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君は今

僕は君を傷つけました。

先生、人を傷つけてはいけないよと言いましたが
その傷つけた行為が好意による愛のものならそれはどうなるんですか
そんなの愛じゃないと偏った正義を振り翳すんでしょう

君の辛さを貰うのはもう出来なくなっちゃった
SNS匿名イラストアイコンなど嘘などいくらでも付ける
君が本当に辛いのかも疑うようになってしまった
君はその辛さを僕に当たり散らかし発散していました
中指の絵文字を送ってきたり辛辣な言葉の数々を僕に贈りました
他の子との会話を見てもその様な口調ではありませんし
中指など送りませんでした
君の話を聞くのはもう出来なくなってしまいました
辛辣でしねと言うのに君は僕を心配しました
僕は鞭と飴に嬲り殺されそうでした
それはただの過去の話と言ってしまえばそうなのだが
その言葉の数々に僕は我慢ができなくなってしまいました
返信が来る度、僕は涙が出ました
僕がこうさせてるのかもと僕は思いました
僕は他人と自己の間に他人に傾いた天秤があるようでした
僕のせいだと常日頃思っておりました

コロナウイルスが始まったのも
母方の祖父が病気になったのも
母方の祖父が声を荒げ豹変したのも
父方の祖父が病気になったのも
父方の祖母が転んだのも
全部僕のせい

自分にそんな影響力は無いと分かっていますが
どうしても僕がそうさせたのだとしか思えないのです
そう考えると僕は皆に害を与える存在です
僕がいるだけで周りを不幸にする
周りが辛いのも全て僕のせいだと思いました
僕が離れればいなくなれば解決するのだと思いました
風呂に二度潜り三途の川を渡ろうとした事もありました
息を止めて潜ると数秒後に頭痛がして息をして
結局、風呂に入ったままでした
海へ足を早めあの世へ向かおうとした事もありました
寒空の下、ベランダで半袖半ズボンでいたことがありました
それもあの世へ行くためでした
けれど風邪をひいて終わりでした
くしゃみをしながら凍えお迎えを待ちましたが
結局生きています


こんなクソ野郎ですから僕は君にあんな言葉を言わせたのでしょう
君も不本意でしたでしょう。
僕という糞のせいであんな言葉を口にすることになったのですから
だから離れたのです
僕がいても君に悪影響しかないと思ったのです
君は積極性がありますし友達も沢山いました
代わりなど腐る程いました

君の辛さのお裾分けはもう沢山でした
君を助けようと思ったけれどたかが一人だけの力じゃ到底無理でした
だから逃げたのです。
君から逃げるということをして君を傷つけました
ええ僕は糞なやつです。
自分から助けると決意し守ろうとしました
四六時中君のことを考え方法を探していました
けれど考える度に自分の無力さばかりと出会うのです
考えていた時、自分は君に何にもしてあげられないんじゃないかと思いました
自分のことしか考えていなかったのだと思いました
助けたいなど思ったのもただの見栄でありプライドから来るものだったかもしれないと思いました
自分のことしか考えてない奴が僕なのです
だから君から逃げたのでしょう
君の事などきっと何も分かれていませんでした
被害者意識野郎で自分のことしか考えてないそれが僕でした

だから君に辛辣な事を言わせてしまったのだ
僕にはこれが答えとしか思えません
けれどこの答えも自意識過剰であり被害妄想の塊です
この文章など信じるのは全てにおいて無駄なのでお勧めしない

自分が人を助けるなんて無理なんだ
なら恨まれ嫌われた方がいいそう思いました
正面衝突する勇気は僕にはありませんでした
そっと身を引きました
僕が君に恨まれ刺される未来を想像した
そしてまた永遠の加害者として被害者意識に僕は苦しむであろう


君は今

2/26/2024, 3:59:58 PM