『君の目を見つめると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の目を見つめると
僕はつい最近○○と言う彼女が出来た。
〇〇は本当可愛くて愛おしい。
君の髪も足も手も心臓も脳も血管も血液も
全て全て愛してる。
でもなぜか君の目を見つめてると殺意が湧くんだ。
愛は強すぎると相手の形は歪になって仕舞います。それはもう、毛糸で縫い、中に綿を詰められただけのぬいぐるみの様に。強く抱き締めれば抱き締める程、形が歪になって行くものです。
同じ太陽の色だけど、あんたのは朝焼けの、光り始めの色をしている。
俺のは夕焼けの、光り終りの色をしている。
あんたの光りを受けて、この目に宿して、俺はゆっくりと目を閉じて、世界に夜を届ける。
そして明日になれば、あんたがゆっくりと目を開いて、俺と、そして世界に朝を届けるんだ。
そう、世界より先に、俺のこの目に。
君の瞳に溺れる永遠の瞬間。
煌めく星のように、愛を灯して
君という魔法に魅せられていく。
君の目に
ゆらゆらと不安がよぎる
でも精一杯明るい調子で
「気分はどう?」とたずねてくる
「気分は悪くないわ」
そう答えたわたしも不安だ
この青年は誰だろう
見覚えがあるような
何か懐かしいような
わたしの手をとり
「心配したよ」と言う
「ごめんなさいね、ありがとう」と答える
あっ、これはわたしの夫ではないか
こんなに若々しかった?
いま何歳だったかしら
そもそもわたしはいくつだろう?
「ねぇ、あなた今年何歳になる?」
「嫌だなおばあちゃん、僕ももう24だよ」
「来週のお花見までには元気になってよ、
久しぶりにみんな集まるんだから」
………
頭の中が揺らぎながらゆっくりと動きはじめる
そうか、なるほど、こうなるのか
お花見には何としても元気に参加しなくては
時は優しくも厳しいものだから
「君の目を見つめると」
#383
君の目を見つめると
ある日、少年はメデューサと恋をした。中世ヨーロッパ、町外れの村の貧乏な少年は山でひとりぼっちのメデューサの女の子を見つけた。
女の子は服がボロボロで目に布を巻き付けている。
少年はその姿を不思議に思いながらも家に連れて帰り、一緒に生活を共にした。
成長していくと共に2人はお互いに恋に落ちた。
「私メドューサなのよ。」
そう聞いた時、少年は少し驚いたが受け入れ、共に生きていくことを選んだ。
けれど、それを村の人は許さなかった。メドューサの事を恐れ、2人の住む家に火をつけた。
燃えていく家の中で2人は抱き合う。
少年はメドューサに言った。
「君と一緒にいられてよかった。」
メドューサはその言葉を聞くと「私もよ。」と言い、目隠しを外した。
メドューサの目は輝く綺麗な青色だった。少年は石になり、メドューサはその石に抱きつきながら炎の中に消えていった。
今でも石になった少年は村はずれに1人たたずんでいる。
作品No.7【2024/04/07 テーマ:君の目を見つめると】
キミの目を見つめると、石になるんだって?
だから、長い前髪で隠して、誰とも目があわないようにしてるんだ? へえ……。
なんか、もったいないっていうか、ボクなら逆に見つめてほしいけどなぁ。
え、なんで怒んの? ボク、本心からそう言ってるんだけど。
だってさ、もし本当にそれで石になったらさ——。
今の美しいボクのままでいられるってことでしょ?
まだ
産まれて
1年しか
経っていない
キミに
世界は
どう映っているのだろう?
面白そう
楽しそう
不思議
世界が
キラキラ
見えているのだろうか?
