君は今』の作文集

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君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/26/2024, 5:48:26 PM

※フリーレン二次創作 ザインの話

 昨日までは雨だった。
 夜中に雨が止んで、ザインが目覚めた時には真っ青な空が広がっていた。ザインはベッドから抜け出しぐっと伸びをする。そして部屋の様子に何か異常がないか確認して、荷物を持って部屋から出て、一階へと降りた。
 宿屋の女将さんが大声で挨拶し、ザインは寝ぼけまなこでへろへろ返事をする。そうして一階に併設された食堂に入って椅子に腰掛けると、あまり時間の経たないうちに朝餉が来た。
 スープにパン、定番だが、ザインはそういうのが好きだった。濃いめの味付けのスープにちぎったパンを浸し、ポイと口に放り込む。この宿屋は飯が美味い。
 朝食を味わいながら、この後のことを考える。感染症が云々で困っていたのを、ザインがたまたま通りかかったのがきっかけだが、ここにすでに1週間ほど滞在していた。
 経過した1週間でこの村に蔓延していた感染症はザインが全て直し、今は原因を調べているところだ。それも、そうしないうちに終わるだろう。
 ザインはいたく感謝されて、宿屋の料金もタダにしてもらっている。路銀に困る身としては助かる話だ。それ以上の施しを受けるのは流石に気が引けて、遠慮したが。
 村の子供達と遊んでやって、感染症について調べる。そして……
「フリーレン達、どうしてんだろうな……」
 もう数ヶ月は前になる。エルフと子供2人のパーティ。その中に、ザインはいた。
 短いものだった。ザインの目的は戦士ゴリラを探すことだったし、フリーレン達は魔王城まで行くことだった。そのうち別れが来ることはわかっていたが、存外に早かったのだ。
 ザインは旅を知った。あの三人との旅で、やっと旅を知ったのだ。それは波乱があり、どこか落ち着いていて、得るものが多く、何より楽しかった。
 あの三人について行ったのは正解だった。別れの時も、柄にもなくチリチリ胸が焦げるような感覚さえしたものだ。
 それでも、ザインはあの三人と別れて、こうして何だかんだ1人で旅をしている。それがなんとなく胸を刺すのは何故だろうか。
 朝餉は空になっていた。今日は味があまりしない心地だったが、女将さんにはいつも通り、「おいしかったよ」と声をかけた。女将さんは「そりゃ良かったよ!」と笑っていた。

 そうして、子供と遊んで、感染症について調べて、どうやらそれが終わるだろうことに気づいた。大体の原因は分かってしまい、明日にはその原因を取り除いてしまえる。
 短いな。また。
 旅は一点に留まるものじゃないから仕方あるまい。ザインは部屋の椅子の背もたれに背を預けた。机に先ほどまで置いていた書物は、原因がわかってから用済みとなって、借りた場所に返しておいた。
 時間が余ってしまった。思ったよりも早く調べ物が終わってしまったから。子供達ともう一度遊んでやるには時間が遅いし、夕餉には早すぎる。何かを手伝おうにもザインに感謝しきりの村人達はそんなことさせてくれないだろう。
「暇だ……」
 何か暇つぶしを。そんなことを思ってカバンを漁る。しかし出てくるのはもう読み切った魔導書やら、財布やらで楽しめそうなものは一つもない。
 寝るか。寝ると言っても、眠気がないんじゃ中々難しいかもしれないが。ザインはがしがし頭を掻いて、ベッドへと向かう。
「……手紙渡したら?」
「や、やだよぉ、恥ずかしいじゃない!」
 窓の外からふと少女達の話し声が耳に入り、窓の方を向いてみる。
 2人少女が道を歩いて、どうやら恋愛関連の話だ。それで、気になる男の子に手紙を渡すとか、渡さないとか。そんな話をしていた。
「手紙……」
 その言葉を聞いて、それに返事するように、カバンからぽろりと紙が落ちた。
「書けってことか?」
 ザインはしばらくベッドの上で悩んでから、筆を取った。
 今君達は何をしていますか。
 いやそれはなんだか小っ恥ずかしすぎる。
 手紙を書くのなんか久しぶりで、何をかけばいいのやらわからず、それでもザインはしばらく粘り強く机に向かっていた。
 
