NoName

Open App

白石
「おぉ!やっと来たな◯◯さん待っとったで?一緒に帰ろうや!」『あ、はい。』いつも正門の前で好きな子が帰るのを待ち伏せしている。部活で遅くなるときは無理だけどそうでない時は一緒に帰るようにしている。2人だけの時間がほしいからね。「それでな?
謙也のやつが急いでいくもんで…」『あの、私こっちなんで、さようなら』「ちょちょ!ちょっと待ってや!さよならってなんや?そない悲しいこと言わんといてや、もう2度と会えんみたいやん」悲しそうな表情で彼女の腕を掴む。『ちょ、離し..!』「離さへんで、俺の話聞いてくれるまで」『聞くって..毎回毎回帰る時にいるし!そうゆうことみんなにもしてるくせに思わせぶるようなこともうしないでよ!』
「えぇ、思わせぶるようなことしてへんで?俺は◯◯さんと帰りたいから待っとるし、◯◯さんにしかこの話してへんで?」

2/26/2024, 3:38:37 PM