『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(君は今)
君は今
何をしているのだろうか
出産? お花見? レム睡眠?
苦しんでるかもしれない
君の声も 見た目も
何一つ分からないけど
君の存在も分からないけれど
【君は今】
単刀直入に言う。貴方は今、何をしていますか。
しっかり睡眠は取れていますか。お酒は飲んでいませんか。
タバコを吸いすぎていませんか。1人寂しくうずくまっていませんか。
ここ最近の1ヶ月は毎日のように寝落ち電話をしてお話して、怒られて、それでも結果約2年半と言う決して短くは無い時を共に過し、成長し、慕ってきましたね。
何回も何回も引退宣言をしては復帰していた貴方。
いつも感動させては引退して、ひょこっと帰ってくるのがお決まりのルーティンでした。
昔はあまり関わりはなくって、ただ居るだけだった存在の私でしたが、この1ヶ月であの事務所で1番信用してくれる様になるまでお話を沢山して、意見を交し、交流を深めてきましたね。
私がおすすめした曲を余程気に入ったのか、酔っ払っては直ぐに歌い始めていましたね。なぜその曲が好きなのかと問うと、私の声に似ているから。と毎回そう答えてくれました。
貴方が望んだ様に組織を動かせず、代表の私がよく怒られていましたね。そんな日常だと思われた物が一つ一つ、思い出となって行ってしまいます。
今までの約2年半、特にここ1ヶ月で私は貴方とどれ程の絆を深めた事でしょうか。
初めてお会いしたのは、私が副官を務めるオープンチャットでしたね。貴方の組織から逃げた荒らしを怒るために、わざわざ足を踏み込んで助けてくださいました。
助けてもらった御恩を返す為、貴方の組織へ介入した私。
初めは意味わからないあだ名を付けられて、なんだコイツって思う事もありました。貴方が間違っている事を正す為に、私はキレられる事を覚悟して意見を言った事もありました。
私が初めてその場で話した貴方は冷徹で残酷な人でしたね。
自分の過ちも認めようとせず、周りの子達に迷惑をかけていました。「ごめんなさい。」という謝罪の言葉すら貴方は送る事が出来ませんでしたね。
私はこの約2年半、貴方がどの様に成長したのかをよく知っています。
「ごめんなさい。」すら言えなかった貴方が、私達部下のために気を病んでしまうほど反省出来るようになりました。
最後には、みんなをブロックして縁を切っていく中、
「お前でラストだよ。」
とおっしゃいましたね。
私は訳が分からず
「なんで。なんで私が最後なのですか。」
と貴方に問うと、
「お前に1番頼ったから。お前が一番最後。」
と答えてくれましたね。
最後なんて言わないで欲しかった。
貴方には数十人の部下が居るのに。
なんで私を1番頼って下さって居たのですか。
最後まで残してくださったのですか。
理由は理解出来ても、感情が追いつきません。
他にも有能で仲が良くて信用出来る友達や、貴方が活動する3年間を共にした親友までいるというのに。
なんで私なのですか。
貴方が居ないだけで、一体どれ程の人が悲しむと思っているのですか。今日のトークだけで、何回私を泣かせるおつもりなのですか。
私はまた、貴方がひょっこりと帰って来てしまう
光景を予想してしまいます。願ってしまいます。
ですが、今回はいつもとは違う。貴方にはネットに対するトラウマが出来てしまった。
もう、帰ってきてくれる事は無いんだと。何処かでそう分かっていても、私は貴方を待ち続けます。貴方の居場所を作って拡大させて、いつでも帰ってこられるように。
それほど貴方は大切な友達"だったから。
これはネットであった出来事です。
ネット?って思われるかもしれません。
たかがネット。されどネット。"
ネットでは簡単に人との縁を結ぶ事は出来ますが、
それ故に簡単に縁を切ってしまえるのです。
まさに今回の様に。
ここで嘆いたって、叫んだって今日既に起こってしまった事が変わらないのは知っています。元々吐くつもりも無かったのです。ですが、今日のお題が私に寄り添いすぎたのです。少しばかり、吐かせて下さい。
2023年2月27日.午前1時.
君は今なにを思う
殺伐としたこの世界で
幸せを見つけられましたか
僕はまだ見つけられません
君が居なくなってから
僕の世界は光を失い
モノクロになった
せめて君は幸せで居てほしい
『君は今』
僕には僕の意思がある。
生きている。
他人のことなんてわからない。
本当に、意思はある?