 そして、夕餉の時間が来ようかという時にようやっと手紙を書き終えた。
 一種の達成感を感じながら、ザインは手紙を便箋に入れ……そして、自分がミスをしたことに気づく。
「……フリーレン達がどこにいるか分かんないんじゃ、届けようが……」
 無い。ザインは聡いが、今回はちょっと馬鹿だったらしい。
 しかし、手紙を捨てる気にはなれない。でも届けられないんじゃ、どうしようもない。
「次会った時に、渡すしかない」
 次会った時に。
 ザインは口に出してから、ふと気づく。
 三人と別れた日からザインは、なんだか胸に刺すようなものがあって、それの正体を掴めずにいた。ザインもフリーレン達も、これからも多くの街に行き、全く別の場所を旅するだろう。
 その後、また会えるのだろうか?
 また会う約束もせず、別れてしまった。また会えるかわからないのに。
 また、会いたいのに。
「……!」
 ザインはその自分の心に気づいて、流石に顔に血が昇るのを感じた。
 恥ずかしい!こんな自分の本心は恥ずかしくてたまらない!
 手紙を睨む。だが、捨てられやしない。
 ザインはパタパタ手を振って顔の熱を逃し、手紙をそっとカバンの奥底にしまった。いつか、フリーレン達に渡すために。
 胸に刺さっていた何かは消えていた。ザインは手紙を渡さねばならない。これは、自分への約束だ。
 フリーレン達にもう一度会うという、約束。

2/26/2024, 5:46:35 PM

君は今、何を考えているのだろう。
こんなにも好きなのに、君の心を読めない自分に
泣きそうになる。

2/26/2024, 5:31:41 PM

君は今

君のことを考えすぎて眠れない夜
「君は今何してるのかな?」と。

2/26/2024, 5:31:29 PM

『普通』に生きることが難しいこの世界で

 君は今、息ができていますか?

2/26/2024, 5:21:43 PM

君は今、

僕は僕でしかなく

月日は百代の過客にして行きかう僕も旅人

君もまた、旅人なり

どこで老いようとも

朽ち果てようとも知らず

知るすべもなし

また会うことがあれば

旅の話をしようよ

2/26/2024, 5:16:27 PM

『君は今』

2年前、東京へと旅立っていた幼馴染。
君は今、元気にしていますか?
成人式の時、一緒に晴れ着姿で撮った写真を眺めながら心の中でそう呟いた。

何だか無性に連絡が取りたくなってLINEのトーク履歴を見た。あと一歩が踏み出せずに彼の写真を眺め続けている。

       ______やまとゆう

2/26/2024, 5:12:36 PM

君は今


何してるんだろ

昔はなんとなく分かったんだけどな

今はもう顔も思い出せなくて

あるのは連絡先と 枯れた詩だけ

2/26/2024, 5:01:52 PM

甘酸っぱい恋をしていた。

君は今、何をしているのだろう。

携帯を取り出し、勇気を出して送信してみる。

出来るのだろうか

こんな暗い気持ちも、
幸せで包みこんでしまうような

あの恋をもう一度。

2/26/2024, 4:56:55 PM

君は今何をしてるだろうか?
最近君とは合ってないね、
元気にしてるかい?
私は変わらずだ気にしないでくれ。
もう昔の話だね、あれは‥そう、君と出会ったばかりの事だな
私は馬鹿みたいにやさぐれててそんな中キミに出会えたことを幸運に思うよ。
あのときの私はほんとに、そう、まあ、周りが見えなくなってたんだろうね。
今でも思い出すと恥ずかしくなる。
母が死んでやさぐれて、夜にバイクにまたがり夜な夜な明るい街へいく、そんな生活だったな、
つい人の女に手を出してしまって、それからだった
毎日生きる事で精一杯だったさ、いつ死ぬかもわからぬ状況で君が助けてくれた、
君と一緒にいるとそうだな、逃げ回ってた頃より死ぬような思いをしたさ、
だが助かった。
知らぬうちにこんな姿になって帰ってくるなんて、最後ぐらい感謝させてくれよ。
まだ謝ってもないぞ、師匠、
お疲れ様でした、
そして、ありがとうございました
また、会いましょう

