『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ほんと
生きてるか
死んでるか
だけでも知りたい
「君は今」
こんばんは。君は今眠れてる?私は、、、ちょっと不眠症気味なんだ。でもね、こんな日は、私だけの「スペシャルココア」飲むんだ。そうすると、落ち着いてくるよ。昔、おねーちゃんから、教えてもらったんだ。
でも、いつもありがとう、心配してくれて、、、
よし、なんか元気出た!ココア作ってくるよ。(読んでくれた君のおかげだよ)
君の明日に幸あれ!
じゃ、またね。お休みなさい。
『きみはいま』
きみはいま とおといひかりのなかで まばたきをしている とじためをあけたら いつもちがうせかい
いろいろなかくどで さまざまなほうほうで きみはふしぎとむきあう もうすぐ おもわぬだいはっけんにであうだろう たのしみだ たのしみだ
どんなに叫びたいことがあった今日も、
どんなに泣きたいことがあった今日も、
君は今、僕と同じ月を見ているのだろう。
それだけで、今日の自分が報われた気がした。
明日も同じ月が見たい。
それだけで、明日を生きる理由になる。
いま君が見つめるすべてが奇跡に。ぼくの未来で光る星々
(お題:君は今)
白石
「おぉ!やっと来たな◯◯さん待っとったで?一緒に帰ろうや!」『あ、はい。』いつも正門の前で好きな子が帰るのを待ち伏せしている。部活で遅くなるときは無理だけどそうでない時は一緒に帰るようにしている。2人だけの時間がほしいからね。「それでな?
謙也のやつが急いでいくもんで…」『あの、私こっちなんで、さようなら』「ちょちょ!ちょっと待ってや!さよならってなんや?そない悲しいこと言わんといてや、もう2度と会えんみたいやん」悲しそうな表情で彼女の腕を掴む。『ちょ、離し..!』「離さへんで、俺の話聞いてくれるまで」『聞くって..毎回毎回帰る時にいるし!そうゆうことみんなにもしてるくせに思わせぶるようなこともうしないでよ!』
「えぇ、思わせぶるようなことしてへんで?俺は◯◯さんと帰りたいから待っとるし、◯◯さんにしかこの話してへんで?」
題 : 君は今
小さい頃から、恋愛映画などに出てくるヒロインに憧れた。運命的な出会いをして、最後には結ばれる。
私もそんな素敵な恋愛をおくれると信じていた。
なんの気なしに進んだ女子校。異性の全くいない日常。卒業の頃には、異性との関わり方さえ忘れてしまった。
運命の人なんていないって分かってるけど、それでもいつか私の前に現れてくれることを願っている。
「…君は今何をしてるのかな。」
『僕達は1000年以上生きれる種族だろ。だからまたきっとどこかで会えるさ』
そう言ってこの森を追放された君。他種族との恋愛は王家の私にとって絶対にあってはならない事だ。そんなの分かってる。
わかってたのに。
「会いたい。」
そんな気持ちが心の沼に沈みは浮かびを繰り返してはや228年。
瞬きをすれば1日が終わるそんな日々を過ごしていた。
私はこの浮び上がる気持ちを泡として流したかった。
だから私は家を出た。君の死体でも墓石でも見つけられればなって思ってたよ。そうすればきっと楽になれる。その快感を求めて沢山飛んだ、私の白い羽で沢山空を撫でた。私は空を撫ですぎたかな?地球が丸くなったみたいだ。
探してから何十年になるかなぁ。案外楽しいよ、自分の情けなさに気づけて。今日は久しぶりにご飯を食べたよそこら辺の枯葉を集めてこねた特性枯葉団子。意外といけるよ。
探して何百年になるかな。もう疲れたな。おやすみ。
『ねぇそこの君だいじょーぶ?』
声をかけられた。いいや眠いし無視無視。
『ねぇ、!おーい!』
うるさいなぁ。
『おーい!!!』
、、なんか暖かいな。
『 、』
、、なんか懐かしいな。
懐かしいという感覚だけにまかせて私は目を開いた。
あぁやっとみつけた。
私の、私のずっと探してた君は今ここにいる。
ずっと探してた愛しい黒い羽根の生えた君。
「みぃーつけ、、た、」
「君は今」
10年前の君は今何を悩んでいますか?