ちょっとずつ
思う通りにならないなぁ
これが出来ない
あれがいいのに
色んな感情が
増えてきてるよね。
赤ちゃんを
卒業して
大きくなったねぇ。
#君の目を見つめると
お題 君の目を見つめると
短歌
まだ3つ円らな瞳の君の中
自分の幻影探す公園
横顔が美しいなと思った。後ろ姿も、静かに佇むその様子も、どんな仕草でも。
一目惚れだったんだ。
だから、君の目をじっと見てみたいと思った。
「ずっと好きでした」
君の目をじっと見て、そう伝えた。
君の目を見つめると、動けなくなる。正面から見た君に、その瞳の美しさに、思わず固まってしまう。思っていたより、ずっとずっと綺麗だ。
たとえこのまま固まって、動けなくなって、死んでしまったとしても、本望だ。
美しい。僕の愛するメドゥーサ。
『君の目を見つめると』
晴れやかな顔
曇った顔
土砂降りの顔
君の目を見つめると
自分の顔が映ってみえる
今 自分がどうなのか
いつも君が教えてくれる
いかなる時も
爽快な
清々しい
凛とした
顔で映っていたい
#8『君の目を見つめると』
私が子供の頃は(40~50年前)、「話しを聞く時は、相手の目を見なさい」なんて学校の先生から習ったものだが、それはウソというか、間違いである。
今は、たぶんそんな事は教えていないだろう、修正されて、「相手に顔を向けて聞きなさい」とかに変わっていると思う。
盛り上がっている真っ最中の恋人同士くらいなのではないか?相手の目を見つめて良いのは。
私の職場の同僚に、
O君という人がいて、彼は年下だったが他の同僚達からけっこう嫌われていた。
何故って、生意気だったからである。人懐っこいところもあるのだが、大物ぶったりして、要するに世間知らずのバカなのだ。
岩手県の水沢江刺辺りの田舎者なのだが、同じく田舎者の私を同類と思ってか慕ってくれて、
「私の実家に遊びに来ませんか?」と誘ってくれたのである。
私は人見知りする性質のはずだが、昨日の徳之島の話のように、ちょっと変わった人から好かれるのか、その時ものこのこ彼の実家までついて行ってしまった。
彼の実家も本当の田舎で、家のそばに川が流れていて、そこでイワナが釣れるのである。
彼のお父さんは、釣りの免許を持っており、家のそばでも釣れるのに、もっと良い釣り場を求めてジープに乗って山の奥に入り、釣りをするのである。
O君は、このお父さんからいろいろ教わり、森の中でクマの痕跡を見分けられる能力を備えていた。
私がインドから帰った時に、少しばかり土産を持ち帰ったが、冗談で宝箱が入っていた。開けると蛇のオモチャが飛び出す仕掛けの箱だ。
それを彼が開けたら、ヘビがびょんと飛び出して、彼は腰を抜かさんばかりに驚いて、同僚達から爆笑されていた。「いや、私の田舎には本当にマムシとか出て、こういうのはシャレにならないんスよ!」なんて言い訳していたが、本当のことらしい。
そのOが、他人の目をじっと見つめる悪い癖を持っていた。
彼もまた、先生からそう教わったそうなのだ。
生意気だが、素直な1面を持つ彼は、その教えを頑なに守って、よく他人から叱られていた。
私も再三その事を注意した。彼の気性は良く知っているし、好きだった。良く飲みにも行ったが、
じっと見つめられるのには辟易した。
彼は3年くらいで会社を辞め、アメリカに留学すると言っていたが、数ヶ月で帰国し、
行く所がなく、なんと私の家に泊まっていたのである。1週間程だが。
最後、京都で婿養子に入ったと噂を聞いたが、その後どうしているか知らない。
どうしているやらO君。
くれぐれも、人の目をじっと見つめるのは、恋人だけにしておこう。
君の目を見つめると、君の瞳には僕が映っている。
僕の瞳には、君が映っているかな?
しっかり見てくれているといいな。
お題「君の目を見つめると」2024/4/6
雪の激しかった冬、僕は人を殺した。死体を触ると徐々に冷たなっていくのがわかる。喉元を切った時のあの血飛沫は美しくて忘れられない。僕が人を殺したのはただ一つ。人の、彼女の絶望した姿が見たいからだ。既に事切れた死体の傷口をぐりぐり抉っていると彼女が帰ってきた。逃げるつもりはないがその方が面白いかなと思って隠れてみた。彼女を観察するとまず出迎えがないのを疑問に思う。リビングに進み大の字になってナイフに滅多刺しにされて死んでいる母を見る。気が動転する。そして壊れた様に泣き出す。その様を見てると凄く幸せになった。頃合いかなと思って出てみると案の定彼女は酷く怯えていた。少しずつ近づいていくと彼女も少しずつ狂気へ近づいていく。一歩進むと顔が凍りついた。二歩進むと突然笑いました。三歩進むと目が虚になって四歩進むと包丁を持ち始めた。五歩進むと突進してきて僕は刺された。
その時に僕が見た彼女の目は憎悪と殺意に塗りつぶされていた。その目は今まで見てきたどんな目よりも美しく気高かった。
お題君の目を見つめると
この物語はフィクションです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「3月28日に、『見つめられると』ってお題が配信されたばっかりだし、多分『目』にせよ『瞳』にせよ今後何度かお題として遭遇するんだわ……」
先月の「安らかな瞳」に「見つめられると」、それから去年7月の「澄んだ瞳」に「目が覚めると」、あるいは「空を見上げて心に浮かんだこと」。
空ネタのほどじゃねぇが、視覚関係もある程度、このアプリのお題の常連よな。