2/26/2024, 4:54:41 PM

#君は今…

君は今幸せにいるのでしょうか…
あの時した決断は
納得したものではなかったかもしれない
でも……
間違いではなかったと思ってる
あなたの幸せ守りたかった

君は今幸せでいるかい…
あの時背中を押してくれた君
あのままいたらきっと僕は
今笑顔でいれなかっただろう
だから……
ありがとうと感謝の気持ちで
君の幸せ祈っているよ

2/26/2024, 4:52:26 PM

海で溺れていた一人の人間を助けた。
人間とは関わりたくなかったが、もがき苦しむ様子は見ていてあまりにも居た堪れないものだった。

姿が見られぬ内に目の前から消えたかったが、岸へと引き上げてもなお、一向に目を覚まさぬものだから私は男の顔を覗き込んで目が覚めるのを待った。

あれだけ苦しんでいたのだから、覚醒はゆっくりとするものだろう。目が覚めるようだったら身を隠そう。
そんな油断が後に私の姿を見られるという失態を産んだ。

姿を見られたその時で、諦めてこの場を去ればよかったのに、私はそれをしなかった。

なぜなら、男の私を見つめる目が今まで人間が向けてきたものと全く違う物だったからだ。
男の瞳は黒く、誰もがを惹きこんでしまうのではないかと思うような瞳だった。
男は、半分が人間の体で、下半身が魚の私の身体を見ても、彼は私を化け物を見るような目では見なかった。

なんなら、私の手首をひしと掴んで、お礼を言ってみせたかと思えば、化け物と罵るどころか私の持つ鱗が美しいとまで言ってみせた。
長い年月を生きてきて初めて見るタイプの人間だった。


彼と私が距離を縮めるのにそう長く時間はかからなかった。
海から離れられぬ私のもとに男は足繁く逢いに来た。

男は私に質問した。
どこまで泳げるのか、どれくらい生きているのか。
多く質問をよこして、わたしはそれに律儀に答えてやった。男は私に多く質問したが、それと同じくらい私に地上のことを教えてくれた。
彼が色々なことを教えてくれるから、私は彼に毎日質問するようになった。

――あなたは今日何をしたの?

男と話す時間は単純に楽しかった。

――人魚は長く生きる。生きるその血肉を人間が少量でも摂取すれば老いず、死なず生き長らえれる。

男と過ごす時間が長くなるうちに、私は作り話のようなその事実を多く思い出すようになった。
男と一緒にいる時には、決まって耳元で悪魔が囁いた。
"コイツにお前の血を飲ませれば、お前らは一生、一緒にいられる"と。

人魚は長く生きている。広大で自分がどこで生まれ落ちたのか忘れるほどに長い時間を果てしなく続く海に一人孤独に生きる。
人魚が生まれる原理は人魚たちにもよく分からない。人間のように交配して子孫を産む訳でもない。
数百年に一度、神かなにかの気まぐれで作られ、親も仲間も居ないまま長い時間を生き続ける。

一人きりで広い海を彷徨い続ける事は酷く、痛いほどの孤独を産む。
そうして産まれた彼女の膨大な孤独はいつしか、彼と一緒に過ごす時間で打ち消されていた。

そんな、彼と永遠にも近い時をすごしたいという欲求は、収まることを知らず膨れ上がる。

そしてその欲は、彼女を突き動かし、実行に移した。

眠る男の顔は安らかで安心しきっている。
大丈夫だ。
どんなに彼が長い時間を生きようとも、彼には私がいる。
だから、大丈夫だ。

鋭い自分の鱗で掌を深く切る。傷口からは血が溢れ出す。重力に従って滴れるその血を男の口元に持っていこうとした。
その時、、

彼女は正気に戻った。

正気に戻った彼女は、すぐさま眠る男から離れ、彼女はできるだけ彼から距離をとるようにして深く海へと潜る。

私はある時、自分の姿を見た人間からバケモノと罵られたことに心を傷つけた。なのに、私は目の前の彼を人間の寿命をも超越して永遠に生き長らえる、人としての理から外れた人間にしようとした。
これは、彼を私と同じバケモノに変えようとしたことと同然だ。