10年後の君は今何を悩んでいますか?
今の自分はどうにも悩まずにはいられないことがあります
10年前の君が悩みもしないことを
10年後の君が悩みとも思わないことを
今の自分は悩んでいるらしいのです
10年前の君ならどんな風にこの悩みのことを考えるでしょうか
10年後の君はなんと言ってこの悩みを笑うでしょうか
ちょっと話を聞いてみたい、そんな気分なのです
君は 今 何をしているの?
別れた
たまに思い出してしまう「過去」
その「過去」を思い出す度に辛くなる
もう君を思い出したくない
そう思ってしまう自分が嫌で嫌でしょうがない
君を思い出すのが辛いのは
嫌なことを思い出すわけじゃない
楽しかった、幸せだったことを思い出してしまうから
また戻りたいと思ってしまう
こんな日々を暮らしていたら…
君が悪口を、言ってたなんて
聞いてしまった、
私の悪口だったなんて
聞いてしまった、
聞かなきゃ良かった
知らなきゃ良かった
でも
私は前に進む
全て断ち切った
そして
今はもう聞かなくても良くなったよ
君は 今 何をしているの?
なんてね
君は今を生きている。
それに比べて私は、君に振られてから時間が止まったままだ。
君はよく隣の席の女の子と喋ってる。
もしも私が君に気持ちを伝えてなかったら!
もう意味ないのに、そんなことを思ってしまう。
時間が解決してくれると思ってたけど、
もう告白してから随分経つのにまだ君のこと大好きなまま。
だれ?女の子からの告白は70%成功するって言ったの。彼女つくる気ないって言われたんですけど。
そんなわけないじゃん。本当に彼女つくる気ないだけで私のこと降ってたとしても、もし可愛い子に告白されたら絶対付き合うもんどうせ。
はやく忘れたい。
君は今
変わった君と変わらない僕
「変わらないね。」
この言葉が怖かった。田舎から都会へ、過去から未来へ、君が知らない僕に。
「変わったね。」 「そうかな、何にも変わってないよ」
そんな意味のない会話がしたいだけ。
君は今どうしてるの?
白い太もも 活発な姿
豊かな体つき
君のこと好きだった
君を見るだけでお臍の下を硬くし
いらやしいことを後でした
でも君はきっと
君は今どうしてるの?
と僕のことを考えたりしないだろう
片想いだったし
当然
叶うことのない恋だったから
ライブで歌った次の日は
曇り空から一気に晴れた
最初の春は肌さむいな
からだがふわっとぼんやりと
まだ夢をみているような
次のライブのその日の君は
みんなを笑顔にできましたか?
くる日もくる日もピアノを弾いて
そして歌って歌って願いを込めて
人生は
出会いと別れの連続
ってよく言うけど
わたしは貴女を今でもおもってる
君は今
どこで何をしてるんだろう
あいたいな。
_ ₁₅₉
君は今、何してる?
知りたいこと、たくさんある世の中で、
何になりたいの?
なりたくてもなれない環境のせいで、
埋もれてたくさん犠牲にしてきたものがある。
家のこと、お金のこと色々あるなかで、
諦めてきたものがある。
それでも、生きたいと願うことで…。
生きることに疲れて、死んでしまいたいと、たまに
思うことがよくある。
諦めきれないまま、毎日が続くことで
忘れ去られてしまう、今日この頃。
君は今、何を見て何を感じていますか。
君は今、誰と出会って誰を愛おしく思うのでしょうか。
君は今、どんな匂いを嗅いで思い出を巡っていますか。
君は今、どんな音を聴き声を奏でているのでしょうか。
君は今、どんな空を見ていますか。
君は今、どんな風に吹かれていますか。
君は今もなお、私との日々を覚えていてくれていますか?
