で睨むな、俺にはどうしようもなかった

記憶が美化されたんじゃない
確かにあの時間は美しかった

一つとして変わらないものなんてない

俺は動けずにまだここにいるんだな

丸めた背中が哀愁リプレイ

11/4/2022, 10:28:37 AM

Blut auf Glas



透き通る器
秤に掛け
朱雫流し 刻み廻り

虚像との残像…

孤高を纏い
裂いた聲
叶わぬ望み
哀しげな薄笑み

足跡が傷み
想い馳せ
届かぬ祈り
色褪せてく陽炎


「在ルベキ 其ノ願イ…」


透き通る器
秤に掛け
朱雫流し 刻み廻り

虚像との残像…


儚げに煌き
瞳に映し
瞼閉じて 描き彩り

虚像との幻像…


「静カニ破片ハ…」

11/4/2022, 10:26:03 AM

「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十六話」

「カインド達に話があるんだけど…良い?」
「志那、それよりアメジストさんも呼びません?大事な話ですし…」
「あ!アメジストさんの事を忘れてた!探さなきゃ!」
志那は、アメジストを探しに行きました。
「梨々華、大事な話って何だ?」
カインドは、梨々華に聞きました。
「三次元国への移住の話ですわ。雑用から開放される天国のような所だそうよ?」
「天国?!パラダイスって事か?」
ロードは、目を輝かせていました。
「まさか、あの世に行くって事は無いよね…?」
「スモークはビビリだな。三次元国はあの世じゃねーよ」
「みんなー!アメジストさんがどこ探しても居なーい!」
志那は、慌てて戻って来ました。
「どこ探しても居なかったんか?食堂も?大浴場も?トイレも?」
「本当にどこ探しても居ないのー!」
「…まさか、ココの事をアジトって言う人達に拐われたのではないでしょうか?」
「…アジト?誰が言ってたの?」
スモークは、梨々華に聞きました。
「さっきの詐欺師らしき方々ですわ」
「詐欺師?!まさか…でも…アジトって言葉を使うのって、警察か犯罪者か子供の遊びくらいだろ?」
「あんまり考えたくは無いが…パズル達って犯罪集団か何かって事になるよな?」
ロードとカインドは考えてしまいました。
「早くアメジストさんを助けに行かないと…」
志那が森の方を振り向くと、
「皆、留守にしてすみません」
と、アメジストがアンバーを連れて戻って来る姿が見えました。
「アメジストさん!良かったー、無事で…」
「志那ちゃん、どうしました?」
「てっきり、犯罪集団に拐われたんじゃないかって心配になっちゃったよ…」
「アメジストさん、そちらの方は?」
梨々華は、アンバーの方を見ました。
「アンバーと言って俺の仲間です。彼はもう一般人ですが」
「あ、どうもアンバーと言います。アメジストって、いつの間に教師になったんだ?高校生の集団って…」
「あの…話変わるけど、アメジストさん達も三次元国に移住しない?ココは犯罪集団のアジトらしくて…」
志那は、アメジストとアンバーに三次元国への移住の話を持ちかけました。

「犯罪集団…やはり、そうですか」
「アメジスト、警察がこの辺に居るって事はその可能性が高いぞ」
林檎王子の二人は、しばらく話し合いました。
「…どの道、ここに居るのは安全とは言い切れません。君達では倒せない悪党との闘争に巻き込まれる可能性があるから、三次元国に移住した方が安全です。我々はこの話に乗ります」
アメジスト達は、志那達に同調しました。
「俺もアメジストに従うよ。何だか、犯罪集団同士の闘争が起きそうだからな」
「僕もロードと同じだよ。カインドはどうする?」
スモークは、カインドの方を見ました。
「…俺も、全員の意見に賛成だ。けど、このまま消えて大丈夫か?」
「あ、そうか…今までお世話になったからね」
スモークは考えました。
「私、手紙書くよ。事情を説明した方が良いし」
志那は、手紙を書く役を名乗り出ました。

志那は手紙を書いて、食堂に行きました。
『パズルの皆さん、急にこんな話をしてごめんなさい。友人が移住の話を持ちかけて、私達全員が移住に賛成したから、三次元国に引っ越す事になりました。私達に戦いの手ほどきを教えてくれてありがとうございました。今までお世話になりました。』
志那は、手紙をテーブルの上に置いて、食堂を出ました。
「皆さん、準備は出来ました?」
「はーい」
「じゃ、行くぞ」
志那達は、荷物をまとめて居住エリアを出ました。
「この森の風景も見納めですわね…」
志那達は森を歩いて、パズルの拠点の敷地を出ました。
「ココで暮らしてたんだね…」
志那は、森の方を見て哀愁を感じました。

11/4/2022, 10:22:33 AM

哀愁をそそる


哀愁を纏う彼女の過去。
その過去は、想像をはるかに超えるものだった。

とある事件で、両親と妹弟を亡くしたらしい。

薬物に手を染めた男の、無計画での犯行だと彼女は言った。

その話を軽く笑いながら、哀しそうに話す。
彼女を見て、俺はこの時この人をこの先も守っていこうと決めた。

11/4/2022, 10:22:15 AM

哀愁をそそる

哀愁が漂う男になってみたいと思っていた。
何となく色気があり、見る人を魅了する。
そんな男になりたいと…

そんな男になるのは難しかったよ。
色気を見せるなんて無理。
市原隼人みたいな顔でもないし、体も出来上がってない。

結局は高望みせず、今できることをやるしかないことが
やっと分かった気がする。

11/4/2022, 10:17:35 AM

目の前で、人が落ちてった。
君がいたのに、追われて落ちた。
君は、助けられなかったと涙を流した。
そりゃそうだ。君の友達だったんだもんね。
唯一無二なんてくだらないこと君は言って、落ちたあいつも特別だってふんぞり返って。
僕らなんて二の次で君はあいつに走ってって。
ほんとばかみたいだった。
でも、君とあいつがばかしてるのが羨ましかったんだよ。
だから、協力して地面に叩きつけた。普段は敵のあの子もこの子もみんななかよく協力して。
最後に笑うのは僕たちなんだ!
だからさ、君も戻ってきてなかまに入ろう。
僕ら、君がいなかったら口喧嘩ばっかりなんだよ。
まえみたいに仲取り持ってよ。
おねがいだから…

おねがい。消えていかないで。

Next