なんと醜い心なのだろうか。
私は、自分の欲にだけ呑み込まれ、愛する人間を自分の作った檻のなかに閉じ込めようとした。

浅ましく、自分勝手で醜い。

彼が話した童話の中の人魚とは酷くかけ離れている。


――あぁ、こんな醜い思いを知るのなら、いっその事、彼が話してくれたような、童話に出てくる人魚のように、報われない恋の前で潔く泡になって消えたかった。

泡になれぬ彼女は絶望し、泣き呻いた。
そして深く海に潜ったまま、二度と、男の前に姿を表さなかった。

それでも時々思い起こすようにして、いつかの彼にしたように、彼女は男に届かぬ質問をする。

――あなたは今何をしているの?

深い海の底で彼に幸せが訪れていることを願って。


――――人魚
お題【君は今】

2/26/2024, 4:52:14 PM

私は今
何度も傷つけられて
心が傷だらけだ
心が傷だらけだ
私を傷つけなかった
優しく守ってくれた彼が
どこかで今しあわせで
愛されている事を
祈る事それだけが
私の生きる希望

2/26/2024, 4:43:38 PM

君は今も変わらず苦しんでいたんだね。
気づけなかったよ、ごめんなさい。




『君は今』

2/26/2024, 4:41:51 PM

過去の君が今の僕にエールをくれるかな?
恋はいつも初めての想いで熱くする
君とは色々あったね
でもね今回は悪いけど強敵なんだ
君を待った時の切なさ以上に
僕は今の人を想ってる
隠しながらニヤけたりため息ついたり
今の人が大好きなんだ
ほんとうに過去の君を忘れることができるかな?

2/26/2024, 4:41:20 PM

何してる?
会いたいな、君に。

私は勉強してるよ。
期末テストが明日だから。きっと君も勉強してるかな?