君は今、幸せですか?
「いってらっしゃい、気を付けて」
「ミッションをクリアして無事に帰って来られるよう、祈っています」
そう言って、宙へと飛び立つ貴方を見送ったのはほんの数ヶ月前。当然のように続くと思っていた日々はあっけなく失われ、この星は何度目かの戦火に包まれた。貴方が迷わず帰って来られるようにとつけた灯火も、いまや閃光に紛れてしまって分からない。
たった一つ手元に残ったのは小さな端末。
貴方と私を繋ぐたった一つの手段で、私は今日も貴方に偽りのメッセージを送る。
貴方が愛したこの星に、安全な場所などどこにも無くなってしまった。いつか戦争が終わるまで貴方が帰ってこないよう、私はメッセージを送る。
――たとえ暗い星の海のただ中でも、貴方が生きてさえいてくれれば、私はそれでいいのです。いつか必ず、迎えに行きますから。だから今は·····、
◆◆◆
『こちらは穏やかな日々が続いています』
『追加のミッションです。引き続き調査をお願いします』
『承認が下りました。更なる調査と成果を期待します』
彼から届くメッセージは、いつしか事務的な文章ばかりになっていた。
母星とこの小さな船を繋ぐ唯一の手段。その端末から届く僅か数行のメッセージ。
彼からのメッセージがこの船に届くまで、数週間のタイムラグがある。
――君は今、何をしているのだろう?
もう眠っている時間だろうか?
――君は今、何を見ているのだろう?
この星は過酷だが生命の痕跡を見つけたよ。
――君は今、どんな音を聞いてるのだろう?
私は船に乗る前に録音した君の声を毎日聞いてるよ。
·····あぁ、早く帰りたい。
END
「君は今」
君は今 どこで どんな事をして
どんな表情で どんな世の中を生きているの
もしも隣にいれたならどんな君を見られたのかな
『君は今』
・トウマ
・水蓮(すいれん)
「水蓮くん、飲まない?」
トウマは小型のワインセラーから白ワインを取り出し、グラスを二つ用意する。
リビングの机で何やら参考書を用い作業をしていた白髪の彼は、悪戯っぽく微笑みながら持っていたペンを置いた。
「未成年に飲酒勧めちゃだめなんだよ」
「いいじゃないの、どうせ飲む気満々なくせに。ボクの家来たら大体飲んでるでしょ君」
そうだっけ、覚えてないよ──そう白々しく答える水蓮は机の上を片付け、トウマの持ってくるワインを待ちわびている。やはり飲む気しかないじゃないか、トウマはやれやれと笑い彼の前にワイン入りのグラスを置く。
チン、と二つのガラスを合わすと高い音が鳴る。水蓮はそれを二口で飲み干し、もう一杯いいかと訊くのでトウマは頷いた。あっという間に顔が赤く染まる彼を見ていて、少し昔のある思い出を思い出す。
トウマを一人取り残した彼女も、お酒にはすこぶる弱かった。カクテル缶でも酔える水蓮と、同等であったように思う。非常に懐かしい。彼女が今も生ててさえ居てくれれば、今こうして酒を共にしているのは彼では無かったのだろう。
彼女には、いつの間にか置いていかれてしまった。トウマは彼女の自殺を止めることが出来なかった。あんなに、ずっとずっと、一緒に居たのに。愛していたはずなのに。
「ね、トウマ……」
林檎色の顔で口元を綻ばせている水蓮は、トウマの頬を両手で包み互いの唇を軽く触れさせた。そのまま耳を首を弱く噛み甘える彼を放ったらかしにする訳にもいかず、抱き上げトウマの寝室へ連れていく。