本当に、僕を愛している?
他人のことなんてわからない。
君は今、何を思っている?
君は今
きっと変わらず
いつものルーティン
まだ
思い出してしまう
でももう
前程じゃない
最近
ちょっと驚いてる
ふと気づいて
ハッとするんだ
頭ン中に
君が
いない時間がある事に
「君は今」
君は今、幸せな気持ちで眠っているだろうか?
楽しげな夢の中で駆け回っているだろうか?
私にくれたやさしさの数々を今でも鮮明に思い出せる。
夢のような心地の世界を教えてくれたのは他でもない君なのだから、
君も素晴らしい情景を分かち合える誰かと出会えていることだろう。
こちらもこれから、新しい景色を夢見て誰かを探しに行くよ。
君は今
不眠症というほどじゃないけど
一週間に2日位眠れない日が最近ある。
そんな日は、真夜中
もう居ない大切な人たちのことを
考えてしまう。
祖父母
父、妹、先日亡くなった母
でも一番に浮かべるのは、
小さい頃飼っていた柴犬。
白いしっぽをブンブンふって
私にまとわりついてた君。
黒い瞳は、じっと私を見上げてくれた。
あの暖かい体を抱きしめた手の感触。
何十年たっても忘れない。
君は今、空の向こうで何してるの?
生まれかわってまた私のそばにいる?
もう一度会いたいよ。
君は今、何処にいるのだろう。
思い出すたび恋しいよ。
泣きたいよ。
君に惹かれた
好意を持ってくれることは嬉しいし何より、こちらも好きになっていくから不思議だ。
相手には失礼かもしれないが、容姿ではなく純粋な心にだんだんと惹かれていった。
日にちが過ぎるたびに、会うたびに心が惹かれていく。
小さい頃…私は絵を描いた
白い髪の男の子
それはとてもあなたに似ていた
夏祭りに迷子になった
私を助けてくれたあなた
君は今…どうしてるかしら
君は今何を考えてるの?
1時間ずっと待ってたの?
すぐに返信くれるのはなんなの?
遇ってすぐにくれたメッセージ
返信なくてどうしてる?
県外に行っちゃうの言えなかった?
今月でバイバイなの言いたかった?
試験受かったの?
いつ行っちゃうの?
全部聞きたい
全部言いたい?
ありがとう
ごめんねなんていらないよ
迷惑なんてかけられてないよ
お願い
終わりにしないで
まだ始まってもないじゃない
お元気でって
忘れようとしないで
過去にしないで
思い出にしないで
楽しかったって言わないで
君は今も
幸せにする自信はないのですか、、?
tsutsuは最近はどうしてるんだろう?
なんかスゴく心配(;つД`)
なんかスゴくtsutsuに会いたい。
無性にtsutsuの声が聞きたい。
tsutsuの事考えると涙が出る。
tsutsu元気をください。
#君は今
君は今どこにいるの
もう生まれ変わったのかな
もう一度会いに来てよ
もっかい笑ってよ
僕にはこれまでの生涯の中で
最も大切にしている手紙がある
それは大学時代の友人が
卒業式の後にそっと渡してくれたものだ
彼女とは空いたコマの時間に
よく図書室で勉強をした
彼女は頻繁に授業中居眠りをしていたため
よく僕のノートを見せていた
当時の無知で愚鈍な僕は
彼女のそれが体質的なものである事に気付けなかった
なんとも言えない蟠りを胸に抱えたままで
彼女に気を遣わせてしまった
そんな僕の内情を知ってか知らぬか
彼女は手紙の中で僕に謝罪と感謝の言葉を述べていた
そして「あなたは特別な人です きっと有名になります」
とまるで予言のように書かれていた
僕は自分を強く恥じた
結局僕は有名でもなんでもない
凡人として生きてしまっているが
時折彼女のくれた言葉の意味を考える
僕は何をすれば彼女の予言に、いや期待に
応えることができるのだろうと
模索しながら、どこか足掻くような気持ちのまま
これからも生きていくのだろうと思う
彼女は僕に手紙を渡してくれた後、
突然連絡がとれなくなってしまった
彼女は今何をしているのだろうと
胸にしまった言葉を撫でる度に考える
「君は今、さみしいんじゃないの?」
そう言われても、その実感はなかった。ただ、とても腑に落ちた感じがした。
ここ最近妙に胸騒ぎがして、自分の周りを見ていると変な焦りがあった。とてつもない不安と憂鬱に襲われることもあった。
これって、孤独か。
「さみしかった、のかな。」