君のこと時々思い出しながら期末の範囲を必死に頭に詰め込んでる。

単語を詰め込んで詰め込んで頭がおかしくなりそう。

そうして少し辛くなったら、君と会っていたときのことを思い出すんだ。

硬直して固くなった心が少し溶けるような、柔らかい優しい感覚になる。

そうしたら君に会いたくて
何してるのか気になって

勉強の続きをしたいからそれどころじゃないのに

理性で制しても感情が言うことを聞かない。

何してるのかな、私のこと、考えてくれてるのかな。

思わず携帯を持ち上げると、ブブッと携帯がメールの着信を告げた。

「先輩、今勉強中ですか?僕は期末テストの勉強しています。少しだけ先輩の声を聞きたくて・・・電話してもいいですか?」

私は即座に電話ロックを解除して、彼に電話をかける。

「先輩、ごめんなさい、試験勉強なのに」

「ううん、いいよ。私も君と話したかったから」

萎縮する彼氏に私は優しく返事する。

「電話してくれてありがとう。何でかな。会えないとすぐ君に会いたくなる。だけどもう、声聞けたからがんばれる気がするよ」

「先輩・・・僕も先輩の声聞けて、元気が出ました。あと少し、頑張りましょうね。明日は一緒に帰りましょう」

帰りの約束を提案されて嬉しくなって口角が上がる。

「うん、一緒に帰ろう。じゃあ、まだ勉強残ってるからまた明日ね」

私はまだ山積みの問題集を見て、そう言った。でも、本当はずっと話していたい・・・。

「分かりました、応援してますね。おやすみなさい。好きです、先輩」

不意に好きと言われて、ドクッと、鼓動が跳ねる。

「わ、わたし・・・も・・・」

挙動不審に返答すると、彼がクスッと笑った。

「じゃあ、おやすみなさい、先輩」

「おやすみなさい」

電話が終わってから、彼との会話を反芻する私。
よーし、エネルギーも補充されたし、また、頑張ろう。

私は山積みの問題集の山から一冊本を取り出すと、気合を入れるためにコーヒーを一口飲んでから、再び問題を解き始めたのだった。

2/26/2024, 4:41:09 PM

ねぇ、あの二人さ仲良くなったんだって。

俺は友達として凄く嬉しいことだよ。

でもさ、葉瀬(ようせ)はどうなの?ずっとあの二人のこと見てるけど。


本当は嫌なんじゃないの?拓也(たくや)と秋(あき)ちゃんがくっつくの。


俺、前に秋ちゃんと葉瀬が話してたの偶然聞いちゃったんだ。葉瀬も拓也が好きなんでしょ?今ではよくわかるよ。

だって今、凄く悩んでる顔してるよ。

俺、葉瀬のそんな顔見たくなかった。それが他の人に向けられてほしくなかったよ。

葉瀬は今どう思ってるの、なんて俺には聞く勇気がないからさ、出来ればタイミングが合った時に葉瀬から話してほしい。


ごめん、俺って凄く我儘だよね。





二人が仲良くなってくれて嬉しい。

秋はまだ自覚はしてないっぽいけど、拓也の事絶対好きだよね。拓也はわかりやすい。

両思いなのは凄くいいけど、ここにも居るんだよ。秋の想い人。


ね、玲人(れいと)。

前に聞いたタイプってさ、秋の事でしょ。わかりやすいなぁ。特徴一致じゃん。優しくて、綺麗で、可憐って、まんまかよ。

拓也の事、応援したい。でも私の好きな人の事も応援したい。

秋が羨ましいな。残念だけど、拓也の事は憎めないな。

好きな人の好きな人の好きな人?だから。これじゃよく分かんないな。複雑複雑。

ねね、玲人は今、この状況をどう思ってるの?って聞けたら楽なんだけど。

玲人も秋じゃなくて、私にすればいいのに。

なんて、欲張りかな。



お題 「君は今」
出演 玲人 葉瀬 秋(名前) 拓也(名前)

2/26/2024, 4:38:27 PM

未明に。遠雷を遮ってサイレンの音。
古ぼけた鉄筋のアパート。203号室。角部屋。南西向。
出しっ放しのシャワーからむせ返る悪臭の湯気。

--

故:木沢こずえ。享年:22歳。職業:ホステス。

自宅ユニットバスでの失血死。死後7日前後。自殺と断定。身体の一部は湯に溶け出し排水溝を詰まらせ原型留めておらず。

第一発見者:砂田まあや。木沢こずえの同僚ホステス。
数日前より連絡の途絶えた仏の身を案じ訪ねる。

--

クリスマスの灯りに混じってサイレンの灯りが煌々と燃えたぎっている。やがて人集りで賑やいで色とりどりのテープが飾りつけられる。
雪よりも白い雷が降っている。

メリークリスマス。メリークリスマス。
雪よりも白い車が道を塞いで停められる。

かつて酒を飲み交わした荒い木目のテーブルに小さなクリスマスツリー。
別府土産のキーホルダー。
干からびたケーキと雪よりも白い錠剤の山。
雪よりも白い人の悲しさ。

後日。古ぼけた鉄筋アパート。203号室。賃借紹介にて特記事項。
心理的瑕疵:ホステスの心中有り。
下水管に詰まった身体の一部が未だ残留しウジが沸き上がるとのこと。

木沢こずえ。
数日までは誰ひとり覚えのない悪評が駆け巡る。
華奢な女ひとりでは決して出来そうにない悪事の数々が暴かれる。
死んで良かったと嗤う面々。
木沢こずえ。
自らを語ることなく。
ただ言われるがままに語られる。
醜女。泥棒女。売女。阿婆擦。乞食。片端。
本当のことは誰も言えない。
数日経ち、その名を語る者なく。
今は誰も他人。忘れたい他人。
この世に生まれつきいなかった他人。
赦されざる他人。
他人。他人。他人。
木沢こずえ。
今は、誰も他人。

2/26/2024, 4:31:31 PM

君は今、何を考えているんだい?
僕は寝られなくて、ずっとスマホばっかり見ているよ。
なにも考えずにボーッとね。
でもスマホを見るとブルーライトで余計に寝られなくなるんだ。
眠くなるまでスマホを見るって、どこか矛盾しているのかもしれないねw

2/26/2024, 4:10:45 PM

君は今幸せですか??