「あのねぇ、君ほんと外でお酒飲まない方がいいよ。女の人にこういうことしたら、セクハラだーって言われちゃうんだから。ほらほら水蓮くん、良い子はもう寝る時間だよ」
酒を飲むと彼はいつもこうなのだ。
この美少年との初対面は街中で、彼が真夜中にレモンサワーを飲んでいるところをトウマが話しかけた。こんな時間に学生らしき少年が一人地面に座り、酒を飲んでいる。不審に思い思わず声をかけてしまった。
「何してるのよ君は。学生でしょ、高校生?」
「え〜見たまんま……お酒飲んでるの。ふふ、僕の叔父さん警察なのにぃ。怒られちゃうな」
既に酔っ払った様子で、へらへらりと彼は呑気に笑った。
その酒はどこで手に入れたのかと問うと、家の冷蔵庫にあった叔父の酒だと答える。とんだ非行少年だと呆れる。
「ねーお兄さん、僕とホテル行こうよ。お兄さんの家でもいーよ」
ホテルというあまりにも直接的な物言いに驚いた。ホテルというのはまさか、ビジネスホテルの事でもないだろう。
まあいいか、しゃがんでいる彼の目線と自分のとを同じ高さに、トウマは彼の手を引き、立ち上がるのを手伝う。トウマ自身、街を出歩いていたのは今夜の相手探しであった。この日を境に彼は度々トウマの家に来るようになり、俗に言うセフレの関係が続いている。
トウマの他にも遊び相手は複数人いるようで、水蓮はしばしば誰かの家に泊まらせてもらっているらしかった。そんなに家を空けてたら叔父さんが心配するんじゃないの、そう言うと彼は鬱陶しげな顔をしたので、それ以来は叔父及び家族の事には触れないようにしている。
よっこいせと投げるようにしてベッドへ彼の身体を下ろすと、乱暴しないでよと水蓮は上目遣いにトウマは睨んだ。
「ふふ。トウマは僕のこと、良い子って思ってるの?」
「いや、全く。君は生意気な非行少年だよ。年上のボクにもタメ口だし」
そうは言っても、今更敬語を使われるのも少々気持ちが悪い。
敬語──そんなこと自分が言えたことではなかった。彼女はトウマよりも一つ年上だったというのに、最初から最後までタメ口だったのはどこの誰だったか。
直ぐに愛しいあの人を想ってしまう己の思考を振り払うように、トウマは水蓮に沢山の口付けを落とす。 大人ぶっているクセにキスの一つで顔を赤らめるところや、煽る割には焦らしに焦らすところ。水蓮は彼女と少し似ている節があった。
トウマの下で声を漏らすこの少年に集中しなければならないのに、脳のどこかでは必ず彼女が、寂しそうに眉を下げ微笑んでいるのである。そんな遠くに居ないで出来ることならば、もっと近くに、君のもといたこの世界に、トウマの隣にやってきて、そして
「──トウマ」
互いに汗ばんできた身体と熱い吐息。二人の興奮は最高潮に達していた。そんな時に彼はトウマにストップをかけ、静かに訊く。
「いま、トウマ、誰のこと考えてたの」
「…………」
水蓮はトウマの腕を握り、無意識なのか爪を食い込ませた。
「いまは僕と、してるんだから、僕のこと考えてよ」
そして彼は、必死にトウマの唇に食らいついた。
誰のことを考えていた?
嗚呼、確かにそうだ。少なくとも彼のことは考えていなかった。
「……なんてね。僕のことだけ考えてなんて、そんなの、無理でしょ」
「いや、ボク……」
「……本命いるんでしょ。気づいてないと、思ってたの」
その本命の子はもう死んだよ──そうは言えず、そのまま二人は無言で行為を続けた。その間も彼ただ一人を考えているのは、トウマには出来なかった。