いつの間にか、自分の中のその感情を打ち消そうとしていたのかもしれない。こういうものだって。
誰だって変わっていくものだ。親しかった人たちとの距離感だって、親密さだって、変わる。離れていく人、もっと馬が合う相手を見つける人、疎遠だったけど前よりもっと近くなる人。
そういう人間との関係に疲れて、できるだけ俯瞰して見るようになっていた。そうすると気がつけば人と関わることが怖くなっていたんだ。
大きな交差点で、誰とも目が合わず、まるで自分が透明になったかのような孤独。
「大丈夫。僕は君を見てるよ。」
思わず喉にこみ上げるものがあった。嬉しさと優越感と、同時に臆病な自分を知った屈辱。でもその言葉はずっと、心から望んでいたものだったように思う。
自分のことを見てくれる存在。自分はここにいる。
あの頃付き合っていた君は今、いったいなにをしているのだろう。
たまに、思い返すことがある。
お互い眩しいほど一途で若くて、愛さえあればなんでもできる、乗り越えられると信じて突き進んで、着いた先は不幸のスタート地点だった。
何度怒りをぶつけ合い、泣き合い、傷つけ合っただろう。
どちらかだけが悪いわけではなかった。ほんのわずかから始まったすれ違いが、気づけば軌道修正の効かないところまで進んでしまっていた。
『もう、いや……もうあなたの顔は見たくない! 消えて、私の前から消えてよ!』
その言葉を叫んだとき、自らもズタズタに切り刻まれていたに違いない。深い悲しみが見え隠れしていたのはきっと、そう。
――これらはすべて、距離を置き、長い時間が経ったからこそ見えたものだ。
今は、少なくとも自分は新たな出会いを迎えて結婚をして、可愛い子どもも授かった。きっと、君と過ごした日々がなければ得られなかった。
会っても仕方ない。向こうは忘れたい過去のままでいたいかもしれない。
それでも叶うなら、今の君を一目でもいいから見てみたいと思う。
お題:君は今
【君は今】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
2/26 PM 0:15
「やっぱ部活の後は、これだよなー」
「そうだな。天明(てんめい)、
もうそっちもひっくり返していいぞ」
「了解」
サッカー部行きつけのお好み焼き屋。
今日も部活後に数名で昼飯を取るために
訪れている。
牛玉、豚玉、えびいか玉、
明太もちチーズ、と注文はバラバラだ。
「そういや天明さぁ。
古結(こゆい)さんとは、
その後どーなってんの?」
「ん?」
「ほら、動けなくなってた古結さんを
保健室に連れてったことあったろー?
あれ以来、結構一緒にいるとこ
見かけるから、付き合ってんのかな、
って思って」
「ああ、あの時は翼(つばさ)も
いてくれて助かった。
――確かに、あれ以来よく話すように
なったけど、付き合ってる訳じゃないな」
「マジか。あのシチュエーション、
絶対恋が始まりそうだったろー。
もっとグイグイ攻めろよ、
FW(フォワード)だろ、天明」
「いや、FWだろって言われてもな……。
基本的に、古結と二人きりってことは
ないからな?」
「それだよ!」
ダンッ! と、それまで俺と翼の会話を
聞いていた千颯(ちはや)が、勢いよく
ヘラをお好み焼きに突き立てる。
「おおおー? 急にどーしたー? 千颯」
「宵様と仲良くしてんの、
うらやましすぎるんだよ……!」
「は……?」
「千颯は、星河(ほしかわ)さんに
気があるみたいだよ」
突然エキサイトした千颯とは対照的に、
冷静にお好み焼きをヘラで切り分けながら
淳(じゅん)が言う。
「へー、そうだったのか。
っつーか、宵様って。
なんでそんな崇めてる感じ?」
「馴れ馴れしくしようもんなら、
超冷たい瞳で睨まれて踏まれそうだろ」
「――いやちょっと待て!
それは誤解にも程がある!
宵、そんなヤツじゃないからな!?」
「……くっ、呼び捨てとはやるな……。
自分がそんなことしようものなら、どんな
調教されるか、考えるだけで恐ろしい」
「あ、これむしろ蔑んだりされたいやつか。
天明、言うだけ無駄っぽいぞー?」
言うだけ無駄と言われても。
宵本人だけじゃなく、真夜(よる)にも
絶対聞かれたらマズイ内容な気がする。
「天明、君は今、何考えてる?