そうテレビから聞こえていた言葉に時が止まる
幸せと聞かれると答えられないのは
小学生頃からの私の癖だ
周りから見ると幸せなのだろうけど
正直幸せかと聞かれたら幸せとは私は感じない
幸せが分からないから、、、

あなたならどう答えますか?
【君は今幸せ?】

2/26/2024, 3:59:58 PM

君は今

僕は君を傷つけました。

先生、人を傷つけてはいけないよと言いましたが
その傷つけた行為が好意による愛のものならそれはどうなるんですか
そんなの愛じゃないと偏った正義を振り翳すんでしょう

君の辛さを貰うのはもう出来なくなっちゃった
SNS匿名イラストアイコンなど嘘などいくらでも付ける
君が本当に辛いのかも疑うようになってしまった
君はその辛さを僕に当たり散らかし発散していました
中指の絵文字を送ってきたり辛辣な言葉の数々を僕に贈りました
他の子との会話を見てもその様な口調ではありませんし
中指など送りませんでした
君の話を聞くのはもう出来なくなってしまいました
辛辣でしねと言うのに君は僕を心配しました
僕は鞭と飴に嬲り殺されそうでした
それはただの過去の話と言ってしまえばそうなのだが
その言葉の数々に僕は我慢ができなくなってしまいました
返信が来る度、僕は涙が出ました
僕がこうさせてるのかもと僕は思いました
僕は他人と自己の間に他人に傾いた天秤があるようでした
僕のせいだと常日頃思っておりました

コロナウイルスが始まったのも
母方の祖父が病気になったのも
母方の祖父が声を荒げ豹変したのも
父方の祖父が病気になったのも
父方の祖母が転んだのも
全部僕のせい

自分にそんな影響力は無いと分かっていますが
どうしても僕がそうさせたのだとしか思えないのです
そう考えると僕は皆に害を与える存在です
僕がいるだけで周りを不幸にする
周りが辛いのも全て僕のせいだと思いました
僕が離れればいなくなれば解決するのだと思いました
風呂に二度潜り三途の川を渡ろうとした事もありました
息を止めて潜ると数秒後に頭痛がして息をして
結局、風呂に入ったままでした
海へ足を早めあの世へ向かおうとした事もありました
寒空の下、ベランダで半袖半ズボンでいたことがありました
それもあの世へ行くためでした
けれど風邪をひいて終わりでした
くしゃみをしながら凍えお迎えを待ちましたが
結局生きています


こんなクソ野郎ですから僕は君にあんな言葉を言わせたのでしょう
君も不本意でしたでしょう。
僕という糞のせいであんな言葉を口にすることになったのですから
だから離れたのです
僕がいても君に悪影響しかないと思ったのです
君は積極性がありますし友達も沢山いました
代わりなど腐る程いました

君の辛さのお裾分けはもう沢山でした
君を助けようと思ったけれどたかが一人だけの力じゃ到底無理でした
だから逃げたのです。
君から逃げるということをして君を傷つけました
ええ僕は糞なやつです。
自分から助けると決意し守ろうとしました
四六時中君のことを考え方法を探していました
けれど考える度に自分の無力さばかりと出会うのです
考えていた時、自分は君に何にもしてあげられないんじゃないかと思いました
自分のことしか考えていなかったのだと思いました
助けたいなど思ったのもただの見栄でありプライドから来るものだったかもしれないと思いました
自分のことしか考えてない奴が僕なのです
だから君から逃げたのでしょう
君の事などきっと何も分かれていませんでした
被害者意識野郎で自分のことしか考えてないそれが僕でした

だから君に辛辣な事を言わせてしまったのだ
僕にはこれが答えとしか思えません
けれどこの答えも自意識過剰であり被害妄想の塊です
この文章など信じるのは全てにおいて無駄なのでお勧めしない

自分が人を助けるなんて無理なんだ
なら恨まれ嫌われた方がいいそう思いました
正面衝突する勇気は僕にはありませんでした
そっと身を引きました
僕が君に恨まれ刺される未来を想像した
そしてまた永遠の加害者として被害者意識に僕は苦しむであろう


君は今

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