某所在住物書きは過去のお題を辿りながら呟いた。
視覚は多いのに、聴覚は少ない。
お題の偏りが物書きのネタの枯渇に関与しており、
ゆえに、ある意味それらは「いかに類似のお題を別視点から切り取るか」の訓練になり得ている。
「去年は『君の目を見つめると本当のことを話しづらい』ってネタで書いた」
物書きは言った――今回、どうすっかな。
――――――
今年の3月に忙しい本店からチルい支店に異動になって、早くも1ヶ月と1週間が経過した。
2月29日まで一緒に仕事してた先輩は私と別の部署に異動になって、未だにどこに居るか分からない。
原因は先輩の元恋人さん。
8〜9年前に先輩の心をズッタズタにしたくせに、
かつ、それが元で先輩に逃げられて、去年やんわり先輩から縁切り宣言されたのに、
その元恋人さんが、ウチの職場に就職してきて、それと入れ替わりに先輩と私が異動。
元恋人さんは加元、先輩は旧姓を附子山、今は藤森っていう名前だ。
支店でお仕事するにあたって、先輩のかわりに私とタッグになったのが、「自称旧姓附子山」。
付烏月、ツウキっていうひと。
このひとがとんでもないスキル持ちで、
ともかく自家製スイーツが美味しい、
もとい、人の表情だの脳内だのにバチクソ詳しい。
じっと相手の目を見つめて、順番にケーキの名前を列挙していくだけで、そのひとの好きなケーキだの嫌いなケーキだのを言い当てる。
独学だと付烏月さんは言う。脳科学の応用らしい。
心理学とは、違うのかな。
「視点の違いだろうね〜」
「してん?」
桜満開の東京は、例の感染症が5類に移行してから爆発的に国内外の観光客が増えてきて、
今年は天気も悪いし、宅飲み&宅花見で我慢してる。
久しぶりに先輩のアパートに、お酒とから揚げ棒と塩こんぶ持って遊びに行ったら、
先輩の姿は無く、自称旧姓附子山の付烏月さんがキューブのレモンケーキを作ってた。
から揚げ棒のから揚げと、塩こんぶと春キャベツとスモークサーモンとおしゃれオイルで、即席のおつまみを作ってくれた付烏月さんに、聞いてみた。
『なんで目を見つめるだけで心が分かるの』と。
『脳科学って言ってたけど心理学じゃないの』と。
……視点の違い is なに。
「例えばね、後輩ちゃん」
春キャベツを追加しながら、付烏月さんが言った。
「俺が、君の目を見つめるとする。
『更にミラーリングすると、より好意を引き出しやすいでしょう』、『タッチングは相手に安心感を与えやすいでしょう』。人と人の関係が心理学。
『目を見つめることで、相手も自分もオキシトシンが増えます』、『オキシトシンは、絆の強化にも攻撃性の強化にも繋がるので、場合によっては不快に思われます』。相手の頭の中だけで完結するのが脳科学」
まぁ、独学の付け焼き刃な素人のオキモチだけどね。
付烏月さんはそう言って、私の目を見つめて、
右の唇の端を、吊り上げた。
「俺、今作り笑いしてるよ。どう見える?たとえば、顔の左右でどう違う?」
「右だけ口角上がってる」
「そう。作り笑いは、意識しないと左右の対象性が崩れちゃうことが多いの。脳が意図的に顔の筋肉動かして、本能と違う表情を作ってるから。
特に『本当は嫌いなのに』の『嫌い』は、顔の左側に残りやすいとされてるよん」
「はぁ」
「ちなみに今後輩ちゃんは、『そんなことどうでも良いから塩こんぶキャベ食べたい』って思ってる」
「それも私の目を見つめて分かること?」
「単純にさっきからキャベツちらちら見てるから」
お客様、階下の桜とキンキンに冷えたお酒をどーぞ。
作り笑いを解いた付烏月さんがフッて顔を綻ばせて、冷蔵庫からチューハイとビールを持ってきた。
相手の目を見つめるとして、作り笑いが左右非対称だっていうなら、
きっと今の私は完璧な左右対称のニッコリだと思う。
君の目を見つめると、応援したい気持ちになる
君の笑顔は、誰よりもかわいい
君の笑顔が見れるならどこへでも行ける
応援できる
だからもっと勝利を見せてくれ
君と目が合うと
逸らしてしまう
嫌いじゃないのに
誰よりも優しい目
きっと私は恋をしている
#1『君の目を見つめると』
明日には 消える今日だと 分かっても 夢の続きを 諦めきれない
お題「君の目を見つめると」
君の目はひどく澄んで
逸らしたくなるんだ
それに反論なんてできないまま
大人になってしまった
悪いことなんてないよ
あの時に問いかけても
俯いた君はなんでもないように笑ってみせる
何度暗闇見ても消えない光に
どこか怖くて怖気ている
触れたいのに 触れられない
交わらない
明日目が覚めて君を見つけたなら
どっちの方が幸せなんてさ
比べられないものに頼って
ねえ君が泣いていたなら
迷わずに抱きしめたいよ
ねえ君が笑えるのなら
それだけでいいと思えた
在り来りな言葉が溢れるくらい
いい人が居てよかったと笑えるくらいに
明日目が覚めて君を見つけたなら
どんな気分になってしまうのだろう
いっその事
残された 君の証
思い出せないな
鏡見る度背が伸びる君を
どんなことあっても笑って信じた君を
その奥に隠れてた傷ついた君を
どうすれば全部受け入れられるだろう
桜の花散る姿に 今日も写真を撮った
それだけは変わらないな
明日君と話そう
君の目を見つめると、そこは空洞であった。当然である。
何せ石像。
人の形をした石。
ただ、手間をかけた。
それはもう気が遠くなるほどの手間だ。
同業者もまりに気が遠くなる工程に気狂いのように扱われた。だがやはり気にもならない。
なにせ人のために掘ったのではないのだ。