……ま、何にせよ、お好み焼き、
焼けたからね。
熱くて美味しい内に食べなよ」
淳が綺麗に切り分けたお好み焼きを
皿に乗せてくる。
何を考えているかと言ったら、
それはもう、宵のことだ。
(本当にごめん、宵)
千颯が変な誤解をしていることを、
酷く申し訳なく思う。
なんとか誤解を解きたいけれど、
どうにも骨が折れそうな予感がした。
====================
サッカー部員
蘭 翼(あららぎ つばさ) → MF
守崎 千颯(もりさき ちはや) → GK
桜ノ宮 淳(さくらのみや じゅん) → DF
君は今、
君は何したい?
消えたい、
なんで?
生きるのが苦しいの、息をするのが苦しいの
そうかい
うん
それじゃぁ僕と一緒に行こう
どこに?
君が救われるとこ、そして僕がどん底に落ちるとこ
なんで貴方が落ちなければならないの?
君が、○○○だからね
え?
それじゃ行こうか
まってなんd──────
ふふ、君は今どんな場所に着いたかな?
僕は世界のどん底にいるよ、助けに来てね、、
メッセージが途切れて今日で2日
特に何も用事はないはずだけど
君からの連絡を期待してる
夜はいろいろ考えちゃうから
明日の朝連絡しようかなとか
でも朝は文章考えたり悩んだりしてる暇はないとか
なんとかどうとか考えて
終いには
私はこんなに思ってるのに
君はのんきだ、なんて被害妄想。
でもきっとこのまま何もなく朝が来て
また眠れない夜が来るんだ。
おやすみ、その一言でいい。
無理に話題振らなくてもいいじゃないか。
ただ君と繋がっていたいんだって
心が見透かされても
素直な格好よさも悪くない。
私は今君のことを思っているよ。
おやすみ。
#君は今
大切な君へ
小さい君が僕の前でコロコロと笑い泣き怒り
沢山の表情を見せてくれたね
小さい背丈が少しづつ大きくなり
比例するように僕は小さくなって行った
泣き虫だった君は、少しづつ泣かなくなった
僕は昔より泣き虫になって来たような気がする
君は家を飛び出し、夢を掴んで旅立って行った
歳をとった僕
大人になった君
君は今 どこへ居るだろうか
どこか遠くで無理をしないように
いつだって想っているよ
僕より
【君は今】
『君は今頃なにをしているのだろうか。
私のことなんて綺麗さっぱりわすれてさ。
君と、君の大切な人が、かけがえのない時間を過ごせていたら、私はそれで……。
……。やっぱり嘘。
頭の隅でいいから閉まっておいて。
それで、雨にうたれる百合の花を見たら、私のことを思い出してほしいの。
わがままでごめんね』
今日やってきたのは、
『幼馴染の女の子が結婚して遠くへ行ってしまった』と話すお嬢さん。
彼女の、大好きな女の子へ伝えられなかった気持ちは
シロップに溶かしてスポンジに。
彼女の、大好きな女の子とその大好きな人の幸せを願う気持ちはクリームに混ぜ込む。
彼女の、大好きな女の子への最後のわがままは、たっぷりのお砂糖と一緒に、雨粒をまとった飴細工の百合の花となる。
出来上がったケーキを一口食べて、お嬢さんはとっても綺麗に微笑んだ。
その頬を滑り落ちた雫のことは、腕のいい店主と、可愛らしい店員さんと、彼女を思って作られたケーキしか知らない。
「先生、今日のケーキも素敵でしたね!
でも僕は、何だか切ない気持ちになりました」
「コルト、君も中々舌が肥えてきたね」
「ということは、正解ですか先生!?」
「さあね。……ああ、いけない。ケーキに名前をつけてもらうのを忘れていたよ。私はどうもネーミングセンスがないのだけれど、仕方ない。今回は私が考えよう」
『2/27 雨の百合』
「どうだいコルト?今回のケーキの名前は」
「そのまんまですね!20点です!」
「やれやれ、ケーキは好きでも随分な辛口に育ってしまったようだ」
『喫茶店・旅鳥 オーダーメイドのスイーツお作り致します 詳しくは店のものにお尋ねください』